2014年3月16日広島-東京オープン戦

スコア

オープン戦 広島-東京 広島メモリアルスタジアム
東京 010 200 020-5
広島 000 010 010-2
(東)百合ケ崎、神波、○佐藤、Hクラリス、S長峰-皇后崎
(広)●桃園、小野塚、白石-城下

戦評

 先発投手陣の構築に悩む東京、この日の先発はなんとセットアッパーの百合ケ崎。
 対する広島は、大阪から移籍の桃園が先発のマウンドに上がる。

 1回表、立ち上がりからやや球にバラつきのある桃園。しかし自分でピッチャーライナー好捕したことや、2死1・3塁のピンチでセナをストレートでファーストフライに抑えたことで何とか無失点で凌ぐ。
 しかし2回表、甘く入ったストレートをライアンに捕らえられてホームラン。東京が1点を先制する。

 一方、東京先発の百合ケ崎もボール先行の立ち上がり。高倉の三塁線への鋭い当たりこそ海老名のファインプレーでアウトとなったが、2四球・1安打で無死満塁のピンチとなる。しかし最後は開き直って宮瀬には完璧な投球で三振。2回裏も広島は百合ケ崎を攻めて1死3塁とするが、ここからやはり百合ケ崎が粘って城下、高倉を抑えて無失点。結局百合ケ崎は、2イニングを無失点に抑える。

 東京は4回表、久住のエラーで作った1死2・3塁のチャンスを逃さず、皇后崎のタイムリーで1点追加。さらに2死1・2塁から、実原が四球で満塁とすると、相坂が押し出しのデッドボール。東京が2点を追加し、3-0となる。

 広島は3回、4回も2番手・神波に対して得点圏にランナーを送るが、どうしても点が取れない。
 それでも5回裏、この回からマウンドに上がった3番手佐藤に対して、先頭の久住が早緒原のエラーで出塁して盗塁。2死後、小清水のタイムリーでようやく1点を返す。

 広島は7回から、2番手・小野塚をマウンドへ。7回表は三者凡退に抑えた小野塚だったが、8回表に突然球が真ん中に集まりだす。セナのヒットから代走今瀬が連続盗塁で1死3塁とすると、ライアンにもど真ん中のストレートを投げてしまい、ライアンがこの日2本目のホームラン。東京が5-1とふたたび差を広げる。

 7回まで毎回安打ながら1点のみの広島は、8回裏もクラリスから無死2塁のチャンスを作るも、藤瀬、城下が連続三振。しかし高倉がクラリスの失投を逃さずライトへタイムリー2ベース。追い上げムードを作るが、久住の三遊間への当たりは乙川が好捕。2-5で9回を迎える。

 9回表、広島は新入団の白石をマウンドへ。茂部のファインプレーもあって、1イニング無失点とまずまずの内容。

 9回裏、東京は守護神・長峰がオープン戦初登場。調整具合が注目されるなか、青木、伊達、小清水の広島主軸に対して完璧なピッチングで三者凡退。昨年の優勝の原動力だった"苺の守護女神"は今年も頼りになりそうだ。

 結局、5-2で東京が勝利し、オープン戦初勝利。
 一方、これまでの若手中心オーダーから主力中心で挑んだ広島は、先発全員安打、8回まで毎回安打の13安打を放ったが、2点のみに終って今季オープン戦初敗戦となった。

責任投手・本塁打

[勝] 佐 藤 (1勝)
[S] 長 峰 (1S)
[敗] 桃 園 (1敗)
[本] ライアン 1号①(桃 園)
ライアン 2号①(小野塚)

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最終更新:2014年03月24日 03:13