2018年6月10日 熊本-札幌3回戦

スコア

マーメイド・リーグ 熊本−札幌3回戦 ヤンキースタジアム(1勝1敗1分)
札幌 000 001 000 000ー1
熊本 010 000 000 000ー1
(札)エロフ、H柳生、H赤井、H筑波、H十和田、H菅生、西園寺ー美弥
(熊)秋田、H高倉、H小野塚、H上条、H野留加、小村ーエヴァ、法条

戦評

 まさかのニューヨークでの公式戦となった熊本対札幌の3回戦。熊本の先発は秋田。対する札幌はルーキーのエロフ。互いに不本意ながらマーメイド・リーグの最下位争いとなってしまっている事から、両チームとも必勝態勢でこの試合に臨む。

 先制したのは熊本。2回裏の先頭、五番姫ノ島がエロフのアウトローへのストレートを見送り、四球で出塁すると熊本お得意の機動力野球、すかさず盗塁を決めて無死二塁のチャンスを作る。続く六番蒼守がヒットで続くと、八番の氏家がスクイズを決めて、堅実に1点を先取する。

 熊本先発の秋田は援護点の直後を三者凡退に抑えるなど、先発投手としてゲームを作る投球に徹する。
 しかし、6回表。一番フレイア、二番金色を抑えたところまではよかったが、続く三番礒江が秋田のストレートを捉え、センター前ヒット。更に四番銀が変化球を器用に右方向に弾き返し、二死一二塁。そして迎えるは五番ランス。
 ここも秋田のスライダーが良いコースへと投じられたが、これをランスが巧くセンターへと打ち返し、三連打で札幌が1点を返す。

 互いに1点ずつを失った両先発だったが、7回を1失点と十分な好投で試合を後続に託す。特に熊本先発の秋田は7回を10奪三振、与四球も1つのみと十分過ぎる圧倒的な投球。それに呼応するかのように、両チームともにリリーフ陣が奮投。
 延長戦にもつれたこの試合は、熊本が全6人、札幌に至っては1回に3人を投入する小刻みな継投で計8人をつぎ込む死闘となった。しかし、両チームともに各リリーフを攻略する事ができずにゲームセット。

 両投手陣が奮投していただけに、両打線の沈黙ぶりが目立つ試合となってしまった。

責任投手・本塁打

[勝]
[S]
[敗]
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年06月10日 22:17