勤務中に盗撮の疑い 痴漢防犯担当、警部補を逮捕 静岡

JR静岡駅で女性のスカートの中を盗撮したとして、県警鉄道警察隊は2日、県迷惑防止条例違反(盗撮)の現行犯で、清水署生活安全課の津谷剛司警部補を逮捕した。容疑を認め「申し訳ない」と供述しているという。津谷容疑者は同課で痴漢などの防犯を担当する係長で、勤務時間中の犯行だったという。

 逮捕容疑は、同日午後4時5分ごろ、静岡市葵区黒金町の静岡駅のエスカレーターで、16歳の女性のスカートの中を携帯電話のカメラで撮影した疑い。

 県警監察課によると、パトロール中の鉄道警察隊員が、静岡駅の下り線のエスカレーターで、携帯電話を片手に持って女性の後ろにいる不審な男を発見。携帯電話を女性のスカートに差し入れたため、職務質問したところ犯行を認め、携帯電話で撮影した動画の映像が残っていたため、盗撮の現行犯で取り押さえた。

 県警の佐野裕子警務部長は「警察職員がこのような事案を起こしたのは誠に遺憾。被害者や県民に、深くおわびする」としている。


最終更新:2012年11月06日 17:44
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