その5-4

1~200 / 201~400 / 401~600 / 601~800 / 801~1000



☆全ては計算☆


扶桑「この前借りた本だけど、私には少々刺激が強すぎるみたい」

熊野「そうですの? でも読みきったのでは?」

扶桑「いえ、途中で顔が赤くなってしまったせいで
    山城に取り上げられてしまったの。ごめんなさい」

熊野「いえ、大丈夫ですわ。……それも計算のうちですの」

扶桑「え?」

熊野「何でもないですわ」



☆幸福解釈☆


愛宕「毎回毎回、安直なトラップに引っかかってるけど大丈夫?」

金剛「できれば助けて欲しいデ~ス」

愛宕「なんというか、あの人のどこがいいの?」

金剛「テートクのことデス?」

愛宕「そうそう」

金剛「嫌いな所が無いデス。こうやって
    私のために色々作ったりする所ももちろん好きデス」


愛宕(あぁ、この人、金剛ホイホイのことをそういう解釈してるんだ)



☆完璧超人☆


青葉「完璧超人ばかりが提督の近くにいるようですが、
    私なりに色々と調査をしてみたいんです」

提督「へえ、まあ好きにすればいいけどさ」

青葉「……けど?」

提督「なんつーか、生きて帰れればいいな」

青葉「ですよねー」



☆超人その1☆


青葉「まずは舞鶴さんの所に来てみました。……ふっふっふ」

青葉「なんだかこうやって窓の外から覗いてるのって
    覗きみたいで気が引けるけど……お、いたいた」

青葉「お仕事中のようですが……あ、あれ!? 今そこにいた……のに」

舞鶴「何してるの?」

青葉「ぎゃああああ! い、いつの間に背後に!?」



☆超人その2☆


佐世保「おや? 雷? さっき誰かと会いました?」

雷「え? どうして分かったの? さっき青葉さんとそこで」

佐世保「何かされませんでした?」

雷「うん、襟を直してもらったの」

佐世保「動かないでくださいね」


ブチッ! ザザーー……!


青葉「あ! 雷さんに仕掛けた盗聴器が!」



☆超人その2.5☆


青葉「くっ、ここは一旦撤退ヲウッ!? こ、こんにちは佐世保さん」

佐世保「あまりうちの子達に悪戯するのはやめてください」

青葉「ど、どうしてここが……。それに何故わかったんですか」

佐世保「盗聴器ですか? うちの基地内でしたら
      誰がどこで何してるのかくらい足音で分かります」

青葉「……頭おかしいんですか?」



☆超人その3☆


呉「ったく逃げ回らないでちょうだい」

青葉「だ、だって殺されるじゃないですか」

呉「しないわよそんなこと。はい、今撮ったカメラ全部没収ね。
   それとこの会話もどうせ録音してるんでしょうからそれもね」

青葉「くぅ……。はい、これで全部です」

呉「本当ね? えい」ガシャンッ

青葉「握りつぶした!? 呉さんは没収の意味を辞書で100回音読するべきです。
    没収に破壊の意味は含まれませんよ!?」

呉「はあ? なんか文句あるわけ?」

青葉「何でもないです」



☆凡人☆


提督「よぉ、無事だったか」

青葉「はい。……提督さん」

提督「何?」

青葉「写真一枚いいですか?」

提督「イケメンに撮ってくれよ!? いぇーい! ピースピース!」

青葉「……やっぱいいです」

提督「なんで!?」



☆GW☆


電「ゴールデンウィークってどういうことをすればいいのでしょうか」

天龍「どうって言われても休みなだけだしなぁ~」

鈴谷「GW……。ゴキブリウィング」

赤城「GW……。銀シャリワールド」

提督「GW……。ゲリグソウォッチング」

摩耶「お前らは中学生かよ」



☆喜びのハイタッチ☆


提督「いぇぇえい!」

摩耶「わっ、なんだよ鬱陶しいな!」

提督「E2やっと突破いぇぇえい!!
    資源付きてどうなるかと思ったけどいぇぇえい!!」

摩耶「う、うるせえんだよ耳元で!」

提督「いぇぇえい! パイタッチ!」

摩耶「何すんだ糞ボケェ!」

提督「ぎゃんっ!」



☆ほくほく☆


熊野「はい? 記憶がないんですの?」

雷「そうなのよ。佐世保はある時から記憶がなくて
  あるのが提督から助けてもらった時からなんだって」

熊野「多分ですが、佐世保は記憶を無くす前からきっと
    提督と親密な関係にあったんだと思いますわ!!」

佐世保「そうでしょうか? だとしたらいいんですけど」

熊野「いいんですの!? ったはー」

雷「……?」


急に二人がほくほくしだした理由が分からない雷だった。



☆バッサリ☆


金剛「最近何読んでるんデース?」

扶桑「これ? 熊野さんに借りたの」

金剛「ふむふむ、ワオ! 同性愛デス!?」

扶桑「えっ、そうなの?」

金剛「これはダメデス! ニッポンではこれは変な趣味だって言われると思うネ」

扶桑「変な……趣味? 私が?」

金剛「イエース! こんなの読むのは辞めるネ」



☆ドラマでよくある論破されて唐突に走って逃げるアレ☆


金剛「これは山城と同じくらい変な趣味デス」

扶桑「……ッッ!」ダッ

金剛「あっ! 待つデース! どこ行くネ!」


扶桑「はぁ……はぁ……」

金剛「急に走り出してドラマチックに逃げても
    すぐ追いつくから意味ないネ」



※扶桑が走った距離は25m以下



☆傷がついたのは誰のせい☆


熊野「そこのあなた! 人様の趣味に文句をつけるなど
    それでも紳士の国にいた者のすることですの!?」

金剛「むむ、諸悪の根源デス! Hey! 私達の艦隊の
    弱体化に繋がる要因を全て排除するのは秘書艦の役目デス」

熊野「弱体化……?」

金剛「それは元々だったネー……」

扶桑「はぁ……はぁ……酷いっっ」←息切れが治らない



☆脳内選択肢☆


熊野「だいたいあなたこそあの提督のどこがいいんですの!?」

金剛「NO! テートクのことを侮辱するのは許さないデス!」

熊野「ほら、みなさい。あなたも自分の趣味を否定される気持ちが分かったでしょう?」

金剛「なっっ……!」


この時、金剛の脳内によぎった選択肢

1、素直に反省。
2、呉流。武力で弾圧。



☆気づいちゃった☆


山城「私って嫌な奴よね」

天龍「なんだ急に」

山城「よく考えたら私があなたにしてきたことって意味不明だもの」

天龍「やっと気づいたのか」

山城「でもここ最近、不調が続くのはやっぱりあなたに
    何でもいいから言いがかりをつけてなかったからみたい」

天龍「いやほんと勘弁してください」



☆間接的被害者達☆


山城「ここ最近姉様は本にばかり夢中になっているのは
    きっとあなたが裏でやっぱり関わっているんでしょう!?」

天龍「いや違うけどさ」

山城「じゃあ何!? 姉様に関わりたくないって言うの!?」

天龍「……で、出来れば」

山城「嘘よ! あんなに綺麗な姉様に関わりたくない人がこの世にいるわけないじゃない!」

天龍「それは自己暗示じゃないか?」



☆仏の顔も三度まで☆


龍驤「うちなお化け屋敷の何が嫌やって脅かされんのが嫌やねん」

那珂「何急に気持ち悪っ」

龍驤「いやたまたま思いついた雑談やから別にええやろ、聞けや」

龍驤「こうな、来るぞ来るぞってビクビクすんのもアホらしいし
    それでいざ『わっ!』とかって脅かされてびっくりするのも何かちゃうなって」

那珂「なんか那珂ちゃんよく分かんなーい」

龍驤「本物の心霊スポットってのは不気味な雰囲気がちゃんとあってビクビクするけど
    お化け屋敷ってのはどこで脅かされんのかにビクビクするやろ?」

龍驤「そこが嫌やねん」

那珂「なんか那珂ちゃんよく分かんなーい」

龍驤「自分ばっかしいつも自分の話しよって! たまにはお前人の話くらい聞けや!!」



☆流行りものに毒を吐く☆


提督「最近の何でもかんでもアボカドなあれは何なの?」

鈴谷「えー? 美味しいじゃーん」

提督「いや別にアボカドは悪くないよ?
    でもなんか何でもかんでもアボカドにすればいいってもんじゃないでしょ」

愛宕「別にいいんじゃない?」

提督「だいたいあれ店で熟してる熟してないとか見分けるの難しいんだよ」

摩耶「お前は一体誰に文句を言いたいんだ」



☆とんでも理論☆


青葉「噂によると霊体を斬ったとのことですが本当ですか?」

舞鶴「え? 簡単だよ?」

青葉「教えてくれるんですか!?」

舞鶴「つまり臨死体験をして自分も死に最も近い状況になれば
    自然と生者である私と亡者である霊体の距離感は縮まるでしょ?」

舞鶴「あとはそこを気合と勘で埋めたら斬れるし、殴れるし、ほぼ互角に。
    弱点と言えば臨死体験中だからあまり長い時間は戦闘できないってこと」

青葉「真剣に聞こうと思った青葉が馬鹿でした」



☆寝る子育つ子ボインの子☆


隼鷹「んがー、んごー」

初雪「またこんなところで寝て……」

響「寝る子は育つ……?」

初雪「……おっきいよね」

響「……」チラッ

舞鶴「あ! 今こっち見て見比べたな!
    ヴェル子はお尻ぺんぺんしちゃる!うがー!」

響「そ、それは恥ずかしいからやめて」



☆お悩みごとはいつものこと☆


摩耶「……うーん」

提督「げっ! お前またぬいぐるみ増やしやがって!」

摩耶「アタシのなんだから別にいいだろうが。
    それより名前が決まんなくてよぉ」

提督「よし俺が

摩耶「やめろ却下死ね」

提督「まだ何も言ってないだろうが」



☆センス×☆


摩耶「だってお前のセンスじゃアタシの世界には着いてこれないし」

提督「悪いがそれはこっちから願い下げだ」

摩耶「じゃあ一応聞いてやるけどよ、どんなのつけてくれんだ?」

提督「命名! そのアリクイの人形の名前は
    股ぐらクサ蔵に決定だ!」

鈴谷「いぇぇえい!! クサ蔵! クサ蔵!」

摩耶「ふざけんな!! 認めねえからな!」

提督「クサ蔵! クサ蔵!」

摩耶「そのクサ蔵コールやめろ!!」



☆どこかに行きたい。火星とか☆


電「ゴールデンウィークも真っ最中です」

愛宕「あの人のことだからどこかに出かけようとか
    そういう企画を期待したらだめよ?」

電「なのです?」

愛宕「行きたい所があるならちゃんとここに行きたいって
    言わなくちゃ多分一生連れて行ってもらえないと思うから」

電「みんなでピクニック行きたいのです」

愛宕「それくらいなら連れて行ってもらえるわよ。
    私もみんなでどこかに行きたいとは思ってたのよね」



☆駅の大きな広告によくある☆


加賀「電がピクニックに行きたいと言っていました」

提督「え? 病院?」

加賀「それはクリニックです」



☆帰ってきた赤城ペン先生☆


赤城「今日は漢字をお勉強しましょうねー」

電「なのですっ!」

赤城「じゃあまずは肩、腿、胸」


電(どうしてさっきから全部、部位なのです……?)



☆大井カレー修行中☆


大井「ど、どうですか?」

鈴谷「……イマイチ」

大井「そんなぁ! 師匠! カレーの秘伝を教えて下さい!」

鈴谷「それはまずはインドに行って身体が黄色くなるくらいまで
    カレーを食べないと伝授はできんな」

摩耶「お前インド行ったことないだろ」



☆ピクニック来ました☆


提督「電の意向でピクニックに来た俺達は
    そこで殺人事件に遭遇することになる……」

加賀「なりません。なんですかその適当なナレーション」

電「えへへ、綺麗なお花も咲いてるのです」

天龍「ミントンで勝負? いいぜ、受けて立ってやる!」

摩耶「今日こそ天龍姉から1勝するぜ!」



☆いいから更新はよ☆


電「愛宕お姉ちゃん、こっちの方にも……あっ」

愛宕「あらやだこっちの方には先客がいたみたいね……って酔っ払い?」

飲み会帰りの人「うむ。今日も平和だ」

摩耶「誰だあいつ」

島風「ちくわ大明神」

摩耶「またお前か!? お前は誰なんだ!?」



☆楽しい楽しいピクニック☆


加賀「お昼ご飯にサンドイッチを作りました」

提督「じゃあ俺はその辺の砂でも食ってるよ」

加賀「何故私のサンドイッチを目の前にして
    砂を食べた方がいいと思ったのでしょうか」

提督「くっ、殺せ……!」

加賀「何故私のサンドイッチを目の前にして
    死んだ方がましだと思ったのでしょうか」



☆この中に1つだけ☆


提督「おい天龍はどこだ。あいつが今日の飯の当番だったはずだが」

鈴谷「天龍姉ならミントンしてますぜミントン」

天龍「なんだよ呼んだか? ……あ、あぁ、それのことか。
    サンドイッチ持ちながらそんな悲しそうな顔するなよ」

天龍「いや作ったんだぜ俺も? その中にあるのが1つだけ加賀が1から作った奴なんだ。
    満足そうにしてたからこれお前の所に持って行って
    自分が作ったことにしていいよって言ったんだよ」

提督「な、なんだそうなのか。――っておい!」

鈴谷「まさにロシアンルーレット!!」



☆ピクニックでのサンドイッチは異常に美味い☆


提督「お前らも参加してもらうからな」

鈴谷「げっ! なんで鈴谷も!?」

天龍「しょうがねえ……やってやるぜ」

加賀「残さずどうぞ」

鈴谷「いただきまーす! 美味しい! いぇぇえい!」

天龍「この具材入れたの俺だし。いただきまーす! うんうん」

提督「なんかお前ズルいな!」



☆逆襲☆


提督「ほ、ほら加賀も食べようよ」

加賀「? そうですか。ではいただきます」

加賀「……みんなで食べるのは美味しいですね」



提督・鈴谷・天龍(……チッ)



☆そもそもパン切って挟むだけなのに不味いってなんだろうな☆


提督「これが最後の一個か……みな無事……くそおおお!!」

鈴谷「遺体の処理は任せてね」

天龍「どんまい。ぐいっと行けぐいっと」

加賀「サンドイッチにグイッとも何も……」

提督「いただきまーす! ……ん? 美味い!!」

鈴谷「え? まさか……!?」

天龍「克服!?」



☆犯人☆


その頃鎮守府では……。


赤城「ぐ、ぐおおおお……!!」

赤城「す、座れる! 魂があの世に持っていかれるうううう!!」

赤城「み、みんながピクニック行くって言うから悔しくて
    つまみ食いしたお昼ご飯であろうサンドイッチが……!!」

赤城「なんのこれしき成仏なんぞしてたまるかぁぁぁ!」



☆死亡フラグ☆


提督「ひゃっほう! サンドイッチが美味いぜベイビー!」

電「ほに゛ゃああ! きゅ、急に抱っこは恥ずかしいのです!!」

天龍「やめんか変態!!」

提督「す、すまん……。テンション上がりすぎて……つい」

電「はわわわわ」

提督「これで……料理当番のローテーションが一日分出来るぞ!」



この時、彼らは何故もっとよく考えなかったのかを
後悔することになるのだが、それはまだ先の話。



☆追いかけて追われて☆


提督「いや違うんですよ。本当に、はい」

提督「いや血はつながってないんですけど、家族みたいなもので……」

提督「別に彼女も嫌がってないと思います……たぶん」




鈴谷「ねえ提督さっきからおまわりさんと何話してるの?」

天龍「電とおいかけっこして走り回ってたら通報されたらしい」



☆新参乙!☆


提督「全く、これだから困っちゃうよね! 新参はさ!」

愛宕「通報してきたこと?」

提督「どうやら最近ここに越してきた一般ピーポーらしい。
    誰がこの街を護ってるのか知らんようじゃな!」

摩耶「いやお巡りさんも知らないくらいだから
    お前の知名度なんてたかが知れてるだろ」



☆E4突破したぜイェーイ☆


提督「帰ってきたぜイェーイ! 赤城お留守番乙乙~~!」

赤城「お、おかえりなさい」

天龍「なんか幽霊の癖にやつれてないか?」

赤城「そんなことはないわ。やつれる身体がないんだもの」

摩耶「わ、笑えねえ……」



☆番外編も書き終わったぜイェーイ☆


提督「っていうか今日みどりの日なんですけど!? みどりの日ってなんだよ!」

摩耶「さあ?」

提督「対になるようにあかの日とかあおの日とか作れし!」

加賀「何無茶苦茶なこと言ってるんですか」



☆今回相当やっつけだぜイェーイ☆


加賀「元々昭和天皇の誕生日だったんですが、
    天皇が変わって祝日じゃなくなったんです」

加賀「しかし、GWの一角であったこの祝日を消すと
    GW減るし嫌じゃんってことでみどりの日として残してるそうです(※wiki調べ)」

提督「じゃあどうして俺様の俺様誕生記念日が何もないわけ?」

摩耶「言ってることがまるでジャイアンだな」

天龍「終戦記念日はちゃんとあるじゃねえか」

提督「え~~」

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最終更新:2014年06月08日 21:02