2018年8月5日 広島-横浜5回戦

スコア

マーメイド・リーグ 広島-横浜5回戦 MAZDA ZoomZoom スタジアム広島
横浜 001 010 000ー2
広島 000 000 000ー0
(横)〇羽田ー高城、ベティ
(広)●榴ヶ岡、筑紫、石井ー城下、荒井

戦評

 オールスターも終えシーズンは終盤戦へと移行。広島対横浜の互いに負けられない首位攻防戦の5回戦。

 広島の先発は榴ヶ岡。長いイニングこそ投げられないが5回前後を防御率2点台でまとめるゲームメイカー。対するは今季絶好調の横浜羽田。こちらは逆に今季既に2度の完封を記録。既に40イニング以上を投げ、奪三振50の本格派。

 両先発の実力からこの試合は投手戦が予想され、その通りに試合が動く。序盤、1回2回を両投手ともに危なげなく無失点で立ち上がる。特に羽田は文句のつけようがなく、既に4奪三振。特に2回裏に3者連続三振と完全に広島打線を圧倒する。
 それに鼓舞されたのか、3回表。ラストバッター、九番の小瀬村がヒットで出塁すると、盗塁が警戒されているなか、完全にフォームを盗み切り、ウエストボールからの完璧な二塁送球もセーフで無死二塁。
 その勢いのまま、一番森下が榴ヶ岡のストレートを弾き返し、横浜が1点を先制する。

 なんとか1点を返したい広島は4回。3回までに6つの奪三振を記録していた羽田相手に二死から三番麦藁がヒットを放ち、羽田はこの試合初の走者を背負う。特別動揺はなかったものの、流れは少し広島へと傾き四番藤瀬も続いて二死ながら一二塁と逆転のチャンス。
 ここで五番伊集院に期待がかかるが、羽田がここでギアチェンジ。ここにきてこの試合一番のストレートがインハイに構えられたミットに突き刺さり、今日7つ目の奪三振で羽田がピンチを切り抜ける。
 すると流れを断ち切った分が横浜へと逆に流れたか、二死二塁から秋田のタイムリーでリードを2点とする。しかしながら、それ以上の失点を榴ヶ岡は許さず、終わってみれば6回を2自責点と今季初のQSを記録する。

 広島先発の榴ヶ岡は十分な働きを見せたが、しかし羽田はそれ以上を行く。6回に初めて連続イニング奪三振が途切れるもそれ以外のイニングでは奪三振を記録し、終わってみれば9回12奪三振無失点で試合を締めくくり、ゲームセット。
 横浜打線は11安打で僅か2得点と拙攻が目立ったが、それ以上に広島打線は横浜先発羽田相手に僅か被安打3に抑えられ、唯一のチャンスも羽田の渾身の一球でピシャリ。これで広島は3連敗で3位転落と苦しい展開になってしまった。

責任投手・本塁打

[勝] 羽 田 5勝1敗
[S]
[敗] 榴ヶ岡 2勝3敗
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年08月06日 00:17