2018年4月15日 札幌-熊本2回戦

スコア

マーメイド・リーグ 札幌-熊本 札幌ドーム(熊本1勝)
熊本 000 000 000ー0
札幌 000 200 100ー3
(熊)●多田、原田、小野塚ー法条
(札)〇唐澤、H柳生、S赤井ー美弥

戦評

 シーズン4試合目、ここまで3連敗と勝ちのない札幌の先発は昨季ルーキーながら54イニングを投げ、初代エース法条の背番号を継いだ唐澤。対する熊本は速球派の多田で初の連勝としたい。
 両先発ともに試合序盤は好調な出だしで、連打を許さない。特に多田は初回の三番海月に対する失投を二塁打にされた以外は完璧で、それ以外は一塁すら踏ませない安定感を見せる。

 対する唐澤は4回表にピンチを迎える。一死から熊本の四番武雷に四球を出すと、続く五番クリスこそ三振に抑えるが、本日六番に入り実戦復帰したばかりの姫ノ島にサークルチェンジを強振され、二塁打とされ二死ながら二三塁。
 大量失点もあり得た場面だったが、ここで踏ん張りを見せ、七番水海道をスローカーブで完全にタイミングを外し、空振り三振に抑える。
 すると、ピンチのあとにチャンスあり、と言わんばかりに一死から三番海月が三塁打を放ち、ここまで好投していた多田相手にいきなり先制のチャンスとする。続く四番碓氷の打球は一塁へのゴロも、併殺が成立せずオールセーフ。野手選択により札幌が1点を先取する。続く五番ランスは凡退も、六番石川がタイムリースリーベースを放ち2点目を加える。

 反撃したい熊本打線は再び6回表に三番横川、四番武雷に連続安打とし無死二三塁と大きなチャンスを迎えたものの、ここは唐澤の気合が勝り、五番クリスから七番エヴァが三者連続で凡退。また続く7回表に至っては走者を出す事なく三者凡退とし、7回無失点の好投で唐澤はマウンドを降りる。
 ここからは両チームともに継投策に入るが、7回裏。熊本の二番手原田は先頭の七番竹之子に失投を捉えられ、レフト武雷頭上を越える三塁打とされる。続く打者二人は凡退するも、二死から一番金色にタイムリーヒットを打たれ、熊本にとってはとても重い3点目が札幌に加わる。
 対する札幌のリリーフ陣は隙を見せる事なく、8回を柳生、9回を赤井が二塁すら踏ませない投球で締めてゲームセット。札幌は本拠地のファンの目の前で嬉しい初勝利。対する熊本はここまで連勝連敗ともになく2勝2敗勝率五割とした。

責任投手・本塁打

[勝] 唐 澤 1勝
[S] 赤 井 1S
[敗] 多 田 1敗
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年04月16日 00:11