2018年6月13日 福岡-名古屋4回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-名古屋4回戦 益子町北公園野球場(福岡1勝3敗)
名古屋 020 000 110 1-5
福 岡 001 011 010 0-4
(名)琴吹ひ、H練祠、H早乙女、H猪狩、琴吹み、真壁、○小野寺、S御剣龍-溝渕、日河
(福)力田、大藤、宇佐美、ハーミアン、●宮苑-皇后崎

戦評

 九州・福岡から関東・栃木へ大移動してのカード2戦目。福岡先発は力田、名古屋先発は琴吹陽奈。

 このカードで先手を取ったのは名古屋。ワンアウト一塁から6番・ホークが力田の超スローボールをしっかりと引き付けて強打。芯で捉えたボールはライトフェンスを越えスタンドに消える2ランホームランとなり、今節は名古屋が先制の一発を放つ。

 しかし名古屋先発・琴吹陽奈がピリッとしない。毎回のように得点圏にランナーを背負うと、3回に古宿のタイムリーヒットで1点を返される。さらに5回には谷津に2つ目の盗塁を許すと、3番・茂木にスラーブをうまく掬われセンター前へのタイムリーヒットを浴び同点を許す。

 追いついた福岡は続く6回、皇后崎がストレートを引っ張り打つと打球は伸びて左翼席にスタンドイン。細かく得点を繋いできた福岡がここで試合をひっくり返す。リードを奪った福岡は6回2失点と好投した力田をベンチに下げ、継投策で逃げ切りを図る。

 ところが首位に君臨する名古屋が意地を見せる。先制アーチを放ったホークが福岡二番手・大藤から右中間を真っ二つにするスリーベースヒットで出塁すると打席にはピンチヒッターのエミーネ。そのエミーネが得意のバントでスクイズを成功させ同点に追いつくと、8回には三番手・宇佐美からツーアウト二塁のチャンスを作ると、好調の須田が三遊間を破るタイムリーヒットを放って4-3。福岡リリーフ陣を攻略し、再びリードを奪い返す。

 しかし負けじと福岡、直後の裏の攻撃で先頭のアリシアが名古屋五番手・琴吹海奈の代わり端のチェンジアップをフルスイング。真芯で捉えたボールはライトスタンドへ消える同点のソロアーチになり再び試合を振り出しに戻す。しかし9回のサヨナラ機では得点できず試合は延長戦へ。

 10回表、福岡は宮苑をマウンドへ。しかし9番・溝渕にSSカーブを捉えられると打球は右中間へ。ボールが転々とする間に三塁を陥れられると、続く葦川にも真ん中に入ったSSカーブを弾き返される。これがセンターへ抜けるタイムリーヒットとなり名古屋に三度リードを奪われる。一方の名古屋はその裏、絶対的守護神・御剣をマウンドへ。しかしツーアウトから茂木にツーベースヒットを許し、ピンチを迎えた場面で打席には4番・古宿。一発サヨナラの場面でストレートにバットを出す…も詰まった当たりはセカンド正面のゴロで試合終了。投手8人、野手全員起用と総力をつぎ込んだ名古屋がこのカードをスイープした。

責任投手・本塁打

[勝] 小野寺 1勝1敗
[S] 御剣龍 10S
[敗] 宮 苑 1勝1敗
[本] ホーク 3号
皇后崎 3号
アリシア 2号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年06月14日 00:11