子どもに優しいイギリスです。
<<< 1,乳幼児編 0歳~4歳>>>
オックスフォードには乳幼児連れの日本人家族が沢山います。そして世界中から子持ちの家族が沢山集まってきています。
自然が豊かで、乳幼児連れに対して周囲の人々もとても親切です。
Ⅰ ●乳幼児関連の荷物準備●
1・こちらでも日本の品質と変わらずに購入できるグッズ。
- おむつ(各社揃っています。)
- お食事エプロン
- 離乳食、ジュース(添加物無し、砂糖無し、オーガニック等 日本以上にオーガニックな健康食材の入手は可能です。)
- クレヨン、色鉛筆、画用紙
- 子供傘、レインコート、
- 服、靴、帽子
- おもちゃ
- ベビー服、スタイ、幼児服
- ベビーシート・チャイルドシート
- お食事椅子
- おまる・子供用便座
- 日焼け止めクリーム
- お砂場セット
- 自転車用ヘルメット
- 三輪車
2・日本と同じ品質を期待するのが厳しい、または、サイズが揃わないグッズ
- 歯ブラシ(乳児用でもサイズが大きい)
- 歯磨き粉(甘味料が多い)
- お食事スプーン&フォーク(乳児用でもサイズが大きい)
- 日本語の絵本
- スリッパ
- バギーの雨カバー
- 長靴(デザインが良いですが、重量がかなりあり子供の体格によっては、かなり疲れる様子)
- 薬
- バギーにつける傘スタンド
- 電動ママちゃり
☆とにかく雨が非常に多いので雨具関連は必須です。日本で使い勝手の良いものをそろえてくると安心かもしれません。
☆トイザラスがセンターからバスで行ける範囲にあります。価格帯は日本と同等かそれ以下です。品揃えはほぼ日本と同等です。
☆おむつは、ブーツというチェーンのドラックストアがあり、各メーカー・各サイズが揃っています。
Ⅱ ●日常的なおでかけ●
日常的に子連れで外出できるスポットは沢山あります。
日本に比べて、子供が御店やレストラン、図書館で泣いていたりしていても、空間がゆったりしているのであまり目立たず、周囲の人たちもあたたかく見守ってくれる印象です。
1、乗り物
- バギーでのお出かけでは、バリアフリーは日本のほうが進んでいる印象ですが、難なく出歩きはできます。ただし、アスファルト舗装の技術は劣っているので道が悪く、また石畳の道も多いので、バギーを持参する場合は、タイヤが大きめのものを持参することをお勧めします。
- バスやコーチの乗車は、バギー専用スペースもゆったりとあり、周囲のひとも子連れに関心があり手助けしてくれます。乗車時はバスの車高が日本よりも低くなるので、段差の心配は全くいりません。
- 電車は、F号車(コーチF)の予約をすると、おむつかえスペースやバギー置き場があります。
- 自転車は、日本のような電動式のママちゃりの規格はありません。が、後部車輪上部に取り付けるチャイルドシートタイプや、自転車後輪の後ろにつなげるカートタイプ、又は二人乗り自転車が多く存在し、こちらの人の多くが子供と一緒に自転車に乗っています。日本から、愛用のママちゃりを持参されてくる方もたまにいらっしゃいます。ただし、日本に比べ道路のアスファルト技術が劣っており道路には凸凹が多く、また車道には二階建てバスも走るので慣れないうちは不安を感じることもあるかもしれません。また自転車は車と同じ交通ルールが適応し、子供にはヘルメットが義務付けられています。慣れてくれば、大きな車道に平行した自転車専用の裏道なども見つけることができ、快適に走行しながら、親子で行動範囲もひろがるでしょう。
2、親子で行く乳幼児向けおでかけスポット
A:チルドレンセンター
日本で言う児童館に該当する場所として、チルドレンセンターが市内にいくつかあります。
子育て支援サービス・健康相談・遊び場開放が主目的になっている市立の施設です。地域のママ達との交友が積極的に図れる場なので、顔を出してみると色々な情報を得たりできるでしょう。
各チルドレンセンターごとに、曜日ごとのイベント内容がHPに掲載されています。日本の児童館のように終日開放しているというのではなく、曜日ごと時間性で各イベントが行われています。
曜日ごとのイベントには、自由遊び等の子供会の他に、子連れ可能な英会話教室・お料理教室・ダンスレッスン・リトミック・遠足などがあります。
また、季節的なイベントとして、子供衣類品や玩具のリサイクル・子供パーティーなどがあります。
帰国時などには、子供衣類品・玩具をこのリサイクルなどにまわすのも良いかもしれません。⇒ex)マーストン チルドレンセンター
B:トドラーズグループ
各地域の教会(チャーチ)で各家庭の宗教に関係なく0歳~4歳児を対象としたトドラーズという子供のための会を開催しています。
教会ごとにグループの曜日が決まっており、小中学校の学期間(ターム)にのみ開催されています。
ほとんどが10:00から12:00と午前に時間が設定されており、登録制のところもあれば毎回自由参加のところもあります。
美術コーナー・遊戯コーナー・工作クラフトコーナーとひとつの空間に色々なアクチィビティーが豊富に設定されていて、母子で(父子で)自由に訪れることのできる室内遊び場といったもので、歌やお茶の時間もあり、母親もゆったりくつろげるでしょう。
1£~3£程度の入場料がかかります。お茶代といった感じでしょうか。
開催されている場所や時間等の詳細は、市役所が配布している「oxford city information guide」に記載されています。
また、日本人のトドラーズグループも存在します。
こちらに永住のママさんが中心になって活動を進めてくれています。妊娠中からの参加や初めての参加も歓迎され、毎週の定例会の他に季節ごとの大きなイベントもあります。
短期滞在の人も気軽に顔を出してみるといいでしょう。
そして、オックスフォード大学関係でこちらに来た場合は、ニューカマーズクラブへの参加資格があります。ニューカマーズクラブでも、毎週1回、0歳~4歳を対象にしたトドラーズグループを開催しています。
C:図書館
市立の図書館が各地域に点在しています。
- 子供名義でカードを作成し、一人当たり20冊まで2週間貸し出し可能です。
- 0歳~4歳児向けに、決まった曜日にrhymetime や storytime があります。
rhymetime は、英語の歌・手遊び歌・簡単なリトミックと言った雰囲気です。
storytime は、読み聞かせの会です。日本に比べ子供達が能動的に時間を活用している印象を受け、読み聞かせの途中に意見や感想を積極的に口にしている様子に刺激を受けます。
D:児童公園
オックスフォードには、日本に比べてとても豊かな児童公園が沢山あり、各地域に点在しています。遊具の充実度と空間のゆとり具合は、子供にとって魅力溢れるものばかりです。
また、水遊び場が併設されている公園やミニ汽車のある公園などもあり、大人も楽しめるでしょう。
Cuttslowe park(児童公園に併設して、ミニ汽車やプール、鳥小屋、鴨がいる大きな池もあります。)
Hinksey Park(児童公園に併設して、スプラッシュエリアという水遊びスペースがあります。鴨がいる大きな池もあります。)
Blenheim Palace(ファミリー向けのゾーンがあり、正門から汽車に乗って行くと砂場や児童遊具・大型迷路のあります。
バンクホリデーに、イギリスで大人気のキャラクターのペッパーピッグが遊びに来ることもあります。
年間パスポートを購入されるとお得です。
E:博物館
大学付属の博物館が4箇所あります。どれも無料で0歳から入場が可能です。
また、常設展示のほかに、博物館付きのボランティアスタッフが乳幼児向けに各季節のテーマに沿ったアクチィビティーを季節ごとの指定日に行っています。(0歳から参加可)
「Free Family Friendly Fum」を Oxford University Museums and Collections から入手すると、各博物館で開催されている乳幼児向けのクラフトの詳細が記載されています。
F:コンサート
乳幼児向けのクッションコンサートがオックスフォード大の音楽学部でタームごとに開催されています。
途中で子供が騒いでも大丈夫なカジュアルな雰囲気のものです。ホールの空間と演奏者のクオリチィーは、とても高く、本物の楽器に触れ合う良い機会になるでしょう。
チケットは現地で購入可能です。
G:レストラン・パブ・カフェ
イギリスの御店の店内はランチタイムは法律で禁煙になっていますので、乳幼児連れでも安心して御店選びができます。また、特別な御店以外は基本的にハイチェアーやお絵かきセットが用意されているので、乳幼児連れで気軽に外食を楽しむことができます。
また、日本でいうママカフェ・子供カフェのような場所としては、Barefoot Books Studio in Oxfordがあります。子供が店内で自由に遊んでいるなか、大人はお茶を飲んだり食事を楽しむことができます。
Ⅲ ●子供を預けたい場合●
公的なサービスとしては以下の3つがあります。
- Childminders
- Creches
- Nurseries
Childmindersは、家に4人程度の子供を集めて行うケアサービスです。日本語ができる人もおります。
Nurseriesは、施設に預けます。0歳から預けることが可能なところもあれば、2歳から預けることが可能なところもあり、公立と私立の両方が存在します。
Nurseriesへの入園は、母親が働いているかどうかは関係なく入園が可能です。
また、Nurseriesは各施設によって全く雰囲気が異なります。日本の保育所的な要素のところもあれば、モンテッソーリー教育や多国籍で母国語が英語でない子供達が多く英語教育に力を入れているところ、先生が各種外国語を用いて活動をするところ、美術や音楽などのアクチィビティーへの関心が高いところ、長期間夏休みがあるところ、小学校付属など環境は様々です。色々と見学に行くのが良いかもしれません。
Ⅳ ●乳幼児の日常の様子●
A:転居間際から英語環境になれるまでの初期
多かれ少なかれ、転居後の子供にはカルチャーストレスがあるようです。子供の性格や年齢、男女差による違いも大きいです。
たとえば、日本で言葉の成長が早い乳幼児や、周囲との交わりを好む乳幼児は、英語環境への反応も敏感になり、初めは自分で情報をキャッチできない苛立ちや周囲今までのように自己表現できない苛立ちが現れてくるようです。
B:慣れてきた時期
①お誕生会
周囲のお友達からお誕生日会に呼ばれることもあります。イギリスの子供のお誕生会は、とても盛大で子供にとっては1年に一度の晴れ舞台のような重要な日のようです。
②お友達のおうちに呼ばれる
coming soon!
③イギリスのスナックタイム
coming soon!
④イギリスの子供向けの季節行事
coming soon!
- アリスデイ
- セントジャイルのお祭り
- クリスマスツリー点灯式
⑤日本語と英語の使い分け
coming soon!
⑥ならいごと
現地の乳幼児も日本人の乳幼児も習い事をする家もあります。
バレエ
スイミング
バイオリン
タップダンス
空手
モンキーミュージック(リトミック)
coming soon!
C:帰国や横移動などを迎え、馴染んだオックスフォードとお別れの時期
たとえば3歳ぐらいでも、何処かへ引越しをする・慣れ親しんだお友達とお別れをするということが、かなり自分のなかで理解ができ、不安だったり寂しかったりと、何か日常とは違うことがおきそうだと敏感に感じるようです。
<<< 2,小学校編 5歳~>>>
coming soon!
最終更新:2013年02月15日 01:18