2018年5月27日 広島-福岡2回戦

スコア

交流戦 広島-福岡2回戦 MAZDA ZoomZoom スタジアム広島(2勝)
福岡 200 110 000ー4
広島 411 002 20×ー10
(福)●野崎、桃園、低井ー斉藤
(広)〇赤田、堤口、黒瀬、斎賀ー城下

戦評

 広島での広島対福岡の交流戦2回戦。交流戦ではここまでシ・リーグ勢が勝ちを増やしているだけに、連敗は避けたい福岡はベテラン左腕野崎を先発のマウンドに送る。対する広島は帰ってきた94年世代のエース。赤田が先発。
 試合は初回。福岡の一番野村が赤田の初球を難なく流し打ち、レフト前ヒットで出塁すると、赤田と同じ94年世代の緑のが、赤田の少し甘く入ったストレートを此方も右方向へと流し打つ。この際、ヒットエンドランで好スタートを切っていた野村が快速を飛ばして三塁を蹴る。右翼手から中継を挟み本塁へと送球が届くも野村が一足先にホームイン。鮮やかに先制点を挙げる。その後、失策も絡んでこの回2点を先制する。

 2点を失った広島だったが、ベテラン野崎に対してすかさず反撃する。先頭の一番麦藁がセンター前ヒットから間髪入れずに盗塁を敢行しチャンスメイクすると、二番犬養が野崎の変化球を豪快に引っ張りタイムリー三塁打とする。三番藤瀬は一塁手嘉祥寺のファインプレーで倒れるも、四番伊集院、五番遠野の連続タイムリー。さらに八番城下のスクイズで計4点とあっという間に逆転する。

 広島は2回に麦藁のソロホームラン、3回に再び城下のスクイズで追加点を挙げ中押し。なんとか反撃していきたい福岡は4回表に皇后崎のソロホームラン、5回に三番茂木のタイムリーで2点を返すも、福岡打線の反撃はここまで。

 広島打線が6,7回と2点ずつを奪う完璧なダメ押しで広島への流れを断つ事なくゲームセット。広島の赤田は現役復帰後公式戦初勝利。6回を自責点3の所謂QSと先発投手として十分な数字。被安打こそ多いが無四球と自滅しない投球で次の登板にも期待を持たせた。
 対する福岡は打線が2桁10安打を記録したが、投手陣がそれ以上に打たれてしまった。また、打線も安打は多いものの、折角の得点圏に走者を置いた際の打率が僅か2本打率にして.200。広島が6本で打率.429という数字とは対照的で、あと一本が常に出ない展開に苦戦した。

責任投手・本塁打

[勝] 赤 田 1勝1敗
[S]
[敗] 野 崎 1敗
[本] 麦 藁 2号
皇后崎 2号
犬 養 2号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年05月28日 01:44