2019年5月5日 札幌-福岡1回戦

スコア

交流戦 札幌-福岡1回戦 どらドラパーク米子市民球場(0勝1敗)
福岡 010 001 002ー4
札幌 000 000 100ー1
(福)〇龍造寺、H祝部、H宇佐美、S高島―皇后崎、斉藤
(札)●八十嶋、西園寺、山口、柳生―美弥

戦評

 マ・リーグ首位をキープし好調な札幌とシ・リーグ2位福岡による交流戦の1回戦。
 札幌の先発はこれまた前回登板で完封と好調の八十嶋、福岡は龍造寺を先発のマウンドへと送る。
 初回は互いに無失点としたが、2回表。一死から福岡の七番茂木が八十嶋の甘くなったシュートを強振し、二塁打とすると、続く皇后崎は四球、迎えた今季ここまで無安打と苦しむ九番緑野が先制の適時安打を放ち、福岡が先制。
 尚も一死一三塁の得点機が続くが、ここは好調八十嶋。しっかりと切り替えて最少失点でこの回を終える。
 すると3回裏には札幌も八番美弥の単打と九番石川の犠打、二番フレイアの単打とで二死ながら一三塁とこれまた得点機を迎える。ここで打席には左投手キラー、巧打の相川が入る。
 なんとか1点を、という場面で龍造寺のストレートを相川が捉え、打球は左翼へ。落ちれば1点という状況で左翼手茂木がダイビングキャッチ。好捕により札幌の得点は阻まれた形に。

 それからは互いの投手が好投を見せ、危なげなく試合が進行。そして6回表。札幌三番アリシアが八十嶋から無死からシュートを確りと捉えてたんだとすると、ルーキーの五番月夜が打席に。ここで福岡はヒットエンドランを敢行。アリシアが好スタートを切り、月夜もまた落ちるスプリットをすくい上げ、打球は左中間を抜ける長打コース。アリシアは三塁ベースを蹴って、一気に生還。1点が重たい試合において、大きな追加点が福岡に入る。
 だが、このままでは終わらないのが好調札幌。7回裏に好投を続けて来た龍造寺から福岡は祝部へとスイッチ。するとその出会い頭に七番銀が失投を一閃。中堅手の頭上遥か上を行く本塁打で反撃の狼煙を上げる。

 しかし、それ以上に今日の福岡は好調だった。本塁打の後、祝部は崩れる事なく、打たせて取る投球でテンポよく7回裏を終えると、8回裏もあっさりと三番手宇佐美があっさりと三者凡退。
 9回表には五番月夜、六番エミーリアのルーキー達による二者連続本塁打で突き放し、9回裏を高島が締めてゲームセット。福岡はこれで4連勝で2位をキープ。エミーリアは嬉しいプロ初本塁打を記録。
 対する札幌は連敗で広島に並ばれる苦しい展開となった。


責任投手・本塁打

[勝] 龍造寺 1勝1敗
[S] 高島 3S
[敗] 八十嶋 1勝1敗
[本] 1号
月夜 3号
エミーリア 1号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2019年05月06日 19:51