2019年8月21日 横浜-熊本6回戦

スコア

マーメイド・リーグ戦 横浜-熊本6回戦 横浜スタジアム(3勝3敗)
熊本 010 200 000ー3
横浜 010 004 00×ー5
(熊)●曙川、大森、鳶嶋―法条
(横)〇桜葉、S矢作―高城、七浦

戦評

 今節が終われば残り6節。熊本の先発はここまで勝利のない曙川、本拠地で迎え撃つ横浜は無敗の桜葉が先発。

 初回は共に三者凡退と両投手が上々の立ち上がりを見せるが、2回。
 一死から熊本の五番水沢が二塁打で得点圏に走者を置き、六番氏家が犠打で二死ながら三塁。ここで七番常磐がその期待に応えて適時打を放ち、熊本が先制する。しかし、その直後の2回裏、蟲から四番宮坂がソロホームランで同点とする。
 早速試合は振り出しに戻り、3回は再び両投手の好投が光る。しかし、3回裏一死から失策でピンチを迎えた曙川は二死一三塁の場面、縦のスライダーを三番右川に痛打されるも、先ほど失策の二塁手常磐がミスを帳消しにする好捕でチェンジ。

 すると流れは熊本へ。一死から武雷が桜葉のフォークを見極めて四球で出塁すると、横浜守備陣の失策もあり一死二三塁とすると、六番氏家がすかさずスクイズを決めて熊本が1点を勝ち越すと、七番常磐もセンター返しで熊本がリードを2点とする。
 援護を受けた曙川は4回を三者凡退、5回は八番から一番までの3連打を浴びるも二、三番を凡打に抑える事でリードを守る。幾度ものピンチをなんとか凌いでゆく。
 だが、6回裏。ついに横浜打線が曙川を捉える。二死一塁から七番宮島の打球に対して、熊本守備陣のまさかの一策も絡み、二死満塁のピンチを迎える。ここで九番アイラに厳しいコースへのストレートで打球を詰まらせるが、快足を飛ばしたアイラが一塁セーフ。三塁走者も生還して横浜打線が1点を返す。
 耐えきれず熊本は球数も考え曙川から大森へとスイッチするが、一番森下がその出会い頭のストレートを痛打。走者一掃の適時二塁打として、この回一挙4点。2点差が2点差、今度は横浜がリードして試合は終盤戦へ。

 7回に入って2点のリードをもらった桜葉がギアを上げる。7,8回は被安打1本、奪三振2つと安定した投球で最終回の出番を待つ矢作へと継投リレーを繋ぐ。
 だが、2点リードの9回表を任された矢作は一死から2連打と野手選択とで一死満塁と逆転のピンチを迎えてしまう。ここで打席には代打の葛木。打球は一塁線への強打だったが、これに左田が反応して素早く二塁送球。矢作のベースカバーで一塁もアウトとしてゲームセット。
 横浜先発の桜葉はこれで無傷の3勝目を挙げ、対する曙川はまさかの未だ勝利なしと苦しい状況がまた続いてしまった。


責任投手・本塁打

[勝] 桜葉 3勝
[S] 矢作 11S
[敗] 曙川 5敗
[本] 宮坂 8号

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...

投手成績

+ ...
最終更新:2019年08月22日 00:34