スコア
オープン戦 横浜-札幌 横浜スタジアム
札幌 000 005 010-6
横浜 021 200 011X-7
(札)柳生、西園寺、Hオーシェト、Hロティ、山口、御堂、●赤井-美祢
(横)風越、Hルクレツィア、H原田、空恩院、○矢作-七浦
戦評
横浜先発は風越、札幌先発は柳生。
前節で7得点を挙げた横浜打線はこの日も好調。2回、川浜のレフト前ヒットを皮切りに秋田と海月にもヒットが生まれる。川浜がホームで憤死するも、続く蓬莱のヒットで秋田が生還、さらに七浦にもタイムリーヒットが生まれ、この回5者連続ヒットで2点を挙げる。
3回には左田が甘いシュートをファンが待つライトスタンドに叩き込み追加点。4回にもツーアウトながら一・二塁のチャンスで石田が直球を右中間へ運ぶと、この長打コースでランナー2人が一気に生還。ルーキーがチームに更なる援護を与える。この援護に先発・風越も4回までノーヒットピッチングで応え、試合は横浜ペースで進んでいく。
しかし後半に差し掛かってすぐの6回、ここまで沈黙していた札幌が石川・水口のヒットと野選で満塁とすると、4番に座るミコヤンが決して甘いコースでないスライダーに反応すると、芯で捉えた打球はセンターの頭上を遥かに超えバックスクリーンを直撃。4番のグランドスラムで一気に一点差に追い上げると、この一発に動揺したか風越が銀に投じたカーブはすっぽ抜け。これを銀が逃さず掬い上げると今度はレフト方向へ飛んでいきそのままスタンドイン。あっという間に5点差を追いつき風越をKOする。
意気上がる札幌は8回、ツーアウトながら三塁の場面を作ると、ここで代打・碓氷が登場。横浜四番手・空恩院のフォークに食らいつくと、これが三遊間を破るタイムリーヒット。監督自らこの試合初めて横浜からリードを奪い取る。
だがその裏の横浜、ツーアウトながら二・三塁とすると、御堂のストレートを立花が引っ掛けた打球が三塁線に転がるとこれがファールラインを切れず内野安打に。三塁ランナーが還っていたため同点に追いつくと、最終回はランナー一塁からヒットエンドランを敢行。これに左田が赤井のやや真ん中寄りのストレートを打ち返すと打球は左中間真っ二つ。スタートを切っていた一塁ランナーが一気にホームへ還りサヨナラ勝利となった。
横浜は左田と新人の石田が揃ってマルチヒット&複数打点。札幌はミコヤンがチーム唯一のマルチヒットとグランドスラムの4打点。開幕を間近に控え良いアピールとなった。
責任投手・本塁打
[勝] |
矢 作 |
1勝1S |
[S] |
|
|
[敗] |
赤 井 |
1敗 |
[本] |
左 田 |
1号 |
|
ミコヤン |
1号 |
|
銀 |
1号 |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2019年03月21日 13:20