2019年6月2日 福岡-大阪3回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-大阪3回戦 楽天生命パーク宮城(福岡3勝)
大阪 004 020 000-6
福岡 504 020 000-11
(大)●アキラ、大和、戸次、アイシャ-鹿島
(福)清水、○低井、最上、大藤、祝部-皇后崎、斉藤

戦評

 九州の反対側、東北・宮城で行われたこの一戦。福岡先発は清水、大阪先発はアキラ。

 初回、東北のファンの前で福岡打線がいきなり爆発。連打とフォアボールでワンアウト満塁として5番・アリシアを迎えると、ストレートをセンター前へ弾き返す。この当たりでランナー2人が還り早々先制すると、この後大友が走者一掃のタイムリーツーベースで2点、その大友を茂木がヒットで還し、初回から大量5点を得る。

 しかしこの大量点に大阪も怯まず3回、ヒットと二者連続フォアボールでツーアウトから満塁のチャンスを作る。続く川浦がストレートを打って三遊間を破るタイムリーヒットで1点を返す。さらに次打者・嘉祥寺も甘めのスクリューをしっかりミートすると打球は右中間奥深くまで到達、これが走者一掃のタイムリーとなり大阪が1点差まで盛り返すことに成功する。
 ところがその裏の福岡、初回に続き満塁と再びアキラを攻めると、皇后崎・野村に連続タイムリーを浴びせ2点を追加する。さらに代わった大和から島津がレフト線を破るタイムリーツーベースで2点を加え、大阪に奪われた4点を瞬く間に埋め合わせる。

 再び5点ビハインドとなった大阪は5回、ランナーを1人置いた場面で3回に反撃の狼煙を挙げた川浦が打席へ。スライダーを上手く引っ張ると、高い弾道で上がった打球はそのままライトスタンドへ消える2ランホームラン。3点差に追い上げ、ここで福岡先発・清水を降板させる。
 しかし福岡がまたしてもその裏、ランナー一塁から皇后崎が大和のSSカーブをバックスクリーンへ叩き込んで再び5点差。取られたらすぐ取り返す攻撃で大阪の勢いを削ぎ続ける。

 その後、福岡は5回途中からマウンドへ上がったリリーフ陣が大阪打線の反撃を許さずに逃げ切り試合終了。16安打11得点の猛攻で勝利し名古屋の背中をぴったりキープした。大阪は6点を奪う反撃を見せたが初回の5失点にそのまま泣く形となった。

責任投手・本塁打

[勝] 低 井 2勝
[S]
[敗] アキラ 1勝2敗
[本] 川 浦 5号
皇后崎 2号


試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2019年06月02日 15:12