スコア
シンデレラ・リーグ 福岡-大阪2回戦 福岡ヤフオクドーム(福岡2勝)
大 阪 020 100 001 3-7
福 岡 100 000 201 4x-8
(大)樋口、川嶋、H大和、川澄、唯川、●沢渡-鹿島
(福)坂崎、祝部、H宇佐美、高島、○御剣朱-皇后崎
戦評
貯金を持って交流戦に臨みたい大阪は樋口、勝率五割を目前とする福岡は坂崎と共にエースを先発に立てた一戦は、壮絶な空中戦となった。
初回、福岡は二死からアリシアがソロを放って先制するも、二回に大阪は川浦が逆転2ラン。四回には川浦が二打席連発となるソロで追加点を挙げる。
追う展開となった福岡は七回、大阪二番手・川嶋が四球で塁を埋めたところを漬け込み、まず島津のタイムリーツーベースで1点を返し、続く佐伯がスクイズを決めて同点に追いつく。
追いつかれた大阪は九回、福岡四番手・高島に対して、この日絶好調の川浦が四打点目となるタイムリーを放って勝ち越し。ところがその裏、クローザー川澄が島津にツーベースを許すと、代打大友がヒットでつなぐと、続く代打日野が執念のスクイズ。これを決めて同点とし、試合は延長戦に突入する。
この延長戦にドラマが待っていた。まず大阪が福岡五番手・御剣朱に対し二死から伊達成実がヒット。続く村上の失投を捉えた打球はなんとバックスクリーンに届き2点を勝ち越し。阪宮もソロで続いて勝負あり…のはずだった。
ところが裏に福岡打線が空前絶後の大爆発。この回からマウンドに上がった唯川から、まず先頭の敷島がストレートをバックスクリーンへ、続くアリシアがスライダーを引っ張ってライトスタンドへ、そして続く嘉祥寺もスライダーを引っ張ってレフトスタンドに。まさかの三連発で試合は振り出しに戻る。大阪はベテラン沢渡を送って火消しを目論むも、一死から皇后崎へのスライダーが甘く入り万事休す。
福岡が1イニング4本塁打の離れ業でサヨナラ勝ちを収め、交流戦を前にして勝率五割復帰を果たした。
責任投手・本塁打
[勝] |
御剣朱 |
1勝 |
[S] |
|
|
[敗] |
沢 渡 |
1敗 |
[本] |
アリシア |
2号 |
|
川 浦 |
2号 |
|
川 浦 |
3号 |
|
村 上 |
1号 |
|
阪 宮 |
3号 |
|
敷 島 |
3号 |
|
アリシア |
3号 |
|
嘉祥寺 |
1号 |
|
皇后崎 |
2号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2017年04月27日 06:46