2018年8月29日 横浜-広島8回戦

スコア

マーメイド・リーグ 横浜-広島8回戦 横浜スタジアム(5勝3敗)
広島 000 100 040ー5
横浜 000 202 000ー4
(広)関、〇浅間、H黒瀬、S斎賀ー二神
(横)高垣、H村雨、H牧野、H矢作、●東田、竹達、オーシェトー高城、ベティ

戦評

 シーズンも残り5試合。未だマジック点灯のないマーメイド・リーグの首位横浜はここで勝ちを重ねておきたい。

 先発の高垣はそのチーム状況に応えるかのように評判とは違い四球を与えない投球で序盤を立ち上がる。しかし、4回表、先頭の三番青木に対して投じたストレートが甘く入り、これを青木が強振。これが広島の先制ホームランとなる。続く四番伊集院に対しても速球が少し甘めに入り鋭い打球が三遊間を襲うが、これは遊撃手栗崎が好捕。流れを断ち切る。
 すると直後の5回裏。二死ながら一二塁のチャンスを作ると、一番森下が広島先発の関の高めに浮いたスライダーを捉え、打球は左中間を真っ二つ。ヒットエンドランで好スタートを切っていた両走者が激走を見せ、2点タイムリーヒットで一気に横浜が逆転する。

 更に6回裏。一死から七番宮島がヒットで出塁すると、八番左田のタイムリースリーベース、九番高村のタイムリーヒットで2点を追加。これでリードは3点とセーフティリードではないにせよ、十分なリードを奪う。このリードを横浜は投手リレーで守り切ろうと6回は村雨、7回は牧野と矢作と小刻みな投手交代。
 そうして迎えた8回表。横浜はいつものようにセットアッパーの東田をマウンドに送る。勝ちパターンとして8回を任されてきた東田だったが、今日はピリッとしない。
 先頭の一番犬養と三番の青木相手にいきなり2つの四球を許すと、続く四番伊集院にあっさりとタイムリーヒットを打たれ1点を失うと、立ち直り切れず続く大喬にも四球で一死満塁のピンチ。そして藤瀬にもタイムリーを打たれるなど完全にノックアウト。
 ここで回途中ながら東田は降板。後を引き継いでマウンドに立つのは竹達。しかし、彼女も広島打線の勢いを止めるに至らない。先頭の上村と二神の連続タイムリーでついに広島が逆転。

 あとは広島の投手陣が横浜打線の反撃をシャットアウト。8回の一挙4点で広島が逆転勝利。また、広島の浅間はこれがPGB初勝利となった。
 対する横浜は八番から一番までで4打点と下位打線が奮起するも肝心の中軸には打点がなく、また出塁という観点では一番、二番で1度のみとチャンスで中軸に回す事ができない苦しい攻撃となってしまった。

責任投手・本塁打

[勝] 浅 間 1勝1敗
[S] 斎 賀 2勝1敗9S
[敗] 東 田 2敗
[本] 青 木 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年08月29日 23:47