2018年6月24日 熊本-東京3回戦

スコア

交流戦 熊本-東京3回戦 藤崎台県営球場(熊本3敗)
東京 000 103 240-10
熊本 000 000 062-8
(東)○星菜、空恩院、安、黛、H小坂、S長峰-四方木田
(熊)●曙川、原田、鳶嶋-葛木

戦評

 ともにリーグ3位の東京と熊本。今日から始まった後期交流戦、上位進出の為良いスタートを切っておきたい両チーム、東京先発は星菜、熊本先発は曙川。

 序盤、東京先発・星菜は制球に苦しみ2四死球などでツーアウト満塁といきなりのピンチを背負う。しかし姫ノ島を三振に切って取り事なきを得ると、2回にもフォアボールからピンチを招くもここも無失点で切り抜けるなど要所を締めるピッチングを見せる。一方の曙川も初回の三者凡退以降、2回3回と得点圏にランナーを進められるも後続をピシャリ。両先発粘りの投球で序盤は0-0のまま試合が進む。

 しかし中盤に入ってすぐの4回に東京が先制の口火を切る。先頭の小師がライト線を破るツーベースヒットで出塁、その後ワンアウトから乙川の三遊間を破るヒットで生還し1点を先制する。さらに6回にはツーアウトからランナーを2人貯めた場面で四方木田がアウトローの直球を真芯で叩くと、ボールはフェンスを越えてバックスクリーン横へ。3ランホームランで4-0とリードを広げる。

 東京打線の勢いは終盤も衰えず、7回には宮島からの4連打で2点、8回も満塁のチャンスからセナのタイムリーヒットで1点、続く相坂も左中間へのツーベースヒットを放つとこの当たりでランナー全員が生還。この回も4点を加え10-0となり東京の一方的な試合でゲームは終了…になると思われた。

 しかし尻上がりに調子を上げ、7回被安打3にまとめた星菜が降板した途端に状況が一変する。二番手・空恩院がワンアウトから蒼守にヒットを許すと、ここから3者連続で四死球を与え押し出しを許す。労せずに1点を返した熊本、続く佐屋木はファーストゴロに倒れる、と思いきや橋本のバックホームがセーフの判定となり更に1点を加えると、続く姫ノ島が三遊間を破る2点タイムリーヒットを放ちこれで4得点。ここで東京はたまらず安にスイッチするが、代わり端の甘いスローカーブをクリスが捉えると打球はセンターフェンス直撃の二塁打となりここでも2得点。10点あったビハインドをこの回だけで4点差までに追い上げる。

 一方で4点のリードは守ったのでこのまま逃げ切りたい東京。しかし最終回も熊本の猛攻に晒される。黛が一・二塁のピンチから4番・武雷に左中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒットで2点を失い10-8。ここまで安定感抜群だったリリーフ陣が打ち込まれ、一発が出れば同点というところまで追撃を許してしまう。しかし後を受けた小坂・長峰が熊本の追撃を抑えゲームセット。楽勝ムードが一転するも大量得点が功を奏した東京が勝利。熊本は終盤に猛反撃を見せるもあと一歩及ばなかった。

責任投手・本塁打

[勝] 星 菜 3勝1敗
[S] 長 峰 5S
[敗] 曙 川 2勝2敗
[本] 四方木田 2号

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...

投手成績

+ ...
最終更新:2018年06月24日 22:42