スコア
オープン戦 札幌-熊本 オーヴィジョンスタジアム下関
熊本 000 020 000-2
札幌 000 020 000-2
(熊)曙川、H若林、小村-エヴァ
(札)エロフ、Hオーシェト、H赤井、御堂-美祢
戦評
昨年、プレーオフへ向けて熱いデッドヒートを繰り広げた札幌と熊本のオープン戦。札幌先発はエロフ、熊本先発は曙川。
札幌先発のエロフは初回、上位打線のルーキー3人をきっちり仕留めると、ここを皮切りにパーフェクトピッチングを披露。二年目のジンクスを微塵も感じさせない投球を見せる。対する熊本先発・曙川も危なげなくアウトを重ねていく落ち着いた投球でゼロを並べていく。
その中で先に試合を動かしたのは4回までエロフに完全に沈黙させられていた熊本。姫ノ島がこの試合初めての失投と言えるストレートをライト前へ流し打ちしチーム初ヒットを記録。続くクリスもストレートを逆らわず逆方向へ運ぶ…と綺麗な放物線を描いて打球はそのままライトスタンドへ。主軸の一振りで熊本が好投のエロフから2点を先制する。
しかし去年のデッドヒートを思い出させるかのように札幌が即座に反撃を開始。銀のライトライナーを高村が目測を誤り後逸。ランナーが出塁すると、続くランスがやや厳しいコースのストレートに負けじとフルスイング。芯で捉えた打球はセンター頭上を飛び越えバックスクリーンを直撃。あっという間に試合を振り出しに戻す。
勢いづく札幌は6回、二番手の若林へ集中打を浴びせてワンアウト満塁と勝ち越しのチャンスを作り出す。ここで打席に左キラーの相川を迎えるが熊本ベンチは若林を続投。吉か凶かのこの采配…の結果は若林お得意のスローカーブを相川が引っ掛けファーストへのゴロになると、これが3-4-3のダブルプレーとなりスリーアウト。若林に軍配が上がった。
ピンチを抑えた熊本は最終回、札幌のリリーフエース・赤井からヒットとフィルダースチョイスで一・二塁とこちらも勝ち越し機を迎える。するとここで札幌、赤井を諦めるとこのピンチにルーキー・御堂をマウンドへ送る。この状況をルーキーに託した札幌、すると御堂は全く動じずにコースに決まるストレートを投じ武雷をライトフライ、常磐もファーストゴロに仕留めて役目をキッチリと果たす。
試合はそのままドローとなったが、両チームの若手・ベテランが要所で良い働きを見せるなど調整は上々のようだ。
責任投手・本塁打
[勝] |
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[S] |
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[敗] |
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[本] |
クリス |
1号 |
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ランス |
1号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2019年03月03日 23:40