スコア
オープン戦 札幌-福岡 大洲総合運動公園硬式野球場
福岡 000 100 000-1
札幌 000 410 22X-9
(福岡)●野崎、高島、宇佐美-皇后崎、二神
(札幌)○唐澤、龍造寺、真喜城-羽田
戦評
オープン戦も4試合目となりそろそろ初勝利が欲しい福岡は兼任コーチの野崎が先発。迎え撃つ、今季からマ・リーグに誕生した新球団札幌はルーキーの唐澤がマウンドに上がる。初回、唐澤は二番・敷島にヒットを打たれるが、続く神本をSスライダーをひっかけさせてゲッツー。結果的に三人で片づける。対する野崎は一死一、三塁のピンチを背負うも、四番・海老名を三振、五番・磯江をセンターフライに打ち取って難を逃れる。
四回、福岡は二死から四番アリシアがストレートを捉えてライトスタンドへ。主砲のオープン戦初アーチで福岡が先制する。しかしその裏、札幌はヒットと二つの野選で満塁のチャンスを作ると、七番・銀がライト前へ2点タイムリー。この後さらにチャンスを続けて金色、竹之子の連続タイムリーも飛び出し、打者一巡の猛攻で試合をひっくり返す。札幌は五回にも無死満塁のチャンスを作り、羽田の併殺打の感に1点を追加する。
福岡は六回に疲れの見える唐澤から満塁のチャンスを作るも、大友が倒れて無得点。七回も二番手・龍造寺に三者凡退に終わり反撃の機会を作れないでいると、その裏に二番手・高島が代わり端、ミコヤンに一発を浴び、竹之子にこの日二本目のタイムリーを浴びる。勢いづいた札幌打線は、八回にも昨年のシ・リーグ最優秀中継ぎの宇佐美から磯江、ミコヤンがタイムリーでダメを押しそのまま快勝した。
札幌は先発打者9人中6人が複数安打。特に竹之子、ミコヤンがともに猛打賞で2打点とバットが火を噴いた。
大敗した福岡は、アリシアが2安打と気を吐いたが、登板した3投手がいずれも失点。名古屋に続いて札幌にも白星を献上し、不安を残してオープン戦を折り返すことになった。
責任投手・本塁打
[勝] |
唐 澤 |
1勝 |
[S] |
|
|
[敗] |
野 崎 |
1敗 |
[本] |
アリシア |
1号 |
|
ミコヤン |
1号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2017年03月15日 00:58