その6-1




☆スター☆


那珂「あぁ! 那珂ちゃんもついに街で声をかけられる存在になったよ」

龍驤「そうなん? 逆に今まで声かけられへんかったんか?」

那珂「まあ、堂々としてれば意外にばれないって言うじゃん」

龍驤「お前の場合堂々としすぎて鬱陶しいオーラが滲み出てんで」

那珂「嫌いじゃないくせに~~」



☆断らない☆


那珂「まあ基本的に那珂ちゃん何でもお仕事受けちゃうタイプだから」

龍驤「まあそれは偉いと思うわ。選り好みせんところはな」

那珂「で、でも最近忙しすぎて自分で首絞めてる気がしてきて……」

龍驤「頑張れやそこは。自分が決めた道やろ」

那珂「ちょっと呉にダメ元で交渉してくる」

龍驤「ほんまにダメ元やろうけど」



☆お願い☆


那珂「呉~、前スレの500以降出番がない呉~」

呉「あんたねえ……私はいないところでも真面目に仕事してるのよ」

那珂「あのねー」

呉「却下」

龍驤「まあこうなることは目に見えてたしな」

那珂「聞いてよーー!!」



☆横領☆


呉「変な呼び出し方しといて頼み事は訓練を減らせ、か……。なるほど」

那珂「那珂ちゃんも頑張ってると思うんだー? いいでしょー?」

呉「確かに実を言うとうちの収入源の40%があんたの給料から引いたものなのよね」

那珂「那珂ちゃんそれ初めて知ったけど
    那珂ちゃんもしかして給料奪われすぎじゃない!?」

龍驤「まあ別に困ってへんやろ? 忙しくて使う暇もないやん」

呉「ひーどーいー!! 横暴だよー! いじめだよー!」



☆物欲☆


呉「何、じゃあ何か欲しいものなんでも言いなさいよ。買ってあげるから」

那珂「えっとねー、うーん……」

呉「ないんでしょう? じゃあ別にいいじゃない」

龍驤「うち可愛い洋服一杯欲しいー」

呉「あんたはダメに決まってんでしょう。
  自分の給料から買いなさい」

龍驤「けちー」



☆同士よ☆


天龍「……」

愛宕「どうしたの? なんか疲れてる?」

天龍「最近な……。俺を監視しようとしている奴らが増えた気がするんだ」






雷「……ん?」

山城「……ん?」



☆奇妙な友情☆


雷(私のマーキングスポットと同じ場所に……?)

山城(私の特殊観測地点と同じ場所を選んでいるですって……?)



雷・山城(この人、できる……ッ!)


二人は無言のまま各々の観測もしくはマーキングを再開した。



☆水分補給☆


提督「電っ、ほら少し水飲んで」

電「あ、ありがとうなのですっ」

提督「最近は日中は暑くなってきたからな。しっかり水分補給もしないとだめだぞ」

電「ぷあっ……。なのですっ! じゃあもうひと頑張りしてきますっ」

提督「おーう。……」

提督「……」

加賀「電が飲んだペットボトル見つめて……何するつもりなんですか?」



☆祝6半年継続☆


提督「本日は~~、我々の記念すべき日として……
    またしても大宴会を開こうと思われマッスル~」

摩耶「ことあるごとに開いてるが……大丈夫なのか?」

提督「何、心配するな。今日はもう仕事も終わっているので
    何も怒られることはないのであるっっ!」

加賀「そうね、珍しく頑張ってくれたから今日は私も何も言わないわ」



☆続々参戦☆


金剛「久しぶりにテートクに会えるデーース!」

金剛「早く行きたいデース!」

呉「慌てなくても奴なら売り切れたりしないから大丈夫よ」

那珂「でも呉は売れ残る痛っっらないですっ!」

呉「もう一度言ってみろ」



☆嫉妬☆


佐世保「ど、どうして行ったらいけないんですか?」

雷「だめよ! あいつには近づけさせないんだからっっ」

佐世保「あいつ? 天龍さんのことですか?」

雷「そ、そうよ! あいつの近くに行ったら……と、とにかくだめなんだからっ!」

佐世保「そう言われましても先輩から直々に招待されてますので行かないわけには」



☆ちょろい☆


佐世保「電さんやヴェールヌイさんも来ると思いますよ?」

雷「うぅ……で、でもぉ」

佐世保「向こうで美味しいデザートを一緒に食べましょう?」

雷「うん、食べるっ!」



熊野(……ちょろい娘)



☆現状建築不可の駆逐って誰がいんの?☆


舞鶴「今日は後輩くんのところでパーティだよ!」

隼鷹「まじ!? ご飯食べ放題!?」

響「漆黒の舞踏会……」

初雪「……たぶんそういうんじゃないと思う」



☆暁ちゃん?知らない娘ね☆


鈴谷「ところで今日は何パーティなの?」

提督「何パンティー? 今日の俺のパンツは紺色の

摩耶「わざとやってないか?」

提督「ちなみに摩耶は何パンティーなんだ」

鈴谷「今日は確か水色じゃなかった?」

摩耶「違うし!! 全っっ然違うし!」


提督(……水色なんだ)



☆IDがDQNかと思ったら違った☆


金剛「テートクーー! さっそく来たネ!
    今日はティーパーティーデス!?」

提督「違うぞ。今日は……ふふふ、白い粉を使ったパーリィだ」

金剛「Oh! そ、それはとてもクレイジーな大変危険なパーリィデース!」

提督「おやおや? この白い粉がそんなに……。ふふふ、怖いか~~?」

天龍「やめろし。ってかお前それ小麦粉だし」



☆呉式教育術☆


提督「えー、今夜はこの鉄板を使った
    鉄板焼き小麦粉フェスティバルをする。よろしくな鉄板」

龍驤「おう、任せとき! って殺されたいんかいボケェ!!」

龍驤「うわーん呉~! デリカシー無いアホがうちのこといじめてくるー!」

呉「やられたら殺り返すというのはよく言った言葉だけども、
  私が殺られた訳ではないし、自分で殺り返しなさい」

龍驤「そんなぁ!」

呉「あんたにはそれだけの他人に負けない戦い方と力を私は教えてきたつもりよ」



☆粉物☆


舞鶴「要は粉物を作って食べようってことね」

金剛「だったら私はテートクのために愛情たっぷりの
    お好み焼き作るネ! まずはこのLOVEを表現するための
    ピンクの着色料を……」

摩耶「グロッ! 気持ちわるっ」

鈴谷「任せて! カレーを混ぜれば万事解決だよ!」

熊野「まさかカレー味で誤魔化すつもりですの!?」



☆直☆


赤城「お主等、我に早く粉料理を振る舞うのじゃ!」

初雪「……は、はいっ!」

赤城「早くせんと呪うぞ! 呪うぞぉぉお!?」

響「ひぃぃ!」

加賀「何してんですか。あなたは。あなたにはこれです」ドンッ

赤城「何ですかその袋……まさかダイレクトでいけと!?」

加賀「あなたの分です」



☆慈悲はない☆


那珂「ねえさっきからあそこの幽霊、クマの●ーさんみたいに
    小麦粉に手つっこんでもしゃもしゃ食べてるけど大丈夫なの?」

加賀「ええ、大丈夫ですよ。あの中には若干の清めの塩も混ぜときましたので
    食べ進めて上手く行けばそのまんま成仏するはずです」

熊野「意外と酷いことするのですわね」

龍驤「熊野とプーさん」

熊野「わたくしをネタにするのはやめてくださいっ」



☆許可制☆


隼鷹「ひーっく! お酒足りないよーー!」

愛宕「こっちは平和にホットケーキでも作りましょうか」

電「わーい!」

初雪「食べたい」

雷「私も食べたい! ねえ佐世保、いいでしょう?」

佐世保「ええ、食べてきて下さい」


摩耶(あいつの所って食事制限でもあんのか?)



☆最新の扶桑事情☆


山城「どこ見てるのよ。まさか私特性の高機動型武装乳母車、
    通称”朧車”で私の帰りを待ってる姉様を見つめていたというのね!?」

天龍「どこから突っ込んでいいか分からんが、
    とりあえず扶桑をあそこに置いてけぼりにしてるのは可哀想じゃ」

山城「何よ! あなたに姉様の心配をされなくても私はずっと姉様の心配をしてるんだから!」

天龍「じゃあ早く戻ってやれよ」

山城「あなたが姉様をも見ないで余所見してるから気になったのよ! 馬鹿ぁ!」

天龍「お前なんなんだよ!」



☆迫り来る謎の刺客達☆


天龍「っていうか退いてくれよ。俺は今から佐世保に話が」

山城「行かせないわよ!? 姉様を差し置いて男の所に行くですって!?」

山城「そんなことさせるもんですか!」

雷「そうよ! 私は今日、恋のライバルとしてあなたを見張るつもりでいるんだけど
   あなたのせいでホットケーキが響と電に食べられちゃうじゃない! どうしてくれるのよ!」

天龍「………………」

天龍「……はぁ。ホットケーキは一緒に取りに行ってやるから勘弁してくれ。
    山城は早く扶桑のところに戻らないと手に持ってるお好み焼き冷めるぞ?」



鈴谷「あそこでキレずに飲み込むとは……天龍姉さすがっすわ」



☆激突一航戦☆


提督「赤城が大変なことになってんぞ!」

赤城「ぶるぁぁあああ! うぼああああ!」

加賀「効果は抜群のようですね。さあ、我が愛すべき相棒よ、覚悟ッッ!」

加賀「彗星っ、その清めの塩を大量に含んだ爆弾で赤城さんを爆撃しなさいっ!」

赤城「血も涙もねえええええ! ぎゃあああああっっ! ……なんてねっ♪」フッ

加賀「消えたっ!? チッ、逃げられた……」



※加賀さんは親友として早く成仏して欲しいのであって
  決して自分の分のボーキサイトが減るからではない。



☆混沌の粉☆


扶桑「……いつまでも持ってきてくれないから食べさせて貰えないのかと」

舞鶴「何よ呉、あっ! もしかしてホットケーキ食べたかったの?」

島風「ちくわ大明神」

龍驤「ちょ、お前このピンクのお好み焼きはよ食えや!」

鈴谷「げっ、このドロドロの奴何!? え? これ赤城姉……え?」

金剛「Noooo! もんじゃ焼き!? 最悪デーース! 無理デーース! 完全にただのry」

摩耶「だからあいつは誰なんだよ!」



☆母の日A☆


電「加賀お姉ちゃん。これ……」

加賀「カーネーション……。私はお母さんでは……」

鈴谷「何言ってんの。うちらにとっては第二の母と言ってもいいくらいだよね」

摩耶「あぁ、そうだな」

加賀「ありがとうございます」



☆ママ☆


那珂「じゃーん! 那珂ちゃん達もカーネーション買ったんだよ~」

呉「私に!?」

龍驤「うちらのおかんは呉しかおらんもんな」

金剛「Yes! ママ~~!」

那珂「ママ~~!」

龍驤「ママ~~!」

呉「気色悪っっ!! やめろ!」



☆誰が☆


初雪「……私達も買ったの」

響「そう、いつもありがとう」

初雪「ホットケーキ食べてる所悪いんだけど受け取ってよ」

舞鶴「おー、ありがとう~」



提督(あれはどっちがお母さんなんだか分からんな)



☆ママ野☆


雷「……」

熊野「わたくし達にはそういった方はいらっしゃいませんね」

雷「残念。ねえ熊野さん」

熊野「わたくしは絶対に嫌ですわよ。お母さん役なんて」



☆真面目なラブコメ要因達☆


佐世保「雷……どこへ行ったんでしょうか」

天龍「なあ、ちょっといいか」

佐世保「っ! 天龍……さん」

天龍「天龍さん……か。まあいいや。その……何だ。
    飯、美味かったか?」

佐世保「ええ、とても美味しかったですよ」

天龍「……そっか。なら良かった」



☆阻止したい者と見守る者☆


雷「はーなーしーてー! 佐世保が! 佐世保が危ないの!」

愛宕「んふふ~、だーめ。絶対行かせないからっ♪」

山城「わ、私は姉様の所に行きたいだけで!」

加賀「そこを少しでも動いたら……分かってますね?」

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最終更新:2014年06月08日 21:23