2017年9月13日 福岡-大阪8回戦

スコア

シンデレラ・リーグ 福岡-大阪8回戦 福岡ヤフオクドーム(福岡2勝6敗)
大 阪 100 300 321-10
福 岡 000 130 110-6
(大)樋口、○唯川、H川嶋、H丹波、沢渡、H四条、舞弓-鹿島、シンディー
(福)坂崎、御剣朱、H桃園、●高島、祝部、羽鳥-二神、皇后崎

戦評

 ヤフオクドームで開催されるシ・リーグシーズン最終戦は、敷島秋の引退試合。福岡は功労者の花道を勝利で飾りたいところ。一方優勝を決めた後の大阪も、プレーオフに弾みをつけるべく勝ってシーズンを締めくくりたい。先発は坂崎と樋口。
 初回、大阪は先頭打者のカミュがヒットで出塁。続くメリッサのヒット性の打球はアリシアが防ぐがカミュは二進。川浦の内野安打で一死一、三塁ととなって阪宮の打球は左中間へ。これを大友がフェンスにぶつかりながら好捕。犠牲フライとなったが、福岡は好守を連発して盛り上げる。その裏、割れんばかりの歓声とともに、一番二塁で先発した敷島が打席へ。樋口のムービングファストを打ち返すと、ショートへの内野安打に。さらに盗塁も決めてチャンスを広げて球場をさらに沸かせた。それでも樋口は冷静に後続を断って得点を許さない。
 すると四回、無死一、二塁のチャンスで伊達青葉が坂崎の失投を逃さず、バックスクリーンに弾ませる3ランショットで大阪が追加点を挙げる。しかしその裏、福岡は二死一塁の場面で神本・皇后崎・大友の三連打で1点を返し、なおも二神の打球は右中間へ。今度は大阪のライト伊達成実がダイビングキャッチで防ぐ。それでも福岡は五回、二死からチャンスを作ると嘉祥寺がレフトスタンドへ会心の3ランを放ち同点に追いつく。
 福岡は五回から継投に入っており、七回には四番手として高島がマウンドへ。だが大阪は代打攻勢で無死一、二塁のチャンスを作ってこの回三人目の代打シンディーが打席へ。すると高島の失投を捉えた打球は、バックスクリーンにまで届く勝ち越しの3ランとなり、大阪が再びリードを奪う。
 その後は点の取り合いとなり、七回裏福岡は嘉祥寺のタイムリーで1点を返すも、八回に大阪は伊達青葉がこの日2本目のホームランをライトスタンドに放り込んで2点を追加。その裏福岡は大阪守備陣のフィルダースチョイスで1点を返したが、九回に二死からメリッサに一発を浴び力尽きた。
 大阪は二番手の唯川が移籍後初勝利でシーズン最終戦を締めくくり、福岡は敷島の引退試合を飾れなかった。なお敷島はフル出場し5打数1安打1盗塁。試合終了後のセレモニーでは敵味方なく大勢の選手やファンがその別れを惜しんだ。

責任投手・本塁打

[勝] 唯 川 1勝
[S]       
[敗] 高 島 2敗
[本] 伊 達 7号
      8号
  嘉祥寺 5号
  シンディー 1号
  メリッサ 3号

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...

投手成績

+ ...

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年09月13日 01:12