2009-04-06-魔法少女リリカルなのは総合スレ

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2009-04-06-魔法少女リリカルなのは総合スレ 12 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 03:49:14 ID:K4e5LMq90 [1/6回発言] スレ立ってた! はやてちゃん可愛いよぉ…。ぅぅぅ…。 新しいアニメがいっぱい始まったけど…、どうしたって僕の心は…、未だに君に蒐集されたままなんだ… はやてちゃん…。はやてちゃんはやてちゃん! ああ、やっぱり凄い、この6文字。不思議だ。僕に確実に安心感を与えてくれる……。 13 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 04:00:14 ID:K4e5LMq90 [2/6回発言] 何故かはわからないけど、はやてちゃんととっても麻雀がしたいなぁ…。 したいよぉ…八神家の皆と麻雀…。八神家の皆と朝まで麻雀…。 僕は何度も何度もはやてちゃんに振り込んでしまうだろう。そんな僕に、はやてちゃんは何て言うんだろうね…。 優しいはやてちゃんでも、10回くらい振り込んだら流石にばれてしまうかなぁ。 「もぅ、君ぃ!真面目にやらんとダメやで!」 は、はやてちゃん……。違うんだ。僕はいつだって真面目なんだぁ。真面目に君に向き合いたいんだぁ。 けれど手が勝手に…。ぅぅう ああ、はやてちゃん…僕は…ぼ、僕は……君に、リーチしたい…! ロン…! ああ。。。す、すごい…。は、はやてちゃん…。ロンって…。ぅぅう…。か、かわいい…かわいいよぉは、はやてちゃん!! 14 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 04:02:54 ID:K4e5LMq90 [3/6回発言] はやてちゃんの可愛さに、僕の心はもうテンパイ。 心も点棒も、全部君に奪われて…。 ぅぅ、完全に僕の負けだよ…。完敗だよはやてちゃん…。 16 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 06:33:39 ID:K4e5LMq90 [4/6回発言] 僕が落とされた3つの理由、だよぉ… 「スロベニア!」 よくわからない国の名を叫びながら目を覚ました僕は、カーテンの隙間から漏れた日の光を見て、朝であることを理解した。 薄暗い室内を見回すと、壁にかかった時計を発見。午前4時40分。えらく早起きをしてしまったらしい…、、って、ちょっと待てよ…。 スロベニア…?国の名称だよね?何故、僕はこんな言葉を?……。…あ、そっか。そうだった。昨晩はしりとりで盛り上がったのでした。 結局、「す」から始まるあの言葉は言えないまま。悩んで悩んで、そのまま寝てしまい、夢の中で捻り出した答えがスロベニアってわけだ… ってことは、、あのしりとりは、はやてちゃんの一人勝ちってことになる…。はやてちゃんが一人勝ち…?ぅああっ!なんてことだっ、 僕は、はやてちゃんより先に寝てしまったんだ…。一家の主を残したまま寝てしまうなんて…なんてだらしないんだ僕は。 ああああ、はやてちゃんは…、はやてちゃんはきっと、「もう寝てしもうたん?」とか聞いてきていたんだろうな…。 あのまま起きていたら…、はやてちゃんともっと、もっといっぱい会話が出来たかもしれあいのに…。何故、僕は…ぅぅう…。 はぁぁ…。ダメだダメだ、悔やんでいても仕方がない。とりあえず落ち着かなきゃ、だ。左隣にいるシャマルさんでも見て……。…ん? …は?…ぇえええええええええええええ!??→  僕―――――――――――――――――――→はやてちゃん  僕が…左隣を見ると、6メートルくらい先にはやてちゃんがいたんだ…。シャマルさんがいたはずなのに…いやもっと沢山の人がいたはず。 けど、左を見たらはやてちゃんの寝顔があるんだ…。なんだこれ…意味がわかんないよ!まだ夢の中にいるのか?一体どうなってるんだ…。 神視点の補足によると、どうやらこういうことらしい。 午前3時15分:ヴィータちゃんトイレに行きOUT       僕 シャ シグ ○ リ はやてちゃん。 午前3時20分:トイレから戻ってきたヴィータちゃんIN   僕 シャ シグ ○ リ はやてちゃん ヴィ。 午前4時00分:シグナムさん、剣の朝練によりOUT     僕 シャ  ○  ○ リ はやてちゃん ヴィ。 午前4時15分:リインちゃん、はやてちゃんの懐へIN    僕 シャ  ○  ○ ○ はやてちゃん,リ,ヴィ。 午前4時30分:シャマルさん、謎の失踪によりOUT     僕  ○  ○  ○ ○ はやてちゃん,リ,ヴィ。    だが、今の僕にとってそんな補足はどうでもよかった。そうならざるを得なかった…。だって…だって!視線の先にははやてちゃんの寝顔…。 はやてちゃんのね、が、お…。どうして君はそんなにて、んし…。うぅぅ…。けど待って。待つんだ。冷静になるんだ。いいのか? はやてちゃんの寝顔を許可なしに、勝手に見ていいのか?いいのか?いいわけないだろう…、いいわけないんだ!! 忘れよう。忘れるんだ。布団を被ってもう一度寝ればきっと忘れるはずだ…。寝よう。寝るんだ!おやすみ…。(5秒)。ぅぅ…。ぁぁぁぁあああ! 神様仏様なのは様!ごめんなさい…。絶対に忘れますので、最後にもう一度だけ、この布団の隙間からどうかチラっと見させてください…。 被っていた布団から小さなスペースを作り、はやてちゃんのほうを……、、見……。。 「おはよぉ。早起きさんやね。」 ……ッ。はや…?↑ううううううううううううううううううううう!うううううううううううううううううううう!隙間からぁ…ちらっと見たらぁ… ちらっとみたらね…、はやてちゃんが、起きていたんだ…。おきて…たんだ…。あああああああああああああああああああああああああ ドキドキドキドキドキドキ。はぁぁ…頭が…おかしく…なって…。ああああダメだよぉ…これは早急…緊急に寝な…ければ…。 でも…はやてちゃんに朝の挨拶をせずに…二度寝…してもいいのか?いいわけ…ないよ…。ならば、挨拶してすぐに…寝るしか… 「はやて…さん…、おはっ…」 「なぁ、今から朝ごはん作るから手伝ってもらえるぅ?(エプロンの帯を締めながら」 ←……………ッ。 19 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 06:48:20 ID:K4e5LMq90 [5/6回発言] はやてちゃんの作る朝ごはん、パクパク。美味しい。 パクパク パクパクパク 30 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 23:51:40 ID:K4e5LMq90 [6/6回発言] 今日もはやてちゃんが可愛かったよぉ…。 はやてちゃん……。はやてちゃんはやてちゃんはやてちゃんはやてちゃんはやてちゃんはやてちゃん…。 うぅ… 改めてわかる。名前を呼ぶ力の、凄さというものが… 31 : 学生さんは名前がない : 2009/04/07(火) 05:31:23 ID:b6yVxikq0 [1/3回発言] 今、そっちに行くよぉ…。 眠りから目を覚ますと、視界がいつもとは違っていたんですね。 さんさんと照りつける太陽の光がやけに眩しくて、あたりを見渡せば一面が桜の花。4月に相応しく桜が満開で咲いていたんです。 普段であれば、桜は見上げて観るものなのですが、今日はどういうわけか、僕と同じ目線の高さに桜の花がいたんです。 まるで木登りをしているみたいに、桜の花と一緒に肩を並べていました。桜の花をこんなに間近で見たのは初めてかもしれません。 これは一体どういうことなんだろう…。 いつもとは異なる風景に、僕は戸惑いを隠しきれませんでしたが、そうさせたのは視界だけが原因ではありませんでした。 何故か、いつもより体が身軽に感じられるんです。ふわふわふわり、ふわふわふわり。 今日は体の調子がいいのだろうとも思いましたが、と同時に、体の異常にも気付きました。体がまったく動かせないんです。ピクリともしません。 今までに経験したことのない不思議な現象がこの身に起こっているのだと感じました。   ヒュゥゥゥ~。真正面からは、ひんやりと冷たい風吹いてきて、全身をぐらぐらと揺らしてきます。 この程度の緩やかな風で、全身が揺れることなど本来はありえないはずなんですが、振り子のように自分の全身が揺れるんです。 どうやら、全身が何か1点に支えられているようなのでした。しかし、これだけではどうにも状況が掴めません。 …もっと、もっと他に、何か情報はないんだろうか? 僕は視線を下に向けてみました。見下ろした先では、2人の女の子が談笑しています。飲んだり食べたりもしています。 この風景は、世間一般で言う”お花見”ってやつでしょうね。とても微笑ましい光景です。あ、何やら…、声が…聞こえてきました…。 「ヴィータぁ、急いで食べたらあかんよぉ。」 えっ…。こ、この聞き覚えのある…柔らかい関西弁は…?ま、さか…。 「だってはやての作った弁当ギガウマなんだもん!!」 う、嘘でしょ…?そんなぁ…こんな、ことって…? 視線の先には可愛らしい天使たち、いや、はやてちゃんとヴィータちゃんがいたのでした…。なんで…、どして…? 疑問点はいくつもありましたが、はやてちゃん達を見た途端、とにかく「会いたい」という感情が芽生えて…、勝手に先行してしまうぅ…。 けれど、意思に反して体はまったく動いてくれないんです…。視線の先にははやてちゃんが待っているというのに…。ぅぅ… これじゃ生殺しじゃないかぁ、体が動かないだなんて…。だ、誰かぁ、動してくださいよぉ…ねえ…。そっちに行きたいんです…どうか、どうか! ブワァァ~!祈りが通じたのか、強めの突風が前からやってきて、僕と支えを繋いでいた鎖を解き放ってくれたんです。 僕は空気抵抗に支えられながらゆっくりふらふら落ちて…だんだんはやてちゃんとの距離が近くなって…けどこの高さっ…う、ぅぅぁ…ぅぐっ――。 ――気がつくと、僕は居心地の良いぬるま湯の中にいました。見上げると円形に空が広がっていて、そして、声が聞こえてくるんです…。 「おいはやてぇ、湯呑みの中に桜の花びらが入ってるぞー」 「んん?あっ、ホントやなぁ。」 円形の景色が、はやてちゃんの顔で埋め尽くされていきゅぅ…。はやてちゃんは今、湯呑みの中を覗き込んでいるのだろう…。ああ…ぅぅ…。 こんなに近距離で君を見られるなんて…。なんて幸せ…。ん?は、はやてちゃん…、何を…?うあ、うあああああああ! はやてちゃんは湯呑みから桜の花びらを掬い上げ、その指で桜の花びらをフニフニとさせた…。 あ、だ、ダメだよ…、横っ腹あたりがくすぐったいよぉ…ああ、は、はやてちゃん…! 32 : 学生さんは名前がない : 2009/04/07(火) 05:33:21 ID:b6yVxikq0 [2/3回発言] はやてちゃんの用意したお花見弁当…。 い、いただきます! ハグハグ。パクパクゥ。美味しい。 そしてはやてちゃんが桜の花に負けないくらい可愛い。 花より団子、団子よりはやてちゃん… かわいいよぉ…かうぃあいいよぉぉぉお! 52 : 学生さんは名前がない : 2009/04/08(水) 04:16:27 ID:0sT8AvwN0 [1/3回発言] 絶妙なハーモニーだよぉ…。 夕食後、八神家の台所で皿洗いをしていたのだ。僕は食器を洗いながら今日の晩御飯の味を思い出していた。 ああ…はやてちゃんの作ったオムライス…。卵が半熟で…お口の中でぴゅるるるって蕩けて…美味ひかったよぉ… 「なぁ。」 む…。後ろからかかる呼び声。あれ、この声は…?いつも流れだとヴィータちゃんだが、今日は何かが違う…こ、この声は… 「ちょっとな、話というかな、相談があるんやけど…。」 は、はやてちゃん…。はやてちゃん!振り返ればそこには天使…。ぐ、ぅぅ…今日は最初からクライマックスだよぉ…! 「お皿洗いが終わったら、リビングに来てもらえるぅ?」 「えっ…。あ、は、はい…。」 はやてちゃんから直に話があるだなんて…。何か重大な用なのだろうか。一家の主から業務連絡…。 考えられるとすれば、僕の進退くらいだ…。クビってことなのかも…。この不景気の時代だもんなぁ…。う、うぅ…。 で、でも…。もしクビの宣告をされるんだとしても、この皿洗いだけは…最後までしっかりやらなきゃいけない…。よし…。やるぞ…。やるぞぉ! 僕は気合を入れなおして再び食器を洗い始めたのだ。そして45分後、全ての食器を洗い終え、はやてちゃんが待つリビングへと向かった。 「ずいぶんと時間がかかったなぁ。」 は、はやてちゃん…。ぅう、ちょっと丁寧にやりすぎたかな…。それにしてもこの真剣な眼差し…やっぱり重大な伝令があるのだろう…。 「はやてさん、あのっ…」 「ちょっと、眼ぇ瞑っててもらえるぅ?」 えっ…。眼を瞑る?ど、どういうこと…?とりあえずやったほうがいいのかな…。で、でも…何なんだろ、全然意味がわからないよ… 「瞑ったぁ?」 「え!?あ、はい。今すぐ…!」 僕は慌てて眼を瞑った。けども、はやてちゃんは一体何をしようってんだろ…?なんか、変にドキドキして…。う、ぅぅ… ピカぁー。そのとき、閉じた眼の先で何かが光った気がした。カシャン。音がする。カシャン?何かの金属音みたいだけど…。 「眼ぇ、開けてもええよー」 「は、はい。」 僕は眼を開けっ…ぇええええええええええええええええええええ!!?は、はや…てちゃ…? 眼を開けたらぁ…そこにはバリアジェケット姿の大天使がぁぁぁ…、は、はやてちゃん…がいたのだ…。 「なー。これ、どう思う?」 ど、どう思うって…あ、はぁぅぅぅ…か、かわいいよぉ…かぁぃぃょ…くぁぁぁ、ぁ、 「大変…よいと…思います…。」 「やっぱり大丈夫だと思うぞ、はやて。」 「私もミニスカにしようかしら♪」 あ、ヴィータちゃんとシャマルさん。ですよねですよね!可愛いですよね!え…?はやてちゃんの相談ってこれのこと!? 「そうなんかなぁ。そろそろサイズの変え時かと思ったんやけど…。君も大丈夫やって思う?」 は、はやてちゃん…全然大丈夫だよぉ…。ダメなのはむしろ僕のほう…、こんな間近で…て、天使を見てしまえば…頭の中がぁ…うぅ… 「私の体はまだまだ未熟いうことかぁ…」 ←はやてちゃん…!!  「それは違うよ!!はやて…さんは!未熟なんかじゃない!言うなればオムライスなんだ! 半熟の卵の中には、しっかりと芯まで火の通ったチキンライス…。それらがお口の中で混ざりあって…抜群に美味しいんだ!だから!」 「き、君…?」 「い、いや、あの今日の晩御飯の話です…。とても美味しくて、それで…」 「ふふ。そうかぁ。お粗末さまでしたぁ^^」←ぅぅぅ… 53 : 学生さんは名前がない : 2009/04/08(水) 04:20:40 ID:0sT8AvwN0 [2/3回発言] 休みの日は特に最高なんだなぁ はやてちゃんの作ったお料理を1日に3度も楽しむことが出来る… 至高の休日… 3度訪れる幸せの時間… パクパク…モグモグ… お、おいひぃ… 54 : 学生さんは名前がない : 2009/04/08(水) 04:32:28 ID:0sT8AvwN0 [3/3回発言] いただきますとかごちそうさまとか凄い言いたい。言いたい…言いたいよぉ。 絶対、元気よく言いたい!心から言いたい! いただきます!パクパクパクパク!ごちそうさま!そして食事のラストを飾るは、はやてちゃんの笑顔… あはあ、幸せだなぁ…  165 : 学生さんは名前がない : 2009/04/13(月) 04:23:09 ID:4/Z2jb1D0 [1/2回発言] 今日はいきなりよく会うよぅ… ある日の休日、僕はいつもより遅く眼を覚ました。ふぁぁ。欠伸をしながら時計を確認すると午前10時。 これは完全なる寝坊といえるだろう…。やってしまった…。 八神家は休日でも朝は早いのだ。おそらく他の皆は朝ごはんを食べ終えて、各自行動をし始めているであろう。 誰も起こしに来なかったのは、皆が日頃疲れている僕のことを配慮してくれてのことだと思う…。とてもありがたいことだ…。 さてと、お腹もすいたしそろそろ食卓へ向かおうかな…。自分の部屋の扉を開けて廊下に出る、と、 「今日は遅起きさんやなぁ」 うぇ?わああ!朝からいきなりはやてちゃん!?脳が一気にフルドライブ…胸がドキン… 「おはよ。」 「おはよう…ございます…」 「これから朝ごはん?」 「はい…」 「そうかぁ。あ、でももう片してしもうたかも…」 「い、いや…大丈夫です。あの、自分でなんとかするので…、はい。」 「そうなん?」 僕ははやてちゃんに一礼してその場を抜け出した。ぬぁぁ、朝一番にはやてちゃんを見られるなんて…ぅぅ… 今日は最高の休日になりそうだよぅ。ぅぅううううう!!僕はそのまま気分を高揚させて食卓へと向かったんだ。 食卓に辿り着くと炊飯器を発見。中を開けるとまだご飯が残っていたので、適当にふりかけご飯でも食べることにした。 「なぁ、」 ん?うぇ?うぅぅあ!はやてちゃん…!壁からピョコッっとはやてちゃん…!ぅぅ、む、胸がキュン… 「やっぱり私が何か作ろうかぁ?」 「えっ…?あっ。。」 「ん?」 「じゃあ…お、お願いします…」 「はぁい^^」 ぅぅっ…ぁぁあ!なんて…、ことだ…遅く起きた僕なんかのためにィ…。め、眼の前には…はやてちゃんのエプロンっ…エプっ―― ――。気がつくと、僕はリビングのソファで座っていた。あまりに幸せすぎたため記憶が飛んでしまったのだろう。 けれど舌にはしっかり朝ごはんの味覚が残っていた…。はぁ。はやてちゃんの作るご飯はやっぱり最高すぎるよぉ。 家事は皆で分担ということにしているけど、食事の担当は相変わらずはやてちゃんなんだよね…。はぁ、いつか…、 いつか、僕が八神家の皆にご飯を作ってあげられたらなぁ…。まだまだはやてちゃんには及ばないだろうけどさ。。 「じゃ、ちょっと行ってくるな。」 ぇ?わぁ!?は、はやてちゃん…!?後ろからまたもや天使の声っ。ぅぐ、胸がキュン…キュンッ…。あれ、でも… 「あのっ、何処に行くのです…?」 「買い物やな。夕飯のおかず買ってこようと思うてな。」 ぇえ?夕飯のおかずだって!?そんな!そ、それくらい僕が行きますよ…。朝ごはんまで作ってもらったのにっ… 「そやけど、買い物はいつも君が行ってくれてるやろぉ?たまには、私にも買い物させてなっ。」 は、はやてちゃん…。 「私も行くぞはやて!アイス買ってもいいかな?」 「ええよ。ヴィータはホンマに甘いもの好きやなぁ。」 こうして、はやてちゃんとヴィータちゃんは買い物へ行ってしまいました…。うう、僕も行きたかったな…。。だけど、 せっかくはやてちゃんが配慮してくれたんだ。ココは素直に甘えておこう。部屋に戻って休んでますかな…。立ち上がり再び廊下へ向かう。 「「あっ」」 ふぇ?ううぃぁあ!?は、はやてちゃん!?廊下でばったりはやてちゃん…!ぁぁぁ、また胸がキューンキューンキューンキューン… 「ど、どうしたんですっ?」 「うっかりや。お財布忘れてもうた。」 お財布…。ぅう。可愛い…かわいいよぉ…君の…仕草…全てが。。う、ぅぅ。 はやてちゃん…君は…いつも僕をドキドキさせるんだ…。24時間365日…僕はずっと…君に初恋しっぱなしなんだよぉ… 166 : 学生さんは名前がない : 2009/04/13(月) 04:28:39 ID:4/Z2jb1D0 [2/2回発言] お財布を忘れるはやてちゃん…可愛いよ…、かわいいよぉ… か、かわいいよぉ。かわいいよぉ…うっかりさんだね…。ついうっかりしてしまったんだね…。 うっかりはやてちゃん… 可愛いよ…はやてちゃん… 261 : 学生さんは名前がない : 2009/04/17(金) 05:51:53 ID:7I/i8RqN0 [1/2回発言] その体温、36度8分だよぉ… 「っふはぁっ!!」 突然眼が覚めた。全身が寝汗でびっしょりと濡れている。ぅぅ、また…、あの夢だ… 最近、よく怖い夢を見るんだ。そのたびにこうやって深夜に起こされる。 夢だというのにその内容はしっかりと記憶されていて、体に疲労が蓄積されているのを実感する…。 妙にリアルな夢、なのだ。まるで、その夢が現実であるかのような。。けども、あたりを見渡せばいつもの個室で。 八神家の皆が用意してくれた僕の部屋なのだ。その事実だけが唯一僕を安心させた……。 二度寝を試みようと再び目を閉じようとする。しかし、夢への恐怖と最近の気温上昇が相まって、中々寝付けない。 なので、リビングで少し涼むことにした…。 暗い室内。いつもは賑やかなリビングも今は静寂に包まれている。とりあえずソファにでも座るとしよう…。 はぁ……。大分、火照りは治まった気がする。でもやはり夢への不安がまだ……、 「ん?君?」 声がかかる。僕のどうしようもない不安に差し込む一筋の光。この安心感のある声は…。 振り向くと、そこにはパジャマ姿のはやてちゃんが立っていた…。 「どうしたん?こんな夜中に。」 「あ、いや…、ちょっと眠れなくて…。」 眠れない原因については言わなかった。だって、はやてちゃん相手に僕の不安、怖い夢の話なんてかっこ悪くて言えない…。 「隣、ええかなぁ?」 「は、はい…」 返事をするとはやてちゃんは僕の隣に腰を下ろした。とても…近い距離だ…。 「静かやなぁ。あ、夜やから当たり前かな。。」 ああ、何だろう…。隣に座ったはやてちゃんの優しい雰囲気が、僕を…。ダメだ。やっぱりこの人の前では嘘はつけない…。 「実は…、最近怖い夢をよく見るんです…。」 はやてちゃんは澄んだ瞳で僕を優しく見つめてくる。不安を吐き出した口はもう止まらない。 「その夢の中では、僕は毎日一人でただひたすら機械的に作業をしてるんです…、八神家の皆は誰もいなくて…」 「皆がいないんです…、ヴィータちゃんもシグナムさんもシャマルさんもザフィーラさんもリインちゃんも…!」 そして、はやてちゃんも… 下手な口調で焦りながら喋る僕に対し、はやてちゃんは人差し指を垂直に立ててその唇につけた。シィー。 気付かぬうちに大きな声で喋っていたのだろう…。こんな真夜中に…なんて情けないんだ僕は…。謝らなきゃ…。す、すみま… 謝ろうとしたそのとき、はやてちゃんはその綺麗な手で僕の頬に触れてきた…。は、はや…て…ちゃ…? 「眼ぇ、つぶっててな。」 僕は言われるがままに眼をつぶる。静寂な空間が聴覚を遮断して、今視覚が遮断されて…、 僕の感覚ははやてちゃんの手の温もりのみとなった…。36度8分の温もり…。はやてちゃんの体温が僕に流れ込んでくる…。 「あ、あの…これ…は…?」 「おまじないや。君がもう怖い夢を見んように…。」 静かな時間が流れる。まるで夢のような時間だ…。夢…。これも夢なんだろうか。君を目の前にしてわからなくなってしまった…。 けど一つだけ言えることがあるんだ。僕の…、このドキドキする気持ちだけは、これだけは絶対に夢じゃないんだって…。 289 : 学生さんは名前がない : 2009/04/20(月) 06:43:22 ID:xCBU1QzG0 [1/5回発言] 最近暑いけどまだその時期じゃないよぅ とある休日、八神家の掃除をし終えてリビングに向かうと、ソファに座っているヴィータちゃんを発見した。 「ヴィータちゃん何してるんですかー。」 「……。」 返事が無い。どうやらテレビに集中しているみたいだ。けれど、反応がないとこちらとしても寂しいものである。。 「ヴィータちゃーん、もしもーし。」 「グズ………ッせぇ…」 何やら独り言を呟いてるようだ。ちょっと様子がおかしい気もする。大丈夫かなぁ…? 「おーいヴィータちゃーん、だいじょう…」 「う゛るぜえって言っでる゛だろ゛ぉぉ゛!」 鼻声交じりの叫び声が室内に響く。振り向いたヴィータちゃんは鼻を赤くさせて眼に少し涙を浮かべていていた。 ひょっとして、今まで泣いてたのかな?傍には丸まったティッシュの残骸が多数あるし…。一体何があったのだろう、 「ど、どうしたの?ひょっとして花粉症とか…?」 「ちげぇよ……グズッ…。余韻によ…、浸ってたんだ…」 余韻。。そうか。ヴィータちゃんは今までテレビを見ていたのだ。それに感動して涙を流していたと…。 なかなか乙女心のある素直な子じゃないかぁ…。けれど一体何を見てたんだろう…。恋愛ドラマかな?気になる…。 「えっと、何を見ていたの?」 「グズ……エアだよ、エア…。」 ん…?なんだって? 「AIRだよ!A・I・R!!お前しらねーのかよッ!グズッ。今ゲートボール仲間の老人会で流行ってんだよ…」 エアって…あのAIR!? といってもあまり内容は知らないけど、いやそれよりもそんなのが流行る老人会って一体…。。 「もういいだろ…、私はまだ余韻に浸っていたいんだ。くそぉ、くそぉ…、観鈴ぅ、観鈴ぅ…!」 ヴィータちゃんはすっかりAIRにハマっているようだった。よしっ。ニワカな僕だけど、ここは一つ、僕の数少ない知識で…。 「ねえヴィータちゃん!」 「ぁんだよ……」 「もうゴールしていいかな!?」 「…は?」 「えと、だからね、もうゴー…」 瞬間、前方のヴィータちゃんから凄まじいほどの殺気が僕に発せられ、床には正三角のベルカ式魔方陣が紅く輝きだす。 「お前ぇ、それ以上言ってみろ…?」 「…ル?え?」 「観鈴に謝れえええ!!」 「ぇぇえ?うああああああ!!」 僕は命辛々その場から逃げ出したのだった…。にしてもヴィータちゃんは何故あんなに怒ってたんだろ…。うーん… 「時におまえ、聞きたいことがあるのだが。」 ぇ?わあ!? 気配をまったく感じさせないシグナムさんが背後に立っていた。 「な、何ですか…?」 「飛べない翼に意味はあるんだろうか…?」 「へ?」 「いや、わからないならいいんだ。すまなかったな。」 シグナムさんは去っていく。COOLなシグナムさんには珍しくクイズの問いかけだったが、まったくもって意味不明だった。う~ん… 考えながら歩いていると、台所にさしかかる。そこでは先ほどのヴィータちゃんと、支度中のはやてちゃんが仲良く話していた。 「ん、ヴィータ、どうしたん?」 「なぁ、はやてぇ~私さぁ、もうゴールしていいかなぁ?」 って、ちょ!ヴィータちゃん…!それさっきの僕が言ってたヤツじゃないかぁぁぁ! 「なんや?お腹でもすいたんかぁ?」 「ぇ?あ、うん。まぁそんなとこ。あ、そうだ!はやて!どろり濃厚ピーチ味作ってくれよ!」 ヴィータちゃんが変な注文をしていたけど、それを差し置いても、遠くから眺める翼の生えた天使たちの会話はとても癒されるものだった…。 そして僕はそんな二人を見て、ある考えを巡らせていた。ゴール…。僕のゴール。僕は人生のゴールをどんな風に迎えるんだろう。 できれば…うぅ…はやてちゃんと…、ぅぅ。 「お昼ごはんできたよ~」 けど今は…。 はやてちゃんの作る昼ごはんを前に…僕は… イヤッホオオオオオオオオオオオゥ!八神家さいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぅ!  290 : 学生さんは名前がない : 2009/04/20(月) 06:45:36 ID:xCBU1QzG0 [2/5回発言] は、はやてちゃん…は・や・て・ちゃん… はぁぁぁ… 可愛い… 可愛いよぉ… はぁぁ…ぅぅ… はやてちゃん…ぁぁぁ… 291 : 学生さんは名前がない : 2009/04/20(月) 06:46:31 ID:xCBU1QzG0 [3/5回発言] くぁああぁぁぁ…はやてちゃん…かわいい…か、わいいよぉ… ぅぅ。ぅううううううう! 327 : 学生さんは名前がない : 2009/04/22(水) 06:33:26 ID:FQNauSyk0 [1/2回発言] 始まったよぉ… 「今のままでいいんですかぁ?」 リビングで休憩していると、そこに居合わせていたシャマルさんが唐突に話を振ってきた。 その表情はいつものニコニコ笑顔とは異なり、真顔も真顔、大真面目顔である。 「えーっと、、シャマルさん…?」  「アナタってぇ、八神家における今の自分の立場を理解してますかぁ?」 へ?いきなりどうしちゃったんですかシャマルさん…。いつもと違ってやや高圧的な語り口調だし、何か変だぞ…。 「立場、ですか…?いや、わからないです…」  「アナタはね、皆から”ただのお手伝いさん”って認識されてるの。」 え…?へぇ~、八神家の皆が僕のことをそんな風に…。けれど、それって喜ぶべきことなのでは…。 「勘違いしちゃダメよ。まだ続きがあるの。」  「ぇ?」 「仮に八神家ヒエラルキーなるものが存在するとするなら、アナタの立ち位置はまさに最下層にランク付けされてるのよ。」 ヒエ…?…ダメだ、何を言っているのかわからない…。あのぅ、シャマルさん、どういう……? 「つまりね、このままじゃ、アナタは、永久にはやてちゃんには近づけないってことなのよ。それでもいぃい?」 「え、いや、待ってくださいっ。なんで僕が、はやて…さんのことをす、すぅ」  「そんなの観てればわかっちゃいます。で、どうなの?」 どうって……。八神家の皆と一緒に、はやてちゃんと一緒に暮らせる…、僕はそれだけで最高に幸せだと思ってる…。 もしも、これ以上踏み込んで、今の関係が壊れてしまったら、はやてちゃんの笑顔が見れなくなるかもしれない…それだけは…。 「ということはぁ、現状で満足ってことですかぁ?」  「そう…なりますかね…」 そう、現状維持。今の僕にとってはそれが最善の選択。皆の笑顔に包まれて…このままずっと八神家で…。 「ふぅ~ん。そうですかぁー。アナタってー、はやてちゃんのことはあまり好きじゃないのねー。よぉ~くわかりました。」 「……は?ちょっと何を言ってるのかわから…」  「嫌いなんですよね?はやてちゃんのこと。」  …カチンと来た。 「…嫌いなわけ…………ッ、嫌いなわけないじゃないですかぁッ!!! …好き、、に決まってます…。  はやてちゃんが好き…。はやてちゃんのことが…大好き…なんだ…好きすぎてもう頭がどうにかなりそうなくらい…」 「じゃあ、どうしてその気持ちを抑え込んでるんですかぁ?」  シャマルさんは不思議そうにたずねてくる。一方の僕のほうは顔を真っ赤にさせて、とにかくもう必死だ。 「だって…、告白なんてしたことありませんし、それに…!はやてちゃんを目の前にすると…、  心身ともに変になっちゃって、無意識的に『ぅぅぅ、ぅぅぅ』って奇声が出たりして…もう自分でもどうすりゃいいのか…」 「ふふ、告白なら簡単ですよ。自分に素直になるだけです。例えリスキーだとしても、ネガティブになっちゃダメよ。」 微笑みながら恋について語るシャマルさんはすっかり女の顔になっていた。が、そんなことを言われても…それができないわけで… 「そんなアナタに、今回はプログラムを用意しちゃいましたぁ!  名づけて、最下層脱却プロジェクト2009春 presented by私(はぁと です!」  「…はい?」 「内容は単純よ。第1工程~最終工程に段階別に分かれてます。条件として①タメ口で、②頼みごとを聞いてもらう。  それだけです♪各工程にはそれぞれターゲットとなる人物が設定されてますが、最終工程の相手は誰か…、わかりますかぁ?」 ドキン…。はい…、わかります…。  「それじゃあ開始しちゃいますね。第1工程のターゲットはあの子です♪」 382 : 学生さんは名前がない : 2009/04/23(木) 23:54:44 ID:/X62kkWUO [2/2回発言] 最近はやて厨も勢いないな 383 : ┌(┐ ・д・)┐の弟子 ◆A.K.O..... : 2009/04/24(金) 01:01:31 ID:7RYGgr7E0 [1/4回発言] けいおんに流されてしもたんや 385 : 学生さんは名前がない : 2009/04/24(金) 02:05:11 ID:YTh0oMvS0 [1/7回発言] >>382 違う…そんなの間違ってる… はやてちゃん…は、はやてちゃん……。ぅぅぅ…。はやてちゃんはやてちゃんはやてちゃん… やつれて家に帰ってきて、玄関をあけると、PC(僕とはやてちゃんを繋ぐためのツール)を発見する… ひーひー言いながらも、僕は全速力でそこまで辿り着くんだ…。その様子はまるで砂漠で彷徨っていた旅人がオアシスを見つけたかのようで… ぷはぁ… 美味しい天然水… は、はやてちゃんの潤いが… あぁ…僕を…何処までも安心させてくれる…。 それだけじゃない。最近では、外で八神家のことを考えてるとき、間違って「はやてちゃん…」って口ずさむことがあるんだ。 今までは喉まで出掛かってただけなのに、最近じゃ口に出ちゃうんだ…。けれど、口に出したほうがやっぱり心は安心する…。 それだけじゃない。最近じゃ、janeを再起動するのが楽しすぎるんだ。 再起動するたびに、なのはスレ過去ログを参照し、そのたびに昔出会ったはやてちゃんの写真にもう一度出会うことが出来る…。 はやてちゃんの可愛い姿を…何度も…何度だって…確かめることが出来る… なのはスレ過去ログは…僕にとっての思い出のアルバムなんだ…。 386 : 学生さんは名前がない : 2009/04/24(金) 02:20:31 ID:YTh0oMvS0 [2/7回発言] もうけいおんなんか知らん。テレビなんか消してやる。 ぅぅ…はやてちゃん… あはぁ… うぅ… はやてちゃん… はやてちゃん… ううう… 414 : 学生さんは名前がない : 2009/04/25(土) 00:03:04 ID:YTh0oMvS0 [6/7回発言] ぅう…はやてちゃん… はやてちゃんという文字数6のひらがな… これがもう、すごいですよね。 クレオパトラなんかより圧倒的に凄い… 心がトクントクンって揺れるでしょ… ぅぅ… 2文字目あたりからもう凄いんだ…。はや…、ぅぅ…はや…。3文字目からは確実に脳への電気信号がピピッ…01…0…11111111…ああ、ぁぁ… は、や、て……、新しい「はやて」の信号がここに誕生して…脳内に刷り込まれていく… 後は「ちゃん」を添えてあげれば… ほらできあがり。。 君の顔が…浮かんでくる… 415 : 学生さんは名前がない : 2009/04/25(土) 00:04:56 ID:YTh0oMvS0 [7/7回発言] たぬきちゃん…。ぅう…たぬきちゃん…。 456 : 学生さんは名前がない : 2009/04/26(日) 23:59:31 ID:q2SBBKE+0 [2/2回発言] >>432のはやてちゃん…。 はやてちゃんは管理局魔道士として世界中の人たちのことを守りたい、悲しい思いをさせたくないって思ってるんだね… けど…、どうか無理はしないで欲しい… はやてちゃんにもしものことがあったら皆悲しむんだよ…なのはさんたちやヴォルケンの皆、それに…ぅう…僕だって… 457 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 00:01:24 ID:Hz9ZOXXe0 [1/6回発言] ぅぅ… はやてちゃん… ぅぅう… 458 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 02:42:27 ID:MadyNNh+0 [1/1回発言] >>456 ありがとなぁー! http://2d.moe.hm/nanoha/img/nanoha1225.jpg 460 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:33:46 ID:Hz9ZOXXe0 [2/6回発言] きっとそういうことなんだよぉ…。 「それじゃあ開始しちゃいま~す!第1工程のターゲットはあの子です♪」 シャマルさんがズビシッと指を差した先にいたのは八神家の末っ子リインちゃんだ。気持ちよさそうに寝ているようである。 「リインちゃんですか…」 最初の相手がリインちゃんだとわかり、僕の心は緊張から安堵の気持ちで満たされていく。 なるほど、流石はシャマルさんというべきか、どうやらこのプロジェクトは僕専用にうまくプログラムされているらしい。 初めから某剣士や某ハンマー娘が出てくることなどありえないわけだ…。ホッ…。なんかやれそうな気がしてきた…。 うん…、リインちゃんならいけそう…!あ、”なら”って言い方は失礼かな…。 いや、失礼でいいのか…そのためのプロジェクトだもんね…。よ、よし。。 「ほ~ら、早く行ってきなさ~い♪」 シャマルさんはエイッと僕の背中を押し出した。わ、わぁぁ!あ、足がもつれて…そのままリインちゃんの……ッぅあっ!危っ! 「ちょっ!シャマルさん!危うくリインちゃんを踏んじゃうところだったじゃないですかぁ!!」 シャマルさんは遠くからメンゴメンゴと謝罪の素振りを見せる。ったくアナタという人は…。 「…ん。どーかしたんですかぁー?」 え、わぁぁ!リインちゃん!ああああ、僕が怒鳴ったせいで起きてしまったか…ぅぅ…すまない…。 「いえー、ダイジョブですー。そろそろ起きなきゃって思ってたところですよー」 そう言いつつ、リインちゃんは眼を擦りながら、若干まだ眠そうな感じだ。これは間違いなく最悪の寝起きだったろう…。 ぅぅ…リインちゃんごめんよごめんよぉごめんよぉ…ごめんッ、ぁ痛ッ! 心中でリインちゃんに何度も謝っていたところ、後ろから何かしらの投擲物が飛んできた。 振り返ると、”何やってんのよ”と言わんばかりのシャマルさんがこちらを睨んでいる。ぅぅ、そうだった… これからリインちゃんにタメ口で頼みごとをしなきゃならないんだ…。うぁ…。。なんだろ…物凄い心が痛むよ… というか…、、何を頼めばいいんだ……?そうだよ、、ちっちゃいリインちゃんに一体何を頼んだらいいんだぁ…!? これは難題だ。難題過ぎる…。第一工程から苦戦を強いられることになろうとは…。 「ふぁぁ~…。」 リインちゃんは大きく欠伸をしながら背伸びをしている。やっぱりまだ眠いみたいだ…どうしよう…。いや、待てよ……そうだ! 「リ、リインちゃん…!」 「ん…、はいですぅ?」 「”もうちょっと寝ててくれないかな…!”」 「ふぇ…?」 リインちゃんは面食らった様子でこちらを見ている。ちょっと寝ぼけてるみたいだしここは押し通るしかないっ! 「皆には言っておくから、もう少し寝てるべきだよ!ご飯の時間には起こすからね、、」  「そですか。。りょーかいですぅ」 リインちゃんはリビングから自分の寝室へと飛んでいった。今度はしっかり寝るつもりなのだろう。はぁ…良かった…。 こうして脱却プロジェクト第一工程は幕を閉じたのだった…。で、いいですよね?シャマルさん…。 「うーん、ちょっと納得行きませんけど、まぁいいでしょう。では次ですねー♪」 普通に次ステージ:>>461  来客者現る:>>462-463 461 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:34:15 ID:Hz9ZOXXe0 [3/6回発言] 「では次は…、あの子です♪」 ”あの子”というからには、予想がつく。第1工程でリインちゃんを消化しているのであれば尚更…。 シャマルさんの指差した先を見ると… 「あれ?」  「第2工程はシグナムよ♪」 今の言い方だと絶対ヴィータちゃんだと思いますよ!それに難易度的にもヴィータちゃんが第2でしょう! 「あらぁ、わかってないのね。おそらくヴィータちゃんのほうが高難易度よ♪伊達に長年一緒にヴォルケンしてないわ♪」 くぅ…そう言われると説得力がある…。そ、そうですか…わかりました…やってみます… 「グッドラック♪」 シグナムさんは庭で剣の稽古をしていた。どう見ても話しづらい雰囲気を醸し出している。 「む…。…なんだ?」 こっそり見ているはずがバレていたようで、シグナムさん自ら話しかけてきた。 「えっと…ちょっと頼み事…」  「なんだ?」  「えっと…」  「早くしてくれないか。」 シグナムさんは急かしてくる。稽古中なんだし当然と言えば当然だ。。けどまだ頼み事の内容が決まっていないんだ…。 「おお、主、こいつが何やら頼み事があるそうです。」 ぇ?主………?う、うわああああああああああああああ!顔を横に向けると、はやてちゃんが…ぅぅ…いた…。 「ん?頼み事?なになに?私にも頼んでええよ~」 い、いや…あの…えっと……。ぅぅ…。ピーピーピー!エマージェンシーエマージェンシー!シャマルさん至急応答願いますっ!シャマッ…! シャマルさんは楽しそうにGOサインを出している。ハハ、そんな…まさかの…第2から一気に最終工程にジャンプアップですか… ぅう…よくよく考えれば、誰かの介入の可能性がある時点でこのプログラムは欠陥だらけじゃないかぁ…。 それに気付けなかった僕が悪いのかな…っぁぁ…ぅぅ…。 「なあ、頼み事ってなんなん?」 ぅ、ぅぅ…。ダメだ…。は、はやてちゃん…か、かわいい…。ぅぅ… 「なぁ~。」 ぅぅ…。ダメだ…やられる…。。そのとき、午後5時すぎの時間帯と胃腸の様子がマッチングし、奇跡が起こった… 『ぐぅぅぅ~』 お腹の虫の音である… ぅう。恥ずかしい…。それを聞いたはやてちゃんは…、 「はぁぃ。りょーかいや^^」 そう言ってキッチンのほうへ向かってしまいました。ぅぅ…とんでもない醜態を晒してしまったよぉ…ぅぅ。 いつもEND 462 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:34:31 ID:Hz9ZOXXe0 [4/6回発言] 「では次は……」 ピンポーン♪ ん? 「あら、誰かしら。。」 「はぁ~~ぃ」 この甘い声…チャイムに反応して玄関のほうに向かったのははやてちゃんのようだ。ぅぅ…声を聞くだけで痺れてしまう…。 「はやて、こんばんは。」  「いらっしゃい。どうぞ、ゆっくりしてってな~」 何やらお客さんと話している声が聞こえてくる。 「シャ、シャマルさん、これはもうプロジェクトとかやってる場合じゃないのでは…?」  「待って。私に考えがあるの。」 シャマルさんは自信に満ち溢れている。何か悪巧みをしてなければいいのだけど。。。 ―リビングに通ずる扉が開く。 「みんな~お客さんやで~フェイトちゃんや。」  「こんばんは。」 え…?んなぁ…!? なんとお客様はフェイト・T・ハラオウンさんその人であった。まったく予期せぬ来客者である… 「おお、テスタロッサ、久しぶりだな。」  「はい。シグナムもお久しぶりです。」  「あ、ああ。ゆっくりしていくといい。」 む、シグナムさんが嬉しそうだ。こんなシグナムさんは普段じゃ中々見れないだろうね。フェイトちゃん効果という奴か…。 「決めたわ。次のターゲット。」 いや、シャマルさん、もう今日はやめましょう…。せっかくのお客さんなんですから。 「第2工程、いやもしかしたらこれをクリアすれば免許皆伝かもしれないわ。そのターゲットは、あの子よ!」 シャマルさんが次に指定したターゲット。指した先にはフェイトちゃんがいた…。って、…………はっ? 「いやいやいやいやいやいやいやいやいや!ちょっと待ってください!意味がわかりませんよ!初対面ですよ!?」 「だからこそ意味があるのよ。」  「ないですよ!ちょっと……。待ってくださいよ…。。」 「私はさっきの対リインちゃんについても満足してないのよ。あなたには抜本的な性格改革が必要なのよ!」 今日初めて会う相手にタメ語で頼み事て、それは流石に無理難題ですよ…。いきなりレベル上がりすぎです…。 「ふ~ん。わかったわ。じゃ、やめましょう。”アナタのはやてちゃんへの気持ちはその程度ってことですもんね?”」 ピクッ。 「…わかりましたよ、やりますよ。ええ、やりますよ。やればいいんでしょう。」  「ふふ、その意気よ♪」 僕はその勢いに任せてフェイトちゃんのほうへ歩み寄っていく。 「えっと、この方は…?」  「ああ、そいつはな…。」 シグナムさんがフェイトちゃんに説明しようとしているが、かまわず、、 「すみません、ちょっとこちらに来てください…!」  僕はフェイトちゃんを個室に連れ出した。  ――とある個室。 「あ、あの…アナタは一体…」   「何も言わず話を聞いてください!”僕を……、ザンパーでぶっ飛ばして欲しい…!”」 463 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:34:52 ID:Hz9ZOXXe0 [5/6回発言] 今のこの置かれた状況は、誰であろうと困惑せざるを得ないであろう。それはフェイトちゃんだって例外ではない。 「あの…落ち着いてください。とりあえず…話を聞かせてくれませんか…?」 悲鳴を上げなかっただけでも奇跡と言える…。話を聞いてくれるという彼女に何も話さないわけにはいかない。 僕はプロジェクトの全貌について洗い浚い話した。。 「そういうことだったんですか…」  「はい…。」  「君は、はやてのことが大好きなんだね…。」 フェイトちゃんは優しく微笑む。ぅぅ…はやてちゃんのことが好きなんでしょ?と人に言われると僕も照れてしまう…。 「だから…。はやてちゃんへの愛を証明するためにも、僕は貴女のザンパーでっ…!」 「あの…。えっと…、そんなに急ぐ必要があるんでしょうか…?」  「えっ…?」   「私も昔……」 フェイトちゃんは静かに語りだした。 「今のお母さんと暮らすことになったとき、最初は緊張してうまく話せなかったんです…。けど…徐々に…それがほぐれていって…  今では本当の家族になることができたんだ…。だから…君も……。」 フェイトちゃんのそれはとても説得力のあるものだった。僕は、大切な何かを見失っていた気がする…。 「ありがとう…。大事なこと忘れてました。シャマルさんにプロジェクトを降りるよう言って来ます。」 「あ、待って…!私がね…こうなれたのも…ある女の子のおかげ…なんだ……」 「その人のこと、好き、なんですか…?」  「はい…」  「そうですか…お互い頑張りましょう…!」 そう言って僕は部屋を後にした。リビングに向かうと、、 「もう、君、何処行ってたん!?」 …ぅぅ。はやてちゃんのお出迎え…。可愛い…可愛いよぉ。君を目の前にしたら…僕は…ぅぅ…。けれど… 「そろそろ夕飯やね。今日は一人分多く作らんとなぁ…。」  「あ、あの…!」   「ん?どうしたん?」  「夕飯の準備手伝わせてくださいっ…!」  「ええよぉ。皆で美味しいもんつくろかぁ。」 そう、焦らなくていい…こうやって少しずつ…少しずつ前に進むこと…。それがきっと大事なことなんだ…。 464 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:36:13 ID:Hz9ZOXXe0 [6/6回発言] >>>458 えええええええええええええ は、はやてちゃんからお返事貰えるなんて… そんなの…ぅぅ……嬉しいよぉ…… は、はやてちゃん… 今日一日最高の一日になりそうだよっ……!! 486 : 学生さんは名前がない : 2009/04/29(水) 04:01:02 ID:xs4gihZO0 [1/2回発言] は、はやてちゃん…。 ぅぅ…可愛い…可愛いよぉ…ぅぅ…ぅう…。はやてちゃん…。 はやてちゃん…。ぅぅう…。 はぁ。 487 : 学生さんは名前がない : 2009/04/29(水) 04:54:34 ID:moHs3KGS0 [1/1回発言] >>486 早朝のラジオ体操みたいなもんやなぁ… 491 : 学生さんは名前がない : 2009/04/29(水) 15:45:50 ID:xs4gihZO0 [2/2回発言] >>487 君ははやてちゃん…ぅぅ。 そっか…はやてちゃんは休日でも早起きなんだね… 僕は今起きてしまったよ…ぅぅ…恥ずかしい…。 ラジオ体操かぁ… はやてちゃんとなら…僕…ぅぅ。ラジオ体操第1は勿論、第2、第3、第4…ずっと…できぅぅ… 人生のラジオ体操…はやてちゃん体操…ぁぁ…体が健康になってくよぉ……健康になってくよおおおおおおおおおおお! 507 : 学生さんは名前がない : 2009/05/01(金) 00:15:28 ID:nNz2xxuF0 [1/3回発言] はやてちゃんもいいけど…、 たまには八神はやてちゃん…って呼んでみたいだろう…そうだろう…。 ぅぅ…。 「八神… はやてちゃん…」 ほら…全然違うでしょ…重み係数が全然違う…。あ、そうだ…。じゃ、じゃあ… 八神ちゃん…てのは…どうかな…? ぅぅぅ…ぅぐ…… 八神ちゃん…はやてちゃん…八神はやてちゃん… ああ……心がとろけるチーズだよ… 八神ちゃん、はやてちゃん…八神はやてちゃん……皆も一緒に…さんはい、 八神ちゃん、はやてちゃん…八神はやてちゃん…… 八神ちゃん、はやてちゃん…八神はやてちゃん…… 八神ちゃん、はやてちゃん…八神はやてちゃん…… 508 : 学生さんは名前がない : 2009/05/01(金) 00:16:25 ID:nNz2xxuF0 [2/3回発言] う、ぅぅ…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお 581 : 学生さんは名前がない : 2009/05/03(日) 11:21:25 ID:72BOZ5k00 [3/4回発言] こんな過ごし方も全然ありだよぉ… GW初日の午後2時頃、八神家の皆はとある準備に追われていた。その準備とは、明日に控えた旅行の支度である。 皆が各自で荷物を纏めている中、僕はただ一人、直角に並べられたソファの端っこにちょこんと座っていた。 GWということで掃除は休みとなっているため、特にすべきことも無く、究極の暇人人間となっていたのだ…。 「なぁ、お前は準備しなくていいのか?」 そんな暇人に話しかけてきたのはヴィータちゃんだ。あはは、可愛いリュックをパンパンにさせちゃって…。 「そんなに持っていってどうするのさ?」  「私のことはいいんだっ!お前はどうなんだよ?」 僕のことですか…?それはね…、、この旅行計画を聞かされた2週間前から荷物を整えてきたから、既に準備万端、 いつでも出発できるんだよ!…と素直に言おうと思ったのだけど、ちょっと恥ずかしいので……、、 「荷物が少ないからこれから準備するんだよ。」  「へぇ。そっか。さっさとしろよー。」  「うん…」 八神家の皆のとの旅行…。2週間前からずっとずっと楽しみにしていた…。 1日経過する毎に、出発の日が近くなっていって、胸がドキドキしていって…、なんだろ、遠足を待ち望む小学生みたいな…。 そして今日はいよいよ旅行前日。荷物の準備も気持ちの整理も共に完了し、あとは出発まで待機するだけなのだ…。 はぁ、早く明日にならないかなぁ…。時計を見るとまだ午後2時半。出発の朝まではまだまだ時間がありそうだ。 うーん、どうにかこの時間を有意義に過ごせないだろうか?ソファに座りながら眼を閉じて考えてみる……。うーん…。 「おいヴィータ、流石にそれは入れすぎじゃないか?」  おや、この声は…。 「うるせーなぁ!別にいーだろ!なぁ、はやてぇ。」  「えーよぉ。いっぱい持ってこうなぁ。」  これは…。 眼を閉じていると、旅行の準備をしている皆の賑やかな声が聞こえてきた。 「リインもいっぱい持っていきますよぉ!」  「お、リイン、勝負すっか!?」 ふふ、微笑ましいな…。こうやって皆の声を聞くだけで心が穏やかになっていく…。その賑やかさが、、やけに心地良くて―――。 ―――ふと眼を開けると、先ほどまでの賑やかさが嘘のように静かになっていて、リビングの灯りも消されていた。 どうやら僕は眠っていたようである…。それにこの毛布…。誰かが寝ている僕にかけてくれたらしい…。一体、誰が……。 右隣を見ると、同様に毛布を被ったヴィータちゃんがぐっすりと眠っており、その先にシグナムさんシャマルさんリインちゃん。 床にはザフィーラさんが丸くなって寝ていた。窓から薄暗い光が差し込んで、皆の顔をそっと照らし出す。 皆とてもいい寝顔だ…。きっと準備で疲れたんだろうね……、って、いや、ちょっと待てよ…、一人足りなくないか……? この家の主で…、皆の大切な人で……、僕が…一番好きな人……。 ――あれっ。 ここで不意に気付く。そういえば……。 初めはソファの端っこに座っていたはずが、体一人分中央に移動している…?ということは左には。。顔を左隣に向けてみると… 「スー、スー……」 すやすやと寝息を立てる天使の姿がそこにはあった…。その名も、八神はやてちゃんである……。ぅ…、 は、はやっ…ちゃん……、ぅぅ…。ひょっとして皆に毛布をかけたのは…君、なのかな…?ぅ…ぅぅ…。 はやてちゃんの寝顔は僕の心を優しく、温かく包み込んでいく…。 皆の寝顔に囲まれて過ごすゆったりとしたひと時…。 ぼくは、明日に控えている旅行のことも忘れて、もうひとたび瞳を閉じてしまうんだ…。 582 : 学生さんは名前がない : 2009/05/03(日) 11:24:29 ID:72BOZ5k00 [4/4回発言] はやてちゃんの寝顔……やてちゃんの寝顔…・てちゃんの寝顔…。 う、ぅ…。うぐぁぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお 595 : 学生さんは名前がない : 2009/05/04(月) 15:43:15 ID:4S/BclW00 [3/4回発言] 皆でザフィーラさんをモフモフして、ザフィーラさんを困らせたいね。 あ、でも僕だけ睨まれちゃうかな… ぅぅ… 596 : 学生さんは名前がない : 2009/05/04(月) 15:54:36 ID:4S/BclW00 [4/4回発言] はやてちゃんにカラオケで「スキ? キライ!? スキ!!!」を唄ってもらって、ザフィーラさんを困らせたいな。 「こ、こ、このバカ犬ぅぅ~!」 ってはやてちゃんに言われてたじろぐザッフィーさん…。 「ホントは…好き…かも…」 は、はやてちゃん…はやてちゃん……!!! 615 : 学生さんは名前がない : 2009/05/06(水) 16:30:14 ID:ZdGgYv8z0 [1/4回発言] 山を登るよぉ… GW2日目の昼頃、僕と八神家の皆さんは旅行先の目的地に到着し、しばしの休憩を取っていた。 今回の旅行計画は、ごくごく一般的なもので、旅館に2泊3日寝泊りするというものなのだけど、 家計簿担当のシャマルさんの意向により、リーズナブルな場所が選択されたのだ…。そんなわけで、 僕達は今、とある山のふもとにいる。シャマルさん…、よりにもよってこんな体力を使うような場所を選ばなくても…。 「あらぁ、言ってませんでしたっけ?予算担当は私ですけど、行き先を決めたのははやてちゃんなんですよぉ~♪」 「なっ…。。は、はやてちゃんが…!?」   そのはやてちゃんは、照りつける日光の中、山の頂のほうを見て眼を輝かせている。 どうやらシャマルさんの言っていることは本当らしい。家を出るときに動きやすい服装を着ていたから疑問に思っていたけど…、 なるほど納得だ。それに…、うぅ…はやてちゃんのそういう服装も、か、可愛いよぉ…。太陽が眩しい前に君の私服が、ぅう…。 「主、荷物はロープウェーで先に送れるそうです。」   「了解やシグナム。みんなぁー荷物持って移動するよ~」 僕らはロープウェー乗り場へと移動し、各自荷物を乗せていった。ヴィータちゃんの荷物だけ際立って大きいのがちょっと笑える。 「準備完了やな。じゃあ登ろか~」   はやてちゃんの合図と共に、僕達は今、第一歩を…… 「ねぇねぇ。」  を、、ぉ…?スタートするはずが、ヴィータちゃんが皆を呼び止める。 「ヴィータどうしたん?」   「なぁはやてぇ、これってさ、歩くより飛んだほうが早くねーか?低空飛行なら景色も楽しめるしよ。」 「ん~、それやと雰囲気がなぁ…。それと人様に見つかるわけにはいかんしぃ、それにぃ…、、」 ドキン…。はやてちゃんはチラリと僕のほうを見てくる…。ん?はやてちゃんだけではなく、ヴォルケンの皆の視線も…?  「あぁ、そっか。お前がいたんだったな。お前飛べねーもんなぁ。」   「え…?あ……。うぅぅ…」 ヴィータちゃんの会心の一言がグサリと僕の心に突き刺さった…。だってしょうがないじゃないか…僕魔法使えないし…。 「まぁま。そういうことやから、皆で頑張って旅館まで登ろうなぁ。」 ↑は、はやてちゃん…。 616 : 学生さんは名前がない : 2009/05/06(水) 16:30:22 ID:ZdGgYv8z0 [2/4回発言] こうして、僕らは旅館を目指し山を登り始めた。先頭を切るのはヴィータちゃんとリインちゃん。 その後にはやてちゃんとシャマルさんシグナムさん、少し遅れて僕とザフィーラさんが続く。 周囲の景色は山紫水明、そよ吹く風が気持ちよく、何よりはやてちゃんを眺めながら登るという行為自体が至福の時であった。 皆も楽しそうに会話してなんだか良い雰囲気だし…、うぅ…、もう…このまま永久にずっと登り続けられるよぅ……!うぅぅ! がしかし、そんな余裕も、登山中盤に差し掛かると言えなくなってくる。サンサンと降り注ぐ太陽光。 傾斜も徐々に高くなり、皆の体力を確実に蝕んでいく。スタート時に比べ、歩行速度も落ちていっているみたいだ…。 僕は、不安を感じ始めていた。 はやてちゃんのことだ。足が完治したとはいえ、まだこういう長時間運動は無理なのでは…。 現に、後ろから見ていてもはやてちゃんは息を切らしてとても辛そうだ…。はやてちゃん……。ぅぅ…。 …やっぱり、魔法で飛んで行くべきだったんだ。これ以上辛そうにしているはやてちゃんを見ていられないっ。 よし、皆に提案しよう…。少々足を速めはやてちゃんのところへ向かう。 「あの、は、はや……、……。」   言いかけて、僕は自分の提案を取り下げた。なぜなら、彼女が真剣な眼差しで頂を見据えていたからだ…。 自己嫌悪。あぁ、僕は…何をしようとしていたんだろう。はやてちゃんは最初に言っていたじゃないか、『歩いて登ろう』と…。 なのに、もし魔法使用の提案をしたらどうなる…?はやてちゃんの意思を無きものにしてしまうじゃないか…。 そもそも、何故僕は不安を感じていた?不安…、それはつまり、はやてちゃんを信じきれていない、ということ…。 自分の好きな人を信じられなくてどうする…。信頼できなくてどうする……。 僕は…、はやてちゃんを信じたい。はやてちゃんの意思を信じたい…。歩いて登りきろうとしている君の意思を…。 歩き続ける彼女に、僕が今、唯一してるあげられることがあるとすれば………。 「あの、は、やて…さん…。」 「はぁ…はぁ…。ん…?どうしたん…?」 「きっと…あと…少しで着きますから、頑張りましょっ…。」 「…。せやね…。頑張ろかー。」 僕がしてあげられること、それは魔法の提案でも、手を握って引っ張っていくことでも、おんぶをしてあげることでもなく、 こうやってはやてちゃんの隣で一緒に歩みを進めていくことなのだ…。きっとそれが最短距離、目的地まで一番近い道のり…。 はやてちゃんと僕は、足並みを揃えて一緒に歩いていく。1歩、また1歩と。はやてちゃんがこんなに近い距離にいるというのに、 何故か今は緊張しなかった。はやてちゃんと、ヴォルケンの皆と一緒に歩いていたいという想いがそうさせているのだろう…。 そして数十分後…。 「おっしゃああああ、着いたぞーーー!」 一番乗りのヴィータちゃんが雄叫びをあげる。続々と他の皆も到着し、汗を拭いたりしている。 「はぁ。着いたぁ。なんやええ景色やなぁ…。君もこっちおいでぇ。」 はやてちゃん…。僕は…君と一緒に山登りを出来たことを心から嬉しく思う…。君は…僕に大切なことを気付かせてくれたんだ…。 619 : 学生さんは名前がない : 2009/05/06(水) 16:45:56 ID:ZdGgYv8z0 [3/4回発言] 日曜日まではやてちゃんとゴールデンウィーク…うぅ… 620 : 学生さんは名前がない : 2009/05/06(水) 18:56:44 ID:ZdGgYv8z0 [4/4回発言] もうWEEKで収めておきたくない。この気持ちはYEARだよ… はやてちゃんWEEKじゃない、はやてちゃんYEARだ。ということは略すとHYか…。 HayateYagami…。うぅぅ…
2009-04-06-魔法少女リリカルなのは総合スレ 12 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 03:49:14 ID:K4e5LMq90 [1/6回発言] スレ立ってた! はやてちゃん可愛いよぉ…。ぅぅぅ…。 新しいアニメがいっぱい始まったけど…、どうしたって僕の心は…、未だに君に蒐集されたままなんだ… はやてちゃん…。はやてちゃんはやてちゃん! ああ、やっぱり凄い、この6文字。不思議だ。僕に確実に安心感を与えてくれる……。 13 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 04:00:14 ID:K4e5LMq90 [2/6回発言] 何故かはわからないけど、はやてちゃんととっても麻雀がしたいなぁ…。 したいよぉ…八神家の皆と麻雀…。八神家の皆と朝まで麻雀…。 僕は何度も何度もはやてちゃんに振り込んでしまうだろう。そんな僕に、はやてちゃんは何て言うんだろうね…。 優しいはやてちゃんでも、10回くらい振り込んだら流石にばれてしまうかなぁ。 「もぅ、君ぃ!真面目にやらんとダメやで!」 は、はやてちゃん……。違うんだ。僕はいつだって真面目なんだぁ。真面目に君に向き合いたいんだぁ。 けれど手が勝手に…。ぅぅう ああ、はやてちゃん…僕は…ぼ、僕は……君に、リーチしたい…! ロン…! ああ。。。す、すごい…。は、はやてちゃん…。ロンって…。ぅぅう…。か、かわいい…かわいいよぉは、はやてちゃん!! 14 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 04:02:54 ID:K4e5LMq90 [3/6回発言] はやてちゃんの可愛さに、僕の心はもうテンパイ。 心も点棒も、全部君に奪われて…。 ぅぅ、完全に僕の負けだよ…。完敗だよはやてちゃん…。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 16 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 06:33:39 ID:K4e5LMq90 [4/6回発言] 僕が落とされた3つの理由、だよぉ… 「スロベニア!」 よくわからない国の名を叫びながら目を覚ました僕は、カーテンの隙間から漏れた日の光を見て、朝であることを理解した。 薄暗い室内を見回すと、壁にかかった時計を発見。午前4時40分。えらく早起きをしてしまったらしい…、、って、ちょっと待てよ…。 スロベニア…?国の名称だよね?何故、僕はこんな言葉を?……。…あ、そっか。そうだった。昨晩はしりとりで盛り上がったのでした。 結局、「す」から始まるあの言葉は言えないまま。悩んで悩んで、そのまま寝てしまい、夢の中で捻り出した答えがスロベニアってわけだ… ってことは、、あのしりとりは、はやてちゃんの一人勝ちってことになる…。はやてちゃんが一人勝ち…?ぅああっ!なんてことだっ、 僕は、はやてちゃんより先に寝てしまったんだ…。一家の主を残したまま寝てしまうなんて…なんてだらしないんだ僕は。 ああああ、はやてちゃんは…、はやてちゃんはきっと、「もう寝てしもうたん?」とか聞いてきていたんだろうな…。 あのまま起きていたら…、はやてちゃんともっと、もっといっぱい会話が出来たかもしれあいのに…。何故、僕は…ぅぅう…。 はぁぁ…。ダメだダメだ、悔やんでいても仕方がない。とりあえず落ち着かなきゃ、だ。左隣にいるシャマルさんでも見て……。…ん? …は?…ぇえええええええええええええ!??→  僕―――――――――――――――――――→はやてちゃん  僕が…左隣を見ると、6メートルくらい先にはやてちゃんがいたんだ…。シャマルさんがいたはずなのに…いやもっと沢山の人がいたはず。 けど、左を見たらはやてちゃんの寝顔があるんだ…。なんだこれ…意味がわかんないよ!まだ夢の中にいるのか?一体どうなってるんだ…。 神視点の補足によると、どうやらこういうことらしい。 午前3時15分:ヴィータちゃんトイレに行きOUT       僕 シャ シグ ○ リ はやてちゃん。 午前3時20分:トイレから戻ってきたヴィータちゃんIN   僕 シャ シグ ○ リ はやてちゃん ヴィ。 午前4時00分:シグナムさん、剣の朝練によりOUT     僕 シャ  ○  ○ リ はやてちゃん ヴィ。 午前4時15分:リインちゃん、はやてちゃんの懐へIN    僕 シャ  ○  ○ ○ はやてちゃん,リ,ヴィ。 午前4時30分:シャマルさん、謎の失踪によりOUT     僕  ○  ○  ○ ○ はやてちゃん,リ,ヴィ。    だが、今の僕にとってそんな補足はどうでもよかった。そうならざるを得なかった…。だって…だって!視線の先にははやてちゃんの寝顔…。 はやてちゃんのね、が、お…。どうして君はそんなにて、んし…。うぅぅ…。けど待って。待つんだ。冷静になるんだ。いいのか? はやてちゃんの寝顔を許可なしに、勝手に見ていいのか?いいのか?いいわけないだろう…、いいわけないんだ!! 忘れよう。忘れるんだ。布団を被ってもう一度寝ればきっと忘れるはずだ…。寝よう。寝るんだ!おやすみ…。(5秒)。ぅぅ…。ぁぁぁぁあああ! 神様仏様なのは様!ごめんなさい…。絶対に忘れますので、最後にもう一度だけ、この布団の隙間からどうかチラっと見させてください…。 被っていた布団から小さなスペースを作り、はやてちゃんのほうを……、、見……。。 「おはよぉ。早起きさんやね。」 ……ッ。はや…?↑ううううううううううううううううううううう!うううううううううううううううううううう!隙間からぁ…ちらっと見たらぁ… ちらっとみたらね…、はやてちゃんが、起きていたんだ…。おきて…たんだ…。あああああああああああああああああああああああああ ドキドキドキドキドキドキ。はぁぁ…頭が…おかしく…なって…。ああああダメだよぉ…これは早急…緊急に寝な…ければ…。 でも…はやてちゃんに朝の挨拶をせずに…二度寝…してもいいのか?いいわけ…ないよ…。ならば、挨拶してすぐに…寝るしか… 「はやて…さん…、おはっ…」 「なぁ、今から朝ごはん作るから手伝ってもらえるぅ?(エプロンの帯を締めながら」 ←……………ッ。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 19 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 06:48:20 ID:K4e5LMq90 [5/6回発言] はやてちゃんの作る朝ごはん、パクパク。美味しい。 パクパク パクパクパク 30 : 学生さんは名前がない : 2009/04/06(月) 23:51:40 ID:K4e5LMq90 [6/6回発言] 今日もはやてちゃんが可愛かったよぉ…。 はやてちゃん……。はやてちゃんはやてちゃんはやてちゃんはやてちゃんはやてちゃんはやてちゃん…。 うぅ… 改めてわかる。名前を呼ぶ力の、凄さというものが… 31 : 学生さんは名前がない : 2009/04/07(火) 05:31:23 ID:b6yVxikq0 [1/3回発言] 今、そっちに行くよぉ…。 眠りから目を覚ますと、視界がいつもとは違っていたんですね。 さんさんと照りつける太陽の光がやけに眩しくて、あたりを見渡せば一面が桜の花。4月に相応しく桜が満開で咲いていたんです。 普段であれば、桜は見上げて観るものなのですが、今日はどういうわけか、僕と同じ目線の高さに桜の花がいたんです。 まるで木登りをしているみたいに、桜の花と一緒に肩を並べていました。桜の花をこんなに間近で見たのは初めてかもしれません。 これは一体どういうことなんだろう…。 いつもとは異なる風景に、僕は戸惑いを隠しきれませんでしたが、そうさせたのは視界だけが原因ではありませんでした。 何故か、いつもより体が身軽に感じられるんです。ふわふわふわり、ふわふわふわり。 今日は体の調子がいいのだろうとも思いましたが、と同時に、体の異常にも気付きました。体がまったく動かせないんです。ピクリともしません。 今までに経験したことのない不思議な現象がこの身に起こっているのだと感じました。   ヒュゥゥゥ~。真正面からは、ひんやりと冷たい風吹いてきて、全身をぐらぐらと揺らしてきます。 この程度の緩やかな風で、全身が揺れることなど本来はありえないはずなんですが、振り子のように自分の全身が揺れるんです。 どうやら、全身が何か1点に支えられているようなのでした。しかし、これだけではどうにも状況が掴めません。 …もっと、もっと他に、何か情報はないんだろうか? 僕は視線を下に向けてみました。見下ろした先では、2人の女の子が談笑しています。飲んだり食べたりもしています。 この風景は、世間一般で言う”お花見”ってやつでしょうね。とても微笑ましい光景です。あ、何やら…、声が…聞こえてきました…。 「ヴィータぁ、急いで食べたらあかんよぉ。」 えっ…。こ、この聞き覚えのある…柔らかい関西弁は…?ま、さか…。 「だってはやての作った弁当ギガウマなんだもん!!」 う、嘘でしょ…?そんなぁ…こんな、ことって…? 視線の先には可愛らしい天使たち、いや、はやてちゃんとヴィータちゃんがいたのでした…。なんで…、どして…? 疑問点はいくつもありましたが、はやてちゃん達を見た途端、とにかく「会いたい」という感情が芽生えて…、勝手に先行してしまうぅ…。 けれど、意思に反して体はまったく動いてくれないんです…。視線の先にははやてちゃんが待っているというのに…。ぅぅ… これじゃ生殺しじゃないかぁ、体が動かないだなんて…。だ、誰かぁ、動してくださいよぉ…ねえ…。そっちに行きたいんです…どうか、どうか! ブワァァ~!祈りが通じたのか、強めの突風が前からやってきて、僕と支えを繋いでいた鎖を解き放ってくれたんです。 僕は空気抵抗に支えられながらゆっくりふらふら落ちて…だんだんはやてちゃんとの距離が近くなって…けどこの高さっ…う、ぅぅぁ…ぅぐっ――。 ――気がつくと、僕は居心地の良いぬるま湯の中にいました。見上げると円形に空が広がっていて、そして、声が聞こえてくるんです…。 「おいはやてぇ、湯呑みの中に桜の花びらが入ってるぞー」 「んん?あっ、ホントやなぁ。」 円形の景色が、はやてちゃんの顔で埋め尽くされていきゅぅ…。はやてちゃんは今、湯呑みの中を覗き込んでいるのだろう…。ああ…ぅぅ…。 こんなに近距離で君を見られるなんて…。なんて幸せ…。ん?は、はやてちゃん…、何を…?うあ、うあああああああ! はやてちゃんは湯呑みから桜の花びらを掬い上げ、その指で桜の花びらをフニフニとさせた…。 あ、だ、ダメだよ…、横っ腹あたりがくすぐったいよぉ…ああ、は、はやてちゃん…! 32 : 学生さんは名前がない : 2009/04/07(火) 05:33:21 ID:b6yVxikq0 [2/3回発言] はやてちゃんの用意したお花見弁当…。 い、いただきます! ハグハグ。パクパクゥ。美味しい。 そしてはやてちゃんが桜の花に負けないくらい可愛い。 花より団子、団子よりはやてちゃん… かわいいよぉ…かうぃあいいよぉぉぉお! ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 52 : 学生さんは名前がない : 2009/04/08(水) 04:16:27 ID:0sT8AvwN0 [1/3回発言] 絶妙なハーモニーだよぉ…。 夕食後、八神家の台所で皿洗いをしていたのだ。僕は食器を洗いながら今日の晩御飯の味を思い出していた。 ああ…はやてちゃんの作ったオムライス…。卵が半熟で…お口の中でぴゅるるるって蕩けて…美味ひかったよぉ… 「なぁ。」 む…。後ろからかかる呼び声。あれ、この声は…?いつも流れだとヴィータちゃんだが、今日は何かが違う…こ、この声は… 「ちょっとな、話というかな、相談があるんやけど…。」 は、はやてちゃん…。はやてちゃん!振り返ればそこには天使…。ぐ、ぅぅ…今日は最初からクライマックスだよぉ…! 「お皿洗いが終わったら、リビングに来てもらえるぅ?」 「えっ…。あ、は、はい…。」 はやてちゃんから直に話があるだなんて…。何か重大な用なのだろうか。一家の主から業務連絡…。 考えられるとすれば、僕の進退くらいだ…。クビってことなのかも…。この不景気の時代だもんなぁ…。う、うぅ…。 で、でも…。もしクビの宣告をされるんだとしても、この皿洗いだけは…最後までしっかりやらなきゃいけない…。よし…。やるぞ…。やるぞぉ! 僕は気合を入れなおして再び食器を洗い始めたのだ。そして45分後、全ての食器を洗い終え、はやてちゃんが待つリビングへと向かった。 「ずいぶんと時間がかかったなぁ。」 は、はやてちゃん…。ぅう、ちょっと丁寧にやりすぎたかな…。それにしてもこの真剣な眼差し…やっぱり重大な伝令があるのだろう…。 「はやてさん、あのっ…」 「ちょっと、眼ぇ瞑っててもらえるぅ?」 えっ…。眼を瞑る?ど、どういうこと…?とりあえずやったほうがいいのかな…。で、でも…何なんだろ、全然意味がわからないよ… 「瞑ったぁ?」 「え!?あ、はい。今すぐ…!」 僕は慌てて眼を瞑った。けども、はやてちゃんは一体何をしようってんだろ…?なんか、変にドキドキして…。う、ぅぅ… ピカぁー。そのとき、閉じた眼の先で何かが光った気がした。カシャン。音がする。カシャン?何かの金属音みたいだけど…。 「眼ぇ、開けてもええよー」 「は、はい。」 僕は眼を開けっ…ぇええええええええええええええええええええ!!?は、はや…てちゃ…? 眼を開けたらぁ…そこにはバリアジェケット姿の大天使がぁぁぁ…、は、はやてちゃん…がいたのだ…。 「なー。これ、どう思う?」 ど、どう思うって…あ、はぁぅぅぅ…か、かわいいよぉ…かぁぃぃょ…くぁぁぁ、ぁ、 「大変…よいと…思います…。」 「やっぱり大丈夫だと思うぞ、はやて。」 「私もミニスカにしようかしら♪」 あ、ヴィータちゃんとシャマルさん。ですよねですよね!可愛いですよね!え…?はやてちゃんの相談ってこれのこと!? 「そうなんかなぁ。そろそろサイズの変え時かと思ったんやけど…。君も大丈夫やって思う?」 は、はやてちゃん…全然大丈夫だよぉ…。ダメなのはむしろ僕のほう…、こんな間近で…て、天使を見てしまえば…頭の中がぁ…うぅ… 「私の体はまだまだ未熟いうことかぁ…」 ←はやてちゃん…!!  「それは違うよ!!はやて…さんは!未熟なんかじゃない!言うなればオムライスなんだ! 半熟の卵の中には、しっかりと芯まで火の通ったチキンライス…。それらがお口の中で混ざりあって…抜群に美味しいんだ!だから!」 「き、君…?」 「い、いや、あの今日の晩御飯の話です…。とても美味しくて、それで…」 「ふふ。そうかぁ。お粗末さまでしたぁ^^」←ぅぅぅ… ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 53 : 学生さんは名前がない : 2009/04/08(水) 04:20:40 ID:0sT8AvwN0 [2/3回発言] 休みの日は特に最高なんだなぁ はやてちゃんの作ったお料理を1日に3度も楽しむことが出来る… 至高の休日… 3度訪れる幸せの時間… パクパク…モグモグ… お、おいひぃ… 54 : 学生さんは名前がない : 2009/04/08(水) 04:32:28 ID:0sT8AvwN0 [3/3回発言] いただきますとかごちそうさまとか凄い言いたい。言いたい…言いたいよぉ。 絶対、元気よく言いたい!心から言いたい! いただきます!パクパクパクパク!ごちそうさま!そして食事のラストを飾るは、はやてちゃんの笑顔… あはあ、幸せだなぁ…  ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 165 : 学生さんは名前がない : 2009/04/13(月) 04:23:09 ID:4/Z2jb1D0 [1/2回発言] 今日はいきなりよく会うよぅ… ある日の休日、僕はいつもより遅く眼を覚ました。ふぁぁ。欠伸をしながら時計を確認すると午前10時。 これは完全なる寝坊といえるだろう…。やってしまった…。 八神家は休日でも朝は早いのだ。おそらく他の皆は朝ごはんを食べ終えて、各自行動をし始めているであろう。 誰も起こしに来なかったのは、皆が日頃疲れている僕のことを配慮してくれてのことだと思う…。とてもありがたいことだ…。 さてと、お腹もすいたしそろそろ食卓へ向かおうかな…。自分の部屋の扉を開けて廊下に出る、と、 「今日は遅起きさんやなぁ」 うぇ?わああ!朝からいきなりはやてちゃん!?脳が一気にフルドライブ…胸がドキン… 「おはよ。」 「おはよう…ございます…」 「これから朝ごはん?」 「はい…」 「そうかぁ。あ、でももう片してしもうたかも…」 「い、いや…大丈夫です。あの、自分でなんとかするので…、はい。」 「そうなん?」 僕ははやてちゃんに一礼してその場を抜け出した。ぬぁぁ、朝一番にはやてちゃんを見られるなんて…ぅぅ… 今日は最高の休日になりそうだよぅ。ぅぅううううう!!僕はそのまま気分を高揚させて食卓へと向かったんだ。 食卓に辿り着くと炊飯器を発見。中を開けるとまだご飯が残っていたので、適当にふりかけご飯でも食べることにした。 「なぁ、」 ん?うぇ?うぅぅあ!はやてちゃん…!壁からピョコッっとはやてちゃん…!ぅぅ、む、胸がキュン… 「やっぱり私が何か作ろうかぁ?」 「えっ…?あっ。。」 「ん?」 「じゃあ…お、お願いします…」 「はぁい^^」 ぅぅっ…ぁぁあ!なんて…、ことだ…遅く起きた僕なんかのためにィ…。め、眼の前には…はやてちゃんのエプロンっ…エプっ―― ――。気がつくと、僕はリビングのソファで座っていた。あまりに幸せすぎたため記憶が飛んでしまったのだろう。 けれど舌にはしっかり朝ごはんの味覚が残っていた…。はぁ。はやてちゃんの作るご飯はやっぱり最高すぎるよぉ。 家事は皆で分担ということにしているけど、食事の担当は相変わらずはやてちゃんなんだよね…。はぁ、いつか…、 いつか、僕が八神家の皆にご飯を作ってあげられたらなぁ…。まだまだはやてちゃんには及ばないだろうけどさ。。 「じゃ、ちょっと行ってくるな。」 ぇ?わぁ!?は、はやてちゃん…!?後ろからまたもや天使の声っ。ぅぐ、胸がキュン…キュンッ…。あれ、でも… 「あのっ、何処に行くのです…?」 「買い物やな。夕飯のおかず買ってこようと思うてな。」 ぇえ?夕飯のおかずだって!?そんな!そ、それくらい僕が行きますよ…。朝ごはんまで作ってもらったのにっ… 「そやけど、買い物はいつも君が行ってくれてるやろぉ?たまには、私にも買い物させてなっ。」 は、はやてちゃん…。 「私も行くぞはやて!アイス買ってもいいかな?」 「ええよ。ヴィータはホンマに甘いもの好きやなぁ。」 こうして、はやてちゃんとヴィータちゃんは買い物へ行ってしまいました…。うう、僕も行きたかったな…。。だけど、 せっかくはやてちゃんが配慮してくれたんだ。ココは素直に甘えておこう。部屋に戻って休んでますかな…。立ち上がり再び廊下へ向かう。 「「あっ」」 ふぇ?ううぃぁあ!?は、はやてちゃん!?廊下でばったりはやてちゃん…!ぁぁぁ、また胸がキューンキューンキューンキューン… 「ど、どうしたんですっ?」 「うっかりや。お財布忘れてもうた。」 お財布…。ぅう。可愛い…かわいいよぉ…君の…仕草…全てが。。う、ぅぅ。 はやてちゃん…君は…いつも僕をドキドキさせるんだ…。24時間365日…僕はずっと…君に初恋しっぱなしなんだよぉ… ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 166 : 学生さんは名前がない : 2009/04/13(月) 04:28:39 ID:4/Z2jb1D0 [2/2回発言] お財布を忘れるはやてちゃん…可愛いよ…、かわいいよぉ… か、かわいいよぉ。かわいいよぉ…うっかりさんだね…。ついうっかりしてしまったんだね…。 うっかりはやてちゃん… 可愛いよ…はやてちゃん… ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 261 : 学生さんは名前がない : 2009/04/17(金) 05:51:53 ID:7I/i8RqN0 [1/2回発言] その体温、36度8分だよぉ… 「っふはぁっ!!」 突然眼が覚めた。全身が寝汗でびっしょりと濡れている。ぅぅ、また…、あの夢だ… 最近、よく怖い夢を見るんだ。そのたびにこうやって深夜に起こされる。 夢だというのにその内容はしっかりと記憶されていて、体に疲労が蓄積されているのを実感する…。 妙にリアルな夢、なのだ。まるで、その夢が現実であるかのような。。けども、あたりを見渡せばいつもの個室で。 八神家の皆が用意してくれた僕の部屋なのだ。その事実だけが唯一僕を安心させた……。 二度寝を試みようと再び目を閉じようとする。しかし、夢への恐怖と最近の気温上昇が相まって、中々寝付けない。 なので、リビングで少し涼むことにした…。 暗い室内。いつもは賑やかなリビングも今は静寂に包まれている。とりあえずソファにでも座るとしよう…。 はぁ……。大分、火照りは治まった気がする。でもやはり夢への不安がまだ……、 「ん?君?」 声がかかる。僕のどうしようもない不安に差し込む一筋の光。この安心感のある声は…。 振り向くと、そこにはパジャマ姿のはやてちゃんが立っていた…。 「どうしたん?こんな夜中に。」 「あ、いや…、ちょっと眠れなくて…。」 眠れない原因については言わなかった。だって、はやてちゃん相手に僕の不安、怖い夢の話なんてかっこ悪くて言えない…。 「隣、ええかなぁ?」 「は、はい…」 返事をするとはやてちゃんは僕の隣に腰を下ろした。とても…近い距離だ…。 「静かやなぁ。あ、夜やから当たり前かな。。」 ああ、何だろう…。隣に座ったはやてちゃんの優しい雰囲気が、僕を…。ダメだ。やっぱりこの人の前では嘘はつけない…。 「実は…、最近怖い夢をよく見るんです…。」 はやてちゃんは澄んだ瞳で僕を優しく見つめてくる。不安を吐き出した口はもう止まらない。 「その夢の中では、僕は毎日一人でただひたすら機械的に作業をしてるんです…、八神家の皆は誰もいなくて…」 「皆がいないんです…、ヴィータちゃんもシグナムさんもシャマルさんもザフィーラさんもリインちゃんも…!」 そして、はやてちゃんも… 下手な口調で焦りながら喋る僕に対し、はやてちゃんは人差し指を垂直に立ててその唇につけた。シィー。 気付かぬうちに大きな声で喋っていたのだろう…。こんな真夜中に…なんて情けないんだ僕は…。謝らなきゃ…。す、すみま… 謝ろうとしたそのとき、はやてちゃんはその綺麗な手で僕の頬に触れてきた…。は、はや…て…ちゃ…? 「眼ぇ、つぶっててな。」 僕は言われるがままに眼をつぶる。静寂な空間が聴覚を遮断して、今視覚が遮断されて…、 僕の感覚ははやてちゃんの手の温もりのみとなった…。36度8分の温もり…。はやてちゃんの体温が僕に流れ込んでくる…。 「あ、あの…これ…は…?」 「おまじないや。君がもう怖い夢を見んように…。」 静かな時間が流れる。まるで夢のような時間だ…。夢…。これも夢なんだろうか。君を目の前にしてわからなくなってしまった…。 けど一つだけ言えることがあるんだ。僕の…、このドキドキする気持ちだけは、これだけは絶対に夢じゃないんだって…。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 289 : 学生さんは名前がない : 2009/04/20(月) 06:43:22 ID:xCBU1QzG0 [1/5回発言] 最近暑いけどまだその時期じゃないよぅ とある休日、八神家の掃除をし終えてリビングに向かうと、ソファに座っているヴィータちゃんを発見した。 「ヴィータちゃん何してるんですかー。」 「……。」 返事が無い。どうやらテレビに集中しているみたいだ。けれど、反応がないとこちらとしても寂しいものである。。 「ヴィータちゃーん、もしもーし。」 「グズ………ッせぇ…」 何やら独り言を呟いてるようだ。ちょっと様子がおかしい気もする。大丈夫かなぁ…? 「おーいヴィータちゃーん、だいじょう…」 「う゛るぜえって言っでる゛だろ゛ぉぉ゛!」 鼻声交じりの叫び声が室内に響く。振り向いたヴィータちゃんは鼻を赤くさせて眼に少し涙を浮かべていていた。 ひょっとして、今まで泣いてたのかな?傍には丸まったティッシュの残骸が多数あるし…。一体何があったのだろう、 「ど、どうしたの?ひょっとして花粉症とか…?」 「ちげぇよ……グズッ…。余韻によ…、浸ってたんだ…」 余韻。。そうか。ヴィータちゃんは今までテレビを見ていたのだ。それに感動して涙を流していたと…。 なかなか乙女心のある素直な子じゃないかぁ…。けれど一体何を見てたんだろう…。恋愛ドラマかな?気になる…。 「えっと、何を見ていたの?」 「グズ……エアだよ、エア…。」 ん…?なんだって? 「AIRだよ!A・I・R!!お前しらねーのかよッ!グズッ。今ゲートボール仲間の老人会で流行ってんだよ…」 エアって…あのAIR!? といってもあまり内容は知らないけど、いやそれよりもそんなのが流行る老人会って一体…。。 「もういいだろ…、私はまだ余韻に浸っていたいんだ。くそぉ、くそぉ…、観鈴ぅ、観鈴ぅ…!」 ヴィータちゃんはすっかりAIRにハマっているようだった。よしっ。ニワカな僕だけど、ここは一つ、僕の数少ない知識で…。 「ねえヴィータちゃん!」 「ぁんだよ……」 「もうゴールしていいかな!?」 「…は?」 「えと、だからね、もうゴー…」 瞬間、前方のヴィータちゃんから凄まじいほどの殺気が僕に発せられ、床には正三角のベルカ式魔方陣が紅く輝きだす。 「お前ぇ、それ以上言ってみろ…?」 「…ル?え?」 「観鈴に謝れえええ!!」 「ぇぇえ?うああああああ!!」 僕は命辛々その場から逃げ出したのだった…。にしてもヴィータちゃんは何故あんなに怒ってたんだろ…。うーん… 「時におまえ、聞きたいことがあるのだが。」 ぇ?わあ!? 気配をまったく感じさせないシグナムさんが背後に立っていた。 「な、何ですか…?」 「飛べない翼に意味はあるんだろうか…?」 「へ?」 「いや、わからないならいいんだ。すまなかったな。」 シグナムさんは去っていく。COOLなシグナムさんには珍しくクイズの問いかけだったが、まったくもって意味不明だった。う~ん… 考えながら歩いていると、台所にさしかかる。そこでは先ほどのヴィータちゃんと、支度中のはやてちゃんが仲良く話していた。 「ん、ヴィータ、どうしたん?」 「なぁ、はやてぇ~私さぁ、もうゴールしていいかなぁ?」 って、ちょ!ヴィータちゃん…!それさっきの僕が言ってたヤツじゃないかぁぁぁ! 「なんや?お腹でもすいたんかぁ?」 「ぇ?あ、うん。まぁそんなとこ。あ、そうだ!はやて!どろり濃厚ピーチ味作ってくれよ!」 ヴィータちゃんが変な注文をしていたけど、それを差し置いても、遠くから眺める翼の生えた天使たちの会話はとても癒されるものだった…。 そして僕はそんな二人を見て、ある考えを巡らせていた。ゴール…。僕のゴール。僕は人生のゴールをどんな風に迎えるんだろう。 できれば…うぅ…はやてちゃんと…、ぅぅ。 「お昼ごはんできたよ~」 けど今は…。 はやてちゃんの作る昼ごはんを前に…僕は… イヤッホオオオオオオオオオオオゥ!八神家さいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぅ!  ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 290 : 学生さんは名前がない : 2009/04/20(月) 06:45:36 ID:xCBU1QzG0 [2/5回発言] は、はやてちゃん…は・や・て・ちゃん… はぁぁぁ… 可愛い… 可愛いよぉ… はぁぁ…ぅぅ… はやてちゃん…ぁぁぁ… 291 : 学生さんは名前がない : 2009/04/20(月) 06:46:31 ID:xCBU1QzG0 [3/5回発言] くぁああぁぁぁ…はやてちゃん…かわいい…か、わいいよぉ… ぅぅ。ぅううううううう! ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 327 : 学生さんは名前がない : 2009/04/22(水) 06:33:26 ID:FQNauSyk0 [1/2回発言] 始まったよぉ… 「今のままでいいんですかぁ?」 リビングで休憩していると、そこに居合わせていたシャマルさんが唐突に話を振ってきた。 その表情はいつものニコニコ笑顔とは異なり、真顔も真顔、大真面目顔である。 「えーっと、、シャマルさん…?」  「アナタってぇ、八神家における今の自分の立場を理解してますかぁ?」 へ?いきなりどうしちゃったんですかシャマルさん…。いつもと違ってやや高圧的な語り口調だし、何か変だぞ…。 「立場、ですか…?いや、わからないです…」  「アナタはね、皆から”ただのお手伝いさん”って認識されてるの。」 え…?へぇ~、八神家の皆が僕のことをそんな風に…。けれど、それって喜ぶべきことなのでは…。 「勘違いしちゃダメよ。まだ続きがあるの。」  「ぇ?」 「仮に八神家ヒエラルキーなるものが存在するとするなら、アナタの立ち位置はまさに最下層にランク付けされてるのよ。」 ヒエ…?…ダメだ、何を言っているのかわからない…。あのぅ、シャマルさん、どういう……? 「つまりね、このままじゃ、アナタは、永久にはやてちゃんには近づけないってことなのよ。それでもいぃい?」 「え、いや、待ってくださいっ。なんで僕が、はやて…さんのことをす、すぅ」  「そんなの観てればわかっちゃいます。で、どうなの?」 どうって……。八神家の皆と一緒に、はやてちゃんと一緒に暮らせる…、僕はそれだけで最高に幸せだと思ってる…。 もしも、これ以上踏み込んで、今の関係が壊れてしまったら、はやてちゃんの笑顔が見れなくなるかもしれない…それだけは…。 「ということはぁ、現状で満足ってことですかぁ?」  「そう…なりますかね…」 そう、現状維持。今の僕にとってはそれが最善の選択。皆の笑顔に包まれて…このままずっと八神家で…。 「ふぅ~ん。そうですかぁー。アナタってー、はやてちゃんのことはあまり好きじゃないのねー。よぉ~くわかりました。」 「……は?ちょっと何を言ってるのかわから…」  「嫌いなんですよね?はやてちゃんのこと。」  …カチンと来た。 「…嫌いなわけ…………ッ、嫌いなわけないじゃないですかぁッ!!! …好き、、に決まってます…。  はやてちゃんが好き…。はやてちゃんのことが…大好き…なんだ…好きすぎてもう頭がどうにかなりそうなくらい…」 「じゃあ、どうしてその気持ちを抑え込んでるんですかぁ?」  シャマルさんは不思議そうにたずねてくる。一方の僕のほうは顔を真っ赤にさせて、とにかくもう必死だ。 「だって…、告白なんてしたことありませんし、それに…!はやてちゃんを目の前にすると…、  心身ともに変になっちゃって、無意識的に『ぅぅぅ、ぅぅぅ』って奇声が出たりして…もう自分でもどうすりゃいいのか…」 「ふふ、告白なら簡単ですよ。自分に素直になるだけです。例えリスキーだとしても、ネガティブになっちゃダメよ。」 微笑みながら恋について語るシャマルさんはすっかり女の顔になっていた。が、そんなことを言われても…それができないわけで… 「そんなアナタに、今回はプログラムを用意しちゃいましたぁ!  名づけて、最下層脱却プロジェクト2009春 presented by私(はぁと です!」  「…はい?」 「内容は単純よ。第1工程~最終工程に段階別に分かれてます。条件として①タメ口で、②頼みごとを聞いてもらう。  それだけです♪各工程にはそれぞれターゲットとなる人物が設定されてますが、最終工程の相手は誰か…、わかりますかぁ?」 ドキン…。はい…、わかります…。  「それじゃあ開始しちゃいますね。第1工程のターゲットはあの子です♪」 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 382 : 学生さんは名前がない : 2009/04/23(木) 23:54:44 ID:/X62kkWUO [2/2回発言] 最近はやて厨も勢いないな 383 : ┌(┐ ・д・)┐の弟子 ◆A.K.O..... : 2009/04/24(金) 01:01:31 ID:7RYGgr7E0 [1/4回発言] けいおんに流されてしもたんや 385 : 学生さんは名前がない : 2009/04/24(金) 02:05:11 ID:YTh0oMvS0 [1/7回発言] >>382 違う…そんなの間違ってる… はやてちゃん…は、はやてちゃん……。ぅぅぅ…。はやてちゃんはやてちゃんはやてちゃん… やつれて家に帰ってきて、玄関をあけると、PC(僕とはやてちゃんを繋ぐためのツール)を発見する… ひーひー言いながらも、僕は全速力でそこまで辿り着くんだ…。その様子はまるで砂漠で彷徨っていた旅人がオアシスを見つけたかのようで… ぷはぁ… 美味しい天然水… は、はやてちゃんの潤いが… あぁ…僕を…何処までも安心させてくれる…。 それだけじゃない。最近では、外で八神家のことを考えてるとき、間違って「はやてちゃん…」って口ずさむことがあるんだ。 今までは喉まで出掛かってただけなのに、最近じゃ口に出ちゃうんだ…。けれど、口に出したほうがやっぱり心は安心する…。 それだけじゃない。最近じゃ、janeを再起動するのが楽しすぎるんだ。 再起動するたびに、なのはスレ過去ログを参照し、そのたびに昔出会ったはやてちゃんの写真にもう一度出会うことが出来る…。 はやてちゃんの可愛い姿を…何度も…何度だって…確かめることが出来る… なのはスレ過去ログは…僕にとっての思い出のアルバムなんだ…。 386 : 学生さんは名前がない : 2009/04/24(金) 02:20:31 ID:YTh0oMvS0 [2/7回発言] もうけいおんなんか知らん。テレビなんか消してやる。 ぅぅ…はやてちゃん… あはぁ… うぅ… はやてちゃん… はやてちゃん… ううう… 414 : 学生さんは名前がない : 2009/04/25(土) 00:03:04 ID:YTh0oMvS0 [6/7回発言] ぅう…はやてちゃん… はやてちゃんという文字数6のひらがな… これがもう、すごいですよね。 クレオパトラなんかより圧倒的に凄い… 心がトクントクンって揺れるでしょ… ぅぅ… 2文字目あたりからもう凄いんだ…。はや…、ぅぅ…はや…。3文字目からは確実に脳への電気信号がピピッ…01…0…11111111…ああ、ぁぁ… は、や、て……、新しい「はやて」の信号がここに誕生して…脳内に刷り込まれていく… 後は「ちゃん」を添えてあげれば… ほらできあがり。。 君の顔が…浮かんでくる… 415 : 学生さんは名前がない : 2009/04/25(土) 00:04:56 ID:YTh0oMvS0 [7/7回発言] たぬきちゃん…。ぅう…たぬきちゃん…。 456 : 学生さんは名前がない : 2009/04/26(日) 23:59:31 ID:q2SBBKE+0 [2/2回発言] >>432のはやてちゃん…。 はやてちゃんは管理局魔道士として世界中の人たちのことを守りたい、悲しい思いをさせたくないって思ってるんだね… けど…、どうか無理はしないで欲しい… はやてちゃんにもしものことがあったら皆悲しむんだよ…なのはさんたちやヴォルケンの皆、それに…ぅう…僕だって… 457 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 00:01:24 ID:Hz9ZOXXe0 [1/6回発言] ぅぅ… はやてちゃん… ぅぅう… 458 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 02:42:27 ID:MadyNNh+0 [1/1回発言] >>456 ありがとなぁー! http://2d.moe.hm/nanoha/img/nanoha1225.jpg ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 460 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:33:46 ID:Hz9ZOXXe0 [2/6回発言] きっとそういうことなんだよぉ…。 「それじゃあ開始しちゃいま~す!第1工程のターゲットはあの子です♪」 シャマルさんがズビシッと指を差した先にいたのは八神家の末っ子リインちゃんだ。気持ちよさそうに寝ているようである。 「リインちゃんですか…」 最初の相手がリインちゃんだとわかり、僕の心は緊張から安堵の気持ちで満たされていく。 なるほど、流石はシャマルさんというべきか、どうやらこのプロジェクトは僕専用にうまくプログラムされているらしい。 初めから某剣士や某ハンマー娘が出てくることなどありえないわけだ…。ホッ…。なんかやれそうな気がしてきた…。 うん…、リインちゃんならいけそう…!あ、”なら”って言い方は失礼かな…。 いや、失礼でいいのか…そのためのプロジェクトだもんね…。よ、よし。。 「ほ~ら、早く行ってきなさ~い♪」 シャマルさんはエイッと僕の背中を押し出した。わ、わぁぁ!あ、足がもつれて…そのままリインちゃんの……ッぅあっ!危っ! 「ちょっ!シャマルさん!危うくリインちゃんを踏んじゃうところだったじゃないですかぁ!!」 シャマルさんは遠くからメンゴメンゴと謝罪の素振りを見せる。ったくアナタという人は…。 「…ん。どーかしたんですかぁー?」 え、わぁぁ!リインちゃん!ああああ、僕が怒鳴ったせいで起きてしまったか…ぅぅ…すまない…。 「いえー、ダイジョブですー。そろそろ起きなきゃって思ってたところですよー」 そう言いつつ、リインちゃんは眼を擦りながら、若干まだ眠そうな感じだ。これは間違いなく最悪の寝起きだったろう…。 ぅぅ…リインちゃんごめんよごめんよぉごめんよぉ…ごめんッ、ぁ痛ッ! 心中でリインちゃんに何度も謝っていたところ、後ろから何かしらの投擲物が飛んできた。 振り返ると、”何やってんのよ”と言わんばかりのシャマルさんがこちらを睨んでいる。ぅぅ、そうだった… これからリインちゃんにタメ口で頼みごとをしなきゃならないんだ…。うぁ…。。なんだろ…物凄い心が痛むよ… というか…、、何を頼めばいいんだ……?そうだよ、、ちっちゃいリインちゃんに一体何を頼んだらいいんだぁ…!? これは難題だ。難題過ぎる…。第一工程から苦戦を強いられることになろうとは…。 「ふぁぁ~…。」 リインちゃんは大きく欠伸をしながら背伸びをしている。やっぱりまだ眠いみたいだ…どうしよう…。いや、待てよ……そうだ! 「リ、リインちゃん…!」 「ん…、はいですぅ?」 「”もうちょっと寝ててくれないかな…!”」 「ふぇ…?」 リインちゃんは面食らった様子でこちらを見ている。ちょっと寝ぼけてるみたいだしここは押し通るしかないっ! 「皆には言っておくから、もう少し寝てるべきだよ!ご飯の時間には起こすからね、、」  「そですか。。りょーかいですぅ」 リインちゃんはリビングから自分の寝室へと飛んでいった。今度はしっかり寝るつもりなのだろう。はぁ…良かった…。 こうして脱却プロジェクト第一工程は幕を閉じたのだった…。で、いいですよね?シャマルさん…。 「うーん、ちょっと納得行きませんけど、まぁいいでしょう。では次ですねー♪」 普通に次ステージ:>>461  来客者現る:>>462-463 461 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:34:15 ID:Hz9ZOXXe0 [3/6回発言] 「では次は…、あの子です♪」 ”あの子”というからには、予想がつく。第1工程でリインちゃんを消化しているのであれば尚更…。 シャマルさんの指差した先を見ると… 「あれ?」  「第2工程はシグナムよ♪」 今の言い方だと絶対ヴィータちゃんだと思いますよ!それに難易度的にもヴィータちゃんが第2でしょう! 「あらぁ、わかってないのね。おそらくヴィータちゃんのほうが高難易度よ♪伊達に長年一緒にヴォルケンしてないわ♪」 くぅ…そう言われると説得力がある…。そ、そうですか…わかりました…やってみます… 「グッドラック♪」 シグナムさんは庭で剣の稽古をしていた。どう見ても話しづらい雰囲気を醸し出している。 「む…。…なんだ?」 こっそり見ているはずがバレていたようで、シグナムさん自ら話しかけてきた。 「えっと…ちょっと頼み事…」  「なんだ?」  「えっと…」  「早くしてくれないか。」 シグナムさんは急かしてくる。稽古中なんだし当然と言えば当然だ。。けどまだ頼み事の内容が決まっていないんだ…。 「おお、主、こいつが何やら頼み事があるそうです。」 ぇ?主………?う、うわああああああああああああああ!顔を横に向けると、はやてちゃんが…ぅぅ…いた…。 「ん?頼み事?なになに?私にも頼んでええよ~」 い、いや…あの…えっと……。ぅぅ…。ピーピーピー!エマージェンシーエマージェンシー!シャマルさん至急応答願いますっ!シャマッ…! シャマルさんは楽しそうにGOサインを出している。ハハ、そんな…まさかの…第2から一気に最終工程にジャンプアップですか… ぅう…よくよく考えれば、誰かの介入の可能性がある時点でこのプログラムは欠陥だらけじゃないかぁ…。 それに気付けなかった僕が悪いのかな…っぁぁ…ぅぅ…。 「なあ、頼み事ってなんなん?」 ぅ、ぅぅ…。ダメだ…。は、はやてちゃん…か、かわいい…。ぅぅ… 「なぁ~。」 ぅぅ…。ダメだ…やられる…。。そのとき、午後5時すぎの時間帯と胃腸の様子がマッチングし、奇跡が起こった… 『ぐぅぅぅ~』 お腹の虫の音である… ぅう。恥ずかしい…。それを聞いたはやてちゃんは…、 「はぁぃ。りょーかいや^^」 そう言ってキッチンのほうへ向かってしまいました。ぅぅ…とんでもない醜態を晒してしまったよぉ…ぅぅ。 いつもEND 462 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:34:31 ID:Hz9ZOXXe0 [4/6回発言] 「では次は……」 ピンポーン♪ ん? 「あら、誰かしら。。」 「はぁ~~ぃ」 この甘い声…チャイムに反応して玄関のほうに向かったのははやてちゃんのようだ。ぅぅ…声を聞くだけで痺れてしまう…。 「はやて、こんばんは。」  「いらっしゃい。どうぞ、ゆっくりしてってな~」 何やらお客さんと話している声が聞こえてくる。 「シャ、シャマルさん、これはもうプロジェクトとかやってる場合じゃないのでは…?」  「待って。私に考えがあるの。」 シャマルさんは自信に満ち溢れている。何か悪巧みをしてなければいいのだけど。。。 ―リビングに通ずる扉が開く。 「みんな~お客さんやで~フェイトちゃんや。」  「こんばんは。」 え…?んなぁ…!? なんとお客様はフェイト・T・ハラオウンさんその人であった。まったく予期せぬ来客者である… 「おお、テスタロッサ、久しぶりだな。」  「はい。シグナムもお久しぶりです。」  「あ、ああ。ゆっくりしていくといい。」 む、シグナムさんが嬉しそうだ。こんなシグナムさんは普段じゃ中々見れないだろうね。フェイトちゃん効果という奴か…。 「決めたわ。次のターゲット。」 いや、シャマルさん、もう今日はやめましょう…。せっかくのお客さんなんですから。 「第2工程、いやもしかしたらこれをクリアすれば免許皆伝かもしれないわ。そのターゲットは、あの子よ!」 シャマルさんが次に指定したターゲット。指した先にはフェイトちゃんがいた…。って、…………はっ? 「いやいやいやいやいやいやいやいやいや!ちょっと待ってください!意味がわかりませんよ!初対面ですよ!?」 「だからこそ意味があるのよ。」  「ないですよ!ちょっと……。待ってくださいよ…。。」 「私はさっきの対リインちゃんについても満足してないのよ。あなたには抜本的な性格改革が必要なのよ!」 今日初めて会う相手にタメ語で頼み事て、それは流石に無理難題ですよ…。いきなりレベル上がりすぎです…。 「ふ~ん。わかったわ。じゃ、やめましょう。”アナタのはやてちゃんへの気持ちはその程度ってことですもんね?”」 ピクッ。 「…わかりましたよ、やりますよ。ええ、やりますよ。やればいいんでしょう。」  「ふふ、その意気よ♪」 僕はその勢いに任せてフェイトちゃんのほうへ歩み寄っていく。 「えっと、この方は…?」  「ああ、そいつはな…。」 シグナムさんがフェイトちゃんに説明しようとしているが、かまわず、、 「すみません、ちょっとこちらに来てください…!」  僕はフェイトちゃんを個室に連れ出した。  ――とある個室。 「あ、あの…アナタは一体…」   「何も言わず話を聞いてください!”僕を……、ザンパーでぶっ飛ばして欲しい…!”」 463 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:34:52 ID:Hz9ZOXXe0 [5/6回発言] 今のこの置かれた状況は、誰であろうと困惑せざるを得ないであろう。それはフェイトちゃんだって例外ではない。 「あの…落ち着いてください。とりあえず…話を聞かせてくれませんか…?」 悲鳴を上げなかっただけでも奇跡と言える…。話を聞いてくれるという彼女に何も話さないわけにはいかない。 僕はプロジェクトの全貌について洗い浚い話した。。 「そういうことだったんですか…」  「はい…。」  「君は、はやてのことが大好きなんだね…。」 フェイトちゃんは優しく微笑む。ぅぅ…はやてちゃんのことが好きなんでしょ?と人に言われると僕も照れてしまう…。 「だから…。はやてちゃんへの愛を証明するためにも、僕は貴女のザンパーでっ…!」 「あの…。えっと…、そんなに急ぐ必要があるんでしょうか…?」  「えっ…?」   「私も昔……」 フェイトちゃんは静かに語りだした。 「今のお母さんと暮らすことになったとき、最初は緊張してうまく話せなかったんです…。けど…徐々に…それがほぐれていって…  今では本当の家族になることができたんだ…。だから…君も……。」 フェイトちゃんのそれはとても説得力のあるものだった。僕は、大切な何かを見失っていた気がする…。 「ありがとう…。大事なこと忘れてました。シャマルさんにプロジェクトを降りるよう言って来ます。」 「あ、待って…!私がね…こうなれたのも…ある女の子のおかげ…なんだ……」 「その人のこと、好き、なんですか…?」  「はい…」  「そうですか…お互い頑張りましょう…!」 そう言って僕は部屋を後にした。リビングに向かうと、、 「もう、君、何処行ってたん!?」 …ぅぅ。はやてちゃんのお出迎え…。可愛い…可愛いよぉ。君を目の前にしたら…僕は…ぅぅ…。けれど… 「そろそろ夕飯やね。今日は一人分多く作らんとなぁ…。」  「あ、あの…!」   「ん?どうしたん?」  「夕飯の準備手伝わせてくださいっ…!」  「ええよぉ。皆で美味しいもんつくろかぁ。」 そう、焦らなくていい…こうやって少しずつ…少しずつ前に進むこと…。それがきっと大事なことなんだ…。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 464 : 学生さんは名前がない : 2009/04/27(月) 07:36:13 ID:Hz9ZOXXe0 [6/6回発言] >>>458 えええええええええええええ は、はやてちゃんからお返事貰えるなんて… そんなの…ぅぅ……嬉しいよぉ…… は、はやてちゃん… 今日一日最高の一日になりそうだよっ……!! 486 : 学生さんは名前がない : 2009/04/29(水) 04:01:02 ID:xs4gihZO0 [1/2回発言] は、はやてちゃん…。 ぅぅ…可愛い…可愛いよぉ…ぅぅ…ぅう…。はやてちゃん…。 はやてちゃん…。ぅぅう…。 はぁ。 487 : 学生さんは名前がない : 2009/04/29(水) 04:54:34 ID:moHs3KGS0 [1/1回発言] >>486 早朝のラジオ体操みたいなもんやなぁ… 491 : 学生さんは名前がない : 2009/04/29(水) 15:45:50 ID:xs4gihZO0 [2/2回発言] >>487 君ははやてちゃん…ぅぅ。 そっか…はやてちゃんは休日でも早起きなんだね… 僕は今起きてしまったよ…ぅぅ…恥ずかしい…。 ラジオ体操かぁ… はやてちゃんとなら…僕…ぅぅ。ラジオ体操第1は勿論、第2、第3、第4…ずっと…できぅぅ… 人生のラジオ体操…はやてちゃん体操…ぁぁ…体が健康になってくよぉ……健康になってくよおおおおおおおおおおお! 507 : 学生さんは名前がない : 2009/05/01(金) 00:15:28 ID:nNz2xxuF0 [1/3回発言] はやてちゃんもいいけど…、 たまには八神はやてちゃん…って呼んでみたいだろう…そうだろう…。 ぅぅ…。 「八神… はやてちゃん…」 ほら…全然違うでしょ…重み係数が全然違う…。あ、そうだ…。じゃ、じゃあ… 八神ちゃん…てのは…どうかな…? ぅぅぅ…ぅぐ…… 八神ちゃん…はやてちゃん…八神はやてちゃん… ああ……心がとろけるチーズだよ… 八神ちゃん、はやてちゃん…八神はやてちゃん……皆も一緒に…さんはい、 八神ちゃん、はやてちゃん…八神はやてちゃん…… 八神ちゃん、はやてちゃん…八神はやてちゃん…… 八神ちゃん、はやてちゃん…八神はやてちゃん…… 508 : 学生さんは名前がない : 2009/05/01(金) 00:16:25 ID:nNz2xxuF0 [2/3回発言] う、ぅぅ…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 581 : 学生さんは名前がない : 2009/05/03(日) 11:21:25 ID:72BOZ5k00 [3/4回発言] こんな過ごし方も全然ありだよぉ… GW初日の午後2時頃、八神家の皆はとある準備に追われていた。その準備とは、明日に控えた旅行の支度である。 皆が各自で荷物を纏めている中、僕はただ一人、直角に並べられたソファの端っこにちょこんと座っていた。 GWということで掃除は休みとなっているため、特にすべきことも無く、究極の暇人人間となっていたのだ…。 「なぁ、お前は準備しなくていいのか?」 そんな暇人に話しかけてきたのはヴィータちゃんだ。あはは、可愛いリュックをパンパンにさせちゃって…。 「そんなに持っていってどうするのさ?」  「私のことはいいんだっ!お前はどうなんだよ?」 僕のことですか…?それはね…、、この旅行計画を聞かされた2週間前から荷物を整えてきたから、既に準備万端、 いつでも出発できるんだよ!…と素直に言おうと思ったのだけど、ちょっと恥ずかしいので……、、 「荷物が少ないからこれから準備するんだよ。」  「へぇ。そっか。さっさとしろよー。」  「うん…」 八神家の皆のとの旅行…。2週間前からずっとずっと楽しみにしていた…。 1日経過する毎に、出発の日が近くなっていって、胸がドキドキしていって…、なんだろ、遠足を待ち望む小学生みたいな…。 そして今日はいよいよ旅行前日。荷物の準備も気持ちの整理も共に完了し、あとは出発まで待機するだけなのだ…。 はぁ、早く明日にならないかなぁ…。時計を見るとまだ午後2時半。出発の朝まではまだまだ時間がありそうだ。 うーん、どうにかこの時間を有意義に過ごせないだろうか?ソファに座りながら眼を閉じて考えてみる……。うーん…。 「おいヴィータ、流石にそれは入れすぎじゃないか?」  おや、この声は…。 「うるせーなぁ!別にいーだろ!なぁ、はやてぇ。」  「えーよぉ。いっぱい持ってこうなぁ。」  これは…。 眼を閉じていると、旅行の準備をしている皆の賑やかな声が聞こえてきた。 「リインもいっぱい持っていきますよぉ!」  「お、リイン、勝負すっか!?」 ふふ、微笑ましいな…。こうやって皆の声を聞くだけで心が穏やかになっていく…。その賑やかさが、、やけに心地良くて―――。 ―――ふと眼を開けると、先ほどまでの賑やかさが嘘のように静かになっていて、リビングの灯りも消されていた。 どうやら僕は眠っていたようである…。それにこの毛布…。誰かが寝ている僕にかけてくれたらしい…。一体、誰が……。 右隣を見ると、同様に毛布を被ったヴィータちゃんがぐっすりと眠っており、その先にシグナムさんシャマルさんリインちゃん。 床にはザフィーラさんが丸くなって寝ていた。窓から薄暗い光が差し込んで、皆の顔をそっと照らし出す。 皆とてもいい寝顔だ…。きっと準備で疲れたんだろうね……、って、いや、ちょっと待てよ…、一人足りなくないか……? この家の主で…、皆の大切な人で……、僕が…一番好きな人……。 ――あれっ。 ここで不意に気付く。そういえば……。 初めはソファの端っこに座っていたはずが、体一人分中央に移動している…?ということは左には。。顔を左隣に向けてみると… 「スー、スー……」 すやすやと寝息を立てる天使の姿がそこにはあった…。その名も、八神はやてちゃんである……。ぅ…、 は、はやっ…ちゃん……、ぅぅ…。ひょっとして皆に毛布をかけたのは…君、なのかな…?ぅ…ぅぅ…。 はやてちゃんの寝顔は僕の心を優しく、温かく包み込んでいく…。 皆の寝顔に囲まれて過ごすゆったりとしたひと時…。 ぼくは、明日に控えている旅行のことも忘れて、もうひとたび瞳を閉じてしまうんだ…。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 582 : 学生さんは名前がない : 2009/05/03(日) 11:24:29 ID:72BOZ5k00 [4/4回発言] はやてちゃんの寝顔……やてちゃんの寝顔…・てちゃんの寝顔…。 う、ぅ…。うぐぁぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお 595 : 学生さんは名前がない : 2009/05/04(月) 15:43:15 ID:4S/BclW00 [3/4回発言] 皆でザフィーラさんをモフモフして、ザフィーラさんを困らせたいね。 あ、でも僕だけ睨まれちゃうかな… ぅぅ… 596 : 学生さんは名前がない : 2009/05/04(月) 15:54:36 ID:4S/BclW00 [4/4回発言] はやてちゃんにカラオケで「スキ? キライ!? スキ!!!」を唄ってもらって、ザフィーラさんを困らせたいな。 「こ、こ、このバカ犬ぅぅ~!」 ってはやてちゃんに言われてたじろぐザッフィーさん…。 「ホントは…好き…かも…」 は、はやてちゃん…はやてちゃん……!!! ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 615 : 学生さんは名前がない : 2009/05/06(水) 16:30:14 ID:ZdGgYv8z0 [1/4回発言] 山を登るよぉ… GW2日目の昼頃、僕と八神家の皆さんは旅行先の目的地に到着し、しばしの休憩を取っていた。 今回の旅行計画は、ごくごく一般的なもので、旅館に2泊3日寝泊りするというものなのだけど、 家計簿担当のシャマルさんの意向により、リーズナブルな場所が選択されたのだ…。そんなわけで、 僕達は今、とある山のふもとにいる。シャマルさん…、よりにもよってこんな体力を使うような場所を選ばなくても…。 「あらぁ、言ってませんでしたっけ?予算担当は私ですけど、行き先を決めたのははやてちゃんなんですよぉ~♪」 「なっ…。。は、はやてちゃんが…!?」   そのはやてちゃんは、照りつける日光の中、山の頂のほうを見て眼を輝かせている。 どうやらシャマルさんの言っていることは本当らしい。家を出るときに動きやすい服装を着ていたから疑問に思っていたけど…、 なるほど納得だ。それに…、うぅ…はやてちゃんのそういう服装も、か、可愛いよぉ…。太陽が眩しい前に君の私服が、ぅう…。 「主、荷物はロープウェーで先に送れるそうです。」   「了解やシグナム。みんなぁー荷物持って移動するよ~」 僕らはロープウェー乗り場へと移動し、各自荷物を乗せていった。ヴィータちゃんの荷物だけ際立って大きいのがちょっと笑える。 「準備完了やな。じゃあ登ろか~」   はやてちゃんの合図と共に、僕達は今、第一歩を…… 「ねぇねぇ。」  を、、ぉ…?スタートするはずが、ヴィータちゃんが皆を呼び止める。 「ヴィータどうしたん?」   「なぁはやてぇ、これってさ、歩くより飛んだほうが早くねーか?低空飛行なら景色も楽しめるしよ。」 「ん~、それやと雰囲気がなぁ…。それと人様に見つかるわけにはいかんしぃ、それにぃ…、、」 ドキン…。はやてちゃんはチラリと僕のほうを見てくる…。ん?はやてちゃんだけではなく、ヴォルケンの皆の視線も…?  「あぁ、そっか。お前がいたんだったな。お前飛べねーもんなぁ。」   「え…?あ……。うぅぅ…」 ヴィータちゃんの会心の一言がグサリと僕の心に突き刺さった…。だってしょうがないじゃないか…僕魔法使えないし…。 「まぁま。そういうことやから、皆で頑張って旅館まで登ろうなぁ。」 ↑は、はやてちゃん…。 616 : 学生さんは名前がない : 2009/05/06(水) 16:30:22 ID:ZdGgYv8z0 [2/4回発言] こうして、僕らは旅館を目指し山を登り始めた。先頭を切るのはヴィータちゃんとリインちゃん。 その後にはやてちゃんとシャマルさんシグナムさん、少し遅れて僕とザフィーラさんが続く。 周囲の景色は山紫水明、そよ吹く風が気持ちよく、何よりはやてちゃんを眺めながら登るという行為自体が至福の時であった。 皆も楽しそうに会話してなんだか良い雰囲気だし…、うぅ…、もう…このまま永久にずっと登り続けられるよぅ……!うぅぅ! がしかし、そんな余裕も、登山中盤に差し掛かると言えなくなってくる。サンサンと降り注ぐ太陽光。 傾斜も徐々に高くなり、皆の体力を確実に蝕んでいく。スタート時に比べ、歩行速度も落ちていっているみたいだ…。 僕は、不安を感じ始めていた。 はやてちゃんのことだ。足が完治したとはいえ、まだこういう長時間運動は無理なのでは…。 現に、後ろから見ていてもはやてちゃんは息を切らしてとても辛そうだ…。はやてちゃん……。ぅぅ…。 …やっぱり、魔法で飛んで行くべきだったんだ。これ以上辛そうにしているはやてちゃんを見ていられないっ。 よし、皆に提案しよう…。少々足を速めはやてちゃんのところへ向かう。 「あの、は、はや……、……。」   言いかけて、僕は自分の提案を取り下げた。なぜなら、彼女が真剣な眼差しで頂を見据えていたからだ…。 自己嫌悪。あぁ、僕は…何をしようとしていたんだろう。はやてちゃんは最初に言っていたじゃないか、『歩いて登ろう』と…。 なのに、もし魔法使用の提案をしたらどうなる…?はやてちゃんの意思を無きものにしてしまうじゃないか…。 そもそも、何故僕は不安を感じていた?不安…、それはつまり、はやてちゃんを信じきれていない、ということ…。 自分の好きな人を信じられなくてどうする…。信頼できなくてどうする……。 僕は…、はやてちゃんを信じたい。はやてちゃんの意思を信じたい…。歩いて登りきろうとしている君の意思を…。 歩き続ける彼女に、僕が今、唯一してるあげられることがあるとすれば………。 「あの、は、やて…さん…。」 「はぁ…はぁ…。ん…?どうしたん…?」 「きっと…あと…少しで着きますから、頑張りましょっ…。」 「…。せやね…。頑張ろかー。」 僕がしてあげられること、それは魔法の提案でも、手を握って引っ張っていくことでも、おんぶをしてあげることでもなく、 こうやってはやてちゃんの隣で一緒に歩みを進めていくことなのだ…。きっとそれが最短距離、目的地まで一番近い道のり…。 はやてちゃんと僕は、足並みを揃えて一緒に歩いていく。1歩、また1歩と。はやてちゃんがこんなに近い距離にいるというのに、 何故か今は緊張しなかった。はやてちゃんと、ヴォルケンの皆と一緒に歩いていたいという想いがそうさせているのだろう…。 そして数十分後…。 「おっしゃああああ、着いたぞーーー!」 一番乗りのヴィータちゃんが雄叫びをあげる。続々と他の皆も到着し、汗を拭いたりしている。 「はぁ。着いたぁ。なんやええ景色やなぁ…。君もこっちおいでぇ。」 はやてちゃん…。僕は…君と一緒に山登りを出来たことを心から嬉しく思う…。君は…僕に大切なことを気付かせてくれたんだ…。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 619 : 学生さんは名前がない : 2009/05/06(水) 16:45:56 ID:ZdGgYv8z0 [3/4回発言] 日曜日まではやてちゃんとゴールデンウィーク…うぅ… 620 : 学生さんは名前がない : 2009/05/06(水) 18:56:44 ID:ZdGgYv8z0 [4/4回発言] もうWEEKで収めておきたくない。この気持ちはYEARだよ… はやてちゃんWEEKじゃない、はやてちゃんYEARだ。ということは略すとHYか…。 HayateYagami…。うぅぅ…

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