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8 名前：学生さんは名前がない[sage] 投稿日：2009/07/28(火) 02:15:00 ID:rikcBb0W0
広橋涼ちゃん「あれ？今日も居残り？」
あ、広橋さん。は、はい。そうなんですよ。実はまだ片付いてない仕事がこれだけあって…。
涼ちん「うわぁ…、こんなにぃ…。うーん、私、手伝おうかぁ？」
え、いやいや、大丈夫ですよ、これくらい自分で頑張らないと出世できませんし！
涼ちん「そっかぁ…。君も立派になったんだねぇ。わかったよ。それじゃ私は先に帰るね。」
あ、はい…。ありがとう涼ちん…
涼ちん「あ、今、久々に”涼ちん”って呼んでくれたｗ」
え…？あ、、いや…、間違えましたっ。 広橋さん！お疲れ様でしたっ！
涼ちん「ふふっ、はーいｗ じゃあね～」
ふー…、さ、頑張るぞー！
――PM11時
はぁ…、、今日はとりあえずこんなとこかぁ…、、ん゛っ～～つ、かれたぁ…
植田佳奈ちゃん「ん？あれ、お前もまだ残ってたの？」
え、ぅああっ、植田課長っ！お疲れ様ですっ！どうしたんですか、こんな時間まで。
植田さん「うん、ちょっとやっておきたいことがあってさ～。それよりお前は？ちょっと最近頑張りすぎじゃない？」
そ、そうですかね…？
植田さん「ほぼ毎日残業してんじゃん。そんなんじゃ体壊すよ？」
僕の事なら全然平気ですよっ！この仕事大好きですし、それに……、だって…、好きな人の…ためですから……
植田さん「えっ…？お前…、、ひょっとしてまだ好きなの…？」
そ、そんなの当たり前じゃないですかっ！！好きな人が家で待っててくれるから、僕は頑張れるんですっ！
残業でくたくたに疲れても、終電で急いで家に帰り、玄関前でチャイムを鳴らすと、「おかえりぃ」って好きな人が笑顔で出迎えてくれる…
その笑顔を見た途端、僕の疲労は一気に取れちゃって…、笑顔の彼女が「ご飯できてるよぉ～」って…。
植田さん「もう、いいよ…」
僕は、好きな人の作ったご飯を食べるんです。それがとても美味しくて、もうたまらないんですよ…、
食事中には、「今日も一日お疲れさんやなぁ」って彼女がビールを運んできてくれる、ｺﾞｷｭｺﾞｷｭ…ぷはぁ…美味し
植田さん「…ッもういいって言ってるでしょっ！！」
か、課長……？
植田さん「どうせ…、一人…、なんだろ？ 家に、誰も待ってないんだろ…？」
な、何を言ってるんですか…、ぼ、ぼくは…好きな人のっ…
植田さん「もういいから！あんた、今夜は私に付き合いなさい！」
え、ちょっ…佳奈さん、何を言ってるんですかっ！急にそんなっ！
植田さん「あっ！今”佳奈さん”って呼んだな？職場で呼んだらダメっつってるのに！はいもうこれ決定な！今夜は朝まで飲み！」
