その1‐5

1~200/ 201~400 / 401~600 / 601~800/ 801~1000


☆クンカクンカ☆


扶桑「ありがとうね山城」

山城「いえ、姉様の綺麗な髪をとかすのは私の仕事です。すぅはぁ」

山城「すぅはあ、それにしても姉様の髪は本当に艶々でとても綺麗ですよね」

扶桑「そう? ありがとう山城」

山城「すぅーーーはぁーすぅーーー
    いえ、勿体無いお言葉です。私はいつも姉様のためにありますから」



龍驤「傍から見たら仲良しの姉妹が髪とかしてるだけなのになんでやろうな……。
    なんであんな狂気じみたものを感じるんやろうなぁ」




☆飲み物☆


鈴谷「あたしは確かにカレー好きだし朝からカレーカレー言ってたよ」

鈴谷「そうだよ。だけどね……」

鈴谷「いくらなんでも遠征に持っていく時の水筒の中身までもカレーにすることないじゃん」

鈴谷「もうさあ、途中喉乾いて大変だったんだよ?」

鈴谷「カレーは飲み物だなんて言ってもねぇ……」

提督「んなこと言っときながら2リットルくらいあったのに全部飲んでるじゃねえか」


☆フライデーナイトフィーバー☆


鈴谷「摩耶ーーーー! 今日夜ご飯カレーだよ!!」

摩耶「金曜なんだから当たり前だろ。知ってるよそんなこと」

鈴谷「嬉しいね!楽しみだね!!」

摩耶「いやお前昼間の遠征で散々カレー飲んでたじゃん」

鈴谷「いいの! カレーは別腹って言うでしょ!?」

摩耶「言わねえよ」


☆獣子供と☆


提督「加賀、この映画ケモナーと見せかけて人妻に目覚めさせる映画だぞ、気をつけろ!」

加賀「一体私は何に気をつければいいのか全くわかりません」

提督「この映画……デキる」

加賀「……へえ、ではこの映画のあとは一航戦が大活躍する映画を徹夜で見ましょうか」

提督「な、なんでそんな怖い顔してるんだよ」


☆クリ〇〇ス☆


提督「サンタさんはどこからやって来たでしょうか?」

電「えっと……寒い国からトナカイの引くソリに乗って……」

提督「ぶっぶー」

電「違うのですか?」

提督「正解はサンタさんのママのまt

愛宕「はい、ストップー。どうして出生の話になってるのかしら~?」




☆アンケート☆


提督「はい、じゃあみんなこれ書いてねー」

天龍「サンタさんへのプレゼントアンケート?」

愛宕「これに何が欲しいか書けばいいのね?」

鈴谷「提督あたしカレー!!カレーの出てくる蛇口!」

摩耶「無茶苦茶言うなぁお前……っていうか提督に言ったら不味いだろ」

電「……何を頼めばいいのか……難しいのです」


☆時間厳守☆


提督「ちなみに提出期限守んなかったら無しってサンタの野郎が言ってた」

加賀「ちなみに期限はいつまでになってるんですか?」

提督「うーん、あと5分くらい?」

天龍「お前あげる気ねえだろ」

提督「俺に言うなよ!俺はあるよ!? サンタの野郎がないだけだって!」


☆調査結果☆


提督「よし、なんとか全員書いて提出してきたから確認するか」

提督「電のはわたパチか。なんかあれだな。サンタ事情を把握してる優しさが感じられるな」

提督「天龍は新しい刀か。その辺のナマクラでいいや」

提督「愛宕はセクシーな下着……こいつまず俺に買わせる気がないだろ。
    羞恥プレイさせようとしてんだよ。待てよ合法的にランジェリーショップに潜入できるチャンス」

提督「いかんいかん。えっと、鈴谷はみんなとたくさん食べられるようにカレー用の大鍋か」

提督「摩耶はぬいぐるみだろはいはい」

提督「加賀は……提督って……うーん、どうすんだよこれ」


☆俺の歌を聞け!☆


扶桑「うーん……」

那珂「あっれぇー? どうしたのー!? こんな所で何か悩んでるみたいだけど」

扶桑「そうなの……実は」

那珂「大丈夫! 那珂ちゃんに任せて! こういう時はお歌を一緒に歌えば元気になるよ!」

扶桑「あの……聞く気ある?」

那珂「しあわっせなら手を叩こうっ! へいへいッ!! ほら一緒に!」

扶桑「ちょ、あの、やめて、耳キーンってなるからやめて……」


☆最近のはやたら箱がでかい☆


愛宕「まあ私のはしょうがないわよ。買えなくっても。でもプレゼント買いにいったんでしょ?
    それでなんでおっぱい丸出しの女の子が描かれた箱を持って帰ってきたの?」

提督「いや……その、つい、発売してたの忘れてたから。
    っていうかお前分かってて下着って書いたのか」

愛宕「そりゃサンタのプレゼントは提督が買い二いくのくらいわかってるわよ」

愛宕「で、しかも何このタイトル?
    『第一次コーモン沖海戦~アイツのアナルはガダルカナル~』って何?馬鹿なの?」

提督「そ、それは海戦エロゲシリーズっていって毎回泣けるからつい……」

愛宕「聞いてないわよそんなこと」


☆画伯☆


電「絵を書いてみたのです」

提督「ほーう、どれどれ……」


提督(何の絵だこれ……)


提督「……駐車場の絵かな? はは、上手じゃないか」

電「えへへ、司令官さんは冗談が上手なのです。
   これは摩耶お姉ちゃんのクマのぬいぐるみの絵なのです!」

提督「し、知ってるよー? ごめんごめん、うっかり海軍ジョーク出ちゃったよ!
    もう最初からクマさんだって知ってたよ。いや~上手だなぁ~!」




☆さらっと言ったあの事実☆


龍驤「なんやこの臭い……」

山城「……ブツブツ」

龍驤「何独り言喋っとんねん」

山城「今いいところなんだから邪魔しないで……。
    この接着する瞬間の臭いがたまらないんだから」

龍驤「お、おう……」


龍驤(この人なんで黙々と半田付けしとんねん……怖っ!)


☆昔のあの人☆


金剛「さいきん呉がイライラしてて大変ネ」

提督「お通じ悪いんじゃね?」

摩耶「またそんなこと言ってると命狙われるぞ?」

提督「でもあいつあれでも相当丸くなったぞ?」

金剛「今でも十二分に厳しいデース!」

提督「昔あいつと同じ分隊で戦場に出たことがあるんだけど
    1時間に1回はどさくさ紛れに俺を殺そうとしてきてたからな」

天龍「何したらそんな嫌われるんだよ」

提督「どぎつい性格してたからなぁ~、今の呉は昔に比べたらハムスターみたいなもんだよ」


☆愛宕のプレゼントを選びに来た☆


提督「いや俺まじでやっぱりいいって嫌だよ」

愛宕「何言ってるの? 私の買ってくれるんでしょ?」

提督「いやだけどマジで入りづらいじゃん」

愛宕「ほら早く~一回入っちゃえば大丈夫だって」

提督「女子高生とかいんじゃんだって……ハッ!
    あの女子高生あんなエロいの見てるってことは
    あれくらいエロいのを今も履いていて
    今手にとったエロいパンツをもし買えばあれをいつか履くんだろうなぁ……」

愛宕「憲兵さんこいつです」


☆パーティ☆


那珂「ねえ呉~!クリスマスパーティしようよ~!」

呉「だめ」

那珂「クリスマスパーティしたい~~!」

呉「……あんまり騒ぐとその口に魚雷ぶち込むわよ」

那珂「さーせんっした!」


☆余計な一言☆


呉「だいたい何でそんなにしたいのよ」

龍驤「でもきっとやったら楽しいで?」

金剛「そうデス。呉だって女の子なんだからクリスマスはパーッと明るく過ごした方がいいネ」

呉「あんた達まで……まったく」

金剛「それにこのイギリス海軍のクリスマスに対するノリの良さを見るデス。
    こういう余裕のある精神は是非見習うべきデス」

那珂「あっ、そっか! 独り身だからクリスマスが妬ましいんだねっ♪」


呉「ほう。今ここで血祭りというパーティをしてもいいんだぞ」

金剛「総員退避ーーー!」


☆怒られるとみんな横須賀まで退避してくる☆


提督「あいつ学生の頃のアダ名が”歩く災害”とか”ミリオン地雷原”とか
    それくらいにキレやすい性格だったからな……」←主に怒らせてた奴

金剛「でも美人さんだから言い寄ってくる男も多かったらしいネ」

提督「一応言うが俺は寄ってないからな。
    呉を落とそうと近づいて前歯が無事だった奴を見たことが無い」

那珂「じゅーぶんに分かりました、はい」

提督「だが奴の実力や指導力は本物だ。那珂と金剛は胸を張ってあいつに着いて行っていいぞ」

提督「だから……もう帰ろう、な?」

那珂「怖いよーー! 絶対怒ってるよー!!」


☆導く力☆


金剛「ただいまデース!呉ぇ~、連れて帰ってきたネ」

那珂「た、ただいま戻りました。あの……さっきはごめんなさい」

呉「おかえりなさい。那珂はそこの椅子に座りなさい」

那珂(あう~、お説教だよう~)

呉「外は寒かったんじゃない? はい、コーヒー。飲める? 熱いから気をつけなさい」

那珂「えっ、う、うん……あちち」

呉「私はね、頭に血が登るのが異常に早いのよ。
   でもね、冷静になるのも早いのよ?」

呉「だから……こんな時間に外出なんてしてあまり心配をかけさせないで頂戴」


☆聖夜は平日ですし☆


山城「それで優しくされたあと結局殴られたのね……」

扶桑「クレヨンしんちゃんみたいにたんこぶ出来てるわよ」

那珂「でも別にいいの!愛ある鉄槌だったから」

那珂「それと、罰としてクリスマス限定特別宴会長に任命されました!!
    クリスマスのことは後は那珂ちゃんに任せてねー!」」

金剛「これでうちもクリスマスパーティができるネ!」

呉「あ、当日も同じように訓練はするからそのつもりで」

扶桑「え、訓練のメニューが終わらなかったら……」

呉「は? 参加する資格があると思ってるの?」


扶桑がクリスマスパーティへの参加ができないことが決定した瞬間だった。


☆二人でおでかけ☆


加賀「提督、早くしてください」

提督「ほんとに行くのか?」

加賀「はい、お散歩行きます」

提督「じゃあ俺はこのコタツを改造してコタツごと外に出るよ」

加賀「は や く し て く だ さ い」

提督「そう言うと思ってすでに着替えをコタツの中で温めておいた!」

加賀「早く着替えてください。ほら、ばんざいして」グイグイ

提督「自分で脱げるってば!どさくさ紛れに色んな所ぺたぺた触るんじゃない!」


☆かが散歩☆


加賀「私はこういう時間が好きです」

提督「こういうって、どういう?」

加賀「言わせるんですか?」

提督「別に恥ずかしくもない癖に」

加賀「皆で楽しく話したりしている時もいいですが、
    やはり提督と二人で話している時が一番楽しいです」

提督「そっかー。まあ加賀がいいなら俺はいいよそれで」


☆なんてことのない会話☆


加賀「今は一番夜が長いそうで」

提督「あー、そうか」

加賀「一番長い夜をともに過ごしていますね」

提督「それ言いたいだけだろ」

加賀「そうですね」

提督「加賀は今、幸せか? 何か不自由はしてないか?」

加賀「何も。特にありません。提督さえいれば」

提督「加賀はとりあえず俺を出せばいいやみたいな所ないか?」

加賀「……なきにしもあらず」



☆ねがい☆


加賀「ちなみに提督はサンタさんにはどんなことをお願いしますか?」

提督「え? えげつない願いとかも聞いてくれるならお願いするけど」

加賀「普通に平和が保たれるのを願うのかとばかり」

提督「確かにそれは願っているけれど。
    こればかりはどうしても願うだけで保たれるようなものではないしね」

提督「俺たちがしっかり見張ってないといけないよ」


提督「まあ、そのために俺はいつまでも加賀が必要になるんだろうけど」

加賀「この身が朽ち果てようとも共にあることを誓います」

提督「なんか言い回しが重いが……よろしく頼むよ」


☆仲良しすずまや☆


摩耶「うーん……どうかなぁガンジー」

摩耶「こっちのシュシュのが可愛いか!?」

摩耶「電に聞いてもきっと可愛いとは言ってくれるんだろうけど」

鈴谷「あれ? 摩耶どうしたの?それ。可愛いじゃん」

摩耶「ほんとか!?」

鈴谷「うん、摩耶もそのシュシュも可愛いよ?」


☆同期が欲しい☆


電「司令官さん、電には同期の子がいないのです」

提督「うん、そうだね。もしかして欲しかった?」

電「……はい」

提督「困ったなぁ……うちはもうこれ以上は増やせないぞ」

加賀「電、私達は電のことは後輩だとかそんな風には見てはいない」

加賀「もっとそれよりも大きな、家族のようなものよ」

電「……。はい、ありがとうございます」



提督(今、『そりゃああんた達二人はそうだろうよ』みたいな顔しなかったか!?)


☆仮眠☆


提督「あの……」

加賀「はい」

提督「俺、これからお昼の仮眠を取りたいのだけど」

加賀「そうですか。分かりました」

提督「いやだからついてくんなって! 本当に分かってる!?」


☆昼間から☆


愛宕「ひーるまっから♪ ひーるまっから♪」

鈴谷「ひーるまっから♪ ひーるまっから♪」

提督「何その昼間からコール……」

天龍「要は昼間っからイチャつきやがって爆発するか交代しろってことだろ」

加賀「私はいつでも空いてますよ」

天龍「いや提督と交代して加賀とイチャつきたい訳じゃないと思うんだが」


☆追手☆


金剛「よばれてとびでて金剛デース!」

提督「またややこしいのが来たな」

金剛「テートク、仮眠を取りたいならば私の膝枕でおやすみするといいネ!」

龍驤「見つけたで金剛! はよ帰らんと怒られるで」

金剛「ゲッ、RJ!? もう追手が来たデス……」

提督「早速で悪いが引き取ってくれ龍驤」

金剛「照れ隠しに身柄をあっさり渡されたデス!?」


☆シャンメリー☆


電「シャンメリー飲みたいのです!!!!!」

提督「お金ないから買えないよ」

電「むー。……電は知ってるのです。愛宕お姉ちゃんにこういう時なんて言えばいいのか」

提督「えっ」

電「司令官さんの部屋の入り口天井裏にある箱に入ってる
  鍵で開くことのできる机の引き出しの中身……」

提督「箱単位で買ってやるからあいつに教わったことは絶対に忘れなさい」


☆鈴谷が贈る☆


鈴谷「まーや! まーや!」

摩耶「んだよ」

鈴谷「はい、これあげる」

摩耶「いらね」

鈴谷「なんでえええ!? あたしが選んだんだよ!?開けてもくれないなんて酷いよ!」




☆摩耶が受け取る☆


鈴谷「とにかく開けてみてよ」

摩耶「開けたら捨ててやる……あ、これぬいぐるみ……」

鈴谷「あーあー、摩耶がいらないって言ったー。じゃあもういいよーだ」

摩耶「あ、待って可愛い、欲しい」

鈴谷「いらないんじゃなかったのー?」

摩耶「ほ、しい。欲しいです。ごめん……可愛いこれ」

鈴谷「ふふん、じゃああげるよ!同期のよしみだからね!
    いつもありがとうね摩耶!」

摩耶「うん、あたしもありがとう!これ……えっと、モジャ美大切にするよ!」

鈴谷「まあそのオチは読めたけど、一応それトイプードルのぬいぐるみだからね?」


☆赤い服☆


提督「えー、今日明日の勤務は全員ミニスカサンタに決定しました」

摩耶「はあ?馬鹿じゃねーの」

天龍「んな恥ずかしいもの着てられっかよ」

提督「お前ら別に普段からミニスカだから別にいいじゃねえか」

摩耶・提督「そういう問題じゃねえよ!」


☆愛宕が一番エロいんだろうなぁ☆


提督「うわー、ミニスカサンタでエロいのに眼帯で台無しだよ」

天龍「うるさいな!しょうがないだろ!」

提督「見ろよあのノリノリの連中にまんざらでもない加賀を」

愛宕「ふふ、どう?可愛い?」

鈴谷「愛宕姉可愛いっていうかエロい!」

愛宕「ありがとう~。鈴谷も電も可愛いわよ」

電「ちょっと恥ずかしいけどみんなでお揃いなのです!」

提督「っていうか君ら俺のこと責めるけど、これ上の決定だからね?」

天龍「ちょっと待て」


☆やっぱりあいつの仕業☆


呉「は?ええ、確かに衣装は届いてますが6着来ててうちには5人しかいなくて」

呉「ですから新しい艦娘を一人要求しているので、……はい?」

呉「だから私ではなく、艦娘の衣装なのでしょう?」

金剛「呉ぇ~、そんなに強く握ってると受話器壊れちゃうネ。もうミシミシいってるデス」

呉「何故私がこのような格好を。チッ。え?舌打ちなんてしてませんけど」

呉「では最後にお聞きしますが、これは誰の提案でしょう」

<横須k バキィッ!

金剛「呉、で、電話壊しちゃだめネ! い、一緒に着たら楽しいから大丈夫デース」


☆イブ☆


提督「クリスマスパーティをするって言ったけど、パーティなんて2日もできる訳ないじゃん?」

加賀「そうですね」

提督「24,25のどっちにやればいいんだよ」

加賀「さあ……。私は提督といれればクリスマスだろうがなかろうが」

提督「外国育ちの金剛に聞いてみるか」


しーん……。


提督「あれ!? 金剛が出てこない!? 
    いつもはだいたい話題に出すだけで出現するのに!」


☆テレフォン☆


提督「なんだよ必要とした時に出てこないじゃんあいつ」

加賀「とうとう提督も飽きられたんでしょう」

提督「なんでそんな嬉しそうなんだよ」

加賀「そう?」

提督「結局どっちにやるべきか分からないし、ライフラインのテレフォンを使おう」

加賀「オーディエンスは?」

提督「加賀に聞いても分かんなかったじゃん」


☆ラブコール☆


金剛「きゃーーーー!テートクからラブコールデーーーース!!」

提督『ああ、もしもし?金剛?』

金剛「ハーイ! どうしましたテートクゥ!いつも現れるのに現れなかったから
    寂しくなって電話してきたとかデス!?」

提督『クリスマスについて教えて欲しいことがあるんだけど』

金剛『OH……Sorryテートク。クリスマスは家族と過ごす予定があるネ』

提督『君の予定を聞いてるんじゃないんだよ
    なるべく早く質問に答えて欲しいんだよね」


提督『お前と電話してる間ずーっと肩パンしてくる奴が隣にいるんだよ』


☆家族☆


提督「……という訳で得た情報だが、諸外国では年末、年越しまで
    クリスマスムード一色らしい。日本みたいに元旦のイベントみたいなのはとくにないから」

加賀「なるほど、ということは結局二日間ともあまり変わらないということですね」

提督「恋人同士で過ごすイベントではなく家族と過ごすイベントらしいな」

加賀「つまり今日をともに過ごす私と提督は家族ということですね」

提督「……金剛は呉の艦隊のことを総じて家族と言っていたぞ。
    同じ解釈をするのであればここにいるみんな家族に等しいってことだな」

加賀「確かにそれくらい大事な存在ですけど。嫁のポジションは譲りません」


☆大騒ぎ☆


那珂「イェェェーーーイ!! メリークリスマーーース!」

金剛「イェェェーーーイ!! アンド ハッピーニューイヤー!!」

扶桑「コヒュー……コヒュー」

山城「姉様ァァァーーーー! 姉様が過労で……!」

那珂「きゃー! 見て!呉の脚! 御御足すっべすべ!」

金剛「ヨッ!姉ちゃんいい脚してるデース!」

呉「どこのおっさんだ」


☆もっと大騒ぎ☆


提督「酒じゃーー!酒を持ってこーい!」

鈴谷「脱ーげ! 脱ーげ! きゃー!やーい摩耶のエロサンタ~!」

摩耶「誰が脱ぐか!! おい、料理足らねえぞ!糞提督!」

愛宕「天龍~、ヒック、てーとくがね、それでねーヒック」

天龍「提督がこの前おっぱい触ってきた話だろ?もう何回目だよその話……」

電「わたぱち美味しいのです。もしゃもしゃ」

加賀「……」←鼻眼鏡装備


☆怪盗ルンバと盗まれたケーキ☆


提督「ここに追いてたケーキがないんだけど!!あははは!」

愛宕「てーくーー! 私なんか苦しいかも……人工呼吸を所望しまーすっ」

鈴谷「そこに置いてあったケーキの箱ならルンバがちょっと吸い込んで
    そのまんま引きずってったよ?」

電「えええええ……がーんなのです」

天龍「さ、さすがに酒が回ってきてるが……俺に任せろ、奴は仕留めてやる」ガタッ

摩耶「天龍姉、それ刀じゃなくて定規だから」

加賀「やりました」キリッ←鼻眼鏡装備

提督・鈴谷「ぎゃははははは!!」




☆無理に勧めるのはよくないですよ☆


那珂「ほらほら、呉も飲んで飲んで」

呉「わ、私はいいの!あんた達見てるだけで十分楽しいから」

山城「それは道化という意味!?」

呉「誰もそんなこと言ってないわよ」

金剛「ささ、日頃のお疲れをぱーっと吹き飛ばすネ!」

呉「だから私……は」

金剛「私達いつも呉に感謝してるデス。
    それにせっかくだから呉のこと喜ばそうと一生懸命用意したのに……」

呉「……分かったわよ。ちょっとだけだからね。明日も普通に仕事あるんだから」


那珂・金剛(計画通り……)


☆飲ませた結果☆


龍驤「うちは酒豪に」

山城「私は少し弱いに。姉様も同じ」 (姉様は訓練のアップの一つグラウンドランニング中)

金剛「私は暴れん坊になるに」

那珂「那珂ちゃんは下戸に」

金剛「ちなみに提督も酒豪に賭けてたデス」

那珂「あ、ごめん呉、これほろよいじゃなくてモロ酔いだったー☆許してちょんまげ♪」


呉「……ふにゅぅ。うん、いーよ。ゆるす」



金剛・那珂・龍驤「幼児退行したあぁぁぁあ!!!」


☆呉鎮守府の何かが崩壊した日☆


金剛「ふにゅぅって言ったデース!きゃー!」

那珂「さっきまでヅカの男役みたいな出で立ちでどっかりソファ座って脚組んでたのに」

龍驤「な、なんやこれ……呉、お菓子食べるかー?」

呉「たべるー!」

龍驤「なんやこれー!」

山城「……今なら……勝機がある!?」

那珂「なんで戦おうとしてるの!?」


☆イーメーソー☆


那珂「第一回!クリスマス限定生ライブー!一曲目は部屋とYシャツと那珂ちゃん」

龍驤「もうちょい明るい歌ないんかい!なんでその曲!?しかもタイトル変わっとるし」

金剛「ひゅーひゅー!」

山城「私はそれぐらい暗い曲のが落ち着くしいいのだけれど」

呉「くれもお歌うたうー!」

那珂「あっマイク!!」

呉「フォーザーキーン、フォーザーラーン、フォーザーマーンテン♪」

龍驤「だからなんやねんその選曲!!」


☆かくし芸大会☆


提督「一番提督、怒った呉のモノマネします」

提督「ウホッ! ウホホッ! ウッホホホー」

鈴谷・天龍・提督「ぎゃははははは!」

天龍「二番天龍!!……ダブル眼帯!」

鈴谷・天龍・提督「ぎゃははははは!!」

鈴谷「三番、鈴谷!激辛カレー早食いします」

鈴谷「あびゃばあびゃびゃぶ」ビチャビチャビチャ

鈴谷・天龍・提督「ぎゃははははは!」


☆本気で練習してきた側のかくし芸☆


加賀「一航戦加賀、フラメンコ踊ります」


摩耶「ほえ~……すっげぇ」

電「次元が違いすぎてどうすごいのかも分からないのです」

愛宕「何でもできるって噂は本当なのね……」


提督「すげーぜ情熱的だぜ」←適当

天龍「ああ、やべえな特にあのフラメンコしてる所がな」←適当

鈴谷「でも鼻眼鏡はずっと装備したまんまなんだね」←適当

提督・天龍・鈴谷「ぎゃははははは!!」


☆赤い服着た奴らの仕事☆


提督「HQ、HQ応答せよ。潜入は成功。
    電の枕元にお菓子の靴を3個置いた。ミッションコンプリート。どうぞ」

加賀「こちらHQ。両足に履いたら一つあまるのを何故考慮しなかった。どうぞ」

提督「……」

加賀「こちらHQ。今の間はなんだ。正直に答えろ。
    我が天山が貴様の尻を狙っているのを忘れるな。どうぞ」

提督「ちょっとだけ寝ている電の髪の毛の臭いを嗅ぎました。いい匂いでした。どうぞ」

加賀「ファイア」


☆サイレントナイト☆


提督「HQ。お尻が痛いです。どうぞ」

加賀「なんとか無事にみんなの所へ配り終えましたね」

提督「結局みんなのプライバシーを考慮して部屋のドアノブにかけることにしたけどな」

加賀「お疲れ様です」

提督「手伝ってくれてありがとうね」


☆HOLY NIGHTにくちづけを☆


加賀「……」

提督「な、なんだよ。お礼を言うならプレゼントの一つでも寄越せって顔だな」

加賀「……」

提督「私だけプレゼントもらってませんよって顔だな」

加賀「提督、目を閉じてください」

提督「……断ったら?」

加賀「断ってもします」

提督「……」

加賀「……」


☆幸あれ☆


扶桑「……」

扶桑「……」

扶桑「……」

龍驤「ぐぅー……」

金剛「テートク、むにゃむにゃそこはだめネ~……」

呉「スゥ……スゥ……」

那珂「うーん、那珂ちゃんのマイク……どこ……」

山城「姉様ぁ、まだ終わらないですか……」


扶桑「みんな寝ちゃったのね。こんなに散らかして。楽しかったみたいで良かったわ……」

扶桑「……メリークリスマス、私」


☆記憶ない☆


呉「ぐぬぬ、頭痛い……」

那珂「おっはよー☆ 呉」

呉「うるさい。邪魔。ひっつかないで」

金剛「呉~、ダイジョーブ?」

呉「な、何なの朝からあんた達……」


呉(……なんか急に馴れ馴れしくなってない?)


☆ダメサンタ☆


鈴谷「提督ー! 見てみてカレーの大鍋だよ!」

提督「そうだな。それ高かったんだぞ」

鈴谷「隠す気ゼロ!?」

提督「だってそれ思いっきり俺にアンケートで書いてきたやつじゃん」

鈴谷「へへへ、ありがとうね!」


☆加賀がサンタにキスをした☆


愛宕「加賀さん、はいこれ」

加賀「なんですか?」

愛宕「開けてみて?」

加賀「……下着? あの、なんでこんなに布が少ないんですか?」

愛宕「それ実は私に買うために提督と買いに行ったんだけど、
    実はこっそり加賀さんのサイズのにしたの。つまりその下着は提督の趣味ってこと」

愛宕「それで、私からのプレゼント♪ 昨日の夜中、良かったわね」

加賀「見ていたんですか……」


☆お菓子の靴☆


電「……たくさんあって困ってるのです」

天龍「なんで三足なんだ?」

摩耶「さあ?」

天龍「目隠しでもしながら買い物カゴに入れたんじゃないか?」

摩耶「……否定できない」


☆引きずり回されたケーキ☆


鈴谷「ぎゃああああああ! ルンバが引きずっていったであろうケーキの箱!」

提督「何ぃぃ!? うおおおお! 中身もぐちゃぐちゃだぁぁあ!」

鈴谷「これはもう捨てるしかないかもねー。あ、この辺食べれる美味しい」ヒョイッ パクッ

提督「こらこら、摘んで食ってたら手がベトベトに、美味しい美味しい」ヒョイッ パクッ

鈴谷「提督もやる時はやるじゃん」ヒョイッ パクッ

提督「だろ? 結構奮発したんだぞ。こんなになっちまったけど」ヒョイッ パクッ


天龍「意地汚い奴らだなぁ……」


☆昨日食べなかったチキン☆


提督「チキーン!!」

鈴谷「クリスマスのチキーン!!」

提督「チキチキチキーン!イェイ!」

鈴谷「チキチキチキーン!イヤッフウ!」

提督「チンチキチキン!」

鈴谷「チンチキチキン!」

提督「チキチキチンチン!」

鈴谷「チキチキチンチン!……ハッ」

提督「ニヤリ」


☆見せちゃった☆


提督「ぎゃははははは!!」

天龍「ま、まじかよ……」

那珂「これすごいでしょ!? ね!?」

鈴谷「ぎゃははははは!!すごいすごい!」

愛宕「何見てるの?」

那珂「呉が酔っ払って満面の笑みでピースしてる写真」

愛宕「嘘っ、まじ?」

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最終更新:2014年04月29日 21:08