2018年9月26日 マーメイドリーグプレーオフ第1戦

スコア

マーメイド・リーグプレーオフ1回戦 横浜-札幌 横浜スタジアム
札幌 000 000 101ー2
横浜 100 020 00×ー3
(札)●筑波、御剣すー碓氷、美弥
(横)〇桜葉、H村雨、S馴馬ー高城

戦評

 プレーオフ進出決定戦を経て迎えたプレーオフ1回戦。
 2013年以来のチャンピオンシップを目指す横浜と2年連続プレーオフに進出し、初のチャンピオンシップを狙う札幌の対戦カード。マーメイド・リーグは1位から3位までが大混戦だっただけに、下剋上は多いにあり得る。

 だが、首位横浜打線はそれを簡単には許さない。初回、一死から二番蓬莱の打球が三遊間を強襲。これをショート竹之子が好捕で外野へと抜けるのを阻止するが、ここで悪送球。俊足の蓬莱を得点圏に背負う苦しい展開。
 ここで、三番右川が札幌先発の筑波の外角低めいっぱいいっぱいへと投じられたストレートを、右中間へと弾き返す注文通りの右打ち。俊足の蓬莱が三塁を蹴ってホームインするには十分な当たりであり、横浜がまず1点を先制する。

 更に5回裏。九番高村、一番秋田の連続ヒットの後、三番右川の打球をセカンド海月が判断を誤り野手選択としてしまい一死ながら横浜が満塁のチャンスをつかむ。ここで、四番栗崎が筑波の沈むシンカーを見極めて、押し出しの四球とすると、五番高城がストレートを無理せず流し打ち、これがライトへの犠牲フライとなり、横浜が3点目を加える。

 横浜先発のマ・リーグ防御率3位、奪三振数2位の桜葉は6回を投げて無失点して実績と違わぬ実力を十分に発揮。7回表に札幌の四番海月にソロホームランを被弾しリードを2点差に縮められたが、大崩れせず7回を1失点とゲームメイク。8回にはリリーフ村雨がマウンドに上がり、無失点。横浜としては追加点が欲しいが追加点は6回からを任される御剣すざくが横浜打線をシャットアウト。8回裏終了時でも追加点を許さない。

 そうして迎えるのは9回表。マウンドには当然横浜の守護神、馴馬の姿。しかし、その先頭の三番相川に四球を許す苦しい立ち上がり。続く海月に本日2打点目となるタイムリーツーベースを献上し、横浜のリードはわずかに1点。急に雲行きが怪しくなってくる。二者凡退で二死二塁とするが、竹之子のシングルヒットで二死ながら一三塁の同点のピンチを迎える。
 ここで八番礒江の打球は一二塁間を抜けようかという強烈な打球。しかし、これを横浜の2013年チャンピオンシップを知るベテラン久慈がダイビングキャッチ。セカンドライナーでゲームセット。

 これで首位横浜がリーグ戦さながらの接戦をものにし、2013年以来のチャンピオンシップへの切符を手にした。

責任投手・本塁打

[勝] 桜 葉 1勝
[S] 馴 馬 1S
[敗] 筑 波 1敗
[本] 海 月 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2018年09月27日 02:17