2019年3月10日 横浜-熊本オープン戦

スコア

オープン戦 横浜-熊本 横浜スタジアム
熊本 000 000 400ー4
横浜 100 003 61×ー11
(熊)多田、鳶嶋、●野留加、大森、小野塚、高倉―葛木
(横)桜葉、〇東田、釜石、原田―高城

戦評

 横浜スタジアムで迎えたオープン戦第3戦。先発は2年目の桜葉。対する熊本は多田が先発。
 試合は初回、1回裏。先頭打者の左田が多田の失投を捉えて二塁打とすると、三番右川が進塁打、四番の七浦が外角低めのフォークを奇麗に右方向へと流し打ち、これが先制適時打となる。
 横浜先発の桜葉が初回以外は先頭打者を許さない安定した投球を見せると、6回裏。二死から横浜打線は2つの失策から一二塁とすると、六番高城、七番蓬莱の連続タイムリーで3点をもぎ取り、4点リードとする。
 十分な打線の援護応えたい桜葉だったが、7回表。ここで急に熊本打線が目覚める。初回以来の先頭打者、五番葛木にヒットを許すと、そのまま盗塁で無死二塁。更に続く六番佐屋木が高めに浮いたフォークを強打し、これが中堅手の頭上を越える適時二塁打でまず1点。更に、七番氏家には四球を許し、一二塁。八番常磐は三振としたところでリリーフの東田にスイッチするが、その東田もピリッとせず。九番クリス、一番NAGIに連続適時打。この回4点で一気に同点とされる。
 しかし、そこで終わらないのが前年リーグ優勝の横浜。直後の7回裏、一死から一番犬養、代打川浜の連打でチャンスメイクすると、三番右川が熊本リリーフの野留加の変化球を中堅方向フェンス直撃の適時二塁打でまず1点。四番宮島の場面では野手選択、五番海月の打球で失策、と守備に強みを持つ熊本に守備の乱れが生じ、この間に2点を奪うと、七番緑鉢がこの回二人目のリリーフ大森から右方向に大きい打球、走者2人が生還してもう2点。三人目のリリーフ小野塚からもアイラが適時打を放ち、なんとこの回6点で一気に突き放す。
 更には、8回に高城がダメ押しとなる適時打を放ち、リードは7点。9回表も原田が三者凡退としてゲームセット。
 互いに打線の繋がりは悪くなく、得点圏打率も悪くなかったが、熊本はチームで3失策と敵にチャンスを与える形に。逆に横浜は盗塁を3つ阻止するなど、敵にチャンスの芽を潰していた。

責任投手・本塁打

[勝] 東田 1勝
[S]
[敗] 野留加 1敗
[本]

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...

投手成績

+ ...
最終更新:2019年03月10日 18:15