Palamでは、二重子音、二重母音と長母音を以下のように定義する。
又、特に二重母音と二重子音は厳密に区別される。
一部は一般的な定義と異なるので注意。
二重母音
- 語頭にあって、母音字が二つ連続しているもの。
- 語中・語末にあって、異なる母音字が二つ連続しているもの。
長母音
- 語中・語末にあって、同じ母音字が二つ連続しているもの。
例えば、指示詞複数形は、人間の指示詞(男女混合)と事の指示詞を除き、全て二重母音を持つ。
又、saaj(Oを好きになる)のaaは、語中にあって同じ母音字が連続しているので二重母音ではなく、長母音である。
二重子音
二重子音とは、子音字が二つ連続することである。
Palamでは、
異なる子音字が連続する場合、その間にシュワー/ə/を入れて読んでも良い。
但し、その場合もシュワーは表記しない。
又、この規則は上記の通り、異なる子音字の場合のみであり、同じ子音字が連続している場合は間にシュワーを入れて読むことはできない。
更に、tsは/ʦ/, tx/ʧ/, ng/ŋ/はそれぞれ慣用音として読む場合が多い。
例)○kl→kəl
×tt→tət
最終更新:2012年08月24日 01:11