スコア
マーメイド・リーグ 広島−札幌7回戦 MAZDA ZoomZoom スタジアム広島（2勝4敗1分）
札幌 １００ ００１ １００ー３
広島 １２１ ０００ ００×ー４
（札）●八十嶋、御剣す、菅生、龍造寺ー碓氷、美弥
（広）〇要、H石井、H堤口、H中桐、H黒瀬、S斎賀ー二神
戦評
マーメイド・リーグの優勝争いは混沌とし、札幌は2連勝がリーグ優勝の最低条件となる。
そこで迎える広島戦。ここまで4勝1敗1分と札幌が大きく勝ち越しているだけに、札幌は必勝態勢で臨む。
そうして迎えた初回、二死から三番相川が四球で出塁すると、四番海月のヒット、五番海老名の四球とで満塁のチャンスを作り出す。そこで六番礒江の打球を広島の一塁大喬がファンブルし、札幌が1点を先取する。
しかし、その直後。広島も同じく二死から三番の麦藁の盗塁で二塁のチャンスを作り、ここで札幌先発の八十嶋が暴投で二死三塁。ここで先ほど失策の大喬がミスを取り返すタイムリーで同点に追いつく。
広島は更に、2回裏。またも二死から八番二神のヒット、九番宇佐美への死球とで一二塁とする。ここで迎えた一番板橋が八十嶋の甘く入ったシュートを強振し、これが走者一掃の2点タイムリーツーベースとなり、広島が勝ち越す。
また、3回裏にも麦藁が再び盗塁でチャンスメイクすると、六番青木がタイムリーで広島が3点のリード。優勝のためにも負けられない札幌にとっては厳しい展開となる。
八十嶋は4回でマウンドを降り、札幌は5回からリリーフを投入し、試合の流れを変えにかかる。
その直後の6回表。札幌打線が漸く反撃を開始する。まずは先頭の海老名が死球で出塁すると、進塁打を挟み八番銀がタイムリーを放ち、1点を返す。続く7回表は先頭の一番ミコヤンがヒットで出塁すると、相川の二塁打で一死二三塁で一打同点のチャンスを迎える。
ここで、四番海月がレフト前ヒットで1点を返し、なおも一死一三塁のチャンス。あわよくば逆転、という場面で続く海老名を四球で一死満塁。ここで広島は堤口から四人目の投手、中桐へとスイッチし、左対左で六番礒江、七番竹之子を迎える。
なんとか逆転を、という札幌打線だったが、中桐はこの場面を2者連続三振で札幌の反撃をシャットアウト。札幌へと傾いていた流れを完全に断ち切る。
札幌は1点ビハインドのまま9回表を迎える。マウンドには当然ながら広島の守護神斎賀が上がる。
斎賀の立ち上がりを攻め、相川、海月の連続ヒットで無死一二塁とするが、海老名が併殺に倒れ、二死三塁。ただし、三塁走者さえ生還すれば同点、延長戦へ繋ぐ事もできるが、代打ランスがライトフライに倒れてゲームセット。
最下位広島が意地を見せ、また先発の要が今季初勝利を記録し、札幌のリーグ2連覇を防ぐ結果となった。
責任投手・本塁打
| [勝] |
要 |
１勝５敗 |
| [Ｓ] |
斎 賀 |
２勝１敗１１Ｓ |
| [敗] |
八十嶋 |
２勝４敗 |
| [本] |
|
|
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新：2018年09月09日 21:38
