■登場人物
「はじめてのエスペラント」では、次の3人がエスペラントを解説しています。
いずれも歴史上の人物で、世界大戦の過酷な時代を生きて大変苦労された方々です。
ですが本サイトでは楽しくエスペラントを学べるよう、明るくポップな感じにしてあります。
(Людовик Лазарь Заменгоф, Ludwik Łazarz Zamenhof, 1859年12月15日 - 1917年4月14日)
ポーランド人の眼科医。人工言語エスペラントの創始者。
クララの夫で、リディアの父。クララが説明しきれないことをリディアに教える優しい父親。
本作では、第一回世界エスペラント大会が開かれた1905年、46歳ごろのザメンホフをイメージ。
(Klara Silbernik 1863年10月6日 - 1924年12月06日)
ザメンホフの妻。本作では結婚する5年前の姿で、年齢は19歳。
優しくおっとりとしていて献身的。娘のリディアにエスペラントを教える。
晴れときどき天然系。
(ポーランド語:Lidia Zamenhofリーディヤ・ザメーンホフ;エスペラント:Lidja Zamenhof、1904年1月29日 - 1942年)
ザメンホフの末っ子。次女。
9歳でエスペラントを始め、14歳ではポーランド語から書籍の翻訳をしていたほどの語学力の持ち主。
本作ではエスペラントを始めた年齢を取って9歳になっている。
なお、表記はLidjaとLidiaがあるが(
参照
)、本作では後者を採用。
モデルになった少女時代の写真
■年齢について
ルドヴィコが46歳のとき、当然クララは19歳ではありませんし、リディアも9歳ではありません。
キャラクターの特性が出るよう、年齢をバラけさせています。
そこで本作では、リディアとクララが各々タイムマシンを使って未来のザメンホフに会いにきたという設定になっています。
また、彼らは2009年の段階では当然故人ですが、現代の読者にも分かりやすくするため、現在のエスペラントの状況についても知っています。
解説の都合で、クララは
ごあいさつの後エスペラントができるようになっており、リディアは英語やフランス語の知識が多少あります。
この点を先にご理解いただければと思います。
■文の回り込みについて
本文ではキャラクターの顔グラフィックの右側に本文が回りこむようになっています。
PCの画面が小さすぎると文字が多すぎて顔絵の下段まで達してしまうことがあります。
メイン執筆者の制作環境は1280*720ピクセルで、この画面に合うように作られています。
ただ、それより少し狭い場合でも、できるだけ文がはみ出さないようにしてあります。
最終更新:2012年07月25日 14:58