2018年4月25日 熊本-横浜2回戦

スコア

マーメイド・リーグ 熊本-横浜 藤崎台県営球場(熊本1勝1敗)
横浜 100 001 010ー3
熊本 000 000 010ー1
(横)〇川浜、H東田、S馴馬ー高城
(熊)●曙川、鳶嶋、小野塚、原田ー法条

戦評

 藤崎台県営球場での熊本対横浜のマーメイド・リーグ首位攻防戦2回戦。連敗は避けたい横浜の先発は連続無四球記録継続中の川浜。対するホームの熊本は昨季無敗、今季も初先発で1勝を挙げている曙川。

 試合は初回、1回表先頭打者の栗崎がインコースのストレートをうまく引っ張り、レフト前へのヒットとすると、四球もあり一死一二塁のチャンスを横浜打線が作る。そして、迎えた四番宮島は曙川のストレートに少し差し込まれ、浅めのセンターフライになる――かと思われたが、ここで中堅手姫ノ島がまさかの落球。思わぬ形で横浜に先制点が入る。
 早速の援護をもらった川浜は思ったように三振が奪えない厳しい投球内容。良い球がなかなか見逃し三振とならず、しかしながら四球にはしない制球のよさから、凡打の山を築き、打線の追加点を待つ。

 そんな苦しい状況で、6回表一死。曙川の投じたストレートが半直球となり、それを見逃さなかった四番宮島がフルスイング。センターの頭上を越えてバックスクリーンに突き刺さる特大ホームランで大きな2点目を川浜にプレゼントする。
 2点リードと余裕をもって投球ができるようになった川浜は、6回裏も相変わらずの奪三振なし。そして、7回裏には六番エヴァから今日初の三振を奪う。
 次の打者を失策で二塁に置き打者は氏家。ここで投じたストレートがわずかに外れボール判定。イニングにして95回もの間続いていた無四球記録がついに途切れた。
 しかしながら、その記録を気にして投球が鈍るような投手でもなく、九番水道橋を三振、一番蒼守をストレートの球威で押して一塁への弱いゴロとしてスリーアウト。7回を被安打7与四球1も無失点でまとめあげ、きっちりとゲームメイクをする。

 なんとか反撃したい熊本打線だったが、8回表に一死から二番秋田のヒットと盗塁で得点圏に走者を置き、二死で高城のタイムリースリーベースを打たれて3点目を逆に献上してしまう。裏に四番武雷が1点を返すソロホームランを打つも、反撃はここまでで万事休す。
 9回裏は馴馬に三者凡退とされてゲームセット。横浜がカード2連敗を阻止し、首位をキープ。熊本は連勝ストップで勝率五割に戻した。

責任投手・本塁打

[勝] 川 浜 2勝
[S] 馴 馬 4S
[敗] 曙 川 1勝1敗
[本] 宮島ア 1号
武 雷 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年04月26日 00:08