スコア
オープン戦 名古屋-横浜 長良川球場
横 浜 103 300 101-9
名古屋 002 052 000-9
(横)風越、浜野、ルクレツィア、矢作、東田、馴馬-縁鉢、高城
(名)クラウディア、琴吹み、左海、真壁、猪狩、御剣-溝渕、日河
戦評
OP戦二戦目にして早くも前年のリーグ王者同士が激突。名古屋先発はクラウディア、横浜先発は風越のルーキー対決となった。
名古屋先発・クラウディアは初回、秋田を二塁に置いた場面で犬養のライトライナーを山元が後逸。これで秋田が還り先制点を献上すると、さらに3回はヒットと野選で許したランナーを立花のバックスクリーン直撃の一発で還され3失点と味方のミスも重なりいまいち波に乗れない。
一方の横浜先発・風越は2回まで無失点ピッチング。ところがこちらも3回、直前に3ランを放った立花のファンブルを皮切りに二・三塁のピンチを背負うと、まずこちらも新人の浜田にきっちりライトへ犠牲フライを打たれ1点を返上。さらに4番の豊川にストレートを右中間に運ばれさらに1失点。2点差に詰め寄られる。
それでも横浜は4回、森下を二塁に置いた場面で今季野手へコンバートした川浜がライト前へタイムリーヒットを放ち追加点を挙げると、これに秋田が俊足を活かしたスリーベースヒットで続き、犬養がセンターの犠牲フライを決めこの回も3得点。7-2とリードを5点に広げ、クラウディアにプロの洗礼を浴びせた。
しかし今度は名古屋打線が風越に襲い掛かる。5回、2本のヒットとフォアボールで満塁とすると、須田がサークルチェンジを捉えて左中間へ長打コース。これが走者一掃のヒットとなり3点を取り返す。再び2点差に寄られた横浜は、小喬にフォアボールを与えたところで風越を諦めてルーキー・浜野を投入。ところがこちらもフォアボールを与えてしまい再び塁を埋めると、溝渕のショートゴロを川浜がうまく処理しきれずタイムリーエラー。さらにホークに犠牲フライを決められ同点に追いつかれてしまう。
追いついた名古屋は続く6回、ランナーを一人置いた場面で豊川がこの回から登板したルクレツィアの失投を逆方向に運ぶと、そのまま打球はレフトスタンドへ。主砲の一発で名古屋がこの試合初めてのリードを奪う。
だが横浜も簡単に逃がすわけがなく7回、ランナー二塁から代打・右川が真壁のストレートを左中間へ運び一点差に詰め寄ると、最終回には守護神・御剣を相手にツーアウトながら三塁のチャンスで途中出場の高城が執念でストレートをレフト前へ弾き返し、ついに9-9の同点に追いつく。
試合はそのまま同点で試合終了。立花・豊川の四番打者を筆頭に高い得点力を見せた一方で、守備の乱れからの失点が目立つなど互いに課題も見えた一戦となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
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[S] |
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[敗] |
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[本] |
立 花 |
1号 |
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豊 川 |
1号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2019年03月06日 23:23