2010-09-26-

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13 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 22:41:10 ID:+lQv6Fcr0 とある休日の夕方、僕たちはいつもの3人で遊ぶ約束をしていたのだが…… ――PM19:00。都内某所。 植田佳奈ちゃん「よっ!(肩をポンっと叩いてくる」 あ!佳奈さん。(やっと1人来てくれた…) こんばんはー! 植田さん「あれ?お前だけ?」 はい。涼ちんはまだ来てないですね… 植田さん「あそうなんだ?珍しいわねぇ。いつもは待ち合わせの10分前には来てるのに…」 ええ。だからちょっと心配していて…。一応ですね、メールも送ってみたんですけど… 植田さん「反応なし?」 いえ、返信は来るんですけど…、、何故かエラーメールなんです…… 植田さん「えっ」 おかしいなって思って何度か再送してみたんですけど、、 植田さん「ダメ?」 はい。。ひょっとして、センター側で通信が切断されてるんでしょうかね? 植田さん「うーん…」 それとも……(まさか、涼ちんに何かあった、とか?いや、そんなこと考えたくもない……) 植田さん「…電話は?」 へ? 植田さん「電話はしてみたの?」 あっ……(携帯電話のボタン押しを止める そ、それ!すすっかり!すっかり忘れてました!そ、そっか!その手が!メールが届かないからってんで、メールのことばっかり考えてて……(大慌 植田さん「ったくぅ! んなことだろーと思ったわ。ほら、かけてみなよ電話」 で!ですねっ!…えと、涼ちんの電話番号は……っと、、090の…… 植田さん「あ」 14 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 22:41:54 ID:+lQv6Fcr0 …ふぇ? 植田さん「要らぬ心配だったみたいよ、ほらっ(右を指差」 広橋涼ちゃん 「ご、ごめーん!2人とも!遅れちゃったよ~~><(早歩きで手を振りながらこちらに向かって来る」 おあっ!涼ちんッッ!!!(声デカ 植田さん「やっほー涼ちゃん(冷静」 涼ちん「はぁ……はぁ……(息切れ。わわ。4分も遅刻しちゃったよー……ごめんねぇー…(腕時計を確認」 いやいやいや!涼ちん!4分くらいどうってことないよ!ね!佳奈さん! 植田さん「んぁ?ああ。私は別に問題ないけど。でもお前はかなり焦ってたじゃんよ。メールが届かないー届かないーってさw」 だ!だって!メールが届かなくなっちゃうなんて!今までこんなことなかったんですもん…! 植田さん「いやー、それにしたってお前さぁl、心配性にもほどがあるんじゃないのー?ねぇ涼ちゃん?」 涼ちん「あははw そっかぁ。君は…私のこと心配してくれたんだー?(笑顔」 だ、だって……(羞恥 涼ちん「ふふふっ。どうもありがとっ(頭を撫でてくれる、でも大丈夫だよ。私。メールアドレス変えただけだから♪」 植田さん「あ~。それでか~~(納得」 な、なるほどっ。道理でメールが届かないわけだ…… 涼ちん「心配させてごめんねぇ。さっき変えたばかりだからまだ一斉送信してなくてさっ。今すぐ2人にも教えるよっ♪」 ←なんだか楽しそうな涼ちん うん!ありがとう!涼ちん!! 涼ちん「あ。でも。立ちながらってのもなんだし、何処かのお店で一息いれてからのほうがいいかな?」 植田さん「んだね。そうしよそーしよ」 んでは、近くの喫茶店に入りましょうか!涼ちん!佳奈さん! 15 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 22:42:16 ID:+lQv6Fcr0 ――とある喫茶店 涼ちん「―というわけで。これが私の新しいメールアドレスです♪送信っ♪」  ~赤外線通信でメルアドを送信する涼ちんと受信する僕と佳奈さん~ 涼ちん「完了、かな?届いてるー?」 植田さん「うん、おっけーだよー」 ばっちりだよ!涼ちん! 涼ちん「へへ。良かったー♪ふふふ♪」 ←やたら楽しげにしてる涼ちん 植田さん「おや?涼ちゃん。今日はなんか機嫌良さげだわね」 ←と、それを察知する植田さん 涼ちん「え?そう?そうかな?そう見えちゃう?うふふふ♪」 植田さん「何か良い出来事でもあったのかしらぁ~ん?」 涼ちん「えへへへ。実はねー……」 ブー!ブー!ブー!(バイブ音 涼ちん「わ!電話だ…ご免ね2人とも。ちょっと出てきていい、かな?」 植田さん「うん。どーぞー」 涼ちん「ごめんね。じゃあちょっと出てくるよ。行ってきまーす♪」 いってらっしゃい!涼ちん!  ~電話をするために席を外す涼ちん~ 僕と植田さん「……」 ねぇ佳奈さん… 植田さん「うん?」 16 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 22:42:58 ID:+lQv6Fcr0 さっきの涼ちん。何を言おうとしてたんでしょうかねぇ? 植田さん「うーーん。たぶん…何かしらの朗報だとは思うんだけど……」 ああ…。確かにやたら上機嫌でしたもんねぇ… 植田さん「お前は?何か思い当たる節ある?」 いんや……これといって特には…… 僕と植田さん「うーーん…(考え込む」 植田さん「ひょっとして……」 ……? 植田さん「変更されたメルアドに何か関係がある、とか…?」 …ぇえっ。いやぁ、、、、その腺はどうですかねぇー…。僕は…ただの業者避けだって思いますけど 植田さん「まぁ、普通はそうだわね」 はい。 植田さん「でもほら。例えばね。変更されたアドレスに何かヒントがあったりィーとか…」 ←携帯を弄り始める植田さん ま、まさかぁ~…そんな安直な… (といいつつ携帯電話のアドレス帳を調べてみる  ~調べてみると、以下の登録内容がディスプレイに映し出される~ 登録名 廣橋涼 電話番号 090-****-**** メールアドレス makin_ryo_lovelove_forever0926@domomo.co.jp 植田さん「…む?メイキン?涼、ラブラブ、フォーエーバー…?9月26日……こ、これって、、」 いゃ、佳奈さん?いやいやいや!ちょ、ちょっと待ってくださいよ!? な、ないですって!単純すぎますって! このメルアドだけで!誰かとラブメイキングしたって言うんですか!? そんなバカな! 植田さん「あの子…純粋な子だからねぇ……」 いやでも! 涼ちん「ただいま~♪ごめんね、ちょっと電話長くなっちゃったよ♪」 りょ!涼ちん!こ、このメールアドレスについて聞きたいことがあるんだけど!! (涼ちんが着席する前に慌てて携帯電話のディスプレイを提示する 17 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 22:43:29 ID:+lQv6Fcr0 涼ちん「ありゃま。見つかっちゃたかー」 見つかっちゃったって!?ま、まさか……? 涼ちん「うん/// 実はね……」 僕と植田さん「……??」 涼ちん「広橋涼。33歳。恋人、、、出来ちゃいました……(照」 え、、、、、、、、、、、、、、、、 えーーーーーーーーっ!!!!!!?(店の中で大声 涼ちん「あはっ。驚かしちゃったかな?(顔真っ赤」 い、いや……驚いたというか……なんと、いうか…… 植田さん「おおーー!おめでとう涼ちゃん!」 涼ちん「ふふふふ。ありがとう植田さん。実はね、今電話で話してた人もね、その彼なんだ…///」 ………ッ(呆然 植田さん「……」 植田さん(…おい。おいっ!)  ←僕にだけ聞こえるように内緒話をしてくる植田さん (ぇ、ぇ、はい?) 植田さん(なんだよお前、何そんな驚いてんだよっ) (い、いえ……驚いているというか……ショックというか……) 植田さん(ハァ?お前まさか、涼ちゃんのことが好きだったの?) (いえ!僕ははやてちゃん一筋ですよ!ただですね、なんていうんですかねぇ…娘を嫁に出す父親の心境といいますか……) 植田さん(ハァ…?) (と!とにかく!僕は!交際相手を見るまでは!涼ちんの交際に断固反対です!) 涼ちん「あのぉー。2人とも?」 18 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2010/09/26(日) 22:43:53 ID:+lQv6Fcr0 植田さん「あ、ごめんごめん涼ちゃん。こいつが気になることがあるってんでさぁ」 涼ちん「うん?なーぁに?(首傾げ」 ねぇ涼ちん、その相手の人なんだけどさ……。どんな人、なの? 涼ちん「うん。会社員の人だよ。私より10歳くらい年下なんだけどね///」 植田さん「へぇ~。年下の彼氏なんだ~、って、お前と同じくらいなんじゃね?」 ……。(やっぱりあのmakinって……メイキンじゃなくて、、、いや、でもそんなことって……ありえるわけが……) 涼ちん「大丈夫ぅ?(顔をのぞいてくる」 りょ、涼ちん!!! 涼ちん「はいっ(驚いたような返事」 その交際相手に会わせて欲しいんだけど!ダメ、かな!? 涼ちん「うえっ?」 植田さん「何を言い出すかと思ったら……そんなのダメに決まって……」 涼ちん「うーん、たぶんダイジョブだと思うよ、彼、声優さん大好きだから。植田さんにも会いたいと思うし……」 (声優好きっ……だと?) 植田さん「ああ。そうなんだ。涼ちゃんが選んだ人だもん。きっと常識のある人なんだろうね。涼ちゃんがOKってんなら私も会いたいなー」 涼ちん「うん。じゃあ今度連絡してみるよっ」 こうして僕と佳奈さんは、涼ちんの交際相手と会うこととなったのだが…… 僕にはあるひとつの懸念があったんだ。 あのメールアドレス、makin_ryo_lovelove_forever0926@domomo.co.jp… 最初の節のmakin、あれがもしメイキンじゃなくてマキン……大学生活板にいる魔金さんだったとしたら……… 魔金さんの異常性癖に……涼ちんが…ついていけないかも…しれない…… だから僕は……

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