2018年4月1日 札幌-横浜1回戦

スコア

マーメイド・リーグ 札幌-横浜 札幌ドーム
横浜 200 001 020ー5
札幌 300 000 000ー3
(横)〇釜石、H東田、S馴馬ー高城
(札)都吉、●筑波、龍造寺、菅生ー美弥

戦評

 札幌ドームで迎えたPGB開幕戦。札幌の先発はルーキーイヤーから安定した成績を残している都吉。昨季最下位の横浜が先発を任せるのはPGB7年目の釜石。先発から中継ぎまでフル回転する右腕に開幕戦を託す。

 初回から大きく試合が動く。一番アレックスがヒットを放つと、二番左田三番右川と連続で四球。続く四番宮島は併殺に倒れるも、その間に1点。続く五番栗崎(旧姓:高倉)が復帰後の公式戦初安打がタイムリーとなり横浜が2点を先制する。
 直後の1回裏、金色が先頭打者本塁打を放って1点を返すと、二死から死球を起点に五番海老名のタイムリーと名手栗崎のまさかのエラーも絡み、計3点と札幌打線が逆転に成功する。
 その後は両投手ともに大きく崩れる事なく試合が進んでいき迎えた6回表。六番高城七番蓬莱に連続ヒットを許し、続く八番岩本を三振に抑えたものの、今季移籍してきた新戦力九番秋田がタイムリー二塁打を放ち、同点とする。

 再度リードを奪いたい札幌だったが、6回裏一死一二塁のチャンスで美弥が釜石の失投を振りぬいた強い打球を放つが、初回にエラーをした栗崎が汚名返上のファインプレー。タイムリーもあり得る打球を捕球し、札幌のチャンスを潰す。
 すると、流れは徐々に横浜へと傾いてゆき、8回表。蓬莱がヒットと盗塁で二塁のチャンスを作ると、野手選択により三塁へと進塁した後、九番小瀬村がスクイズで1点をもぎ取り、ついに逆転に成功する。更に二死一三塁のチャンスで右川が菅生の失投を逃さずタイムリーヒットとし、この回で2点リードに成功する。

 追いつき、再逆転としたい札幌打線だったが、8回9回と東田、馴馬の二人に三者凡退を繰り返してゲームセット。
 両投手ともに安定していたが、初回に3失点しつつも7回まで粘り打線の反撃を待ち続けたベテランに勝利の女神がほほ笑んだ。

責任投手・本塁打

[勝] 釜 石 1勝
[S] 馴 馬 1S
[敗] 筑 波 1敗
[本] 金 色 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年04月02日 09:37