2019年8月14日 熊本-広島6回戦

スコア

マーメイド・リーグ戦 熊本-広島6回戦 リブワーク藤崎台球場(1勝5敗)
広島 320 100 020ー8
熊本 000 010 300ー4
(広)〇紫波、H南風原、アニス―二神、ベティ
(熊)●多田、曙川、野留加、高倉、小野塚―法条

戦評

 ここで負ければ今季勝ち越しが消滅する熊本。今季チームで最も安定している多田がマウンドに向かう。
 しかし、その初回。いきなり首位広島の強力打線が多田を捉える。
 あっさりと二死としてから、三番伊集院が四球で出塁すると、続く四番月詠がヒットで続き、五番渡辺が走者一掃の三塁打であっという間に2点を先取。次の六番中桐では失策も絡みもう更に1点。七、八番に四球と調子が狂った多田だったが、九番シカティッチの打球を二塁手常磐が好守。二死満塁のピンチは切り抜ける。
 だが、続く2回表。先頭の青木に二塁打を打たれると、一死二塁から伊集院が多田の緩い球を強振。豪快に振り抜き引っ張った打球はライトスタンド一直線。重たい5点目が熊本に圧し掛かる。

 対する広島先発紫波は好投を見せる。打線が4回表にも月詠が適時打を放つ等、6点の援護を受けて伸び伸びと自身の投球をしていく。5回裏に無死一二塁のピンチを迎えるものの、併殺もあり最少失点で切り抜ける。だが、7回になると疲労の色も見え始め、一死から七番佐屋木に二塁打、八番法条に適時安打、九番葛木に死球を与えた所で二番手にスイッチ。
 二番手南風原が三番武雷に2点適時安打を許すが、それ以上の失点はなく。点差を縮められた直後に月詠が2点適時安打で点差を戻し、反撃を振り切る形でそのままゲームセット。
 首位広島は終盤に差し掛かったこの局面で大きな3連勝。先発紫波もこれで無傷の4連勝。熊本はこのカード2連敗で20敗目と勝ち越しがなくなってしまった。


責任投手・本塁打

[勝] 紫波 4勝
[S]
[敗] 多田 2勝2敗
[本] 伊集院 5号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2019年08月14日 10:39