2018年8月8日 大阪-東京6回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-東京6回戦 阪神甲子園球場(大阪4勝2敗)
東京 010 610 110 10-11
大阪 004 401 100 11X-12
(東)キャリオン、H井岡、小坂、安、H黛、H長峰、●七川-四方木田
(大)舞弓、Hアキラ、大和、諸星、川澄、Hティナ、○十河-鹿島

戦評

 大阪先発は舞弓、東京先発はキャリオン。

 この試合も先手を取ったのは東京。2回、先頭の小師が真ん中のチェンジアップをフルスイング。芯で捉えると鋭く飛んだボールはそのままレフトスタンドへ。4番の一発で東京が先制点を挙げる。
 しかし3回、大阪はヒットとデッドボールで一・二塁のチャンスを作ると、鹿島の打順で思い切ってエンドランを敢行。鹿島がナックルを捉えると打球はセンターへ抜け二塁ランナーがホームイン、同点に追いつく。さらに伊達青葉が走者一掃のツーベースヒットを放って2点を勝ち越すと、川浦もレフト前タイムリーで続きこの回4得点、逆転に成功する。

 ところが直後の4回、舞弓がフォアボールと連打で満塁のピンチを迎えると、7番・乙川にチェンジアップを強振される。弾き返された打球はぐんぐん伸びてそのままバックスクリーンへ。グランドスラムで試合をひっくり返されると、この後相坂・宮島にも連続タイムリーを浴び6失点。4-7と試合をひっくり返されてしまう。
 しかし一方のキャリオンもその裏、ランナーを二塁に置いた場面でカミュにタイムリーヒットを浴び1点を返されると、さらにヒットを浴び一・三塁。この後ツーアウトまでこぎつけるも、勝ち越しタイムリーの伊達青葉にライズボールを流し打ちされるとボールは勢いを失わずレフトフェンスオーバーの3ランホームラン。再び大阪にリードを許す展開となる。

 この点の取り合いはこれ以降も全く収まらない。逆転を許した東京が直後の5回、満塁の場面で相手の野選を誘い同点に追いついたと思えば、大阪は6回に伊達成実・阪宮の連続ツーベースヒットで再びリードを奪い返す。7回には東京が小師のこの日2本目のソロホームランで追いついた、と思いきやその裏に大阪はランナー一塁からヒットエンドランを敢行。カミュの打球が長打コースに飛ぶ間にランナーが生還し四度リードを奪う。
 しかし怯まない東京も8回、ランナー二塁から代打・セナがセンターオーバーのタイムリーツーベースを放ち10-10と試合を振り出しに戻すと8回裏・9回はお互い無得点に終わり延長戦に突入する。

 延長10回、東京はツーアウトから相坂がこの日二本目のスリーベースヒット。得点圏に出塁すると、続く高田が一・二塁間を破るかという当たり。村上が追い付くもこれが内野安打となりこの間に相坂が生還、この日3回目のリードを奪う。ところが大阪、その裏に伊達成実が七番手・七川の代わり端の直球を逆らわずに打ち返すと、打球は伸びてそのままライトスタンドへイン。起死回生の一発で敗戦の危機を凌ぐ。
 これで勢いが出たか11回裏、ツーアウトで森がセンターオーバーのツーベースヒットで二塁へ出塁。続くカミュがストレートを弾き返すと詰まりながらも打球はセンター前へポトリ。この間に森が二塁から全力疾走で一気にホームを突きこれが決勝打となり試合終了。両軍合わせて34安打23得点という打ち合いを大阪が制した。

責任投手・本塁打

[勝] 十 河 2勝
[S]
[敗] 七 川 1敗
[本] 小 師 4号
乙 川 1号
伊 達 3号
小 師 5号
伊達成 3号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年08月08日 22:28