2014年4月23日東京-大阪2回戦

スコア

シンデレラ・リーグ 東京-大阪2回戦 明治神宮野球場(東京1勝1敗)
大阪 002 235 000-12
東京 000 000 200-2
(大)○本庄、馴馬、諸葛-ベティ、黒瀬
(東)●五五一、柳生、対馬、フランシスカ、星菜-牛島、皇后崎

戦評

 前節、劇的なサヨナラ勝ちで連勝を3に伸ばした東京。先発は、前回登板の内容は良く無かった五五一。チームの勢いに乗れるか。
 一方、接戦ながらもあと一歩が届かず3連敗中の大阪は、エース沢渡ではなく今季初登板となる本庄をマウンドへ。本庄の気迫に連敗ストップを賭ける。

 五五一、本庄ともに上々の立ち上がり。2回裏にこの試合両チーム合わせて初安打となる実原のヒット・盗塁から東京がチャンスを作るが無得点。

 3回表、大阪は宇佐美、加賀の連打で無死1・3塁のチャンスを作ると、カミュがスクイズを決めて1点先制。さらに2死1・3塁から、阪宮が2試合連続となる技アリのタイムリー! 前節の負け後も前向きにコメントしていた阪宮が、五五一の決して甘くない球を捉えて見事なタイムリーを放ち、大阪が2点を先制する。

 4回表にも、宇佐美の2ベースで1死2・3塁のチャンスをふたたび作ると、加賀のスクイズ、カミュのタイムリーで2点追加。4-0と大阪がリードを広げる。

 さらに5回表、阪宮のヒットから大阪がふたたびチャンスを作って1死満塁。ライト前ヒットかと思われた鞘ヶ谷の打球は相坂がスライディングキャッチするが、犠牲フライとなり1点追加。そして宇佐美が、五五一の失投を逃さず、右中間を深々と破るタイムリー3ベース! この回3点追加となり、7-0。
 結局五五一はこの日も抑えきれず、5イニング被安打9の失点7でKOとなってしまった。

 一方の本庄は、制球こそ荒れ気味だが、それが東京打線に的を絞らせない結果となり好投。2回以外は2塁も踏ませないピッチングを続ける。

 6回表には東京2番手・柳生がマウンドに上がるが、大阪打線はカミュのヒットから無死1・2類とすると又丸、阪宮が連続タイムリー。さらに2死後、柳生の球が甘く入ってしまうと鞘ヶ谷が2試合連続のホームラン! この回大阪は5点をあげ、ついに12-0となる。

 6回裏、本庄が連続四球を出して無死1・2塁と東京はひさびさのチャンスを作るが、後続が倒れて無得点。本庄のど真ん中への失投を実原が捉え、ライトフェンス際への大飛球が飛んだ時も、阪宮がファインプレーでキャッチ。これで大阪ベンチがさらに盛り上がる場面も見られた。

 7回裏、東京はようやく反撃を開始して1死満塁から相坂が2点タイムリー。しかし、続く乙川のレフトライナーを宇佐美が、実原のレフト線に抜けそうな当たりを又丸が相次ぐファインプレーでアウトにする。6回の阪宮に続いて、この回も大阪野手陣が好守を連発。疲れが見え始めた本庄を支えてみせた。

 その後は両チーム小刻みな継投で無得点となり、12-2のまま試合終了。大阪が猛打爆発で連敗をストップ。東京の連勝も4で止めてみせた。本庄が今季初登板で初勝利。

 東京は、先発・五五一がこの日も期待に応えられず2敗目となった。

責任投手・本塁打

[勝] 本 庄 (1勝)
[S]
[敗] 五五一 (2敗)
[本] 鞘ヶ谷 2号③(柳 生)

試合詳細

+ ...

打撃成績

+ ...

投手成績

+ ...

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年04月23日 22:36