その5-5

1~200 / 201~400 / 401~600 / 601~800 / 801~1000



☆こどもの日☆


鈴谷「提督~~! なんかちょうだい!」

電「わたパチくれるのです!?」

提督「お前ら電はともかく鈴谷はだめだ。
    そんなこどもの日だからって子供ぶってもだめだ!」

電「わたパチ美味しいのです!」

鈴谷「なんで鈴谷はだめなのさー! けち!」



☆こどもじゃない日☆



提督「じゃあお菓子やるからおっぱい触らせろよ」

鈴谷「げっ! まさかそれで犯しあげましたって落ちっすか!?」

提督「そこまでは言ってない」

愛宕「犯し押し倒しました? 誰が誰を!?」

提督「そこ! 自室に戻りなさい!」



☆子供じゃなくなる日☆


愛宕「大人と子供の違いってなんだと思う?」

加賀「身体的特徴や精神やそれに伴った思考の違いでしょうか?」

提督「身体的特徴の所をもう少し詳しく頼む」

加賀「では今晩実技でゆっくり説明しま……どこへ!?」

愛宕「相変わらず逃げ足だけは早いのね。
    早いだけじゃ男の子はダメなのに」



☆レッツゴーEDイケイケゴーゴー☆


天龍「別に男らしく一発やってやったらいいじゃねえか」

提督「……お前はいいなそんな人事で」

天龍「そりゃあ人事だしな」

提督「いいかよくも考えてみろよ。
    うちには約一名、扉を使わずに部屋を行き来できる規格外の奴がいんだぞ」

天龍「そりゃあもう奴しかいないわ」

提督「そんな奴がいるのにそんな行為及べんわ」



☆前回の!☆


提督「凛ちゃんがこんなに可愛い回が見れるなんて俺は幸せじゃ」

鈴谷「この中で言ったら摩耶が一番近い髪型してるにゃー!」

提督「本当だ! 摩耶! お前は今日から語尾はにゃーで統一しろ」

摩耶「はあ!? ふざけんな!!」

提督「お前こそふざけるな!!凛ちゃんはそんな汚い言葉使いはしない!!」

摩耶「え、えぇ~~……」



☆可愛いと言われたい☆


加賀「提督、さあお仕事をするにゃー」

提督「う、うん」

加賀「なんで私の時だけそんな反応なんですか……!!」

提督「痛い!痛い!痛い! えっと……その面白かったです……?」

加賀「……」

提督「加賀! その方向に腕は曲がらないんだよ!? 知らないの!?あああああ」



☆美味い。美味すぎる☆


響「今日は風が騒がしいな……」

初雪「何してるの? もう外寒くなるから中入ろうよ」

響「聞いて」

初雪「……?」

響「風が語りかけてくる……」





初雪「……十万石まんじゅう?」



☆一度気になったら……☆


雷「……うーん、気になる」

熊野「何がですの?」

雷「佐世保の過去のことよ。
  私は佐世保のことならなんだって知りたいんだから」

熊野「世の中には詮索してほしくないこともありますのよ?」

雷「でもでも……! きっと佐世保だって気になるはずよ」



☆追求☆


雷「試しに上の人に聞いてみましょう!」

比叡「それで比叡に用事ですか?
    えっと、佐世保さんは……確かに終戦間際に怪我をしてますね」

熊野「それで記憶を?」

比叡「まあ可能性はあるでしょう……」

雷「その時のことって何か記録は残ってないの!?」

比叡「ちょっと調べてみますね」



☆名付けた親☆


比叡「怪我をした当時の様子からすると名前も分からずに
    とにかく提督を差すであろう人物に会いたいと言っていたそうです」

比叡「見かねた舞鶴さんが適当に名前をつけて軍属にしたんですが、
    落ち着いた頃に記憶がないこと知った佐世保さんは
    そのまんま舞鶴さんのつけた名前で軍に残ることになったそうです」

雷「あの人私と同じくらいの身長なのに佐世保の名付け親だったの!?」

熊野「それ色々とあとで怒られますわよ?」



☆どこにだって現れる☆


舞鶴「お困りのようだね、お嬢ちゃん」

雷「あ! 舞鶴さん!」

舞鶴「さっきの私と同じくらいってのを取り消したら色々と教えてあげちゃうぞ」

熊野「どうしてちょっとムキになってるんですの」

雷「ごめんなさい! 舞鶴さんは私よりも大人でした!」

舞鶴「ふふん、よろしい」

熊野「それでいいんですの?」



☆そろそろ二人の関係も進めようじゃないか☆


加賀「何呼んでるんですか」

提督「最近のファッキン誌をな」

加賀「どう見てもファッション誌ですけど」

提督「おっと、そうとも言うな。
    最近では制服男子が人気らしいということで」

加賀「どこ情報ですか」



☆どっちかというと男形ヴォイスなのは呉おっと誰か来たようだ☆


提督「まあ常に軍服着用な俺に死角は無いわけだが」

提督「何故この雑誌は佐世保しか写ってないんだ」

提督「青葉の野郎ォ!」

加賀「どう見てもそっちの方が売れるからでしょう」

天龍「ういーっす。遠征の報告書だぞーって何見てんだ?」



☆さり気なく見せてみた☆


天龍「お前もそんなファッション誌に興味があったなんてなぁ」

天龍「えっとあれ? こいつ宴会だとかでよく来る佐世保だっけ?」

加賀「ええ」

天龍「いやーちゃんと顔見るのは初めて……ん?」


加賀(……思い出した!?)



☆進展するのはそっちでした☆


天龍「んん~~?」

天龍「へぇ~、鈴谷が好きそうな顔してんな」


加賀「ずこーー!」


提督「加賀が近年稀に見るギャグっぽい動きでコケたぞ!!」



☆進歩(半歩くらい)☆


加賀「あなたねえ……。何か思い出さない?
    誰かに似てるとか……ないの?」

天龍「誰かに? ん~?」

提督「誰かに似てる? 誰だ? うーん」

天龍「あっ!」

加賀(思い出した!?)

天龍「なんかこの笑ってる所は谷原章介に似てるな!」

加賀「ずこーー!!」

天龍「またか!? またなのか!?」



☆加賀の威厳のための後付け☆


加賀「あの、このリアクション疲れるんでもうやめていいですか?」

提督「いやー案外ノリノリでやってるもんだから」

天龍「お前ら仕事しろよ」




――執務室の外。


電(このコント、いつ披露してくれるんだろう……楽しみなのです)



☆量産型イケメンっているよね☆


天龍「まあでも他と言ったら昔好きだった奴がこんな顔だったような」

加賀「それですね」

天龍「何が」

加賀「それに違いないですね」

天龍「だから何が!?」



☆人のことより自分のこと☆


天龍「いやでも正直今顔見ても分かんないって。
    一体何年前の話だと思ってんだよ」

加賀「ついこの間宴会で見てるはずですよ」

愛宕「加賀さんは人のこと言えないでしょ~?」

加賀「……。どこから聞いてたんですか?」

愛宕「途中からだけど大体分かっちゃった」



☆追い出される☆


愛宕「で、加賀さんはどうするの?」

加賀「どうするも何も」

愛宕「まあ答えは決まってるようなものでしょうけど」

加賀「まだ何も言ってないのですが」

愛宕「はいこれ、もって提督の所行っておいで。今日、ゴムの日らしいし」

愛宕「清く正しい性生活をレッツエンジョイ!」

加賀「いやあの私はまだ天龍と話が残って……」

愛宕「さあ行った行った!」



☆間違った知識☆


愛宕「……で、死んじゃった彼氏に似てるけど、どうなの?」

天龍「本命はやはり俺の方だったか」

愛宕「本当はその人なんじゃないの~?」

天龍「だいたい俺だってもう顔忘れてきてんのに分かるわけないだろ」

愛宕「ほらそこは女の勘って奴で」

天龍「し、子宮がうずくとかって奴か?」

愛宕「それは違う」



☆ふざけてるから話が進まないじゃないか!☆


愛宕「じゃあ今から確認しに行きましょう!」

天龍「いやいいって……」

愛宕「何で?」

天龍「だって、あいつ記憶ないんだろ? 行ったって無駄じゃん」

愛宕「そこはディ●ニー的展開なキスで記憶が戻ってとか」

天龍「ディ(アゴスティー)ニー? 何ヶ月にも分けるのか?」

愛宕「もう、そうやってふざけてると無理矢理連れてっちゃうぞー?」



☆そして後日どこまで進めたか忘れる黄金パターン☆


天龍「っていうかお前も相当夢見がちの頭お花畑だよな」

愛宕「あら悪い? 別にいいじゃない。さあ、じゃあ決まったことだし行きましょう!」

加賀「お見合いの場をセッティングすればいいのですね。
    この一航戦に任せておいて下さい」

赤城「そうね、私が最高にクールな夏を先取りしすぎたお見合いの演出をしてあげるわ」

加賀「あなたがやると肝が冷えるのでやめてください」



☆ポジティブ☆


舞鶴「ちなみに佐世保くん……あの子記憶が戻る前に
    彼女がいたっぽい形跡があるんだよね」

雷「……ッッ!! ―――!」

熊野「あまりの衝撃で声がでなくなってますわよ」

雷「ハッ! なーんだ私のことか!」

熊野「怖ろしいまでのポジティブシンキングで戻ってきましたわ」



☆動揺☆


熊野「……というか、彼女って」

熊野「性別は男性ですわよね」

舞鶴「君も十分動揺してるよねー」

舞鶴「そんなワケないじゃん」



☆別室から☆


提督「事情は全て加賀から聞いた。
    というわけでうちでお見合いをする訳だが……」

愛宕「記憶のない人にそれって有効なの?」

加賀「何か思い出すかもしれません」

舞鶴「だからってこんな別室からモニターでチェックって」

熊野「しかもどうしてわたくし達までこんなひな壇芸人みたいに
    後ろに控えてなくちゃいけないんですの」

鈴谷「いいじゃんいいじゃん。なんかロンハーのドッキリ企画みたいになってるけど」



☆お呼び出し☆


雷「ちょっとどうしてあの眼帯の人が佐世保の”元”彼女候補なのよ!」

雷「私がいるじゃない! 私じゃだめなの!?」

電「お姉ちゃん静かにしないと聞こえないのですっ」

提督「さて、問題のお見合いの部屋に佐世保が入ってきたな」

加賀「今回佐世保には大事な話がある、と呼び出しています」



☆うるさい別室☆


天龍「こ、こんにちは」


提督「さあ、天龍選手入ってきました」

愛宕「何ですでに三指ついてるのよ」

舞鶴「動揺しすぎでしょ」

加賀「本人はすごく恥ずかしがって嫌がっていたので」

熊野「もう既に顔真っ赤じゃないですか」



☆天龍は気づいた☆


佐世保「えっと、何度か顔は拝見してるのですが、
      こうして直にお話するのは初めてですね」

天龍「は、はい……」



雷「何よあれ! ちゃんと佐世保の顔見なさいよ!」

愛宕「違うわ。あれはもう気づいてるのよ!」

熊野「ま、まさか……」

加賀「……まさか既に声で分かってしまったってことですか?」



☆熊野も気づいた☆


熊野「ちょっと待ってください! ……ということは」



天龍(←)→佐世保→提督←加賀
        ↑     ↑
        雷     金剛


愛宕「だいぶ面倒くさいことになってるわね」

熊野「まあこれはこれで有りですわね」

舞鶴「どうしてこうなった……」



☆再熱☆


天龍「あ、あの……記憶を亡くした頃の名前って覚えてるか?」

佐世保「ええ、――です」

天龍「あ゛あ゛あああああああ!」



提督「号泣し出したぞ!!」

加賀「完全にビンゴですね」

愛宕「何が終わった恋よ。馬鹿ねえ」



☆雷凸☆


佐世保「でも今はその時のことは何も……」

天龍「いやいいんだそれで。あんたは今は何も知らない。
    それでいいんだよ」

佐世保「……。良ければ僕が誰なのか教えてくれませんか」

天龍「えっ、いやえっと……その俺達は――」

雷「だめーーーーーーー!! さっ、さしゃぼはわたらしゃないしゃらら!!」

天龍「……ごめん、何て?」



☆ホモのまんまお開き☆


雷「ぐるるるる!」

熊野「ちょっと! ストップストップ!」

天龍「何でこんな威嚇してきてんだ」

提督「どうすんだ、加賀。そもそもお前が」

加賀「分かりました。では、お開きで!!」

提督「お前さては自分の気になったことが解決したからそれで満足なんだな!?」



☆時代はブルー☆


提督「ルビサファがリメイクされるようだね」

鈴谷「へぇ~そうなんだ!」

提督「おっちゃんルビサファの時点ではもうすでに着いていけないような状態だったし」

鈴谷「初めてやったのって何?」

提督「青」

鈴谷「あ、青!? あの当時限定盤だったっていう青!?」

提督「そう」



☆舐めまわしたいです☆


那珂「……うーん。これは喜ぶべきか否か……」

龍驤「なんや何悩んどんねん」

那珂「いや那珂ちゃんのファンがね、ファンレターでさ……


『僕は那珂ちゃんの関節が好きです。肩、肘、膝が特に好きです』


那珂「って言われたんだけど……これって喜ぶべきなの?」

龍驤「……マニアックすぎてドン引きするしかないわ」



☆噂は広まる☆


子供1「あっ! 極道だ! おい極道結婚するってホントかよ」

天龍「はぁあ!? だ、誰とだよ! しねえっての」

子供2「なんだよモンローの野郎ガセかよー!」

天龍「愛宕か……。ったくしょうがねえ奴だなぁ」

子供1「まあ極道もなんやかんやおっぱいでけーかんな」

子供2「なんかおっぱい当ててくる時あるもんな」

天龍「お前らなぁ……」



☆ふーふー☆


金剛「ティータイム~ティータイム~♪」

扶桑「今日は何を飲むのかしら」

金剛「今日は久々に日本茶デス」

扶桑「いいわね、私も一杯もらおうかしら……あっ」

金剛「?」

扶桑「私猫舌だからあんまり熱いのは……」

山城「姉様私がちゃんとふーふーしてあげますから大丈夫ですよ」



☆HG風☆


金剛「なるほど。私に任せるネ!」

扶桑「ふーふーしてくれるの?」

金剛「OK! Foooo! Foooo!」

山城「なにその奇天烈なふーふー」

金剛「こうじゃないデス!?」



☆ハッピー☆


金剛「扶桑もいつもよりも元気よく言えば楽しくなってくるネ!」

扶桑「わ、私もやるの? ふ、ふぅぅ~~」

金剛「もっと心の底からハッピーになるようにデス!」

扶桑「ふぅぅ~~! ふぅぅ~~!」


山城「猫舌とかもうどうでもいいくらい姉様が可愛い」



☆貸し借りあるある☆


龍驤「ちわーっす。鈴谷んおるー?」

鈴谷「あ! ミックスピザきた!?」

龍驤「いやお前うちが貸したそろそろマンガ返せや」

鈴谷「あーあれ? まだ読んでないんだよね」

龍驤「なんでやねん。3ヶ月くらいあったやろ」

鈴谷「いやーなんか貸してもらったけど
    いつでも返せるって安心のせいで読まなくてさ」

龍驤「そんんで読まなくてそのうち飽きてって黄金パターンやないかい」



☆第一回横浜観艦式予行☆


摩耶「報告書だぞーって何やってんだ」

提督「聞いてくれ摩耶。そして俺を慰めてくれ」

摩耶「どんまい! で、何だようじうじしやがって気持ち悪いな」

提督「あっさりしすぎだろこの野郎っ!
    イベント外れたんだぞ!」

摩耶「E5は諦めたんじゃなかったのか?」

提督「確かにそうだけど。今はE2回してるだけだけど!
    そっちのイベントじゃなくて!」



☆2次は土曜からだよ☆


鈴谷「諦めるのはまだ早いよ!
    護衛艦カレーフェスティバルがまた行われるように!」

鈴谷「2次先行が残ってるじゃないか!」

提督「なんだと……! まだ俺達に希望は残されているというのか!」

鈴谷「さあ立ち上がって。希望を捨てないで」

提督「分かったよ。俺……俺、2次先行応募するっっ!」


摩耶「何この茶番」

加賀「ごめんなさいね。落ちたショックで少しおかしくなってるみたいなの」



☆試食限定☆


電「今日は鈴谷お姉ちゃんの担当じゃないのです」

鈴谷「でもご飯はカレーなんでしょう?」

電「そ、そうなのですけど……」

鈴谷「鈴谷も作りたいなぁ~~チラッ」

電「じゃあ一緒に作ってくれると電も嬉しいのです」

鈴谷「試食は任せてっっ!」

電「一緒に作って欲しいのです……」



☆見えない敵☆


舞鶴「お化けが怖くなくなる方法?」

響「うん。舞鶴さんはお化けも斬れるし」

舞鶴「そうだねー。お化けに限らず対峙する時は恐怖することを忘れてはいけないよ」

隼鷹「そうそう。怖れるのは悪いことじゃないよ」

響「そうなの?」

隼鷹「見えない敵と戦っている時の方がよっぽど怖ろしいよ」



☆欲求不満☆


初雪「例えば?」

隼鷹「幽霊は最悪見える時はあるけど、
    空腹とかさ、寒さとかそういう敵の方が私は怖ろしいね」

隼鷹「アルコールへの欲求とか、ね」

舞鶴「それは違うぞっ」



☆美味しいですね☆


隼鷹「この前フリーマケットみたいなのでさ、
    陶器を売ってる人がいたんだよ」

隼鷹「とっくりとおちょこをつい買ってしまって……」

隼鷹「あれで日本酒とか一杯やったら美味しいだろうなって思ったんだけどさ」

隼鷹「実際わざわざあそこに入れ替えてさらにおちょこに注いでってのを
    考えると面倒臭くって未だに使ってないんだよね~」

舞鶴「貧乏性なのにどうして酒が絡むとそうなるんだか……」



☆明日は土曜だし☆


隼鷹「なんだよー、折角2つおちょこは買ったんだよー?」

舞鶴「うーん、じゃあ許す」

隼鷹「今晩は?」

舞鶴「一杯いただこうかな~」

初雪「……もう。いいけど、昼間は頑張ってお仕事だからね」

隼鷹「大丈夫大丈夫。あたしやる時はやるからさ」

響「……怪しい」



☆激闘!電車乗車編☆


提督「電車乗る時にさ、すごい勢いで席取ろうとするババアいるじゃん」

提督「あれ何なの?」

加賀「座りたいんですよ。それはまあ、皆同じですが」

提督「だろ? 後ろに並んでたババアがいつの間にか詰めてきて
    最終的には横にいた時に俺は驚愕したよ」

提督「そして全力でババアの横入りをブロックしてやったわ!!」

加賀「器の小ささが知れますよ」



☆敵は一人じゃない☆


提督「違う違う。逆だよ。横入りは軽犯罪だからね。
    俺がババアの将来を護ってやったとも言っていい」

加賀「席くらい譲ればいいじゃないですか」

提督「俺も普段座ってる所に来たら譲ってやりたいくらいの気持ちでいるよ。
    だけどね、奴ら驚くことに集団戦法を使ってきたんだぜ?」

加賀「集団?」

提督「一人だと思っていたババアには仲間がいたのさ。
    そいつは最初のババアとは反対側から横入りをしようと企んでいたのだよ」

加賀「……そうまでされるとその努力をもっと別の何かに使って欲しいものです」



☆や、奴ら地の利も活かしてくるだと!?☆


提督「しかもロケーションを使った有効的な戦略だった」

提督「俺の真後ろには駅の柱が存在していたんだが、
    その両サイドからアタックをババアがしかけてくるんだよ」

提督「俺は片方を肩と腕、そしてもう片方を手持ちの荷物でブロックしたんだ」

加賀「で、結局どうしたんですか」

提督「俺は普通の席に。ババアどもは優先席に優雅に座っていたさ」

加賀「勝敗はドローといったところですか」

提督「ああ。実に危うかった」

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最終更新:2014年06月08日 21:03