動詞と時制


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

品詞 ←前 ★ 次→ 複数形と接辞
※2014/09/02 ダイアクリティカルマークがある文字が文章の場合、括弧の中にx-sistemo表記を併記する。例:ĉu(cxu)


ねぇね、お母さん。
さっき駅前で緑の★みたいなバッジをつけた人に"Vi estas ĉarma(cxarma)"って言われたよ。
なんかエスペラントの人っぽかったよ。


あら、よかったわね。それは「あなたは可愛いです」という意味よ。


=^・ω・^=にゃ


エスペラントの話者や学習者をエスペランティストというの。
緑の星バッジはエスペランティストの証よ。緑は平和、星は希望を示すの。
あなたの服にも同じバッジがついてるでしょ?きっとあなたの襟のバッジを見て話しかけてきたのね。


そのバッジを付けているとエスペランティストに親切にしてもらえることがあるが、あまり好意に甘えないようにな。
逆に、100万人の学習者すべてが善人だとも思わないことだ。
(てゆうか、いきなり駅前で人の娘に「可愛いね」はないだろ……(#゚Д゚)イライラ)


viは「あなた」で、ĉarma(cxarma)(チャルマ)は「かわいい」という意味よ。
estasは英語のbe動詞に当たる単語ね。


あ、確か形容詞はaで終わるんだったよね。
日本語の形容詞は「い」で終わるけど、エスペラントはaで終わるんだね。
ところで、be動詞はestiって言ってなかったっけ。どうしてestasなの?


estiは不定詞で、時制が決まっていないの。
動詞の不定詞はiで終わるけど、現在形はas、過去形はis、未来形はosで終わるのよ。
語幹はestだから、現在形だとestasになるの。


つまり、beがestiで、amがestasで、wasがestisで、will beがestosということになる。
am, are, is, was, wereのような複雑なbe動詞の変化を覚える必要はない。
例文を載せておこう。

 Mi estis laca. 私は疲れていた。
 Vi estas feliĉa(felicxa). あなたは幸せだ。
 Li estos libera morgaŭ(morgaux). 彼は明日ヒマだ。
 Ili estas knaboj. 彼らは少年だ。

Vorto(単語)
mi(私), laca(疲れた), feliĉa(felicxa)(フェリーチャ。幸せな), li(彼), libera(ヒマな), morgaŭ(morgaux)(モルガウ。明日), ili(彼ら)


ふぅん、英語と違ってずいぶん文法が簡単なんだね。さすが人工言語、かな。


ちなみに、現在形は必ずしも現在のことを表すとは限らないの。
物理法則や真理も表すわ。英語と同じね。
各時制の用法をまとめておくわね。
現在形
1. 現在(継続中)の動作
La knabo kantas. あの男の子は歌っている。
2. 現在の状態
Mi estas sata. 私は満腹だ。
3. 物事の真理や法則
Oro brilas eterne. 金は永遠に輝く。eterneは-eで終わっているので「永遠に」という副詞。

過去形
1. 過去の出来事
Mi kuris rapide. 私は速く走った。rapideは「速く」という副詞。
2. 現在完了
Mi ĵus(jxus) finis mian laboron. 私は仕事を終えたところだ。mian labaronで「私の仕事を」だが、目的語については別の課で触れる。
3. 過去の習慣的動作(接辞-ad-を付けることが多い)
Li vizitadis la placo. 彼はその広場によく通っていた。

未来形
1. 未来の動作
La knaboj iros al la parko. 少年らは公園へ行くだろう。alは「~へ」という前置詞。
2. 未来の状態
La programo finiĝos(finigxos) je la unua horo. 番組は1時に終わるでしょう。je la unua horoで「1時に」。


このあたりは英語に似ているね。過去形で現在完了を表すところが違いかな。
あと、be -ingにしなくても現在形で進行形っぽいものが作れるところも特徴的だね。
ところでknaboは2回出てきてるけど、最後のほうがknaboj(クナーボイ)になっているみたい……(・_・?)
「男の子」はknaboだって言ってなかったっけ?


目がいいな。
では次回は名詞の複数形を扱おう。

品詞 ←前 ★ 次→ 複数形と接辞

名前:
コメント:

すべてのコメントを見る