上げておいて落とす

「似てる問題」における表現法の一。
他の投稿を受け、「失礼な!〇〇選手はそんなのに似ていません!」と憤ってみせた後、
もう一回り失礼な「似てる」を持ち出す手法。

アサシン

ロンドンオリンピック柔道女子57kg級の金メダリスト、松本薫選手を海外メディアはこう呼んだ。
殺気みなぎる表情と隙のない佇まいからと思われる。
ネクストジュードーカスクエアで前を睨みながら何事かを呟き続ける松本選手が怖すぎて、
横にいる対戦相手がたまらず耳を塞いでしまったこともあるらしいが、
実際はあの時は「集中しろ」「落ち着け」等と自分に言い聞かせているのだそう。

焦んない、焦んない

2021年東京オリンピック、ソフトボール日本チームは
13年前の北京オリンピックに続き金メダルを獲得、連覇を成し遂げたが、
その決勝戦最終回において、解説で元日本代表監督の宇津木妙子さんがつぶやき続けたことば。
2-0のリードで迎えた最終回、
7回表には日本のほぼホームラン! というあたりをアメリカにもぎ取られ、
7回裏、ピッチャー上野が再出場でマウンドへ。
ここから宇津木ママはひたすら
「焦んない、焦んない」「焦るなよ? 焦るなよ?」「慌てるな慌てるな」と
つぶやき続け、多くのmitazo民もこれに追随。
「観客席は埋まってないけど、観客はいるんです」
「宇津木さんの『焦るな』が、自宅のひとりひとりの観客のこころを束ねるように。」
「もう祈りというかお経というか、なにかすごいもののような気がした。」と永田さん。
以降、メダル獲得が視野に入った際の
mitazo民の祈りのことばとして使われることとなる。
類語:「私が落としたのは鉄のメダルです!」

あたしが見てると絶対負けるから教

スポーツファンの中には、「あたしが見てると絶対負ける!」と固く信じている人々が存在する。
彼らは、ここぞ!という場面で、勝ってほしいばかりに自らテレビを消してしまうのである。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。観ようぜ!

2021年東京大会では、分派しカルト化したと噂の
「夫が見てると絶対負けるから教」信者の姿も見受けられた。
大事な試合でドキドキハラハラウロウロと落ち着かないmitazo民たちに
「大丈夫、ぼくが100パーセント保証します!
 あなたが観ることで、応援が力になることはあっても、
 試合に負けるなんてことはありません!」と
あたたかく語りかける永田さん。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。観ようぜ!!

あなたは、どうぞ、そのままで。

「観たぞ!」も回を重ねて様々なお約束や共有認識が成立し、
投稿者の多くが暗黙の内に、また積極的にそれを踏まえて投稿する中で、
「おやくそくってなぁに、それってたべられる?」とばかりに
おのがキャラクターを淡々と貫く投稿者やちびっ子達、
あるいはお約束に乗っていこうと努力するが叶わず、
「全女股ク」目指して股間に目をやっても頬を赤らめてしまうような投稿者、
知識のなさにちょっと腰が引けがちな投稿者などに永田さんがそっと送るメッセージ。
ビギナーにも常連さんにも分け隔てなく注がれる、永田、その愛。(敬称略)

あ~らよっと

女子フィギュアにおける、「片足を大きく斜め前にあげ、手を広げてつーっと滑る技」の呼び名。
2006年トリノオリンピックにおける「観たぞ」で提案された。
その他「ぱーでんねん」「大根踊り」「往年の西本投手(巨人)」
「月夜のとうちゃん酔っぱらってウィッ」とも。

アリソン・フェリックス

アテネオリンピック陸上女子200m銀メダリスト、大阪世界陸上200m金メダリスト、
北京オリンピック200m銀メダリスト、
ロンドンオリンピックではなんと200m、400mリレー、1600mリレー金メダリストにして
我らが永田さんのハートをずきゅんと射貫いてしまったスプリンター。
いやもう永田さんたら、「観たぞ! 大阪世界陸上」の際、長居競技場で
生アリソンを目の当たりにしてからというもの
「何しろ『アリソン・フェリックス』って名前がいい」だの
「走りを思いだしただけでもちょっと泣きそう」だの
「ポスターを部屋に貼りたい」だの、
無愛想・無表情キャラをかなぐり捨て、すがすがしいまでのミーハーっぷり。
訊いてもないのに「おいら、アリソン・フェリックス派!」とことあるごとに公言し、
ロンドンオリンピックでは「おいらのアリソン」と言ってのけるまでに。
あの野暮天の永田さんがそこまで言うんだから、好きにさせといてやりな…と、
ちょっと遠巻きになまあたたかく見守る読者一同。

安全ピンだから安全なはず

体操のゼッケンが安全ピンで留められており、「危ないのでは」という指摘が来るたび
編集の永田さんが返すひとこと。
「安全ピンだから、安全なはずなんですけどねえ」。

イーーーーーーッ!

ロンドンオリンピック柔道女子57kg級で見事金メダルに輝いた松本薫選手。
彼女が試合前、集中力を高めるために行うルーティンで、しばしば思い切り歯をむきだしにする表情を見せた。
その顔はまさに「イーーーーーーッ!」
勝利を呼び込む縁起のいい顔として恐れられつつ愛されている。

言うてる場合か

投稿者から寄せられたほんの一言のボケにのって
永田さんの筆が冴えわたり、主に関西弁主体で
物語が進められた後この一行を持って終息する。
「オレ観た」におけるノリツッコミ様式の一。
(類義語:深夜にぼくはいったいなにを書いているのでしょうか)

イ・カンソク

韓国のスピードスケート選手。トリノオリンピック男子500m銅メダリスト。
「観たぞ! トリノオリンピック」2006/2/12更新分で
「学校で理科の時間に実験しませんでしたか?
 なんかの植物に色のついた水を吸わせておいて
 茎の途中をカミソリで切って茎の中にある水の通り道を確認するていう実験。
 ね?『維管束』って覚えてませんか?
 どうやらスピードスケート500mに出場するらしいですよイ・カンソク選手。by韓国。」
という投稿が採用され、一躍「観たぞ!」界に名を馳せた。
しかし、名前をいじって遊んでいるうちはヨカッタのだが(→「名前」の項参照)
その後、日本の及川祐選手のメダルのかかった緊張の一戦に当人が登場することとなり、
入魂の応援の最中、多くのにわかファンが
「イ・カンソク、伸びる、伸びる」という実況と、脳裏によぎる茎の切断面画像とに
泣き笑いで苦しむ羽目となった。
「あれはオレも掲載したことを後悔した」と述懐する永田さん。
小学校時代の教科書の刷り込みが意外と根深いことを世に知らしめるできごととなった。

イギリス、盛り上がってません

海外在住読者からの貴重な情報が読めるのも「観たぞ!」の強み。
その中でも目立っていたのは「イギリスでは全然盛り上がってません」との声。
おいおい、ロンドンオリンピックは大丈夫か?とかねてから懸念されていたが
地元金メダリストが誕生してからはさすがに盛り上がりを見せているとのこと。

イケボイス

女性をうっとりさせる男性の声のこと。
中でもサッカー解説者、宮本恒靖さんのほんのり関西弁なイケボイスは強力で
「素敵すぎて試合に集中できない」
「解説されてる女子選手に対してねたましい気持ちになってしまう」
「心みだれる…!」
などの女子の声が続々。
他に、アーチェリー解説者池田さんの低音イケボイスも人気を博した。

イケメンパラダイス

出場選手がイケメンだらけでもうどうしよう!という女子の歓喜の叫び、
それが「イケメンパラダイス!」
代表的なイケメンパラダイス競技はやり投げ、体操、フィギュアなど。
なお、男性の「美女ばかり観れて嬉しい」という声は
女性のそれと比べてだいぶ元気がなく、照れがある。

イシンバエワ姐さん

04年アテネオリンピック、07年大阪世界陸上、08年北京オリンピックの女子棒高跳び金メダリスト。
「観たぞ!」における二大姐さんの一。(「ナフカ姐さん」の項参照)
その美しすぎる容姿、競技者としての実力に加え、
予選では低いレベルでの試技をすべてパスし、フードやらタオルやらかぶって
尋常ではない迫力と存在感で周囲を圧しつつ競技場で寝ており、
起きたと思ったとたんにとんでもない記録を叩き出し、
競技が終わるといきなりキュートで人なつこい女性に大変身、という振る舞いで
にわかファンの心をわしづかみに。
「観たぞ! 大阪世界陸上」で一大イシンバエワブームを巻き起こす。
ロンドン大会では、競技場に持ち込む寝具がグレードアップしたと評判に。
また、「寝ている姐さんを見逃してくやしい」「競技前の姐さんがもっと観たい」など
にわかファンの間に本末転倒な観戦スタイルを生みだすに至った。
これだけ美しいにも関わらず、「観たぞ」魂を忘れない特派員によって
「ラピュタに出てきたドーラの若い頃」という「似てる問題」を提起された過去がある。
名言:「私の限界は、空だけよ」
東京五輪(2021)ではスケートボード男子のメダル授与式にてプレゼンターとして登場。相変わらずの美貌である。

従姉妹ののぶちゃん

普通の読者に混じってぽろりと投稿が採用される、永田さんのご親戚。
2004年アテネ、2006年トリノ大会で登場。
そのたびに「叔父さん叔母さんによろしく!」とあいさつする「やっちゃん」こと永田さん。

2012年ロンドン大会では最終回の「オリンピックのある風景」に登場。
のぶちゃんの祖母(永田さんの祖母でもある)の、ほろりとするエピソードを寄せてくれた。

う、上を目指して、みましょうか?

2014年ソチオリンピック、男子ジャンプ団体にて解説者の原田雅彦さんが
三人目の伊東選手が終わった所でほぼ銅メダルを確定させ、「レジェンド」葛西選手の
飛翔次第で順位が上がりそうな所に発せられた。
そのあまりにもつっかえつっかえで弱気ながら、目指す所はもっと上を!という
心情がにわかファンにシンクロ、様々なシーンで使用される事となった。

「観たぞ」シリーズにおいて、編集者永田さんは意外と歌っていることが多い。
「おらが夏の甲子園」で「♪く~も~は~わ~き~」を歌い
「観たぞ! トリノオリンピック」でほぼ日公式応援歌を歌うのはまあ順当としても、
コンテンツ違いの「新撰組!」のテーマを歌ってみたり。
なぜか、うろ覚えのユーミンを口ずさんでみたり。
北京オリンピックではいかにもオーバーエイジらしく
「ブルーライトヨコハマ」だの「ダンシングオールナイト」だの毎日キモチよく歌い上げた挙げ句
ハタと我に返って「…なんかぼくは毎日ここでひとフレーズ歌ってませんか」と自問してみたり。(2008/8/13更新分)
そのような「観たぞ」の歴史の中でも史上最強に歌いまくっていたのが
ロンドンオリンピック、2012年8月9日更新分であろう。
「平面タイガーのガオ吉さま」でスイッチが入り、
ついには25ラインの長きにわたり「モンチッチじゃなくてドンチャック」とラップを披露。
…まあ、最近ずっと寝てないしね。観戦直後でハイだしさ。本人キモチよさそうだし。
永田さんが満足するまでなまあたたかく見守る読者たち。
永田さんのフリースタイル具合にマジ泣けたっす。

うちの子問題

北京オリンピックの野球で、野球ファン達がひいきのチームから出場している代表選手を
「うちの子、大丈夫?」と心配して観始めたことからはじまる。
今では、友達と母校が同じだとか、知り合いの知り合いの娘さんだとかでも、なんでも「うちの子」。
広い意味で言えば、日本代表はみーんな「うちの子」。
のみならず、海外選手さえも「一時期日本で練習していたからうちの子」など、
「うちの子」への愛情はとどまるところを知らない。

ウチノバスケヲ ヤロウ!

2021年東京オリンピック、日本女子バスケチームAKATSUKI FIVEは
史上初のベスト4進出でにわかの目を一気に釘付けに。
男女を通じ、初めて勝ち上がったオリンピック決勝戦で王者アメリカ相手に大善戦した際、
第4クォーターのタイムアウトでヘッドコーチ、トム・ホーバス氏が放ったことば。
にわかファンの心をひとつにし、永田さんの「ぶわっ」案件となった。
どんなジャンルでも、最後までがんばる誰もに適用される名言であると思われる。
ちなみにホーバス氏は1990年に日本リーグ、トヨタ自動車に入団、
4年連続の日本リーグ得点王、2年連続の3ポイント王を獲得した往年の名選手。
日本人配偶者を持ち、日本語で選手を叱咤激励。
調子がいいと「スッゴイ イイ!」「アタマ ツカッテル!」と絶賛してくれるが
雑なプレーには本気の大激怒。
しかしどんなに怒ってても語尾は「デショー!」というほのかな愛らしさで人気を博した。

内村選手の顔が白い件

日本体操男子のエース、内村航平選手がカメラで捉えられる際、
他の部分と比較して顔がやや白く見えることについて、2008年北京大会で寄せられた
「やはりお化粧をしているのでしょうか? それとも滑り止めの中の大福でも探したのでしょうか?」
との投稿が永田さんのツボに。
ロンドン大会でも言及され、永田さん的鉄板じわじわネタであることが判明。
同様の鉄板じわじわネタに、大阪世界陸上で指摘された
「タイソン・ゲイ、ダウンタウンのまっちゃんに似てる。 今にも『すべらんなー』って言いそう」がある。
「じわじわ来る」の項参照)

エアリアル

スキー競技の一種。
シューッと滑ってきて、ポーンと飛んで、くるくるくるーっと回って、ザシュッと降りるあれ。
「フル、ダブルフルフル」という呪文のような実況も手伝って、
夏の陸上3000m障害と並び、にわかファンに「なんでわざわざこんなことを…」と言われがちな種目。

エリンギ

体操において使用される跳馬の別称。形状から。
初期には「こじゃれたティーテーブル」と呼ばれた時期も。
2021年東京オリンピックでは「あっかんべー」が採用された。

オーバーエイジ

「観たぞ」におけるオーバーエイジとは、24歳以上の代表のことではなく
少しばかり年季の入ったスポーツファンのこと。
昔の名場面を語りたがる、涙もろい、などの特徴がある。

おお、ラッキーな若者よ

家に帰ってテレビをつけたら、ちょうど見逃せない場面が!
そんな幸運な人に永田さんがかける言葉がこれ。
「おお、ラッキーな若者よ。
まずはそこに座りなさい」
学生時代、永田さんが不動産屋さんに言われた言葉だとか。

沖田総司

「加藤凌平選手」に対して
「顔を見たら沖田総司役ができそうという投稿」が。(リオオリンピック・2016/08/12)
それに対して永田さんが「もーーー。今日は投稿多くてたいへんなのに。」
と言いながら考えた配役は以下の通り。さりげなく1名女性が入っている。
近藤勇‥‥‥‥田中佑典
土方歳三‥‥‥内村航平
沖田総司‥‥‥加藤凌平
山南敬助‥‥‥坂井聖人
斉藤一‥‥‥‥ニューエン
永倉新八‥‥‥山室光史
武田観柳斎‥‥ハンビュヘン
井上源三郎‥‥水谷隼
藤堂平助‥‥‥白井健三
原田佐之介‥‥海老沼匡
伊東甲子太郎‥入江陵介
芹沢鴨‥‥‥‥萩野公介
坂本龍馬‥‥‥北島康介
武市半平太‥‥松田丈志
岡田以蔵‥‥‥松本薫
桂小五郎‥‥‥瀬戸大也
西郷隆盛‥‥‥ベイカー茉秋
徳川慶喜‥‥‥錦織圭

起きましたー

時差にも負けず、早朝からの競技を観戦するために続々と起き出す
オレ観た特派員(mitazo民)たちが
何故か口々に永田さんにそれを報告するメールの文面。
深夜、眠気に耐えきれず落ちていく場合の「もう寝ます」「おやすみなさい」バージョンもあり
永田さんはオリンピック期間中、起床と就寝を司る神のような
あるいは修学旅行の引率教諭のような役割も担うこととなる。

おそロシア!

1)ロシアの選手が、他の追随を許さない
  圧倒的なパフォーマンスを見せた際に用いられる感嘆詞。
  類語に「なんなの、〇〇!」があるが、
  ベタなダジャレへの微量の衝動が含有される点で区別される。
2)ソチ大会における、競技場に居住する巨大な魔物の活躍に対し
  やるせなさをこめて放たれる感慨。  

オチチの背中にディババが迫る!

2004年アテネオリンピック陸上女子5000メートル、銀メダルのイザベラ・オチチ選手と
銅メダルのティルネッシュ・ディババ選手の攻防を実況した伝説の名台詞。
これを聞いた日本人誰もの心に、「山姥に追われるいたいけな村娘」的映像が喚起されたとか。
ちなみに2016年リオデジャネイロオリンピック女子マラソンに登場したディババ選手は
別人で、血縁関係もない、ヒタヒタ迫らない方のディババさんとのこと(増田明美さん情報)。

おっちゃん

時折永田さんのコメントに憑依する、大阪在住と推測される中年男性。
ツッコミを入れる時、苦情を申し述べる時、ちょっとじーんと来るエピソードに涙する時などに
現れやすい。往々にしてくどいが、人はいい。

おでこ

陸上男子200m・4×100mリレーに登場する高平慎士選手のこと。
「観たぞ、大阪世界陸上」のときからのおなじみ。(初出:2007/8/29)
当時「サラサラヘアーで少し長めの前髪」だった高平選手が
走り出して風を受けた瞬間、前髪ばっさーでおでこが全開に。
その衝撃的で魅力的な「おでこ」に、にわかファン騒然。
ものすごい勢いで食いついたため、愛称として定着した。
他にも「小顔が過ぎる!」(=顔が小さすぎる)
「手足が長すぎる!」ともいわれたりしている。

おでこごっつん

「さっとん」ことフィギュアスケート女子、宮原知子選手がスタート前にコーチと行う儀式。
永田さんによる「親方とタカシ」のショートコントが繰り広げられる。

おはよう日本

NHKの早朝ニュース番組。
LIVE天国に割って入ってスタートすることも多々あり、
常日頃は早朝のNHKなどに馴染みのないにわかファンたちを
「おはよう日本ってなんだよ! つーか最後まで観せろよ!」と憤らせる。
おはよう日本に罪はなけれど。
「観たぞ」も回を重ね、にわかファン歴にも年季が入った昨今では
「ああ、もう『おはよう日本』の時間…」と、
おはよう日本を観戦タイムの終了を告げるアラームとして活用するにわかファンたちも多く
「にわかファンを夢からうつつへ覚ます魔法の呪文」とも呼ばれた。

「おはようニッポン!」

2021年東京オリンピックにおける「観たぞ」公認あいさつ。
…ふつー。超ふつー。

おはリオございます

2016年リオデジャネイロオリンピックにおける「観たぞ」公認あいさつ。
多くの読者から「リオ五輪用あいさつ」が提案されたが
さりげなく投稿内で発せられたこれが「む。悪くない」と永田さんの心をつかみ、
翌日、8/8更新分から永田さん自ら進んで使用するように。
また同日以来、リオデジャネイロオリンピックの略称として提案されたはずの「リオリン」が
終わりの挨拶として、しかも☆つきで使用されており
オリンピックの高揚と寝不足とにより、通常キャラを逸脱し始めている永田さんを楽しむことができる。

オマケ

「観たぞ」シリーズの最後の更新日のいちばん下のあたりに必ずあるリンク。
「観たぞ、北京オリンピック!」からはだいぶ目立つようになったが、
それまでは文字にリンクのみであった。
リンク先は、「エンドロール」。それまでの投稿のダイジェストが読める。
「おらが夏の甲子園。」からは、自動スクロール、
「観たぞ、トリノオリンピック!」からは自動スクロール+音楽つき。

おもしろい気配がする

オリンピックにおけるレスリング観戦において、
ルール分かんないし、なんだか点数表記がどんどん変わってくし、
時々枕みたいなの飛んでるし、全体的になにがなんやら、なのだけれど
なぜか中継から目が離せない、というにわかファンの心持ちを示したフレーズ。
おもしろいかどうかも断言できないにわかファンのすばらしい曖昧さが評価された。

おやつタイム

冬季オリンピックで行われるカーリング競技での、ハーフタイムにおける休憩時間のこと。
カーリングは1試合が非常に長丁場であるため、全10エンド中の第5エンド終了時に、7分間の休憩時間が設けられる。
このときに、間食で糖分を補給しつつ、後半の作戦を練っている。
つまり、選手たちはまじめに休憩しているのだが、観る側にとっては、選手が円陣を組んでお菓子や果物をほおばる姿が微笑ましく、
特ににわかファンにはカーリング観戦時の楽しみのひとつとなっている。
またの名を「もぐもぐタイム」。世間的には、「もぐもぐタイム」のほうが浸透した。
2018年の平昌オリンピックでは、NHKでのカーリング中継時におやつタイムの映像がカットされたため、
視聴者からクレームがついたらしく、おやつタイム中の動画がNHKのサイトにて配信された。
選手が食べていたお菓子(例:平昌オリンピックでの「赤いサイロ」)が、注文殺到になることもあるらしい。

オリンピックギャグ

オリンピックをネタにしたダジャレ。過去に数々の名作が生まれている。
定番は「あんたアホネン、何してマンニネン」
追記:トリノオリンピックで反響を呼んだ、80歳のおばあちゃんの渾身のオリンピックギャグが
「晩食う婆(バンクーバー)。」ご家族が「お婆ちゃんそれは4年後。今はトリノだで」と諌めても、
「わしゃ4年後まで生きとるか分からんで今言っとく」と言って聞かず、さらに「2年後だってわからん。骨がペキン(北京)と折れて死んじゃうかも」という名作もものされた。
残念ながらトリノの翌年にお亡くなりになったそうですが、おばあちゃんの精神はお孫さんのドラキチさんに
しっかり受け継がれている。「天国のお婆ちゃん、オリンピック観てた!?そっち(ソ、チ)でも楽しんでね!!」

オリンピック景気

息つく間もないほど緊迫している試合を観続けることができず
ついついチャンネルを通販番組へ変更。
思いのほか良い商品だったので、当初の目的を忘れうっかり購入してしまい
図らずも景気回復に寄与すること。

オリンピックのある風景

オリンピック中継そのものに関する報告メールでなく
オリンピック観戦に賭けるオレ観た特派員(mitazo民)たちと
家族など周囲のやりとりや情景描写のエピソードに
永田さんがいくらかの叙情をこめて添える言葉。コーナー名としても使われる。
ちいさなお子さんネタや父親のうんちくコメントネタ(しばしば的外れ)に弱い傾向が見受けられる。

オリンピック、来年もやるんだって

「しゃっくりが止まりません」という投稿者に向けての永田さんのコメント。
「それはそうと、知ってます?ロンドンオリンピックって、来年もやるんですって。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥驚いた?」
その後「母にこのセリフを試してみたら、実際にしゃっくりが止まった!」という読者も現れ、
すっかり「しゃっくりを止めるセリフ」として定番化した。
あ、でも東京五輪(2021)の次の年、本当にありますよね?北京五輪(冬)。

オレだったら…

オリンピックが好きで好きでイキオイあまって
2年に1度こんなにカラダに悪いコーナーを担当してしまう永田さんが
時折「自分がオリンピック選手としてあの場に立ったら」と妄想の翼を羽ばたかせることがある。
競技に関してではなく、競技前後や開会式・閉会式・表彰式での振る舞いに限定されることが特徴。
「うまくできないんじゃないか」と不安になるバージョンと
「オレだったらあんな風にはしない」と決意するバージョンあり。
亜型として、現地運営スタッフの技術があまりに低く、競技をジャマしてしまう場面で
「ええいオレが行く!」と激昂するパターンがある。

おんにゃま~く

大阪世界陸上におけるスタート前の合図、および「観たぞ」内のかけ声。
英語に新喜劇的大阪訛りが加味された本大会独特の響きであり、
他地域の大会ではもちろん本来の「On Your Mark」が用いられている。

開会式中継直後のニュース

「なにがなんだかわからんわい」な状態を堪え忍び、開会式中継を最後まで見届けた
剛の者のみが目撃できる不条理。
下手をすると開会式中継を途中でぶった切ってまで始まる直後のニュースのトップ項目は
「先ほど、〇〇でオリンピック開会式が開催されました」。そしてダイジェスト映像。
日本列島のそこかしこで
「知ってるよ! 観てたよ!」「つーか最後まで観せろよ!」との怒号が飛び交う。

加藤選手のアップ

日本体操男子きってのイケメン、加藤凌平選手がテレビにアップでうつると、全国の婦女子が
テレビに向かって黄色い声を上げるだけではあきたらず、続々と「観たぞ」にその叫びをメールする。
イケメン、美しい、男前、完璧、きょうもきゃわー!などなど、ありとあらゆるほめ言葉がどさどさと投稿されるため
永田さんにより「以下省略!」という扱いを受けてしまったほど(リオ・8/10更新分)
「昭和っぽいメロメロです投稿」という永田さんの評から、なんとなく「観たぞ!」の婦女子読者層の平均年齢が
推し量れるような気がしないでもないが、いくつになってもカッコイイ男子にときめくのが女子というもの。
これからも叫びのメールが途切れることはないと思われる。だってホントにかっこいいんだもん!

カフェ五輪

永田さんが、オリンピックの期間中オリンピックを観戦する部屋。今までは、オフィスの和室に作られていたが、今年は山口工務店(なんでもプロ並みに作っちゃう社員さんたち)の手により社内会議室に小部屋が作られ、なんと液晶大型テレビも新調された。
ただし、永田さんはオリンピック期間中ずっとカフェ五輪に泊り込みというわけではない。
永田さんがカフェ五輪にこもり、昼夜逆転の生活をしてらっしゃるので、たまーにオフィスに現れると、ほかの社員さんに「でたよ、妖怪!」と噂されてしまうらしい。そう、永田さんはいつの間にか「妖怪MITAZO」と呼ばれるようになってしまったのです。

ガマガエル

アテネオリンピックにおける競泳のスタートの音。

カロリーが超すとなー

ソチオリンピック女子SP時の読者投稿(2014/02/20)
「緊張のあまり、深夜なのにお菓子が止まらない‥‥。」のハンドルネーム。
ネタ元はソチオリンピック女子フィギュアスケート銅メダリストのイタリアのカロリーナ・コストナー選手。
あまりのインパクトによって多用されることとなった。
活用形:「カロ超す上等」「カロリーが超したなー」
平昌オリンピックでの投稿によると
イタリア語に近い読みだと
「カロリーナ・コストネル」=「越すと寝る」
太ることが約束されたような読み方になるらしい。

観客がみんな牛

2006年の「観たぞ、トリノオリンピック!」を席巻した現象。
発端は、スキー競技での「観客席をうめつくすたくさんのひとがカウベルを鳴らして応援してますが、
実は全部、牛なんじゃないかと想像するとニヤつきます」という投稿であった。
これが永田さん及びにわかファンの間で「じわじわ笑いがこみ上げる」と評判になり、
「観客席から聞こえる鳴り物の音が、スターウォーズのチューバッカの声に聞こえる」
「ジャンプ台の草がオバQの髪の毛に見える」などの投稿も寄せられた。
ちなみに、トリノオリンピックのクロスカントリー50キロのスタート直後の様子を、
「観たぞ」的に永田さんが表現してみたのが以下のものである。

牛、牛、牛、猿、牛、牛、牛、牛、牛、牛、牛
牛、牛、牛、牛、牛、牛、牛、猿、牛、牛、牛
人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人
人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人
人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人
人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人
人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人
人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人
人、人、人、人、人、人、人、人、人、人、人
牛、牛、牛、牛、牛、牛、牛、牛、牛、牛、牛
牛、猿、牛、牛、牛、牛、牛、牛、牛、Q、牛

ガンバ

体操競技における応援の決まり文句。
この業界のお約束なのであるから、間違っても「古くさい!」「恥ずかしい!」とか言ってはいけない。

「がんばった永田に金メダル!」はどぼん

各大会の最終更新を前に、言い残したコメント、全体の感想などの投稿を求める際
永田さんがほぼ決まって付け加える一フレーズ。
永田さんが基本照れ屋であるという要因によるのみならず、
ほんとにとんでもない量のこんなメールが届いちゃうことが予期されるためであろう。
…き、金メバルはアリかな。金目鯛はどうかな。

北の小心者コンビ

「おらが夏の甲子園。」8/16の回。
南北海道代表・駒大苫小牧を応援する投稿者「チョビさん」と「じゃっきさん」が、
日本航空に12点の大差をつける快勝(しかも2回終了時点で6−0)にもかかわらず、
「いつ逆転されてしまうのか」と異常にビビりながら観戦する様子に、永田さんが呆れて命名。
なお、チョビさんは緊張がピークに達するとごくふつうのことを言ってしまう性質をお持ちである(8/21の回参照)。

キツネ

「おらが夏の甲子園。」でにわか野球ファンに伝授された知識のひとつ。
「キツネの手をするのは、ツーアウトという意味」。

♪黄味だけの卵 拾おう~

2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのNHK放送テーマソング
安室奈美恵の「Hero」に関する空耳投稿。
そう言われたらもう、そうとしか聞こえなくなってしまった人多し。
その後、前後も補完され、
「(イントロ)海老を拾おう‥‥
 ♪黄身だけの卵 拾おう
  どんな日も 蕎麦煮るよ」となり、流れるたびに月見そばが脳裏をよぎるとの声も。
ちなみに元歌詞は「I'll be your hero」「君だけのためのhero」「どんな日もそばにいるよ」。

キャナダー!

「おそらくぼくはオリンピックというものを通じて、カナダという国が好きなんです」
とは、「観たぞ、トリノオリンピック!」2月17日の回の永田さんのコメント。
いつからか「観たぞ」では、開会式でカナダの大選手団が登場するたび「キャナダー!」の声援が飛び交うようになった。
永田さんいわく「『キャナダー』はぼくらの『バルス(※)』です!」とのこと。
(※ちなみに『バルス』とは、TV地上波で映画「天空の城ラピュタ」が放送される際に、クライマックスのシーンで
 ネット上で皆が一斉に「バルス!」とツィートしたり掲示板に書き込んだりするというお約束の行為のこと)
キャナダといえば、おおらかな国民性、夏も冬もとにかく大所帯、アイスホッケーの勝負に対する過剰な一喜一憂、
そして何よりオリンピックを愛する国。
中でも「観たぞ」読者たちをとりこにしたのは、
バンクーバーオリンピック開会式で聖火の柱が一本上がらなかったというハプニングを、
閉会式で、あたかもそれが当初からの予定だったかのように演出してみせた心意気。
ただ、歌い出すと止まらないのが玉に瑕である。

キャブで回す/スタイル出す

声に出して言いたいスノーボード用語。
語意、文脈等に囚われず、果敢に日常に導入し
スタイル出してく風潮が生じた。

ギャルソン

オリンピックを仲良く観戦するカップルのラブラブぶりが度を超した際に
永田さんに呼ばれ、おもにその場からカップルをつまみ出す役割をになう。
バンクーバーでは頻繁に登場したが、ロンドンにはカフェが少ないためか
いまだ登場していない。

近年ではもっぱら、どさくさにまぎれて大好きなドカベンの話を始めて止まらなくなる
永田さん本人をつまみ出す役割に従事。(「ドカベン」の項参照)

霧のラージヒル殺人事件

ソチオリンピック、ノルディック複合ラージヒルの回において
あまりに霧の深さに心配した読者の投稿から永田さんが作成した物語。
2014/02/19初版。あまりの配役の妙に「観たぞ!」読者の大反響を巻き起こした。
霧のラージヒル殺人事件(初版)

なお、反響がすごすぎため、20日に改定が行われた。
ハッシュタグ「#霧のラージヒル殺人事件」も活躍しているようである。


配役は下記の通り。(2014/02/20現在、第2版)
────────────────
『霧のラージヒル殺人事件』
名探偵:渡部暁斗
大富豪(被害者):オーサーコーチ
大富豪の後妻:リード姉
大富豪の先妻:船山弓枝
長女:上村愛子
長女の夫:長島圭一郎
次女:浅田真央
三女:高梨沙羅
長男:高橋大輔(養子)
次男:羽生結弦(後妻の連れ子)
庭師:葛西紀明
お手伝いさん:鈴木明子
詩人:町田樹
鉄仮面の男:リード弟
警部:工藤三郎(特別出演)
犯人:長島圭一郎
真犯人:羽生結弦
音楽:チャイコフスキー
エンディングテーマ:
『The Long And Winding Road』
────────────────

にわかファンがたくさん遊んだため
永田さんは面白く眺めていたようだが
大会最終日(2014/02/24)に完結編が提示された。

────────────────
真央は久しぶりに自分のために紅茶を入れて、
ゆっくりとそれを飲んだ。
それにしても、ずいぶん、慌ただしかった。
居間の大時計が午前10時を打ったとき、
ぼさぼさ頭の渡部が入ってきて真央に訊いた。
「すいません、次の電車は何時ですか?」
「つぎは10時半ですけど‥‥」
「じゃ、ぎりぎり間に合いますね」
真央は驚いて目を見張った。
見れば、渡部はすでに荷物をまとめている。
「もう行かれるんですか?」
「はい。私の役目は終わりましたから」
「でも‥‥もう少し‥‥」
渡部はとりつく島もない。
「この家はもう大丈夫です。
 厳しい時代が続くかもしれませんが、
 大輔さんがみんなを引っ張っていってくれる。
 それじゃ、私は、これで!」
渡部は軽く手を挙げて挨拶すると、
あっという間に玄関から出て行った。
工藤警部がやってきたのはその数分後だった。
「え? 渡部さんは行っちゃったの?」
「はい、ほんの数分前に」
「あの人はいつも時間差で出て行くんだから‥‥」
渡部が駅についたとき、
電車はすでに着いていた。
乗り込もうとする渡部を呼び止めたものがあった。
「渡部さん!」
「沙羅ちゃん。どうしてここに」
沙羅は、渡部の目を真っ直ぐ見て言った。
「お礼を言おうと思って。
 このたびはどうもありがとうございました」
まっすぐな視線が渡部の心を打った。
「がんばってね、
 これからは沙羅ちゃんの時代だ」
「はい。またここに戻ってこれるように、
 もっともっとレベルアップしていきたいと思います」
ホームにベルが鳴り、扉は閉まる。
18日間の冒険が終わり、探偵は去って行く。
「さようなら」「さようなら」
真央はティーカップを洗いながら、
台所の窓から裏山を見上げた。
あれほど濃かった霧は、すっかり晴れていた。
──『霧のラージヒル殺人事件』・完──


緊張感の配分が分からない

にわかファンが、にわか故、
競技の一般的な展開、盛り上がりどころなどを事前に見通すことができずにいるが、
正しく緊張し、正しくワクワクし、正しく喜んだり悔しがったりして
にわか的観戦を十全に楽しみたい、と願う際の魂の叫び。
ソチ大会において、にわかファン名言に認定された。

食い入るように見つめる

主に30代女子特派員(mitazo民)が、男子選手の股間、
お尻にくい込んだり腰ばきが著しすぎるウェア、生着替え、
及び女子選手の体型や下着の選択などを、過剰な関心と熱意とを持って見つめる様。
その視線の行方が股間に特化される場合、
全日本女子股間倶楽部(略称:全女股ク)メンバーとして承認される。
(→全日本女子股間倶楽部の項参照)
時にその常軌を逸した熱意に永田さんが怖れを表明することも。

クマちゃんショー

柔道女子78kg超級の闘いを、あるご家庭ではこのように呼び習わしているという。
ちなみに、軽量級の組み手争いは「小熊のケンカ」または「猫のケンカ」、
中量級は「牛の押し合い」(またはサイ)と表現されたことがある。

♪く~も~は~わ~き~、ほにゃららほ~にゃら~

夏の全国高等学校野球選手権大会の大会歌、「栄冠は君に輝く」の永田さんバージョン。
三度のメシより甲子園が好きでも。
「春のセンバツにも『熱闘甲子園』的番組を!」と力説していても。
いつまで経ってもうろ覚え。ほにゃらほにゃ~ら~ら~。

ぐるぐるぐるぐるどっかーん

柔道における主審の指導のジェスチャー(積極的戦意に欠ける)を、「観たぞ」的に表現した言葉。
元ネタはEテレの「いないいないばあっ!」。
筆者は浅学にして知らないが、永田さんは小さいお子さんがいらっしゃるのでよくご存知のようである。
♪ぐるぐるぐるぐるどっかーん!うれしくなっちゃうなー。
同義語:「くるくるがくるぞ!」←あるご家庭で、お父様(柔道経験者)がこう叫ばれた。

玄人ファン

一体どういうルールなのか、どうなったら技が決まったことになるのか、と
にわかファンが右往左往し、時に永田さんに向けた「なんでも質問箱」の様相を呈する
「観たぞ」コーナーにおいて救いの星となる、
かつてその競技を実践していた、あるいは長年その競技を応援し続けて来た、
モノの分かったファンの方々。
読者の一割(推定)を占めると言われる。
ルールやその競技の歴史、往年の選手の活躍等の分かりやすい解説により、
なんだか分かった気分になったにわかファン達は溜飲を下げる。

ケツアゴ先生の教え

「観たぞ!大阪世界陸上」9/1の投稿。
「高校時代、体育のケツアゴ先生が『ゴールは2〜3メートル奥にあると思え』と言ってました」
その素晴らしい教えと、インパクトのあるニックネームとのギャップに多くの読者が感銘を受けた。
陸上でも競泳でも、常にケツアゴ先生の教えは正しい。

結婚しちゃえ!

仲睦まじくスポーツ観戦するカップルに向けて、編集の永田さんから贈られる祝福のことば。
言われたカップルはその後高確率で本当に結婚するという噂が。

げふん、げふん、げふん

選手の外見に関し、いささか不穏当な、あるいは政治的に正しくない、もしくは社会通念上失礼な
感想を抱いたことを述べかけた際、常に永田さんが陥る咳き込み状態。

声に出して言いたい/言いたいだけ

オリンピック開催中、日頃馴染みのない大量のカタカナ文字列にさらされ
その響きの良さ、面白さやグルーヴ感、「俺は知ってるぜ」感に
つい口に出したくなるにわかファンが続出。
例として「冬のマンクーソ、夏のチン・キンポー」「トリプルフリップ、ダブルトゥループダブルトゥループ」
「オチチの背中にディババが迫る」「レスリングのウェアはシングレット」「カトウヒロユキ」
「マジャール移動」「グッダ・ポンナッパ」「ゲブレスラシエ」「ゴムボッチ」「ヨンドンペレンレイ」など。

後輩

アスリート達のあまりの凄さかっこよさに、観ている者が自ずと敬意を払わずにはおれず
「〇〇さん! お疲れさまです!」「カッコよかったっす!」等
どことなく目下感を漂わせる口調になった際、もれなく永田さんがこうツッコミを入れる。
「後輩か!」

コーヒー、吹き出しちゃったよ

永田さんが思わず笑ってしまったメールへの賛辞のことば。
送られた者には「coffee spray賞」が授与される。


コソボを大好きな男の子

リオデジャネイロ五輪(2016)にて登場したちーむしさんの2歳の息子さんの大好きな国
リオ五輪では柔道女子52kg級にてコソボのケルメンディ選手が優勝。
紛争の地コソボに歴史的な金メダルがもたらされた。
東京五輪(2021)現在、息子さんは7歳となり、今もコソボ選手団の味方で柔道のクラスニチ選手を応援しているとのこと
アースボールにより地図マニアになったとか。
コソボは東京五輪にて下記結果を残している。
  • 柔道女子48kg級:ディストリア・クラスニチ選手、金メダル
  • 柔道男子73kg級:アキル・ジャコバ選手、敗者復活戦にて敗れる
  • 柔道女子57kg級:ノラ・ジャコバ選手、金メダル

この場面をどぼんにするほど野暮じゃない

同内容の投稿が殺到した場合「どぼん」になるのが基本ルールであるが
(→「ドボン」の項参照)
編集者権限において例外が生じる際の決まりフレーズ。
多くはメダルを獲得した直後の選手および関係者の言動で、強く涙腺を刺激する場合が多い。
涙もろい永田さんも目に光るものを浮かべつつ、ちょっと斜に構えて、あるいは
かるくウィンクなど決めつつこう言い放つ。
「この場面をどぼんにするほど野暮じゃありませんぜ」

これはさすがにどぼんにできない!

ソチ五輪開会式でついに「バミューダ問題」(→「バミューダ問題」の項参照)に決着がついた時に
殺到した投稿に対する永田さんのコメント。「観たぞ」的にはもう最初からクライマックスの感がある。

GOWARIMASHI

「観たぞ! バンクーバーオリンピック」の開会式レポートにおいて、
「冬季オリンピックにおけるブロンドのお姉さま方は、夏季オリンピックにおけるそれと比較して
 魅力が五割増しですね、GOWARIMASHI!」との投稿が。
一瞬ドイツ語か何かかと見まごうこの「GOWARIMASHI!」表記は一気に投稿者間に広がり
バンクーバー大会中、選手のイケメン度や緊張度、肌見せ率から魔物の登場頻度まで
さまざまな場面で「GOWARIMASHI!」表記が飛び交うこととなった。
「NIWARIGEN!」などと応用しやすかった点も瞬時の普及に貢献した。

「こん子も、かわいかもんね~」の人

時折永田さんのコメントに憑依する、九州北部在住と思われる、わりと年配らしき人。性別不明。
選手たちをわが子や孫のように見つめ、その活躍を喜ぶ時などに現れやすい。多分心配性。

さてらいとさん

「観たぞ」シリーズでおなじみの常連投稿者のひとり。
「おらが夏の甲子園。」8/10の回、清峰対愛工大名電の試合を
「野球をよく知らないのでうまく説明できない感じ」と「ものすごい臨場感」
(慌てふためくあまり一回ご自分のハンドルネームを「さたらいと」と誤メール)
で超力作レポートしてくださり、一気にファンを増やした。
また、伝説の「フルパイプ」発言のお父さま(「フルパイプ」の項参照)、
トリノオリンピックの開会式を見て
「お母さん、プラカード持つ人になりたかね。そいで、それが縁で結婚すると!」
と夢見るお母さまなど、ご家族がおもしろいことでも有名。
ちなみに、バンクーバーオリンピックではご出産の報告があり、祝福のメールが多数寄せられた。

五月雨更新

「ほぼ日」の更新時間の11時をすぎてから、
編集し終わったテキストが次々と更新されること。
通常は、ページ下、日付の上あたりにお知らせが出る。
ロンドンオリンピックの時から、画像が表示されるようになった。

3000m障害

陸上の障害競技の一つで、3000mの距離を複数のハードルや水濠を超えながら
走るタイムを競うもの。
選手が団体で水しぶきを上げて走るインパクトのある姿から
にわかファンの心をくぎづけ、
「なんであんなことをするのか」「パンはどこだ」「飴食い競争も入れろ」
「ヌーみたい」などと見ただけ真骨頂の言葉を毎回引き出す。

時差

地球は丸いからよその国でオリンピックが開催される場合どうしたって発生するもの。
これのせいで寝不足と闘ったり(アテネ、トリノ、ロンドン、ソチ)、
社会人が会社にいながらいかにして観戦するかに知恵をしぼったり(バンクーバー、北京)。
ちなみに2016年夏季五輪のリオデジャネイロとの時差は-12時間、
2018年冬季五輪のピョンチャン(平昌)は時差なし(!)。
日本的には+6時間くらいの時差がテレビ観戦にはちょうど良さげだが、そのタイムゾーンにある国々は……。
時差から思いを馳せる世界平和。

脂肪

ロンドンオリンピックの終盤、勝利を祈願し「鉄のメダル」を泉に奉納する儀式がツイッター上で流行したが(「私が落としたのは鉄のメダルです」参照)、その際何故か自分のいらない脂肪も一緒に奉納する読者達が自然発生的に現れた。
脂肪は永田さんに託され奉納されるが、試合後にはきっちり持ち主のもとに返されるので注意が必要である。


自由

リオデジャネイロオリンピック卓球男子シングル銅メダルの水谷選手、
試合のときはノーパンで股間を「自由」にさせている、ということを表す比喩的表現。
その後、観たぞ!常連女子柔道解説山口香師匠からは、男子柔道も「自由」の人が多いとか。

「自由」だと、勝負どころでズボンからタマゴが出やすくなっちゃったりしないのか、
(「ズボンからタマゴが出る」の項参照)
「自由」にしてて、アテネの時のバンデルギースト兄みたいに、
胴着の尻がばかーーーっとなっちゃったらどうするんだ、と
(「バンデルギースト兄」の項参照)
mitazo民の心配とワクワクは尽きない。

寿限無

2016年・リオデジャネイロオリンピック開会式の中継がはじまって、実際に開会式がはじまるまでに
時間があったことをうけ、「間を持たせるために、寿限無とか話して欲しい。」という読者の無茶ぶりに、
永田さんが一席披露した落語。元ネタは有名な落語「寿限無」。
最初は、「本当に寿限無を話しはじめちゃったよこの人・・・」「のっけから何行増やしてくるんだ・・・」と
呆れながら読み進めたmitazo民も、後半の展開に舌を巻いた。

「寿限無」リオデジャネイロオリンピック版は下記の通り。
────────────────
ええー、八っつぁんという気のいい男のところに
男の子が生まれましてな。
おかみさんとふたりでたいそう喜びまして、
名前をつけようとしたんですが、
はじめての子どもということで
どういう名前をつけたがいいかわかりません。
そこで、お寺の和尚さんのところに行って
名前をつけてもらうことにしました。
「こんちはー、和尚さん、いますかー」
「おやおや、八っさん、どうしました」
「いや、うちに、ややこができましてね、
 名前をつけようと思ったんですが、
 どうも、いいのが思い浮かばないんでさぁ」
「うん、うん、名前ね」
「で、どうしようかと悩んでたら、
 そうだ、お寺の和尚が物知りだ、
 ってひらめきましてね。
 じゃあ、和尚のところに行って
 名前をつけてもらおうってことで、
 こうして和尚のところにやって来たんでさ」
「本人を前にして和尚和尚言うんじゃないよ。
 で。どんな名前がいいんだい?」
「そうさね、やっぱり、長生きするような
 縁起のいい名前がいいね」
「ほほぅ、長生きね。あとは?」
「あとはやっぱり、息の長い人になってほしいね。
 こう、水の中でもずっと息ができるような」
「息の長い名前、ね」
「それから、背も高いほうがいいやね。
 なにかと有利ですからね」
「なんだいその、なにかと有利ってのは。
 まぁ、いいや。いいでしょ、考えてみましょ」
「よろしくお願いします」
「じゃ、まずね、ピーターというのはどうだい」
「ピーター? なかなかハイカラですね。
 ほかにありますか」
「ほかに、縁起が良くて息が長くてというと、
 ファンデンというのがある」
「ファンデン? それもいいですね。
 もっとないですか」
「ホーヘーンバントというのはどうだい?」
「おお、それもいい。速そうだ」
「じゃあ、この中からひとつ選ぶといいよ」
「いや、和尚さん、ぜんぶいい名前だから、
 みんなつけさせていただきますよ!」
(‥‥中略‥‥)
「なんだって? うちの、
 ピーターファンデンフォーヘンバントが
 金ちゃんの頭をぶって、
 大きなこぶができちゃったって?
 どれ、見せてごらん。
 おや、なんだい、こぶなんかないじゃないか」
「えーーん、あんまり
 ピーターファンデンフォーヘンバントちゃんの
 名前が長いから、こぶが引っ込んじゃったよ」
‥‥‥‥あ、開会式、はじまるみたいですよ。
────────────────

首都を言うダンナ

2008年北京オリンピック開会式の際、
各国の選手入場に合わせて、その国の首都を自慢げに言うダンナさんのレポートがなされ、
以降、このダンナさんは2012年ロンドンオリンピックにも登場。
(2014年ソチオリンピックは所用にて欠席)
「ここの首都も知らないの?」と上から目線で言うわりに愛媛県の県庁所在地は言えない、
そのちょっとウザイキャラは定着、ついにはファンもつき始め
2016年リオデジャネイロオリンピックにおいては
ついに「首都を言うダンナ」を実況する特別コーナーが作られるに到った。
「観たぞ」においては珍しいヒール役として珍重される。
2021年、ついに自国開催となった東京大会では
翌日未明からのご勤務に備えて開会式をあきらめ
「オレの知らない国出て来たらメモっといて」と
奥さまに無茶な依頼を残して早めのご就寝。
オレの知識はキミの知識。仲よしか! 結婚しちゃえ!(してる)

ちなみにこのダンナ、2010年バンクーバーオリンピックの際、
イケメンぞろいの男子フィギュアにやられたツマ、おいこ。さんに
「男子フィギュア選手のみのホストクラブがあったら
 亭主を質に入れても通います。」と言い切られた過去もある。

小生、ドギマギしてしまいました

己が欲望に率直に従い、イケメンの顔や身体を「喰い入るように見つめる」女性陣に比べ
男性陣のコメントには照れや距離感があることを表したフレーズ。
表現法とはうらはらに、あくまでバーチャルなものとしてイケメンを鑑賞する女性陣に対し、
男性陣は女子選手の笑顔に本気でやられそうになっている、との分析も。

勝利の女神

「おらが夏の甲子園。」で、「魔物」にひきつづきべっかむ3さんにイラスト化され、たびたび登場。
「今回の甲子園出場校である国士舘、日大三高、桐光の生徒と、10年前に付き合っていた私は勝利の女神なんじゃないか」という投稿がきっかけで生まれた。
その後、「私も勝利の女神と認定してください」と色々な理由を持ち出す投稿者達に、すげなく「却下」と告げるなど、意外と厳しいお方である。
参考)勝利の女神図

じわじわ来る

「コーヒーを吹き出す」ような瞬発的な笑いもあれば、「じわじわ来る」おかしさもある。
代表的な「じわじわ」ものに、トリノオリンピックにおける「観客がみんな牛」がある。

深夜にぼくはいったいなにを書いているのでしょうか

投稿者から寄せられたほんの一言のボケにのって
極限までふくらませる永田さんの筆が冴えわたり
あり得ないほどのライン数を消費した後この一行を持って終息する。
「オレ観た」におけるノリツッコミ様式の一。
タイムボカンネタが定番である。

人力

「観たぞ」コンテンツを駆動・運営する、地球にやさしいエネルギー。
永田さんが不眠不休でLIVE地獄を観戦し、怒涛のように寄せられるメールを読んで
嵐のように編集した原稿を
デザイナーぐっさんがデザインしたページに、宇宙部の構築したシステムを駆使して
モギコさんが鬼のようなスピードで流し込む(間に合わず五月雨更新となることも)という
日々の更新作業だけでも想像を絶するエネルギーを必要とすると思われるのに。
山口工務店棟梁でもあるところのぐっさんは
社屋内にオリンピック観戦専用スペース「カフェ五輪」を建設しちゃうし。
みんなで公式応援ソングをろーろーと歌い上げてた年もあったし。(2006年トリノ大会)
コンテンツを読み進めたライン数に応じてジャンパーが着地するとか
ページの背景デザインのために、会社の冷凍庫で氷作るとか。(2010年バンクーバー大会)
オマケのエンドロールは自動スクロールになってオリジナルの音楽までついて。
ついにロンドン大会では、コンテンツが始まってからいきなりハナシがまとまって
スガノ画伯渾身のイラストの「coffee spray」賞設立!
きっと見えないとこでも、もっともっともっと、ね。
そうさ、世界をほんとに支えているのは人力さ!
その後、デザイナーはすぎもっちゃんやたぐちゃんに、
工務店業務は西田マンや池田くんにと引き継がれつつも
(高速流し込み職人モギコさんは留任)
未だ続くこのコンテンツにこんなとんでもないエネルギーをそそぎ続ける乗組員のみなさんに
最上級の感謝の果てに一言申し上げるとするならば、「ほんとにまったくこの人たちは!!」
(←「まったくこの人たちは!」の項参照)

スーパー大回転

意外と知られていない事実「スーパー大回転は、回転するわけではない」。

すごい!しかもかわいい!

トリノ五輪 女子カーリング 小野寺のスーパーショット等、美女アスリートのスーパープレーを
見た時に叫ばれる、にわかファンの応援スタンスを象徴する言葉。
また複数の美女アスリートがいる場合は、プレーを賞賛する言葉の後に、「誰派」であるか、推し選手を
表明するのも、にわかファンの基本的な応援スタンスである。

鈴木明子

バンクーバー五輪/ソチ五輪女子フィギュア代表にして、「似てる問題」における最多投稿アスリート。
五輪期間中は、毎日のように鈴木明子似てる問題が投稿され、永田さんに「鈴木明子ワールドは無限」と
言わしめた。

■似てるとされた人・キャラクター・珍獣(通称、「鈴木明子ファミリー」)
ウェイトリフティングの三宅宏美選手、青木さやか、内館牧子、山村紅葉、樹木希林、
関根麻里、今くるよ、おニャン子クラブの樹原亜紀、『池中玄太80キロ』 に出てくる三女弥子、
鈴々舎馬風、タケカワユキヒデ、めっちゃかわいい小杉(ブラマヨ)、モギ、小沢一郎、
みうらじゅんの描くみうらじゅん、不二家のペコちゃん、エヴァ量産型、喪黒 福造、パグ、
チン、ピグモン、シーサー、ミニラ、シュレック、ニコチャン大王、キングスライム、
金目鯛の煮付、うちのおじいちゃん
(以下、ソチ五輪で追加)
獅子舞、鷲尾いさ子、中華街のお面、マトリョーシカ、絵本「バムとケロ」シリーズのバムとケロ両方、
ハンプティダンプティ、恐竜の卵、西野カナ、ヨーダ、おかめ、トイ・ストーリーの三つ目の黄緑色のキャラ、
昔の浜崎あゆみ、春香クリスティーン、今井翼、勝村政信、映画アイアンマンのロバートダウニーJr.、
ディズニー映画に出てくる男の子、ドラミちゃん、オバケのQ太郎とU子さん、ガマ親分、ブタの貯金箱、魚
カリメロ、丸で似顔絵を描ける人、スズキのハスラー、ぽにょ、宮沢喜一元首相、テレサ・テン、
フレアクロスオーバー(マツダの自動車)

■ファミリー入り見送り
ジャバ・ザ・ハット?

スの次がウでエが小さい

「スウェーデン」の正しい表記の覚え方。
応用として、「バドミントン」の表記に関する
「頭ふた文字に点々を」もある。

スノーボードクロス(SBX)

狭く起伏に富んだコースを複数の選手が滑走する競技。
競技の性質上、選手間の接触、転倒、波乱が起こりやすく、非常に“にわか向き”な競技。
その一見さんへの引きの強さから一気に(観たぞ内での)人気競技に。

ズボンからタマゴが出る

バンクーバーオリンピックスピードスケート男子5000m金メダリスト、クラマー選手(オランダ)の試合後のコメント。
「ズボンからタマゴが出るほど走った」
投稿者のご主人(ドイツ人男性)の「男が真剣に勝負に出るとはこういうことだろう」という解説とあわせ、
そのハードボイルドさに読者の多くが唸った。

せいせいこうぎょうこうこう

第87回全国高校野球選手権大会の静岡県代表、静清工業高校。
「おらが夏の甲子園。」にて、「うちの地元にも珍しい学校名あります!」ブームを巻き起こした。
静岡にあるのは「せいせいこうぎょうこうこう」。
熊本にあるのは「せいせいこうこうこう」。
山梨にあるのは「こうこうこうこう」。
愛知にあるのは「こうこうこう」。
大分にあるのは「ちゅうちゅう」。
群馬にあるのは「たかたか」。
山形にあるのは「なかなか」(?)。
岐阜にあるのは「大中小」。
千葉にあるのは「かいちゅう」と「ぎょうちゅう」。
ちなみにこの年の甲子園に出場していたのは「せいせいこうぎょうこうこう」のみ。

説教部屋

アイスホッケーのペナルティボックスの意。
まるで、いたずらをした生徒(反則をした選手)が、先生(審判)に「入ってなさい!」と言われているかのような様子から。

セミファイナル

1)準決勝のこと。
2)蝉が死んでいること。
3)蝉が部屋に入ってきてパニックになること。

1976年の夏

スポーツ大好き永田さんの、スポーツ観戦の原点となった、おばあちゃんちで過ごした夏。
ひいては、「ええ、当然生まれてましたが何か」なオーバーエイジも
「おかーさんが生まれた頃、かな?」な平成生まれも
分け隔てなく集まってこんなに楽しく遊べる「観たぞ!」の源流の、遠い遠い最初の一滴。
そして「観たぞ!」がまた次の誰かの最初の一滴に。

全日本女子股間倶楽部(全女股ク)

「アスリートの股間を食い入るように見つめる女子」が集う場所、それが全女股ク。
陸上、水泳、飛び込み、体操など、薄着の競技が標的になりやすい。
なお、読み方については2008年の北京オリンピック8月24日の回に「字にすれば『全女股ク』でいいんですけど、口に出すときは『全女股クラブ』(ぜんじょこクラブ)のほうが言いやすい」の投稿に対し、「そういうことにしよう」と認定されている。
また、「観たぞ!大阪世界陸上」9/3の回に、下記の「倶楽部賛歌」が寄せられている。

おんなこどもの 好きなもの
薄色ウェアに ハンマーくん
いやよいやよも 好きのうち
世界陸上 おんにゃあまーく
嗚呼 我らの 全日本女子フフン倶楽部

2021年東京大会では、「全女股クの略称は
時代的にあまり使わない方がいいかも」という永田さん発言が見られ、
今後全女股ク活動が地下活動化する可能性も含めて動向が注視される。

♪全女股クは夜更けすぎに~~  全女尻クに変わるだろう~~

「アスリートの股間を食い入るように見つめる」ことで知られる全日本女子股間倶楽部員が
時差と闘いつつ、夜更けに観戦する際
股間を見つめるのみでは飽き足らず、アスリートの尻鑑賞にまで魔の手をのばしはじめる様。
スローガンは「夏の股間と冬の尻!」
これまで、スキージャンプ、フィギュアスケートなどで報告されている。
もちろんデフォルトで永田さんは歌う。(「歌」の項参照)
尚、冬季オリンピックでの全女股ク活動の低迷については、かつて熱心な部員により
「冬は寒さで縮み上がるからではないか」との仮説が提示されたが
ナニがとか訊きっこなしですよお客さん。

そだねー

2018年平昌オリンピックにて、見事に銅メダルを獲得した日本女子カーリングチームを象徴する言葉。
カーリングは緻密な戦術や正確な技術が要求され、しかもそれがおよそ2時間半も続くという、
見た目よりもハードなスポーツなのだが、そんな中でもポジティブに振る舞う日本チーム、
特に試合中の会話で繰り返された北海道弁の「そだねー」という声は、
にわかファンのみならず、日本中に和みを与えてくれた。
非公式ではあるが、永田さんをはじめ、彼女たちを「そだねージャパン」と呼んで応援した人もいたとか。
年末には、この言葉が「現代用語の基礎知識」の新語・流行語大賞にも選ばれた。
類語に「(ラインは)いいよー」があり、こちらは男子チームも使っていた。

ソチもワルよのう

バンクーバー五輪当時から永田さんのもとに多数寄せられたというオリンピックギャグ。
ソチ五輪を見越して「いっそ今から禁止にしておこうか」とすら言われていた。
(追加)
ソチも終わるよのう。(悪代官)は、「む。‥‥お通りください。」と永田さんに許可された。

ソッチー!

ソチ五輪「観たぞ」企画における軽い挨拶。「おっはー!」の要領で使用する。
類義語:ばん・くー・ばー!

それ、オレが言ったんだっけ?

TVでよいコメントがあった、という投稿や、投稿者自身のすばらしいコメントに対し
永田さんが手柄を自分のものにしようとして放つ一言。
キミの手柄はボクのもの、ボクの手柄もボクのもの。

ソリ関係についての覚書。

表がリュージュ、裏がスケルトン。
その後「リュージュとスケルトンの見分け方」というコーナーに発展。
「バナナマン日村の罰ゲームがスケルトン、出川哲朗の罰ゲームがリュージュ」
「日光浴がリュージュ、日サロがスケルトン」
「行き倒れてるのがスケルトン、助け起こされたのがリュージュ」
「リュージュは股間、スケルトンは尻」など秀逸な見分け方が提案される中
最終的に「スケルトンを見たら分からなくなるのがリュージュ、
リュージュを見たら分からなくなるのがスケルトン」という哲学的とさえ言える着地を見た。
しかし見分け方が多すぎて覚えきれず実用にむかない、との声から
ソチ大会で以下の見分け方が「観たぞ」公式認定とされた。
「スケルトンがあらわれた!
 スケルトンは はらばいになって
 こうげきしてきた
 リュージュは 
 ひっくりかえってしまった!」

(○○さん)それ、裏ッス。

 オリンピックのメダルは、表裏がわかりにくい。
 表は、いつのオリンピックでも同じオリンピアンが刻まれているが
 裏は、各オリンピックで自由にデザインされている。
 表彰式で、メダルをかけてもらうときに、どうしても自由デザインの方が注目されるからか、
 裏面をカメラに向けるメダリストが多い。
 その際に永田さんがTwitterで突っ込むことが名物となっている。

 「あと、松友さん。それ、裏ッス。」(リオデジャネイロオリンピック バドミントン 女子ダブルス 金メダリスト)
 「川井さん、それ裏ッス。」(リオデジャネイロオリンピック レスリング女子フリースタイル 63kg級 金メダリスト)

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最終更新:2021年08月10日 16:04
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