2018年9月26日 シンデレラリーグプレーオフ第1戦

スコア

シンデレラ・リーグ プレーオフ第1戦 名古屋-大阪 ナゴヤドーム(名古屋1勝1敗)
大 阪 000 302 000-5
名古屋 101 000 000-2
(大)○樋口、H大和、諸星、H沢渡、S川澄-鹿島
(名)●甘楽、京良城、早乙女、練祠、真壁-溝渕

戦評

 チャンピオンシップ進出を懸けたプレーオフ初戦。1つ勝てば勝ち抜けの名古屋先発は甘楽、まず五分へ持っていきたい大阪先発は樋口。両チームが誇るエース同士の対決となった。

 試合は序盤からいきなり動く。初回、名古屋は加賀のヒットと豊川のフォアボールでツーアウトながら一・二塁のチャンスを作ると、続く小喬はドロップカーブに上手く合わせて流し打ち。ボールが三遊間を破るとその間に加賀が二塁からホームへ還り名古屋が先制点を挙げる。
 さらに3回、葦川が相手のエラーで二塁まで進むと、送りバントで三進後に須田が変化球をレフト前へ。この当たりで葦川が還り名古屋が追加点を挙げる。

 しかし直後の4回、大阪はカミュがヒットで出塁、さらに盗塁を決め得点圏に進む。続く伊達成実はファーストへのゴロとなるが、三塁への送球がセーフになり一・三塁。チャンスが広がると続く阪宮が変化球を引っ張り打ち。鋭い打球がレフト線へ抜けていくと三塁ランナーは悠々生還、さらに阪宮も二塁へ進み一点差、一打逆転のチャンスを掴む。この場面で続く川浦がシュートをお手本通りのセンター返し。さらにランナーが還り2-2の同点に追いつくとこの後鹿島にもタイムリーが飛び出し大阪が逆転に成功する。

 1点ビハインドとなった名古屋は4回以降もチャンスを作るものの樋口の粘りのピッチングの前にホームが遠い。一方の大阪はそれに応えるように6回、ランナーを一人置いた場面で伊達青葉が甘く入った変化球を真芯で捉える。すると打球はセンター方向へぐんぐん伸びていき、ナゴヤドームのフェンスの遥か上へ。この一撃で貴重な2点を加え、リードは3点に広がる。その裏、樋口は先制タイムリーの小喬にツーベースヒットを浴びピンチを背負うが、後続を三者三振で捻じ伏せ凌ぐとここでお役御免。6回2失点と先発の役目を果たしマウンドを降りる。

 このリードを7回以降は4投手の継投で守り切った大阪がそのまま逃げ切り試合終了。エースの粘投に打線が奮起した大阪が1勝1敗とチャンピオンシップ進出へ逆王手。名古屋は序盤に効率良く得点を挙げたものの、逆転を許した後は打線が繋がらなかった。

責任投手・本塁打

[勝] 樋 口 1勝
[S] 川 澄 1S
[敗] 甘 楽 1敗
[本] 伊 達 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年09月27日 00:19