その5-3

1~200 / 201~400 / 401~600 / 601~800 / 801~1000



☆本当はあります☆


金剛「テートク~、今日は眠れないから一緒に寝てほしいデス」

提督「……だってさ」

呉「なんで私なのよ。嫌に決まってんじゃない」

金剛「もう帰るデス!?」

呉「何よ私が帰ってきちゃ嫌なわけ?
   それとも何か困ることがあるの?」

金剛「な、何もないデス」



☆さらば那珂ちゃん☆


提督「じゃ! 俺は帰るから!」

呉「おい待て、なんだこの雀卓」

提督「那珂がやりたいからってどうしてもって!
    あばよ、とっつぁ~ん! あとのことは頼んだぜ金剛~!」

呉「あ、こら! くそ……逃げ足だけは早い奴め」

龍驤「ボス、下手人を連れてきやした」

那珂「違うもん! 那珂ちゃんだけじゃないもん! ほんとだもん!」



☆葬式状態☆


提督「いぇーい帰ってきたぞーい。……ん?」

鈴谷「……」

摩耶「……」

愛宕「……」

加賀「おかえりなさい。帰ってくるのが遅いです」

提督「みんな顔死んでるけど大丈夫か? ……に比べて加賀は元気だな」

加賀「当然です。私は負けませんでした」



☆キャリア☆


天龍「俺はギリギリだったな。明日は休みにしようぜ~」

提督「なんだ、天龍は無事だったのか。キャリアの長さで生き残ったか?」

電「電も頑張ったのですけど……止められてしまったのです」

提督「そうなのか? でも疲れただろ? 今夜は俺が一緒に寝てやるよ」

加賀「私だって頑張りました」

提督「うん」

加賀「……むぅ」



☆大変良く出来ました☆


加賀「褒めないんですか?」

提督「だって真っ先に終えたらしいじゃん。
    っていうかみんなの二倍やってたって呉言ってたもん」

加賀「だから頑張ったんじゃないですか。
    褒めないんですか? 褒めて下さい」

提督「よ、よく出来ました」



☆ご褒美を所望☆


加賀「私、今夜はご褒美が必要ですね」

提督「……冷蔵庫にプリンがあr……
    あのー、そっちは僕の部屋なんだけど、おーい?」

加賀「待ってますから」

提督「おーい。ちょっと聞いてるー?」



☆簀巻き☆


愛宕「ねえ、昨日一緒に寝たんじゃなかったの?」

提督「……そうだね。まあ事実を言うとそうなるが」

愛宕「どういうこと?」

提督「俺は簀巻きにされ抱き枕状態で一夜明かした訳だ」

愛宕「……」

愛宕「もう我慢ならないから一から性知識植えてくる」

提督「お、おいあんまり過激なのは……行っちゃったよ」



☆関係者権限で知ってる☆


青葉「ども! 青葉です。今日はこれからどこへ行くんですか!?」

那珂「えー? 那珂ちゃんに聞いてるのー?
    今から撮影に行ってきまーす♪」

青葉「何の撮影ですか!?」

那珂「PVとー、雑誌のモデルだったかな?」

呉「あとイベントの打ち合わせもでしょ」

那珂「あー、そうそう。……ってなんで呉が知ってるのさ」



☆少しくらい汚れていたほうが☆


初雪「うちにはルンバはいないの?」

舞鶴「欲しいの? でもいつもちゃんとお掃除してるし」

隼鷹「そうだよ。いつも綺麗なままでいれるっのはいいことだよ」

響「……汚すの隼鷹ばっかりだよ」

舞鶴「ちゃんとお掃除してよ」

隼鷹「い、いやー、逆に散らかってた方が落ち着くというか」



☆貸してください(女性限定)☆


提督「少しくらい汚れていた方がいい場合がある」

愛宕「例えば?」

提督「……パンツとかさ、借りる時に」

愛宕「借りる時なんてあるの?」

提督「分かんないけど」



☆落ちた☆


雷「どうしたら佐世保を落とせると思う?」

熊野「世の中には吊り橋効果、というものがあって――」

雷「なるほど。吊り橋に行ってそこから谷底に」

熊野「落としてはだめですわよ?」



☆墓穴☆


龍驤「聞いたで~、自分ら呉のトレーニングメニューで倒れたらしいな」

鈴谷「なんだよあれ! おかしいよ!」

龍驤「いやー、あんなんうちらは毎日やってんで~?」※嘘です

提督「へえ、じゃあピザ屋が毎日やりたいって言ってたって伝えとくよ」

龍驤「ま、まあでもあのメニュー長いから最近やらせてくれへんねん。
    だから言うても無駄やし、やめといた方がええで?」

提督「いや、伝えておく!」

龍驤「あの、ほんまにやめて」



☆ふーしーだーらー☆


提督「もしかしたら俺も健全ロボダイミダラーのファクターかもしれない!!」

天龍「んな訳ねえだろ。さっさと訓練行くぞー」

提督「Hi-ERO粒子が満ち満ちているぜ! つーわけでおっぱい曝け出せよ」

青葉「青葉見ちゃいました聞いちゃいました。自分の艦娘に対して
    セクハラを強要する提督さんの姿を――

提督「当て身!」バシッ

青葉「……ッ」ドサッ

提督「証拠隠滅」

天龍「どうすんだよそいつ」



☆きゃりー☆


提督「ど、どうする!? とりあえず脱がすか?」

天龍「アホかお前は! 動揺しすぎだ」

提督「とりあえず医務室連れて寝かせとけば起きるだろ」

天龍「しょうがねえな……よっと」

提督「おっ、ファイヤーマンズキャリー! かっこいいぞ天龍!」


電「ひ、人攫いなのです!?」←たまたま通りかかった



☆提督と巨像☆


提督「ぐおおお! 巨像一体倒すのにどんだけ時間かかってるんだ俺は」

鈴谷「まだあと何体残ってるの?」

提督「わかんね。っていうかワンダの操作性悪すぎてやばい」

鈴谷「どうなんだろこれが普通なんじゃないの?」

提督「まあ古いソフトのHDだし仕方ないか」

鈴谷「にしてもすごい雰囲気ゲーだね」

提督「シンプルでいいけどな」



☆一周年おめでとうございます☆


加賀「提督、今日は何の日かご存知ですか?」

提督「え? あ、え、うん」


提督(え~~~!? 何の日なの~~~!?)

加賀「その顔……覚えてないんですね? はぁ……」

提督「うわっ、すごいがっかりしてる! え?何の日なの?」

加賀「やっぱり覚えてないんですね。
    今日は我々の終戦記念日です」

提督「あー、はいはい」



☆提督の生還日☆


提督「なるほどね。平和になった日、ということか」

加賀「はい、そういうことです」

提督「いや俺あの日、深海棲艦の所から久しぶりにこっちに帰ってきたし、
    曜日とか日付の感覚がなくて分かんなかったんだよ」

加賀「そうなんですか? 一体あっちで何してたんですか?」

提督「……それが言語が分からんからさっぱりで」


加賀「……それでよく生きて帰ってこれましたね」



☆劣るはずがない☆


加賀「そういえば通訳がいたおかげで……って言ってませんでした?」

提督「あいつは結ぶ日に向けて俺との対話を続け日本語を習得したんだよ」

加賀「……だったら私もあの人達の言語を取得可能ですね」

提督「さあ?」

加賀「バナナに引っかかるヲ級に私が劣るはずがありません」



☆オバマが到来!☆


呉「……何で私なの」

金剛「でも光栄なことデス。
    大統領の護衛デス。またとない機会ネ」

呉「そりゃそうだけど……」

龍驤「そら呉みたいなのがおったら誰も近づかへんからやろ」

呉「それどういう意味よ」



☆記念の立食会☆


比叡「という訳で大統領が来日していた関係もあったのですが
    我々も平和記念日としてのパーティがあるんです」

提督「それに出席しろと? やだよ」

比叡「ヒェェー!! まさか断られるとは思いませんでした!!」

加賀「というかせっかく来日してるのにほったらかしでいいんですか?」

比叡「いえ、もちろん大統領も参加しますよ」

提督「何でだよ」



☆混沌の予感☆


比叡「それに呉さんや舞鶴さん佐世保さんも参加されますよ」

加賀「一人一人だと普通なのに3人同時に名前を聞くと
    予測されてしまう混沌は何故なんでしょうね」

提督「なおさら行く気が起きなくなったよ」

比叡「いいじゃないですか。久しぶりに加賀さんと二人で出かけるんですし」

加賀「そうですね」

提督「出かける先がそれじゃあんまり……」



☆器(タッパー)が小さい☆


鈴谷「ねえなんで鈴谷達はいけないのさー!」

摩耶「そうだよ!豪華な飯食うんだろ! ずるいぞ!」

加賀「はあ、これは前にも言ったような気がします。
    そこに行くということは提督の面倒を見るんですよ」

天龍「俺パス」

愛宕「あたしもパス」

提督「くっそー! 言ったなお前ら!
    前はタッパーに食べ物入れて持って帰ってきたのに!」



☆E2すら突破できないワロタ☆


電「おみやげ欲しいのです。だめですか?」

提督「電には何でも持ってきてやろう」

鈴谷「鈴谷にはないの!? ねえーー!」

摩耶「アタシにもなんか持ってこいよ」

提督「摩耶は駄目だ。さっきボス前でお前一人大破したからな」

摩耶「お前がこき使うからだろうが! 糞が!」



☆会食☆


呉「やあ。相変わらず……だね。君の提督は」

加賀「私の、ですか。そうですね。
    今は相変わらず上層部の挨拶回りで忙しいみたいです」

金剛「ずるいデス。私もテートクにご挨拶したいネ」

呉「あんたはいつも会ってるでしょうが」



☆頼りになる☆


佐世保「先輩、最近ご挨拶に伺えなくてすみません」

提督「え? ああ、いいよいいよ。気にしなくて」

雷「じぃ……」

提督「ん? どうしたんだ?」

雷(佐世保の尊敬する提督。私が佐世保と結婚したら
   この人のお世話もすることになるのかしら……)

雷「あなたも私に頼ってもいいのよ?」

提督「……何が?」



☆本当は初雪が来る予定だった☆


舞鶴「やっほー。みんな揃ってるね~」

呉「どうも」

隼鷹「やっほ~」

金剛「初雪じゃないんデス?」

舞鶴「いやタダで食べ物たくさん食べれるって言ったら
    着いてくるってうるさくてさ~。他の娘がドン引きするほど言うもんだから」

隼鷹「だってあの娘達少食の上に好き嫌いもあるし、
    私ならなんだって美味しく食べるよー?」



☆ちなみに残された二人は☆


初雪「そろそろ寝よっか」

響「……」

初雪「何かあるの?」

響「……トイレ着いてきてもらってもいいかな」

初雪「怖いの?」

響「こ!? 怖くないさ。ただ……何か出た時に一人より二人の方がいいと思って」

初雪「うん、早く行こうね」



☆幽霊と言えばこの人☆


響「初雪はいいの?」

初雪「さっき行ったから大丈夫。私もちょっと廊下暗くて怖くなってきた……」

響「は、早く布団に入ろう」

初雪「う、うん……」



赤城「あああああああああああああ!!!!」


響・初雪「ギャァァァーーーーーー!!!」

赤城「あ、ちょっと! おーい!私だよー!」



☆死んでまでも怒られるとか……嫌だな☆


赤城(……)

赤城(実はこっそり舞鶴さんに留守中の二人を見守るように頼まれたけど)

赤城(二人が何かを怖がってる様子だったのでうっかり本能的に脅かしたけど)



赤城(……これ絶対あとで怒られるやつだ)



☆あのCMの勢いは異常☆


鈴谷「提督も帰ってこないし……、
    夕飯は自分たちでやるしかないみたいだね!」

摩耶「みたいだな。」

鈴谷「……という訳で」

摩耶「は?」

鈴谷「腹が減ったらカレーメシ! 飯も一緒に入ってて電もびっくり!」

電「た、たまげたなのです!」

摩耶「言わせんなよ」



☆勢いって大事☆


鈴谷「水を入れたらレンジでチン! 簡単上手いカレーメシ!」

摩耶「続けんのかよ」

愛宕「じゃ、じゃあ今日のご飯はそのカレーメシにしましょ?」

鈴谷「うーわっ! やったぁぁ~~~~!!」

鈴谷「ジャスティス!!」

摩耶「やり切ったな」

鈴谷「うん、満足した」



☆彼の秘密に迫ってみよう☆


※時系列は未だセレモニー中


舞鶴「そう言えば私は途中から艦娘の司令官になったけどさ
    佐世保もそうじゃなかった? それで首席の卒業だもんねー大したもんだよ」

雷「そうなの!? こんなにすごいのに!?
  でもやっぱりすごいのね! 私妻として何か嬉しいわ」

佐世保「ええ、でも僕なんかよりも先輩の方がすごいんですよ」

呉「何それ私に対する嫌味?」

金剛「どうしてそうなったデース」



☆何も言わずとも☆


青葉「これはこれは! 有名ドコロの司令官が揃い踏みじゃないですか!
    皆さん、何か一言よろしいですか!?」

提督「……」スッ

呉「……」

舞鶴「……」

佐世保「……」

青葉「ああ!ちょっと! 私が来たからって何も無言で解散することないじゃないですか!!」



☆インタビュー☆


青葉「こほん。では、改めまして。一言ずつお願いします」

提督「あ」

呉「い」

佐世保「う」

舞鶴「え」

青葉「ふむふむなるほど、さすがは今をときめく司令官達ですね――って馬鹿!!」

金剛「Oh、見事なノリツッコミデース」



☆伝説の4人☆


青葉「いやー貴重な4人でしたね」

加賀「よく集まってますけどね」

隼鷹「っていうかあの4人って本当はすごい人達なの?」

雷「まあ佐世保はそうね!」

金剛「呉もテートクもとってもとってもすごいデース!」

加賀「……ここで自信を持って私の提督もすごいです、
    と言えないのが恥ずかしいです」

提督「言えよ」



☆衝撃の事実☆


舞鶴「そう言えば……傷はもういいの?」

雷「傷? 佐世保、怪我なんてしてたっけ?」

佐世保「いえ? 何のことですか?」

舞鶴「いや、終戦直前の戦闘で後輩くんに助けられたって聞いたけど
    それ直前に受けた負傷のことよ」

青葉「何ですかそれ!? 何か衝撃の事実が待っていそうですね!」

舞鶴「記憶ないんでしょ?」



☆とっておきの秘密☆


雷「そうなの!?」

舞鶴「佐世保は戦闘中に受けた傷が原因で記憶がないんだよ。
    あるのは撤退命令が出て逃げまわってる所をそこの後輩くんに助けられてから」

提督「……そうなの?」

佐世保「そういえば言ってませんでしたね」

雷「だから刃牙みたいな傷が首から下の体中にあるのね!?」

佐世保「それは先輩と出会ってからトレーニング中についたものです」

隼鷹「そんな傷あんの!? うへへ、ちょっと見せてみ見せてみ」



☆べ、別に後付の設定なんかじゃないんだからねっっ☆


青葉「そ、そんな事実が完璧な佐世保さんにあったなんて!」

佐世保「でも、記憶がないもんで生存報告が出来ずに
     実は本名の方の僕は死んだことになってるんですよ」

青葉「ななな、なんとそんな事実が!? メモメモ……」

佐世保「情けないことに実家の方には
     実は気まずくて未だに帰ったことがないんです」

雷「そうだったのね。どうして雷に相談しなかったのよ……もう!」

佐世保「すみません、心配かけてしまって」



加賀「戦時中に死んだ兵……どこかでそんな話聞いたことが……」



☆うるさいのが☆


比叡「お姉様ぁぁ~~! 比叡は……比叡は寂しかったですぅぅ!」

金剛「比叡~! よしよし、比叡は頑張り屋さんだから頭撫でてあげるネ」

比叡「ヒェェー!! 嬉しいですぅ!」

青葉「……上層部の比叡はシスコン、と」

比叡「ヒェェー!! 何かメモられてます!?」

比叡「私のことは悪く言っても構いません。
    もし姉様のことを少しでも悪く書いたら上層部の権限で解体処分にします」

青葉「職権乱用!?」



☆お前がナンバーワンだ☆


青葉「ところで、結局の所、誰が一番強いんですか?」

金剛「それはもちろん呉デス」

隼鷹「いやいやうちの舞鶴だって負けないよ~?」

雷「佐世保が一番に決まってるじゃない!」

加賀「ここは譲れません。何だかんだ言って殺りあえば
    最後に立っているのは私の提督です」


呉「……とか言ってるけどどうする? 殺る?」

提督「どうもしねえよ。そのメリケンサックをしまえ」



☆帰宅の☆


提督「全く、セレモニー中だってのに何で武装隠し持ってんだよあいつ」

加賀「でも楽しかったですね」

提督「ああ、悪くなかった。佐世保のには驚いたけども」

加賀「そう……ですね(あとであの娘に確認しなくちゃ)」

提督「しかし……」

加賀「ええ」

提督「帰り間際に警備員に荷物が増えてないかって止められた時は焦ったなぁ」

加賀「タッパーに詰め過ぎたんですよ、そんなに持って帰ろうとしたらバレますよ」



☆お土産☆


提督「ただいま~」

鈴谷「ん」

提督「なんだその手は」

鈴谷「お土産!」

提督「しょうがねえ奴だなぁ~」

提督「お前にはこのクリームが乾いてパサパサになったであろうケーキをやろう」



☆みんなでもぐもぐ☆


愛宕「よくこんな持ってこれたわね」

加賀「ほとんどバレてましたけどね」

天龍「誰も止めないのかよ」

摩耶「まあ持ってきたからには食うけどな」

電「ケーキパサパサだけど美味しいのです」



☆聞いてみた☆


加賀「天龍、ちょっといいですか?」

天龍「ん? どうした?」

加賀「……もし、もし仮に、昔話してくれたあなたの亡くなった恋人が
    今生きているとしたらどうしますか?」

天龍「……。何を言ってるのかちょっと分かんねえけど、
    別に生きててももう”良かった”くらいにしか思わないさ」

加賀「そうなんですか?」

天龍「俺の中であの恋心はとっくに終わってるしな」

加賀(まあ私も確証は無いし、しばらく黙っていようかしら) 



☆留守中の出来事☆


愛宕「そういえば留守の間に出た遠征で電が人命救助をしたのよ」

電「えへへ、電は当然のことをしたまでなのです」

提督「偉いぞ電~~! 全く可愛いやつめ」

鈴谷「鈴谷もカレー作ったよ」

提督「はいはい」

摩耶「アタシも出撃したぞ」

提督「お前は一人だけ大破したから許さん」

摩耶「何でだよ! 扱いおかしいだろうが!」



☆半分こ☆


赤城「ただいま~。ふぅー危なかった」

加賀「どこ行ってたんですか?」

赤城「ちょっとね、無理矢理成仏させかけられて……」

加賀「……赤城身体半分消えてますよ?元々薄く透けてたのに」

赤城「やだどうしましょう……」

加賀「っていうか何で縦に半分なんですか」

赤城「さあ?」



☆左半身の憂鬱☆


赤城「どこ行ったのかしら私の右半身」

加賀「むしろどこ置いてきたんですか」

赤城「まあ多分時間が経てば元に戻るわ」

加賀「あなたはトケゲの尻尾か何かですか」



☆トカゲ○トケゲ×☆


提督「コーラに抜けた歯を入れておくと
    溶けるっていうけどさ」

加賀「はい」

提督「抜けた毛とか入れたら溶けるのかな?」

加賀「溶け毛ですか?」

提督「やめてええええ!!」


☆S・O・S☆


prrrrrr……!

prrrrr……!

提督「うるせえな! なんだよこんな時間に」

提督「はい、もしもし?」

    『……す……てぇ~~……』

提督「……はい? あのどちら様ですか? 聞こえないんですけど」

大井『た、た、助けてぇぇ~~……』

提督「……はい?」



☆食い荒らし☆


大井『な、なんか、み、右半身だけどの女の人がすごい勢いでラーメン食べてるの!!』

提督「……すまん、それうちのゴーストだわ」

大井『でしょうね! 早く迎えに来なさい!』

赤城「なるほど。通りでさっきから得体のしれない満腹感が……!」

提督「いいから早く迎えに行くぞ!」



☆駆けつけた☆


提督「いやすまん、迷惑かけたな」

大井「ほ、ほんとよ! 北上さんは平気みたいだけど、私は不気味でしょうがないわ!」

赤城(右)「遅かったですね」

赤城(左)「どうして私の分がないんですか!」

赤城(右)「それは私が代わりに食べてるので大丈夫ですよ」

赤城(左)「うーん……。なら良し!」

提督「良くねえよ。誰が払うと思ってんだボケ」

北上「いやー、もう半分が来るとかすごいねー」



☆こいつがスーパー赤城☆


提督「いいから早く元に戻れよ」

赤城(左)「二人で食べた方が二倍食べれそうなので」

提督「ふざけんな!!」

赤城(右)「片耳ずつ丸い綺麗な石がついたピアスを

提督「どう見てもポタラ合体です。いや、お前ら元々一人だし」



☆夜が怖い☆


響「……困った。もう一人でトイレに行けないかもしれない」

舞鶴「しょうがないなぁ~もう。ついていってあげるよ」

響「いや昼間は平気だよ」

初雪「でも確かに怖かった」

舞鶴「あの霊体は私が半分にしておいたから大丈夫だよ」

響「……それはそれで怖ろしいけど」

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最終更新:2014年06月08日 21:02