2014年5月4日広島-熊本5回戦

スコア

マーメイド・リーグ 広島-熊本5回戦 広島メモリアルスタジアム(広島2勝3敗)
熊本 006 100 001-8
広島 000 010 140-6
(熊)○若林、H牧野、S真壁-猪狩、黒丸
(広)●アレッタ、秋田、白石-藤瀬、城下

戦評

 ここまで2勝2敗、と五分の戦いが続く、広島-熊本の6連戦。舞台をふたたび広島に戻して、残り2試合が幕を開ける。

 広島の先発はアレッタ。対する熊本は、対広島初戦に敗れたエース・若林がリベンジのマウンドに上がる。

 1回表、制球が定まらないアレッタに対して大塚がヒットで出るも、盗塁失敗。さらに水沢、横川が連打で続くも、武雷が併殺打。拙攻になってしまい、熊本が先制に失敗する。

 2回表も、2死から姫ノ島が3ベースでチャンスを作るが、やはり後続が続かず。
 しかし広島も、1回裏、2回裏とヒット1本は出るが若林を攻め切れない。

 3回表、熊本はまたも2死から横川が2ベース。さらに武雷のヒット、四五七の四球で2死満塁と三度チャンスを作る。
 ここで前田が、レフト前へ巧みなタイムリー! ついに熊本が1点を先制する。
 するとここから、姫ノ島がアレッタの決め球・カットボールを上手く右中間に落とす2点タイムリーで続き、さらに集中力が切れたアレッタのストレートがど真ん中に来たところを、服部が振りぬくや打球はライトスタンドへ! 服部の1号3ランでこの回あっという間に6点が入り、6-0とリードを奪う。

 さらに熊本は4回表も、1死満塁のチャンス。四五七のセカンドライナーこそ葦川のファインプレーで凌いだが、続く前田にアレッタがなんと押し出しデッドボール。姫ノ島の大飛球はセンター岡崎のファインプレーでアウトにしたが、7-0とリードは広がり、アレッタはここでKO。5回からは秋田がマウンドに上がった。

 一方、毎回ヒットこそ打たれるがどうにか抑えていた若林。
 しかし広島も5回裏、1死2塁から葦川がレフト線へのタイムリー2ベース。ようやく1点を返して1-7。

 秋田が好投するなか、広島は6回裏も若林を攻めるが、伊達の併殺打などもあり無得点。7回裏に、葦川が今度はライトへの1号ソロを放ち、やっと2-7とする。

 それでも粘る広島は、8回裏に青木、伊達の連打で無死1・3塁。続く小清水のライト線への当たりをファーストの戦場ヶ原がなんとか抑えてアウトにするも、3塁ランナーがホームインして3-7。
 さらに1死満塁となったところで、途中から守備に入っていた城下が、右中間を深々と破る走者一掃のタイムリー3ベース! 広島が一気に6-7と1点差に迫る。
 ここで熊本はついに2番手・牧野をマウンドへ。しかしバッターは今日大当たりの葦川。牧野のスロースライダーが甘く入り、葦川が振りぬいた打球は高々とライトへ! あわや逆転2ランか、と思われたが、これを大塚がフェンス際でジャンピングキャッチ! タッチアップで2死3塁、とするが、後続が倒れて広島は同点のチャンスを逃す。

 9回表、広島は白石をマウンドに上げるが、ここで前田がバックスクリーンに叩き込む豪快な2号ソロ! 熊本が貴重な追加点をあげ、8-6とリードを広げる。

 9回裏、熊本は抑えの真壁が登板。広島打線を三者凡退にピシャリと抑えて、乱戦にゲームセット。熊本が広島の猛追を振り切り、ふたたび広島に1ゲーム差と迫った。

責任投手・本塁打

[勝] 若 林 (1勝1敗)
[S] 真 壁 (3S)
[敗] アレッタ (1敗)
[本] 服 部 1号③(アレッタ)
葦 川 1号①(若 林)
前 田 2号①(白 石)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2014年05月05日 00:52