2014年3月9日東京-大阪オープン戦

スコア

オープン戦 東京-大阪 明治神宮野球場
大阪 004 020 211-10
東京 300 000 014-8
(大)湊、○本庄、長良、アニス、羽田-柳ヶ瀬
(東)星菜、●京良城、樋口、五五一、対馬-牧田、皇后崎

戦評

 大阪先発は昨年もローテーションの一角を務めた湊。対する東京の先発は、ドラフト6位の高卒ルーキー・星菜。

 1回表、緊張が見える星菜はコントロールがやや不安定。カミュに2ベースを打たれていきなり1死2塁のピンチを迎える。ここで3番・阪宮が甘いストレートを捉えてセンター前への鋭い打球を放つが、星菜がジャンプで飛びつきアウトにするファインプレー! 自らの守備でピンチを切り抜けた星菜はここから立ち直り、2イニングを無失点に抑えた。

 1回裏、東京は実原が湊の難しいチェンジアップを巧みに捉えてヒットし、さらに盗塁。そしてセナが外角低めのストレートを捉えるや、打球はバックスクリーンへ! さらに相坂のヒット、盗塁の後に早緒原もタイムリーで続き、東京が3点を先取する。

 3回表、東京は2番手としてドラフト5位のこれも高卒ルーキー・京良城が登板。大阪は3連打で無死満塁のチャンスを作ると、カミュが押し出しの四球。さらに先ほどタイムリーを攻守で潰された阪宮が、今度はレフトの頭上を超える走者一掃のタイムリー3ベース! ルーキーにプロの洗礼を浴びせる形で、大阪が一気に逆転する。
 しかし京良城も、なおも続く無死1・2塁のピンチから伊勢谷を三振、ベティを併殺打に仕留めて1点差に食い止める。

 大阪先発・湊が毎回走者を出しながらも何とかしのぐピッチングで粘るなか、5回表、大阪は東京3番手・樋口から阪宮の本塁打、伊勢谷のタイムリー2ベースで2点を追加。東京は京良城に続き、樋口もパッとしない投球内容となってしまった。

 7回表、東京は4番手として五五一がマウンドに上がるが、大阪はまたしても立ち上がりを攻めて1死1・2塁のチャンス。ここから柳ヶ瀬がタイムリーを放つと、岡田はなんとスクイズ。大阪の容赦無い攻めでさらに2点が入り、8-3とリードが広がる。

 8回表にも五五一から伊勢谷がタイムリーを放って9-3。
 しかし8回裏、東京は大阪から移籍した牧田がアニスからヒット。ここで代走・今瀬が盗塁を決めると、シャレットのタイムリーで1点を返す。
 それでも9回表、東京5番手・対馬から岡田のタイムリーで大阪が再度突き放し10-4。9回裏、大差で大阪は羽田がマウンドに上がる。

 9回裏、セナを鋭いストレートで打ちとった羽田だったが、ここから思わぬ乱調。
 相坂、早緒原に甘いスラーブを連続で打たれると、模都がバックスクリーンへの3ラン! さらに二死から、皇后崎、シャレット、実原が3連打を放ってさらに東京が1点を追加。10-8で2死1・2塁、とホームランでまさかの逆転サヨナラという場面にまで至ってしまう。
 しかし羽田も、最後は海老名をセカンドゴロに打ちとってなんとかゲームセット。振れている東京打線が最後に追い上げたが、大阪がなんとか逃げ切っての勝利で終わった。
 大阪は、当たっていた東京打線を2イニング被安打1で抑えた本庄が勝利投手。紅白戦から調子の上がらない本庄だったが、先発陣の一角としてようやく本領発揮といった投球内容を見せた。

責任投手・本塁打

[勝] 本 庄 (1勝)
[S]
[敗] 京良城 (1敗)
[本] セ ナ 1号②( 湊 )
阪 宮 1号①(樋 口)
模 都 1号③(羽 田)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年03月24日 03:09