スコア
マーメイド・リーグ 熊本-横浜2回戦 藤崎台県営野球場(熊本1勝1敗)
横浜 261 002 010-12
熊本 020 010 000-3
(横)○川浜-透野
(熊)●牛島、K.G、犬飼、ナージャ-福田
戦評
ついに開幕3連敗となった横浜。早くもピンチに陥ったチームを救うべく、2013年のドラフトトップ、川浜が先発のマウンドへと上がる。ここ2試合で火が付いた熊本打線を止めることはできるのか!?
対する熊本の先発は牛島。昨季は抑えると味方の援護がなく、味方が援護すると打たれるという試合が続いて1勝に終わった牛島、今年はどうなるか。
1回表、横浜は先頭の戸塚がヒットで出塁するも、今季初マスクとなる熊本・福田が2盗を阻止。早くもイヤな雰囲気が流れる。
しかし2死から和泉が四球で出た後、豊川の打球はバックスクリーン直撃! 困った時に頼れる4番の2ランで、横浜が2点を先制する。
1回裏、川浜はエラーでランナーを出すも気合のピッチングで無失点。
そして2回表、三柴がまたも先頭打者ヒット。ところがここも、福田が2盗を封殺!
しかし今日の牛島は甘い球が多く、透野の内野安打、幕田の四球で2死1・2塁。ここで戸塚がレフトオーバーの2点タイムリー2ベース! 牛島の乱調に乗じて横浜打線がようやく活気づくと、ここから池咲のタイムリー、和泉のヒット、豊川のタイムリー、囲のヒットとめった打ち。最後は三柴がライト線への2点タイムリー2ベースを放ち、この回、なんと6点。序盤にして、横浜が8-0と大量リードを奪う。
熊本も2回裏、2死満塁とすると大塚がセンターへの2点タイムリー。2-8と追い上げる。
しかし3回表、横浜は透野が牛島のVスライダーを完璧に捉え、バックスクリーンへの1号ソロ。9-2と引き離す。
一方の川浜は、牛島とは対照的に球のキレも良く素晴らしい投球内容。
それでも5回裏、食い下がる熊本打線は横川のタイムリーで1点を返して3-9とする。
しかし6回表、2番手でマウンドに上がったK.Gが豊川にデッドボール。一触即発の空気が流れるなか、さらにK.Gは続く囲の打席で暴投。2死2塁とするが、ここで三柴がK.Gの決め球・カゲワニをレフトへと流し打つと打球はスタンドへ! 三柴のプロ初本塁打で、11-3となる。
8回表には、透野が犬飼から、この日2本目のホームランで12-3。
川浜は9回裏になって初めて疲れが見え始めて2死2・3塁のピンチを作るが、それでも最後はトゥーリを今日最速のストレートで空振り三振に取りゲームセット。
横浜が、主砲の一発から始まる猛攻で圧勝し、連敗脱出。
川浜は、初先発で初勝利した2013年6月23日の対熊本戦以来、ひさびさの勝利。しかも9イニングを被安打6・失点3ながらも11奪三振と圧巻の内容で、プロ入り初完投勝利となった。女房役の透野も、その同じ試合以来の本塁打。しかも2本。ちなみに負け投手までその日と同じ牛島となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
川 浜 |
(1勝) |
[S] |
|
|
[敗] |
牛 島 |
(1敗) |
[本] |
豊 川 |
1号②(牛 島) |
|
透 野 |
1号①(牛 島) |
|
三 柴 |
1号②(K.G) |
|
透 野 |
2号①(犬 飼) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年04月17日 01:55