2018年5月9日 熊本-大阪2回戦

スコア

交流戦 熊本-大阪2回戦 藤崎台県営球場(熊本2敗)
大阪 170 302 000-13
熊本 002 001 002-5
(大)○樋口、花園、真喜城、ティナ-鹿島
(熊)●多田、鳶嶋、原田、小野塚、小村-法条、葛木

戦評

 交流戦に入ってから打撃陣が好調な大阪は樋口が先発。一方4連敗中の熊本は連敗ストップを多田に託す。

 試合はまず初回、大阪は2番・森がツーベースで出塁すると伊達成実のセンター前ヒットで生還。あっという間に先制点を奪う。対する熊本もフォアボールで出塁のドラエモフが盗塁でチャンスを広げるとこのあと野選も絡んでワンアウト一・三塁と即座に同点のチャンス。しかしここは樋口が後続を内野フライに打ち取り相手打線に仕事をさせない。

 ピンチを抜けた大阪は2回、先頭の川浦がストレートを引っ張るとボールは右翼席に飛び込むソロホームラン、1点を追加する。このあとあっさりツーアウトとされるが、ここから大阪打線が簡単に3つ目のアウトを取らせない。まずカミュがヒットで出塁後にスチール、二塁まで進むと森のレフト前タイムリーで生還し3-0。このあとフォアボールで一・二塁とすると、今日4番に座る鹿島もレフトへのタイムリーヒットで繋ぎさらに追加点。さらにまたフォアボールで塁が埋まると、迎えた6番・阪宮がシェイクを強打。すると打球は伸びて伸びてバックスクリーン直撃のグランドスラム!この回だけで一挙7得点、序盤から大量リードを奪う。

 一方、いきなり8点差をつけられた熊本は3回、法条・ドラエモフの連続ツーベース、その後の一・三塁の場面で武雷のショートゴロの間に三塁ランナーが還り2点を取り返す。しかしそれも束の間、大阪が4回にフォアボールとツーベースでランナーを二人置くと、川浦が高目のスプリットを逃さずジャストミートするとボールは再びライト方向へ。この当たりがスタンド席へ消える3ランホームラン。川浦の二発目のホームランで大阪が早くも二桁得点を挙げ突き放す。

 大阪は6回にもチャンスを作るとカミュのタイムリーヒットと代打・ダリアの犠牲フライで2点を追加し今シーズン最多の13得点を挙げる。その後熊本から6回に水海道、最終回に葛木・蒼守にタイムリーヒットを浴びるものの大量得点が功を奏し圧勝。樋口の通算10勝に華を添えた。一方の熊本はこの2カードで打線が当たりを取り戻したものの強力大阪打線を抑えきれず5連敗を喫した。

責任投手・本塁打

[勝] 樋 口 1勝1敗
[S]
[敗] 多 田 2敗
[本] 川 浦 1号
阪 宮 3号
川 浦 2号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年05月10日 01:00