2018年7月25日 東京-札幌4回戦

スコア

交流戦 東京−札幌4回戦 明治神宮球場(3勝1敗)
札幌 000 001 000ー1
東京 000 504 04×ー13
(札)●都吉、筑波、西園寺、龍造寺ー美弥
(東)〇竹中ー四方木田

戦評

 交流戦最終試合。東京対札幌の第4回戦。札幌で2勝を挙げたものの本拠地で敗戦し、6連敗。そろそろ連敗ストップと行きたい東京の先発はルーキーの竹中。対する札幌は都吉。
 互いに好投手であり、特に竹中はルーキーながらシ・リーグ防御率1位とまさしく東京を牽引するスターター。両チームともに必勝態勢でこの試合に臨む。

 試合序盤、3回までは互いに三塁を踏ませない投球を見せる。ヒットも互いに1本ずつと相手にチャンスを与えない。しかし、4回裏。先頭の二番LANAが都吉のストレートを右方向へと打ち、快速を飛ばしていきなり三塁を陥れる。
 そうして迎えた三番小師の打球は前進守備の銀。捕球し、バックホームするがLANAが本塁を踏むのが早く、生還。打者走者も一塁セーフで野手選択。東京が先制点を挙げる。
 なおも無死で四番セナは都吉のジャックナイフを見極め四球、走者二人を置いて五番四方木田が失投を捉えると、走者一掃のタイムリーで更に2点、ここから六番ライアン、七番乙川もタイムリーと3者連続のタイムリーヒットとなり、この回計5点を東京が先取。

 なんとか少しでも点差を返していき、逆転をしたい札幌は6回。ここまで隙のない投球をしていた竹中の制球が乱れ、先頭打者の二番金色が四球で出塁し、すかさず盗塁。無死二塁で三番相川が、竹中のストレートを教科書通りのセンター返しを見せる。二塁走者金色は迷わずに三塁ベースを蹴り、そのまま本塁ベースに滑り込み生還。点差を1点詰める。

 しかし、先発の都吉がピリッとしない。5回裏は三者凡退と立ち直ったように思われたが、安打と四球、犠打で二死二三塁のピンチを背負う。ここで打席にはPGBの顔、一番相坂。
 投じたストレートは悪くないコースだったが、これを器用に流し打ち、三塁走者ライアンが生還してリードを1点広げると、続く二番LANAが失投を強振し、これが自身プロ入り第1号、センターバックスクリーンへと突き刺さる3ランホームランとなり、リードを8点差に広げる。

 なんとか反撃したい札幌だったが、東京先発竹中の前にチャンスすら作る事すらできない。その上、8回裏には四方木田の3点タイムリーヒットや、八番立花のタイムリーヒットでこれで13得点目を記録。
 最終回も危なげなく竹中が三者凡退に抑えてゲームセット。交流戦最終試合を東京が快勝して連敗ストップ。対する札幌は先発の都吉が誤算。初めての責任投手が敗戦となってしまった。

責任投手・本塁打

[勝] 竹 中 3勝1敗
[S]
[敗] 都 吉 1敗
[本] LANA 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年07月25日 17:57