2018年9月2日 熊本-広島7回戦

スコア

マーメイド・リーグ 熊本-広島7回戦 リブワーク藤崎台球場(4勝3敗)
広島 001 002 021ー6
熊本 211 000 100ー5
(広)赤田、紫波、浅間、〇黒瀬、S斎賀ー二神、荒井、城下
(熊)秋田、上条、小野塚、●小村ー葛木、エヴァ

戦評

 今シーズンも残り2カード4戦となった終盤戦。同率2位で札幌が並ぶ熊本は首位横浜との最終決戦もあるだけに、ここで勝って少しでも首位の可能性を上げておきたい。先発のマウンドに赤田を送り、広島は必勝態勢。

 だったのだが、熊本が初回から赤田に襲い掛かる。先頭の一番葛木に二塁打、三番蒼守にタイムリーと五番姫ノ島のタイムリーツ―ベースで2点を先取。
 更に2回裏には九番氏家が四球で出塁した後盗塁、タイムリーと機動力を生かした得点を挙げる。3回裏にもクリスのタイムリーで広島先発の赤田は序盤から計4点を失う厳しい展開。

 しかし、赤田はここから粘りを見せる。4回と5回は無失点で切り抜け、6回途中を4失点と不調で苦しみながらも最低限度の働きであとをリリーフに託す。
 赤田を援護したかった打線は3回に一番麦藁のタイムリーで1点を返して以降点がなかったが、6回表。先頭の四番遠野、五番青木、六番伊集院の三者連続ヒットで無死満塁としてから七番二神に代えて代打大喬。すると熊本先発秋田のシュートを捉え、四者連続ヒットとなる2点タイムリーを放ち、1点差に迫る。
 7回裏に熊本八番法条のタイムリーで点差を再び2点とされたが、直後の8回表に代打上村のタイムリースリーベースと九番板橋の犠牲フライで同点においつく。

 8回裏を広島リリーフの黒瀬が三者凡退でテンポよく抑え、迎えた9回表。同点の9回という事でセーブシチュエーションではないが、熊本ベンチは抑えの小村をマウンドへと送る。
 しかし、一死から三番藤瀬がヒットを放つと、続く遠野が右翼手の頭上を越すフェンスダイレクトのツーベースヒットを放つ。ここで、一塁走者の藤瀬が激走を見せ、なんと生還。僅か2本のヒットで熊本守護神の小村を攻略。
 僅か1点のリードだが、漸く奪ったリード。これを守護神斎賀が抑えるのみだったが、熊本打線も黙ってはいない。ヒット2本等で二死ながら満塁とする。ここで迎える打者は得点に絡む活躍をしている九番氏家。
 しかし、ここは一塁への力のない打球となり、これをしっかりと一塁手の藤瀬がアウトにしてゲームセット。

 両チーム合わせてヒット26本の打撃戦を制したのは最下位広島。別カードで熊本と同率2位の札幌も負けたため、首位横浜と2位とのゲーム差は2に広がった。

責任投手・本塁打

[勝] 黒 瀬 2勝2敗
[S] 斎 賀 2勝1敗7S
[敗] 小 村 1敗7S
[本]

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年09月02日 23:50