和田東大教授「日本は竹島を韓国領土と認めるべき」=韓国

和田春樹東京大学名誉教授(74)は2日、韓国の国民大学日本学研究所主催の「領土問題をどのように解決するか」をテーマにした招請講演で、「日本は竹島(韓国名:独島)が韓国領土であることを認めなければならない」と述べた。複数の韓国メディアが報じた。

韓国メディアは、「日本の和田春樹教授“日本は独島が韓国領土であることを認めなければ”」「“日本は独島を韓国領と認め、韓国は日本の漁業権保障すべき”」 などと題し、日本を代表する良心的知識人の和田春樹教授の発言が関心を集めていると伝えた。

和田春樹教授はこれまでも竹島問題について、日本政府が韓国の領有権を認め、日本の島根県の漁民たちの漁業権を確保するのが最善の道だと主張してきたと紹介。

和田教授は、領土問題に関する3つの選択肢として「両国が“固有の領土”であることを主張して対立する」「解決されないまま保留状態を継続する」「積極的に解決しようとする」などを挙げ、これは3つ目の案だと解説した。また、両国が“固有の領土”と主張することの危険性について繰り返し強調し、日韓両国が対話を通じて問題を解決すべきと指摘した。問題解決のための3原則として、「これまで両国間が結んだ条約と宣言の活用」「実効支配を尊重」「両国間の利害関係の調和」などを挙げた。

一方、韓国政府に対しては、竹島を国連海洋法条約による排他的経済水域(EEZ)の基点に定めずに、現在のように日本の漁民の漁業権を保障しなければならないと述べたと伝えられた。

(編集担当:李信恵・山口幸治)


最終更新:2012年11月06日 16:03
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