話法と接続詞


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対格の用法 ←前 ★ 次→ 関係詞
※2014/09/02 ダイアクリティカルマークがある文字が文章の場合、括弧の中にx-sistemo表記を併記する。例:ĉu(cxu)


ねぇお母さん、英語の話なんだけどさ、「ジョンはメアリーが好きだといった」ってJohn said he loved Maryっていうでしょ?
sayが過去形になるのはわかるけど、loveまで過去形になるのは納得いかないのよね……。
だって、彼が話した内容の中ではloveは過去のことじゃなくて今現在のことでしょ??


時制の一致のことね。
話者から見たらジョンが話したことも過去だし、ジョンがメアリーを好きだったのも過去のことだから、どちらも過去形になるのよ。
でも、あなたの言うことも分かるわ。実際、エスペラントだと時制の一致は起きないの。


直接話法の平叙文を間接話法にするには接続詞 ke を使う。
直接話法というのは台詞がそのまま"~"で括られている文のことだよ。台詞が"~"で括られていないものが間接話法だ。
繰り返すが、英語のように時制の一致は起こらない。
(直接話法)Li diris al mi "Mi amas vin." = He said to me, "I love you". 彼は私に「好きだ」と言った。
(間接話法)Li diris al mi, ke li amas min. = He said to me that he loved me. 彼は、彼が私を愛している、と私に言った。


keは英語のthatに当たる接続詞ね。
ほんとだ、下の例文で英語は時制の一致が起こってlovedになっているけど、エスペラントだとamasのままだね。
ところで、英語にはHe asked whether~?のように、thatじゃなくてwhetherやifを使う間接話法もあるよね?
それにも接続詞のkeを使っていいの(・_・?)


ううん、whetherやifの場合はĉu(cxu)という接続詞を使うの。

 Li demandis min, "Ĉu(Cxu) vi amas hejman landon?" 彼は私に「君は祖国を愛しているか」と問うた。
 Li demandis min, ĉu(cxu) mi amas hejman landon. 彼は私に、私が祖国を愛しているかどうか問うた。


なお、疑問詞による疑問文ではĉu(cxu)を疑問詞に置き換えれば良い。
下の例ではĉu(cxu)の代わりに疑問詞のkionが来ている。

 Li demandis min, "Kion vi diris?" 彼は私に「何と仰いましたか?」と問うた。
 Li demandis min, kion mi diris. 彼は私に、私は何と言ったのかと問うた。 


要するに、keは平叙文や否定文を導くときに使って、ĉu(cxu)や疑問詞は疑問文を導くときに使うのね。


keは命令文を導くときにも使えるわよ。
(命令)Ŝi(Sxi) diris al li, "Ne fumadu antaŭ(antaux) mi!" 彼女は彼に「私の前でタバコを吸わないで」と言った。
(依頼)Ŝi(Sxi) petis lin, ke li ne funadu antaŭ(antaux) ŝi(sxi). 彼女は彼に自分の前で喫煙せぬよう求めた。
このとき、動詞は命令形のままでいいの。


台詞の内容がどんな種類の文かによってkeやĉuを使い分けるのはちょっと大変だね。
でも、英語から考えれば覚えやすそう。
thatはkeで、whetherやifはĉu(cxu)になる、と。少なくともこれだけは覚えておこ。

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