2014年3月30日広島-大阪オープン戦

スコア

オープン戦 広島-大阪 広島メモリアルスタジアム
大阪 004 000 001-5
広島 250 001 05X-13
(大)●本庄、湊、三浦、大川-遠江
(広)○花井、関、白石-城下

戦評

 ともにここまでオープン戦を3勝1敗と、好調をキープしている広島と大阪。昨年の雪辱を狙う両チームとも、打線が元気なところが好材料だ。この調子で開幕へと持ち込みたいところである。

 広島の先発は花井、大阪の先発は本庄でスタート。
 1回表、大阪は1死2塁のチャンスを作るが、花井が又丸、鞘ヶ谷を打ちとって得点ならず。
 一方の広島は1回裏、1死から四球で出塁した岡崎がいきなり2盗、3盗。ここで青木が先制の2ラン! 広島が2点を先制する。

 2回表、大阪もすぐさま2死1・2塁と反撃のチャンスを作るが、岡田の当たりはレフト宮瀬のファインプレーに阻まれてまたも得点できない。

 すると2回裏、下位打線から始まる広島は1死から久住、城下、高倉が3連打で1死満塁。さらに岡崎もヒットで1点を取ると、青木は押し出しの四球。なおも1死満塁の場面で、本庄の甘くなったストレートを伊達が捉え、左中間を破るタイムリー2ベース! 満塁走者一掃となる一撃で、広島がこの回5点。7-0と一方的な展開に持ち込む。

 それでも大阪は3回表、先頭のカミュのヒットに続き、宇佐美が右中間を破るスリーベース! 1点を返すと、さらに又丸もタイムリーで続いて2点目。続く鞘ヶ谷が四球を選んで無死1・2塁とし、ここで黒瀬。
 黒瀬の当たりはセカンドゴロとなったが、これを久住が弾いて打球は誰もいないところへ。又丸がホームインして1点追加となる。
 さらに無死2・3塁でダリアがセンター前へのタイムリー! 4点目が入り、4-7と3点差。さらに無死1・3塁と花井を攻め立てる。
 しかし佐屋木の当たりは、運悪くショート高倉の正面へのライナー。これでようやく落ち着いた花井は、続く遠江をセカンドゴロ併殺打に打ち取り、ピンチを切り抜ける。

 さらに3回以降も続投を命じられた大阪先発・本庄は、3回からは復調。5回までを無失点に抑え、大阪打線の反撃を待つ。

 しかし6回裏、広島は大阪2番手・湊から1死1・3塁のチャンスを作り、岡崎の犠牲フライで1点追加。8-4と引き離す。

 さらに広島の花井はしだいに調子を上げるピッチングで8回2アウトまで投げて交代。大阪の反撃を封じ込めた。

 8回裏、広島は大阪4番手・大川の乱調を逃さず、小清水の2点タイムリー、芝原の3ランで5点を追加。13-4と勝負を決める。

 大阪も9回表、前の回にエラーした岡田がホームランを放って1点を返すが焼け石に水。13-5で広島が快勝し、オープン戦4勝1敗、と福岡と並ぶ好成績で終了した。特に打線はこの日も15安打と大爆発。若手・ベテラン問わず絶好調で開幕を迎えることになった。

責任投手・本塁打

[勝] 花 井 (1勝)
[S]
[敗] 本 庄 (1勝1敗)
[本] 青 木 1号②(本 庄)
芝 原 1号③(大 川)
岡 田 1号①(白 石)

試合詳細

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最終更新:2014年03月31日 23:18