「JapanExpoって何?」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

JapanExpoって何?」(2012/08/25 (土) 20:11:32) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*Japan Expoって何? &bold(){聞いたことはあっても内容を知っている日本人は多くない。} &bold(){そんなJapan Expoを簡単に説明} **そもそもJapanExpoって何? JapanExpoとは年に一度、フランスで開催される 「日本の伝統文化やサブカルチャーを紹介するイベント」のことです。 伝統文化では武道・囲碁・将棋・折り紙・着物 (更にはコスプレショーや麻雀まで!)その他諸々 サブカルチャーではJ-POP、アニメ、漫画、造形、同人、ゲームなどが紹介されます。 (TRPGのコーナーもあったり!) 開催は4日間。大体20万人の人が集まるイベントです。 フランスだけではなく近隣諸国の人々もやってきます。 判りやすく例えれば &bold(){「東京ゲームショウ、アニメコンテンツエキスポ、} &bold(){ ニコニコ超会議、ワンフェス、コミックマーケットが} &bold(){ 同じ会場で4日間開催される」} そんなところですか。 **JapanExpoはいつ、どこで開催されるの? JapanExpoには派生イベントがありますが、 JapanExpo自体は大体7月頭に開催されます。 会場は「Parc des Expositions de Paris-Nord-Villepinte(パリ・ノール・ヴィルパント)」 &blankimg(DSCN1215.JPG,width=260,height=200) ***《[[GoogleMapで場所を見る>https://maps.google.co.jp/?ll=48.972781,2.52044&spn=0.012479,0.028045&t=m&z=16&brcurrent=3,0x0:0x0,1]]》 シャルル・ド・ゴール空港の近くにあります。 シャルル・ド・ゴール空港とからパリ市内南北&近郊を繋ぐ鉄道「RER B線」だと -Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV   ↓ -Aéroport Charles-de-Gaulle 1   ↓ -Parc des Expositions この「Parc des Expositions」が会場の最寄駅 **JapanExpoは誰が主催? フランスのSEFA社が主催しています。 **で、JapanExpoに日本の同人サークルは出展できるの? ***&color(blue){結論から言えば可能です。} 「招待された場合を除き、参加できない」と言っておられる方が居るようですが、 &bold(){&color(red){そんな事はありません。}} 日本の即売会同様に、ブースを申し込めばきちんと出展できます。 詳しい参加の方法は別コーナーで紹介しますが、概要を紹介しますと ブースには3種類あって (実際は4種類ですが1つはプロブースの一つとして捉えられているため) -プロブース -クリエイターブース -アマチュアブース このうち 「非商業(出版する作品で生計を立てていない)で自費出版の作品を出している」 場合はクリエイターブースかアマチュアブースで作品を出すことが出来ます。 なお、このWikiでは参加が容易で日本の同人誌即売会と雰囲気がよく似た アマチュアブースへの参加方法を取り上げます。 **JapanExpoではどのジャンルが人気? この質問はナンセンスです。 というのも、&bold(){事の良し悪しはともかく、} &bold(){「日本で放送されたアニメが数時間後には字幕付きで地球を一周している」} のが現状だからです。 ゲームについても同様。 東方projectで登場するキャラクタのコスプレをしている人たちが アマチュアブースに多数やってきます。 日本の人気≒フランスの人気と言っても良いでしょう。 &blankimg(DSCN1179.JPG,width=260,height=200) 但し、一般の方々にはONE PIECEやポケモン等が人気です。 ここら辺も日本と同じですね。 **日本の即売会との違いは? 最大の違いは &bold(){「イベントの中の催しものの一つとして、Amateur Boothがある」} ということです。 現状「単独の同人誌即売会」として行われたのは「Comic Live in PARIS」くらいです。 他にも… -コスプレに血糊、長モノOK!   ゾンビコスしていた人多かったですね(ついでに更衣室ありません)   一般参加者の方向けに荷物を預かってくれるクロークがあります   (この点はコミケと同じかな?) -開催期間と時間が長い   期間は4日間開催   開催時間は前売り券で9:00~19:00   当日券で10:00~19:00   ブース関係者は7:30(初日のみ7時)から入場可能です。   &color(red){&bold(){つまり4日間12時間の活動というわけです。}}   (パリは緯度が高いため、7月頃は19時でも日本の昼間のような明るさです) -サークル入場チケットは代表者へ郵送されません。   &blankimg(DSCN1138.JPG,width=260,height=200)   基本的にJapanExpo前日搬入時か当日朝にExhibitors Deskでまとめて貰います。 -机と椅子以外に、後方にセパレータがあります。   ポスター等を貼る事が出来ます。   (セパレータ無しのブースを選択する事も可能です) -作品の会場保管可能。   前日設営、および初日~3日目終了後の際に   ブースへ作品を並べ、盗難防止のカバーをかけて置くことができます。   カバーやテープはExhibitors Deskで買うことができます。   (警備は行われますが、自己責任です) -机の敷物は不燃性の布でなければいけません(レンタル可能です) -カタログはありません。   パンフレットが入口にあって、自由に取る事が出来ます。   &bold(){&color(red){但し入場無料ではありません!}}   &color(red){前売りあるいは当日売りの入場券が必要です}   (価格は9ユーロ~17ユーロ、フランス国内で前売券も購入可能) -絵を描く方の人気が凄いです。   「Shikishiに絵を描いてくれ!」という要望が多々来ます。   イラスト一枚いくら、で描かれる方もいらっしゃいます。 -Amateur Boothの場合、出すアイテムに値段と種類に上限があります。 **18禁の頒布は可能? まずは海外の同人誌即売会に参加したいとお考えの方に 覚えておいて頂きたいのは &bold(){&color(red){「日本ほど二次の18禁に寛容な国は無い」}} って事です。 フランスでの18禁は、簡単に言えば 「ペドフェリア起因の描写は創作物と言えどもアウト」 ですから例えば某魔法(魔砲?)少女の &color(blue){少女時代の18禁本はアウト} &color(blue){管理局に居る時代の18禁本はセーフ} &color(red){ちなみに「外見は少女でも年齢は20歳」ってのは通用しません。} ではティーンエイジの18禁描写は…というと これまた曖昧なのが現状。 どうも「等身やおぱーいの大きさ」で判断している模様です。 それと『表紙』に汁・モザイクは禁止 汁・モザイクも「描写」と扱われるからです。 -18禁描写がある場合は「R18」「Adult」の表記を表紙にわかりやすく書く -乳首や汁・モザイクが『表紙』にある場合は隠す -本を袋詰めして出す これを遵守してください。 いずれにせよ前述のとおり &bold(){「日本ほど二次の18禁に寛容な国は無い」} というわけで、 &bold(){&color(red){「日本でOKだから、当然フランスでもOKだろう」}} &bold(){&color(red){という考えはエゴです。}} &bold(){&color(red){絶対に止めましょう。}} また &bold(){&color(red){「18禁である以上}} &bold(){&color(red){ 税関検査で猥褻物として没収される可能性があります」}} **会場への交通機関は? 前述のようにRERというパリ近郊を繋ぐ電車が走っていて RER B線のParc Des Expositions駅が最寄駅です。 &blankimg(DSCN1116.JPG,width=260,height=200) ***[[《RER B線(Wikipedia)》>http://ja.wikipedia.org/wiki/RER_B%E7%B7%9A]] パリ中心部から大体40分といったところでしょうか。 RERの料金はゾーン制です。 パリ中心部Zone1からParc Des ExpositionsのあるZone5までは回数券がお勧め 複数人で分けることも出来ますからね。 (2012年7月現在、10枚で32ユーロです) 長期滞在で移動が多い人なら IC定期券「passe NAVIGO(パス・ナヴィゴ)」もお得 (旅行客にも使える「Le Passe NAVIGO Decouverte(デクーヴェルト)」  木~日曜日に使うには、同じ週の月~水曜日に買う必要があります) 双方とも自動券売機で買えますが、 英語表記にしても使い方が特殊なのと (行き先を入力する必要があります) &color(blue){「RERの切符を購入したつもりが} &color(blue){ パリ市内の地下鉄の券売機だったでござるの巻」} なーんて失敗もあるので、 窓口でメモを見せて購入するのが楽です。 もう一つはタクシー パリの場合、流しのタクシーを拾うより、 繁華街(特にMETROの入口近辺)に「TAXI」と書かれた 青い看板がありますので、そこで待つのが良いでしょう。 会場から帰る時は、 一応Parc Des Expositions周辺にタクシー乗り場があるものの &color(red){ほとんどやって来ません。} そこでパリ市内とは逆のホームから次の駅の Aéroport Charles-de-Gaulle 1に向かい 空港の出口でタクシーに乗るのが良いでしょう。 いずれにせよ気を付けてほしいのは Parc Des Expositions駅の改札内側には渡り線がありません。 乗る方向を間違えないように! (ちなみにRERはほかの鉄道が右側通行なのに、何故か日本と同じ左側通行) ***RER B線に乗る時の注意 -時間どおりに電車はやって来ない   RERには当然ダイヤグラムが設定されています   &bold(){《[[こちら>http://www.ratp.fr/horaires/fr/ratp/rer]]》}のページで   Horaires → RER → Votre ligneで「B」を選択   → Tous les horaires de la ligne を選択し「Valider」をクリック   平日ダイヤは「lundi au vendredi」   土日ダイヤは「samedi, dimanche et jours fériés」   しかし、ダイヤはあくまで目安です。   状況次第で遅延や運転休止、行先変更は当然のように行われます。 -二方向の路線   パリ市内からParc Des Expositionsに行く場合   「Mitry - Claye」行と   「Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV」行の2つがあります。   Parc Des Expositionsに行くのはCDG行、間違えないように! -快速列車がある   「Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV」行快速が走っていて   稀にParc Des Expositionsを通過するのもあります。   停車駅はRERのホームにある電光掲示板に出ていますので   乗る前に必ず確認しましょう。 -半自動ドア   RERに限らず、フランスの鉄道はボタンorドアノブでドアを開閉します。   乗車・下車の時はドアボタンを押してください。 -治安   これまたRERに限りませんが、近郊鉄道は治安が良いとは言えません。   貴重品管理は気を付けて!   (特に多いのがスリ。    トートバッグやポケットに財布やパスポートを入れていたら    いつの間にか無くなっていたってパターン多し) **会場で飲み物食べ物買える? 買えます。 併設のカフェやベーカリーがあります。 また、焼きそばやお好み焼き等の日本の食べ物の屋台 bonbon(フランスのお菓子)を売っている屋台 アイスクリームを売っている屋台などがあります。 但しいわゆる「お祭り価格」 街のコンビニで1.5ユーロ程度のソフトドリンクが 3.9ユーロします。 水や昼食を予め持ってきておいたほうが無難です。 &blankimg(DSCN1267.JPG,width=200,height=260) **JapanExpoって儲かるの? &sizex(6){&color(red){「儲けたいと思っている方は}} &sizex(6){&color(red){ プロブースで商業販売願います」}} ---- &color(blue){&sizex(4){&bold(){ちょっと雑談}}} 麻生元首相の著書で「とてつもない日本」という本があります。 「日本人が考えている以上に日本は評価され、期待もされている」 麻生さんは個人的にファンではあるんですが、半信半疑だったんです。 ところがJapan Expoに参加したら考え方変わりました。 一言で説明すると、 &color(red){&bold(){「日本人はコンテンツの鉱脈の上で生活している}} &color(red){&bold(){ しかし、鉱脈があることを日本人は知らない」}} 皆さんは日本のコンテンツというと何を思い浮かべますか? アニメ、ゲーム、マンガ…うん、確かに正解 ゲーム、アニメ、マンガの人気は当然で そういったキャラクタのコスプレをしている人を沢山見かけました。 でも、ここからが驚いたこと。 意外なものが「COOL Japan」になるんですよ! - 弁当箱が「Kawaii」で売れる。会場内のカフェのテーブルで、タッパーに自作弁当作って仲間同士分け合って食べている。 - 浅草の仲見世で売っているような日の丸鉢巻をこぞってしている。勿論Japan Goodsとして販売されている。 - フランス人が浴衣を着込み、プラスチック製模造刀を腰に差し闊歩している。これまたJapan Goodsとして販売されている。 - プラスチック模造刀装備で「チャンバラ大会」が行われる。団体戦でフットボールとチャンバラ組み合わせたゲームが行われる - もちろん模造刀は「Blacksmithのような武器屋」で販売している - 5~60歳くらいの人も日本のアニメキャラのコスプレを楽しそうにやっている - 「Geek Tablegame」として囲碁・将棋・麻雀に熱中している - 満員のRERの中でコネクトや残酷な天使のテーゼを合唱する - 焼きそば14ユーロ、タコ焼き11ユーロ…それでも行列が出来る &color(red){日本の習慣、あるいは彼らが考える「日本のイメージ」すらコンテンツになる。} &color(red){&bold(){発信元は全て当然日本}} &color(red){&bold(){確かに「とてつもない日本」を実感しました。}} &color(red){時期的にコミケ1ヶ月前ですから、参加するのは骨が折れるかもしれません。} &color(red){でも一度でも良いので是非ともJapan Expoで現実を見てもらいたい。} &color(red){きっと腰を抜かしますよ?}
*Japan Expoって何? &bold(){聞いたことはあっても内容を知っている日本人は多くない。} &bold(){そんなJapan Expoを簡単に説明} **そもそもJapanExpoって何? JapanExpoとは年に一度、フランスで開催される 「日本の伝統文化やサブカルチャーを紹介するイベント」のことです。 伝統文化では武道・囲碁・将棋・折り紙・着物 (更にはコスプレショーや麻雀まで!)その他諸々 サブカルチャーではJ-POP、アニメ、漫画、造形、同人、ゲームなどが紹介されます。 (TRPGのコーナーもあったり!) 開催は4日間。大体20万人の人が集まるイベントです。 フランスだけではなく近隣諸国の人々もやってきます。 判りやすく例えれば &bold(){「東京ゲームショウ、アニメコンテンツエキスポ、} &bold(){ ニコニコ超会議、ワンフェス、コミックマーケットが} &bold(){ 同じ会場で4日間開催される」} そんなところですか。 **JapanExpoはいつ、どこで開催されるの? JapanExpoには派生イベントがありますが、 JapanExpo自体は大体7月頭に開催されます。 会場は「Parc des Expositions de Paris-Nord-Villepinte(パリ・ノール・ヴィルパント)」 &blankimg(DSCN1215.JPG,width=260,height=200) ***《[[GoogleMapで場所を見る>https://maps.google.co.jp/?ll=48.972781,2.52044&spn=0.012479,0.028045&t=m&z=16&brcurrent=3,0x0:0x0,1]]》 シャルル・ド・ゴール空港の近くにあります。 シャルル・ド・ゴール空港とからパリ市内南北&近郊を繋ぐ鉄道「RER B線」だと -Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV   ↓ -Aéroport Charles-de-Gaulle 1   ↓ -Parc des Expositions この「Parc des Expositions」が会場の最寄駅 **JapanExpoは誰が主催? フランスのSEFA社が主催しています。 **で、JapanExpoに日本の同人サークルは出展できるの? ***&color(blue){結論から言えば可能です。} 「招待された場合を除き、参加できない」と言っておられる方が居るようですが、 &bold(){&color(red){そんな事はありません。}} 日本の即売会同様に、ブースを申し込めばきちんと出展できます。 詳しい参加の方法は別コーナーで紹介しますが、概要を紹介しますと ブースには3種類あって (実際は4種類ですが1つはプロブースの一つとして捉えられているため) -プロブース -クリエイターブース -アマチュアブース このうち 「非商業(出版する作品で生計を立てていない)で自費出版の作品を出している」 場合はクリエイターブースかアマチュアブースで作品を出すことが出来ます。 なお、このWikiでは参加が容易で日本の同人誌即売会と雰囲気がよく似た アマチュアブースへの参加方法を取り上げます。 **JapanExpoではどのジャンルが人気? この質問はナンセンスです。 というのも、&bold(){事の良し悪しはともかく、} &bold(){「日本で放送されたアニメが数時間後には字幕付きで地球を一周している」} のが現状だからです。 ゲームについても同様。 東方projectで登場するキャラクタのコスプレをしている人たちが アマチュアブースに多数やってきます。 日本の人気≒フランスの人気と言っても良いでしょう。 &blankimg(DSCN1179.JPG,width=260,height=200) 但し、一般の方々にはONE PIECEやポケモン等が人気です。 ここら辺も日本と同じですね。 **日本の即売会との違いは? 最大の違いは &bold(){「イベントの中の催しものの一つとして、Amateur Boothがある」} ということです。 現状「単独の同人誌即売会」として行われたのは「Comic Live in PARIS」くらいです。 他にも… -コスプレに血糊、長モノOK!   ゾンビコスしていた人多かったですね(ついでに更衣室ありません)   一般参加者の方向けに荷物を預かってくれるクロークがあります   (この点はコミケと同じかな?) -開催期間と時間が長い   期間は4日間開催   開催時間は前売り券で9:00~19:00   当日券で10:00~19:00   ブース関係者は7:30(初日のみ7時)から入場可能です。   &color(red){&bold(){つまり4日間12時間の活動というわけです。}}   (パリは緯度が高いため、7月頃は19時でも日本の昼間のような明るさです) -サークル入場チケットは代表者へ郵送されません。   &blankimg(DSCN1138.JPG,width=260,height=200)   基本的にJapanExpo前日搬入時か当日朝にExhibitors Deskでまとめて貰います。 -机と椅子以外に、後方にセパレータがあります。   ポスター等を貼る事が出来ます。   (セパレータ無しのブースを選択する事も可能です) -作品の会場保管可能。   前日設営、および初日~3日目終了後の際に   ブースへ作品を並べ、盗難防止のカバーをかけて置くことができます。   カバーやテープはExhibitors Deskで買うことができます。   (警備は行われますが、自己責任です) -机の敷物は不燃性の布でなければいけません(レンタル可能です) -カタログはありません。   パンフレットが入口にあって、自由に取る事が出来ます。   &bold(){&color(red){但し入場無料ではありません!}}   &color(red){前売りあるいは当日売りの入場券が必要です}   (価格は9ユーロ~17ユーロ、フランス国内で前売券も購入可能) -絵を描く方の人気が凄いです。   「Shikishiに絵を描いてくれ!」という要望が多々来ます。   イラスト一枚いくら、で描かれる方もいらっしゃいます。 -Amateur Boothの場合、出すアイテムに値段と種類に上限があります。 **18禁の頒布は可能? まずは海外の同人誌即売会に参加したいとお考えの方に 覚えておいて頂きたいのは &bold(){&color(red){「日本ほど二次の18禁に寛容な国は無い」}} って事です。 フランスでの18禁は、簡単に言えば 「ペドフェリア起因の描写は創作物と言えどもアウト」 ですから例えば某魔法(魔砲?)少女の &color(blue){少女時代の18禁本はアウト} &color(blue){管理局に居る時代の18禁本はセーフ} &color(red){ちなみに「外見は少女でも年齢は20歳」ってのは通用しません。} ではティーンエイジの18禁描写は…というと これまた曖昧なのが現状。 どうも「等身やおぱーいの大きさ」で判断している模様です。 それと『表紙』に汁・モザイクは禁止 汁・モザイクも「描写」と扱われるからです。 -18禁描写がある場合は「R18」「Adult」の表記を表紙にわかりやすく書く -乳首や汁・モザイクが『表紙』にある場合は隠す -本を袋詰めして出す これを遵守してください。 いずれにせよ前述のとおり &bold(){「日本ほど二次の18禁に寛容な国は無い」} というわけで、 &bold(){&color(red){「日本でOKだから、当然フランスでもOKだろう」}} &bold(){&color(red){という考えはエゴです。}} &bold(){&color(red){絶対に止めましょう。}} また &bold(){&color(red){「18禁である以上}} &bold(){&color(red){ 税関検査で猥褻物として没収される可能性があります」}} **会場への交通機関は? 前述のようにRERというパリ近郊を繋ぐ電車が走っていて RER B線のParc Des Expositions駅が最寄駅です。 &blankimg(DSCN1116.JPG,width=260,height=200) ***[[《RER B線(Wikipedia)》>http://ja.wikipedia.org/wiki/RER_B%E7%B7%9A]] パリ中心部から大体40分といったところでしょうか。 RERの料金はゾーン制です。 パリ中心部Zone1からParc Des ExpositionsのあるZone5までは回数券がお勧め 複数人で分けることも出来ますからね。 (2012年7月現在、10枚で32ユーロです) 長期滞在で移動が多い人なら IC定期券「passe NAVIGO(パス・ナヴィゴ)」もお得 (旅行客にも使える「Le Passe NAVIGO Decouverte(デクーヴェルト)」  木~日曜日に使うには、同じ週の月~水曜日に買う必要があります) 双方とも自動券売機で買えますが、 英語表記にしても使い方が特殊なのと (行き先を入力する必要があります) &color(blue){「RERの切符を購入したつもりが} &color(blue){ パリ市内の地下鉄の券売機だったでござるの巻」} なーんて失敗もあるので、 窓口でメモを見せて購入するのが楽です。 もう一つはタクシー パリの場合、流しのタクシーを拾うより、 繁華街(特にMETROの入口近辺)に「TAXI」と書かれた 青い看板がありますので、そこで待つのが良いでしょう。 会場から帰る時は、 一応Parc Des Expositions周辺にタクシー乗り場があるものの &color(red){ほとんどやって来ません。} そこでパリ市内とは逆のホームから次の駅の Aéroport Charles-de-Gaulle 1に向かい 空港の出口でタクシーに乗るのが良いでしょう。 いずれにせよ気を付けてほしいのは Parc Des Expositions駅の改札内側には渡り線がありません。 乗る方向を間違えないように! (ちなみにRERはほかの鉄道が右側通行なのに、何故か日本と同じ左側通行) ***RER B線に乗る時の注意 -時間どおりに電車はやって来ない   RERには当然ダイヤグラムが設定されています   &bold(){《[[こちら>http://www.ratp.fr/horaires/fr/ratp/rer]]》}のページで   Horaires → RER → Votre ligneで「B」を選択   → Tous les horaires de la ligne を選択し「Valider」をクリック   平日ダイヤは「lundi au vendredi」   土日ダイヤは「samedi, dimanche et jours fériés」   しかし、ダイヤはあくまで目安です。   状況次第で遅延や運転休止、行先変更は当然のように行われます。 -二方向の路線   パリ市内からParc Des Expositionsに行く場合   「Mitry - Claye」行と   「Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV」行の2つがあります。   Parc Des Expositionsに行くのはCDG行、間違えないように! -快速列車がある   「Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV」行快速が走っていて   稀にParc Des Expositionsを通過するのもあります。   停車駅はRERのホームにある電光掲示板に出ていますので   乗る前に必ず確認しましょう。 -半自動ドア   RERに限らず、フランスの鉄道はボタンorドアノブでドアを開閉します。   乗車・下車の時はドアボタンを押してください。 -治安   これまたRERに限りませんが、近郊鉄道は治安が良いとは言えません。   貴重品管理は気を付けて!   (特に多いのがスリ。    トートバッグやポケットに財布やパスポートを入れていたら    いつの間にか無くなっていたってパターン多し) **会場で飲み物食べ物買える? 買えます。 併設のカフェやベーカリーがあります。 また、焼きそばやお好み焼き等の日本の食べ物の屋台 bonbon(フランスのお菓子)を売っている屋台 アイスクリームを売っている屋台などがあります。 但しいわゆる「お祭り価格」 街のコンビニで1.5ユーロ程度のソフトドリンクが 3.9ユーロします。 水や昼食を予め持ってきておいたほうが無難です。 &blankimg(DSCN1267.JPG,width=200,height=260) **JapanExpoって儲かるの? &sizex(6){&color(red){「儲けたいと思っている方は}} &sizex(6){&color(red){ プロブースで商業販売願います」}} ---- &color(blue){&sizex(4){&bold(){ちょっと雑談}}} 麻生元首相の著書で「とてつもない日本」という本があります。 「日本人が考えている以上に日本は評価され、期待もされている」 という内容。 麻生さんは個人的にファンではあるんですが、実は半信半疑だったんです。 ところがJapan Expoに参加したら考え方変わりました。 一言で説明すると、 &color(red){&bold(){「日本人はコンテンツの鉱脈の上で生活している}} &color(red){&bold(){ しかし、鉱脈があることを日本人は知らない」}} 皆さんは日本のコンテンツというと何を思い浮かべますか? アニメ、ゲーム、マンガ…うん、確かに正解 ゲーム、アニメ、マンガの人気は当然で そういったキャラクタのコスプレをしている人を沢山見かけました。 でも、ここからが驚いたこと。 意外なものが「COOL Japan」になるんですよ! - 弁当箱が「Kawaii」で売れる。会場内のカフェのテーブルで、タッパーに自作弁当作って仲間同士分け合って食べている。 - 浅草の仲見世で売っているような日の丸鉢巻をこぞってしている。勿論Japan Goodsとして販売されている。 - フランス人が浴衣を着込み、プラスチック製模造刀を腰に差し闊歩している。これまたJapan Goodsとして販売されている。 - プラスチック模造刀装備で「チャンバラ大会」が行われる。団体戦でフットボールとチャンバラ組み合わせたゲームが行われる - もちろん模造刀は「Blacksmithのような武器屋」で販売している - 5~60歳くらいの人も日本のアニメキャラのコスプレを楽しそうにやっている - 「Geek Tablegame」として囲碁・将棋・麻雀に熱中している - 満員のRERの中でコネクトや残酷な天使のテーゼを合唱する - 焼きそば14ユーロ、タコ焼き11ユーロ…それでも行列が出来る &color(red){日本の習慣、あるいは彼らが考える「日本のイメージ」すらコンテンツになる。} &color(red){&bold(){発信元は全て当然日本}} &color(red){&bold(){確かに「とてつもない日本」を実感しました。}} &color(red){時期的にコミケ1ヶ月前ですから、参加するのは骨が折れるかもしれません。} &color(red){でも一度でも良いので是非ともJapan Expoで現実を見てもらいたい。} &color(red){きっと腰を抜かしますよ?} ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: